** PARTY DOWN:music by 北城桃子 / まじっく快斗
花火を打ち上げる。
この為に用意した何発もの花火。
全ての目をこれに集中させる為。
さ〜て、パーティーの始まりだぜ?
爆音を響かせて。
だれもがそれに釘付けになる。
「快斗のバカ〜〜〜〜!!!」
花火が打ち上がる音に紛れて叫んだって気付きもしない。
「誰が、バカだって?」
背後から声が掛かって振り向こうとしてもさせてくれない。
「お待たせしました、青子さん」
気障な節回しで腕が前にまわる。
視線に入る腕は白に彩られてる。
ビル風の音に紛れてマントがはためいてるのが分かる。
まだ、花火はなりやまない。
「何よ」
「季節外れの花火パーティー。派手なもんでしょう?」
なんて口調は未だ作ったままだ。
「怒ってるんだけど」
「許してもらえませんか?」
「だから、知らないって言ってるでしょう?」
「何を?」
「快斗のバカ!!キッドのバカ!!!」
八つ当たりも適当に、花火に見とれる。
「このまま共に参りませんか?」
「嫌だって言ったら?」
そう言って奴の顔がある方に自分の顔を向ければ視界に入るのは困った表情。
「どうしましょうか?」
そう言う口調はどこか楽しそうで、ヤッパリ腹が立つ。
「好きにしても?」
「嫌だって言っても、どっかのバ快斗は青子の話ちっとも聞いてくれないもん」
「アホ子ちゃんが聞いてくれないだけ」
そう言ってからかう声が耳に優しいから、花火パーティーって言うのちょっとは楽しんでもいいかななんて。
少しだけ、顔が緩んだら、それに快斗は目ざとく見つける。
「オッケーって事だな」
そう言って青子の事を抱き上げる。
「何するのよっっ」
「パーティーの光の中、飛行するって言うのどう?」
「あ、青子の事も巻き込むのぉ?」
「巻き込むって…ずっと待っててくれたお礼」
「待ってないもん」
「まぁ、そう言わずに」
そう言ってキッドはマントをハンググライダーにしてビルから飛び出す。
「きゃ〜〜〜怖いよぉっっ」
「いつも飛んでるじゃん」
「この高さじゃないってばぁ〜」
「じゃあ、慣れるって事で」
「いや〜〜〜」
高所恐怖症になったら絶対バ快斗のせいだ!!!
そう言ってもきっと快斗は笑って
「オレが、直してやるよ」
なんてさりげなく言うんだ。
「花火パーティーはまだまだ終わらないって事で」
いや〜〜。
この為に用意した何発もの花火。
全ての目をこれに集中させる為。
さ〜て、パーティーの始まりだぜ?
******
大輪の花火が夜空を彩る。爆音を響かせて。
だれもがそれに釘付けになる。
「快斗のバカ〜〜〜〜!!!」
花火が打ち上がる音に紛れて叫んだって気付きもしない。
「誰が、バカだって?」
背後から声が掛かって振り向こうとしてもさせてくれない。
「お待たせしました、青子さん」
気障な節回しで腕が前にまわる。
視線に入る腕は白に彩られてる。
ビル風の音に紛れてマントがはためいてるのが分かる。
まだ、花火はなりやまない。
「何よ」
「季節外れの花火パーティー。派手なもんでしょう?」
なんて口調は未だ作ったままだ。
「怒ってるんだけど」
「許してもらえませんか?」
「だから、知らないって言ってるでしょう?」
「何を?」
「快斗のバカ!!キッドのバカ!!!」
八つ当たりも適当に、花火に見とれる。
「このまま共に参りませんか?」
「嫌だって言ったら?」
そう言って奴の顔がある方に自分の顔を向ければ視界に入るのは困った表情。
「どうしましょうか?」
そう言う口調はどこか楽しそうで、ヤッパリ腹が立つ。
「好きにしても?」
「嫌だって言っても、どっかのバ快斗は青子の話ちっとも聞いてくれないもん」
「アホ子ちゃんが聞いてくれないだけ」
そう言ってからかう声が耳に優しいから、花火パーティーって言うのちょっとは楽しんでもいいかななんて。
少しだけ、顔が緩んだら、それに快斗は目ざとく見つける。
「オッケーって事だな」
そう言って青子の事を抱き上げる。
「何するのよっっ」
「パーティーの光の中、飛行するって言うのどう?」
「あ、青子の事も巻き込むのぉ?」
「巻き込むって…ずっと待っててくれたお礼」
「待ってないもん」
「まぁ、そう言わずに」
そう言ってキッドはマントをハンググライダーにしてビルから飛び出す。
「きゃ〜〜〜怖いよぉっっ」
「いつも飛んでるじゃん」
「この高さじゃないってばぁ〜」
「じゃあ、慣れるって事で」
「いや〜〜〜」
高所恐怖症になったら絶対バ快斗のせいだ!!!
そう言ってもきっと快斗は笑って
「オレが、直してやるよ」
なんてさりげなく言うんだ。
「花火パーティーはまだまだ終わらないって事で」
いや〜〜。
**後書き:歌は英語ですが和訳を読んでたらヤッパリ、パーティーと言えば、キッド様かなぁ〜なんてそんな事を思ってみたりして。