Poetry - Lovers

Lovers - No.114

満月


今までは貴方と見てた夜空を、この頃独りで見ている。
細くてきれいな月も。
たくさん流れていた星も。

でも今。
貴方と2人でまぁるい月を見てる。
街の街灯なんていらないくらい優しく照らしている月。
その月が雲に隠れる瞬間。
私達はキスをする。

貴方は私の「彼氏」ではなく、
私は貴方の「彼女」ではない。

曖昧な私達の関係。


Written by 美
- 2002.09.20 -


■ 美@作者

久しぶりに元彼と会いました。付き合っていた頃の思い出話なんてしながら思いついたのがコレです。元彼とみる空は必ず綺麗だった気がします。


■ チョコ@管理人

満月の光は人を狂わす魔性の光
冗談です(笑)。ちょっと言ってみたかっただけ(笑)。それはさておき、チョコも元彼女さんと二人で会ったらこんな感じになるんでしょうかねー。他のみなさんはどうなんでしょう。この詩とはあまり関係ないけど、例えばそれがどんな別れ方で、すごく辛い終わり方をした恋でも、時が経つとそれが何故かみな楽しかった思い出に感じること、ありませんか?この詩のようなことがあるとすれば、それは思い出の中の二人と今の二人を重ね合わせているのかもしれないですね。


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