** Just Like Paradise:music by TMN / ワンピース
「宴だ〜〜〜〜〜〜」
ご飯お腹いっぱい食べたルフィがそう叫ぶ。
「宴だ〜〜〜」
誰もが叫ぶ。
全てが終わったスカイピア。
誰も、今の喜びを邪魔することなく大騒ぎと言う名の宴が始まる。
キャンプファイアーの火は衰えることを知らない。
赤々とスカイピアの夜を照らす。
「疲れた?」
そう聞けば
「そんなこと無いです」
とコニス。
「そう言ってられるのも今のうち。あいつら騒ぐの好きだから当分続くわよ?」
「今は嬉しいから良いんです」
私の言葉にコニスはそう答えた。
スカイピアの敵はいなくなった。
前のようにルフィが楽しそうに騒いでる。
前のようにウソップがまたウソをついている。
そのウソに驚いてるのはチョッパーや海(青海)を知らないこの国の人々。
その風景は前見たときにはなかったものだ。
サンジくんは軟派してるし、ゾロやロビンはゲリラ(シャンディアの人たち)と飲み交わしてる。
その景色は前も見た、ロビンは居なかったし飲み交わしてる人は違うけど。
「こんな風に笑ったのは久しぶりです」
「これからは好きなときに笑えるわ。大騒ぎだってし放題よ」
「そうですね」
アタシは、あのときは居なかった。
一人で喜びをかみしめて、肩の傷を治して貰って、墓参りして、それから何したっけ?
忘れちゃいけないと思ってるのに、そのことだけが嬉しくてほとんど覚えてない。
1年も前の話じゃないのに。
「私のこの肩、前には違うの物が彫ってあったの」
唐突に言った言葉にコニスは首をかしげる。
「何が、合ったんですか?」
その言葉は意味が二つとれる。
どんなのが彫ってあったか、なんでそれが合ったのか、そして消えたのか。
「前は嫌いな奴の印が彫ってあった。私はその嫌いな奴の仲間だった。仲間だったなんて言葉は使いたくないわね。私はそいつの仲間だったなんて思ったこと無かったし、そいつも私を仲間だと思ってなかったし」
「ナミさん…」
「でもね、ルフィが…皆が助けてくれたの。スカイピアの様に。そのときに変えたの」
「でも、旗についてる印じゃないですね」
その言葉に私は苦笑する。
何度も聞かれた言葉。
ビビにも、それからチョッパーにも、ロビンにも。
「これね、私が大切なものなの。私の親みたいなものかな」
みかんのメリーベルさんと風車のゲンさん。
それを意味してる。
「それに、私海賊じゃないもん」
そう答えてる。
「でも、ルフィさん達と同じ船に」
「そうね」
ここから先は言ったことが無い。
今まではずっと誤魔化してた。
自分の気持ち。
でも、今ははっきりと言える。
「私は、ルフィの航海士だから。あいつが海賊だから、私はあいつのそばにいるの。だから私はルフィの船に乗ってる。だって、航海士は私じゃなくちゃいやだって言うのよ」
「ナミさん、顔が笑ってます」
「分かってるわよ」
「素直じゃないんですね」
それも分かってるわよ〜〜。
「ナミ、食わねえのか?」
「は?!」
いきなり影になったと思ったら降ってきた声。
そして差し出されてるのはルフィが食べてるお肉。
「あんたみたいに私の胃は底なしじゃないのよ!
「そうか?」
「限度って物をしって限度って物を」
「分かった」
そう言ってルフィは口にお肉を運ぶ。
「だから、言ってるそばから食うな!!!」
「うげ」
「クスクスクス」
そばで見てたコニスが笑う。
それにつられて私もルフィも笑う。
空は星も見えないほどに赤く染められていて。
その赤は喜びの赤。
誰もが舞い踊る炎にその島での最後の時が近いことを教えてくれた。
ご飯お腹いっぱい食べたルフィがそう叫ぶ。
「宴だ〜〜〜」
誰もが叫ぶ。
全てが終わったスカイピア。
誰も、今の喜びを邪魔することなく大騒ぎと言う名の宴が始まる。
******
「宴は楽しいですね」キャンプファイアーの火は衰えることを知らない。
赤々とスカイピアの夜を照らす。
「疲れた?」
そう聞けば
「そんなこと無いです」
とコニス。
「そう言ってられるのも今のうち。あいつら騒ぐの好きだから当分続くわよ?」
「今は嬉しいから良いんです」
私の言葉にコニスはそう答えた。
スカイピアの敵はいなくなった。
前のようにルフィが楽しそうに騒いでる。
前のようにウソップがまたウソをついている。
そのウソに驚いてるのはチョッパーや海(青海)を知らないこの国の人々。
その風景は前見たときにはなかったものだ。
サンジくんは軟派してるし、ゾロやロビンはゲリラ(シャンディアの人たち)と飲み交わしてる。
その景色は前も見た、ロビンは居なかったし飲み交わしてる人は違うけど。
「こんな風に笑ったのは久しぶりです」
「これからは好きなときに笑えるわ。大騒ぎだってし放題よ」
「そうですね」
アタシは、あのときは居なかった。
一人で喜びをかみしめて、肩の傷を治して貰って、墓参りして、それから何したっけ?
忘れちゃいけないと思ってるのに、そのことだけが嬉しくてほとんど覚えてない。
1年も前の話じゃないのに。
「私のこの肩、前には違うの物が彫ってあったの」
唐突に言った言葉にコニスは首をかしげる。
「何が、合ったんですか?」
その言葉は意味が二つとれる。
どんなのが彫ってあったか、なんでそれが合ったのか、そして消えたのか。
「前は嫌いな奴の印が彫ってあった。私はその嫌いな奴の仲間だった。仲間だったなんて言葉は使いたくないわね。私はそいつの仲間だったなんて思ったこと無かったし、そいつも私を仲間だと思ってなかったし」
「ナミさん…」
「でもね、ルフィが…皆が助けてくれたの。スカイピアの様に。そのときに変えたの」
「でも、旗についてる印じゃないですね」
その言葉に私は苦笑する。
何度も聞かれた言葉。
ビビにも、それからチョッパーにも、ロビンにも。
「これね、私が大切なものなの。私の親みたいなものかな」
みかんのメリーベルさんと風車のゲンさん。
それを意味してる。
「それに、私海賊じゃないもん」
そう答えてる。
「でも、ルフィさん達と同じ船に」
「そうね」
ここから先は言ったことが無い。
今まではずっと誤魔化してた。
自分の気持ち。
でも、今ははっきりと言える。
「私は、ルフィの航海士だから。あいつが海賊だから、私はあいつのそばにいるの。だから私はルフィの船に乗ってる。だって、航海士は私じゃなくちゃいやだって言うのよ」
「ナミさん、顔が笑ってます」
「分かってるわよ」
「素直じゃないんですね」
それも分かってるわよ〜〜。
「ナミ、食わねえのか?」
「は?!」
いきなり影になったと思ったら降ってきた声。
そして差し出されてるのはルフィが食べてるお肉。
「あんたみたいに私の胃は底なしじゃないのよ!
「そうか?」
「限度って物をしって限度って物を」
「分かった」
そう言ってルフィは口にお肉を運ぶ。
「だから、言ってるそばから食うな!!!」
「うげ」
「クスクスクス」
そばで見てたコニスが笑う。
それにつられて私もルフィも笑う。
空は星も見えないほどに赤く染められていて。
その赤は喜びの赤。
誰もが舞い踊る炎にその島での最後の時が近いことを教えてくれた。
**後書き:空島話。コニスとナミの話。
書いたら結構良い感じ。
ルフィは、ナミとコニスの会話聞いてたらいいよ。
書いたら結構良い感じ。
ルフィは、ナミとコニスの会話聞いてたらいいよ。