** Silver and Gold Dance:music by trf / BLEACH
豪華なホテル?
そんなモノが似合うとは思ってない。
じゃあ、血なまぐささと饐えたにおい?
そんなのも似合っても困る。
とれたホテルは最上級のホテルの最上階。
インペリアルスィート。
「あたし達にはこんなの似合わないわよ?」
そう言う口に黙って口づける。
絡まる濃厚さに、この後の事を悟って体を離す。
「何するつもり?」
「何ってナニ?」
「冗談、よして」
そういって口唇をぬぐう彼女の姿はあまりにも美しい。
「冗談あらへんよ。冗談でこんなことせん。乱菊がほしいから、手に入れようとしてこうしてるだけ」
「そんなくだらない事考えてこんなところに連れてきたの?」
「そうだといったら」
「殴っていい?」
「そらこまるなぁ」
口元をゆがませてほほえめば彼女はますます身を固くする。
「きれいな髪」
一歩近づいて、彼女の顔にかかる髪に手を触れる。
「柔らかいな…やっぱり」
「何が言いたのよ?」
彼女の言葉に首をかしげる。
「銀色のきらきらお星様みたいな目持ってる君に、日の光のせいでしか輝けへん金の月をあげようとおもって」
「できない事はやめて」
「そりゃ、ざんねん」
もういっぺん口づける。
今度はその先も君に。
「………ッッ」
「乱菊、たまには名前呼んで」
「殺すっ」
「そ?」
崩れ落ちて、髪を散らして乱す君と。
怒らせて、怒ってれば気が済むから。
そのかわり、この夜は、夢のままに………。
そんなモノが似合うとは思ってない。
じゃあ、血なまぐささと饐えたにおい?
そんなのも似合っても困る。
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「どうするの?」とれたホテルは最上級のホテルの最上階。
インペリアルスィート。
「あたし達にはこんなの似合わないわよ?」
そう言う口に黙って口づける。
絡まる濃厚さに、この後の事を悟って体を離す。
「何するつもり?」
「何ってナニ?」
「冗談、よして」
そういって口唇をぬぐう彼女の姿はあまりにも美しい。
「冗談あらへんよ。冗談でこんなことせん。乱菊がほしいから、手に入れようとしてこうしてるだけ」
「そんなくだらない事考えてこんなところに連れてきたの?」
「そうだといったら」
「殴っていい?」
「そらこまるなぁ」
口元をゆがませてほほえめば彼女はますます身を固くする。
「きれいな髪」
一歩近づいて、彼女の顔にかかる髪に手を触れる。
「柔らかいな…やっぱり」
「何が言いたのよ?」
彼女の言葉に首をかしげる。
「銀色のきらきらお星様みたいな目持ってる君に、日の光のせいでしか輝けへん金の月をあげようとおもって」
「できない事はやめて」
「そりゃ、ざんねん」
もういっぺん口づける。
今度はその先も君に。
「………ッッ」
「乱菊、たまには名前呼んで」
「殺すっ」
「そ?」
崩れ落ちて、髪を散らして乱す君と。
怒らせて、怒ってれば気が済むから。
そのかわり、この夜は、夢のままに………。
**後書き:………なんすかこれは、と自分でつっこみ入れたい気分……。
ギンは裏切り者の裏切り者でも、大ボスでもどっちでもありだよなぁ〜と24巻読んでそう思う今日この頃。
ギンは裏切り者の裏切り者でも、大ボスでもどっちでもありだよなぁ〜と24巻読んでそう思う今日この頃。