** Foot Step:music by / CITY HUNTER
「大丈夫か〜」
間延びした声で男は女に声を掛ける。
「なんでそんなに緊張感がないのよ」
「やってることいつもと変わりないし?」
「あーん、アタシってばなんでこんな男1stに選らんじゃってんだろう?!」
「上が認めなかったら無理だったんだ。文句は冴子と玲華に言うんだな」
「言わせて貰うわよ!」
アタシは、そのアンカーで2ndを努めている。
あ、詳しくは、Originalページのアンカー辞書に行けば判ると思うわ。
よろしくね。
「って何宣伝してんだよ。緊張感がないのはお前だろ?」
「先に潜入したアタシに間延びした声で近寄ってきた撩の方が緊張感が無いわよ」
「何言ってんだ、先に潜入って敵に見つかって捕まっただけじゃねえか」
う、っっ人が気にしてることをっっ。
でもそれを表に出したら何言われるかたまったもんじゃないから黙っておく。
「そ、それはっっ。敵を油断させて捕まった振りしただけよ。撩の助けが無くたってねぇ一人で抜け出せたわよ」
「へいへい。おまぁは鈍器具現化の特能者だもんな?」
「こんなのも出せるわよ」
マジックみたいに手榴弾出してみた。
つい最近、出来るようになったのよねぇ〜。
爆弾召還も出来るようになっておくべきだと思ったのよ。
「おま、何手榴弾出してんだよ」
「何って、抜け出すとき便利よ」
扉壊したり、屋敷壊してみたり、催涙弾だったら涙流せてみたり〜。
「香、頼むからおとなしくしててくれ」
「えぇ〜それじゃあ、せっかく出来るようになった意味がないじゃない」
「意味って言う問題じゃないから」
「何よぉ〜」
撩のバカ。
ほめてくれるぐらい良いじゃない。
「………お前達、さっきから聞いていれば、緊張感が無いのは、お前達二人の事を言うんじゃないのか?ここは敵地のど真ん中だと言うことを忘れてやしないか?」
「あ、アニキ〜」
うっかり忘れてたけど、今潜入中&脱出中で。
ここの地下にとらわれていたアタシを助けに来たのは撩だけじゃなくアニキも一緒で。
ついでに〜破壊活動&資料奪取?してる最中だったのよねぇ〜。
「俺ちゃんと緊張感あるぜぇ〜なぁ」
「アタシだってあるわよねぇ」
静かな怒りを発してるアニキにアタシと撩は必死になって弁解する。
アニキが怒ると怖いのはもちろん承知済みだ。
「だったら良いんだがな。作戦をもう一度告げるぞ」
アニキの言葉にアタシと撩は神妙にうなずく。
作戦立案はアニキで、実行はアタシと撩だけだったんだけど。
まぁ、予定は決定にあらずって事で、まぁ、いろいろねぇあははははぁ。
「いいな。二人とも」
「了解!!今回は槇ちゃんのアシストに徹するとしますか」
「任せておいてアニキ。アタシと撩がいるんだから安心して資料奪取してきてね」
アタシと撩がいれば天下無敵なんだからさ。
「それが心配なんだが」
「なんか言った?」
「いや。ともかく後ろは任せたぞ?」
「了解!」
アニキは一瞬の隙を付きこの場から離れる。
「んじゃ、いっちょ行きますか」
「了解。で、どうする。投げとく?」
と手に持つ手榴弾を撩に見せる。
「火薬少なめにな」
「おーけー」
間延びした声で男は女に声を掛ける。
「なんでそんなに緊張感がないのよ」
「やってることいつもと変わりないし?」
「あーん、アタシってばなんでこんな男1stに選らんじゃってんだろう?!」
「上が認めなかったら無理だったんだ。文句は冴子と玲華に言うんだな」
「言わせて貰うわよ!」
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アンカーとは要人警護、潜入捜査、をメインとした工作員の正式名称だ。アタシは、そのアンカーで2ndを努めている。
あ、詳しくは、Originalページのアンカー辞書に行けば判ると思うわ。
よろしくね。
「って何宣伝してんだよ。緊張感がないのはお前だろ?」
「先に潜入したアタシに間延びした声で近寄ってきた撩の方が緊張感が無いわよ」
「何言ってんだ、先に潜入って敵に見つかって捕まっただけじゃねえか」
う、っっ人が気にしてることをっっ。
でもそれを表に出したら何言われるかたまったもんじゃないから黙っておく。
「そ、それはっっ。敵を油断させて捕まった振りしただけよ。撩の助けが無くたってねぇ一人で抜け出せたわよ」
「へいへい。おまぁは鈍器具現化の特能者だもんな?」
「こんなのも出せるわよ」
マジックみたいに手榴弾出してみた。
つい最近、出来るようになったのよねぇ〜。
爆弾召還も出来るようになっておくべきだと思ったのよ。
「おま、何手榴弾出してんだよ」
「何って、抜け出すとき便利よ」
扉壊したり、屋敷壊してみたり、催涙弾だったら涙流せてみたり〜。
「香、頼むからおとなしくしててくれ」
「えぇ〜それじゃあ、せっかく出来るようになった意味がないじゃない」
「意味って言う問題じゃないから」
「何よぉ〜」
撩のバカ。
ほめてくれるぐらい良いじゃない。
「………お前達、さっきから聞いていれば、緊張感が無いのは、お前達二人の事を言うんじゃないのか?ここは敵地のど真ん中だと言うことを忘れてやしないか?」
「あ、アニキ〜」
うっかり忘れてたけど、今潜入中&脱出中で。
ここの地下にとらわれていたアタシを助けに来たのは撩だけじゃなくアニキも一緒で。
ついでに〜破壊活動&資料奪取?してる最中だったのよねぇ〜。
「俺ちゃんと緊張感あるぜぇ〜なぁ」
「アタシだってあるわよねぇ」
静かな怒りを発してるアニキにアタシと撩は必死になって弁解する。
アニキが怒ると怖いのはもちろん承知済みだ。
「だったら良いんだがな。作戦をもう一度告げるぞ」
アニキの言葉にアタシと撩は神妙にうなずく。
作戦立案はアニキで、実行はアタシと撩だけだったんだけど。
まぁ、予定は決定にあらずって事で、まぁ、いろいろねぇあははははぁ。
「いいな。二人とも」
「了解!!今回は槇ちゃんのアシストに徹するとしますか」
「任せておいてアニキ。アタシと撩がいるんだから安心して資料奪取してきてね」
アタシと撩がいれば天下無敵なんだからさ。
「それが心配なんだが」
「なんか言った?」
「いや。ともかく後ろは任せたぞ?」
「了解!」
アニキは一瞬の隙を付きこの場から離れる。
「んじゃ、いっちょ行きますか」
「了解。で、どうする。投げとく?」
と手に持つ手榴弾を撩に見せる。
「火薬少なめにな」
「おーけー」
**後書き:アンカー版CHですよ。
アンカー版のメリットはアニメ表現が小説に本気で表すことが出来るって事。
&、アニキが生きてるって事!!!
です。
原作みたいにアンカーの宣伝もしてみたり。
アンカー版のメリットはアニメ表現が小説に本気で表すことが出来るって事。
&、アニキが生きてるって事!!!
です。
原作みたいにアンカーの宣伝もしてみたり。