岩手県盛岡市の「盛岡三大麺」の1つの「白龍(ぱいろん)」のスープが全くない「盛岡じゃじゃ麺」(うどん)

2015(平成27)年5月16日
2015(平成27)年5月25日改訂

 岩手県盛岡市の「盛岡三大麺」と言えば,「わんこそば」,「盛岡冷麺」,そして「盛岡じゃじゃ麺」です。

 「盛岡冷麺」のことは,2013(平成25)年2月19日盛岡の「ぴょんぴょん舎」の「盛岡冷麺」(岩手県)でご紹介しました。

 今回は,「盛岡じゃじゃ麺」をご紹介します。

 「盛岡じゃじゃ麺」は,元祖店の「白龍(ぱいろん)」の初代店主が戦前旧満州で味わった「炸醤麺(ジャージアンミエン)」を盛岡の人達向けにアレンジしたのが発祥とのことです。

 「盛岡じゃじゃ麺」の特徴は,全くスープがない麺であることです。

 うどんと平たいきしめんのあいのこのような麺に肉味噌がトッピングしてあるだけです。

 もっともトッピングされている具材は,キュウリのざく切りと紅生姜とおろし生姜も添えてあります。

 麺の食感は,独特で柔らかいがモッチリした歯ごたえがあります。

 讃岐うどんのようなコシとも違うモッチリした独特の食感です。

 茹(ゆ)でたてのアツアツの麺がでてきます。

 麺の上にトッピングされている肉味噌は,仙台味噌に黒ゴマ,シイタケ等約15種類の具材を加えた秘伝の味噌だそうです。

 その肉味噌をアツアツの麺にひたすら混ぜ込んでからいただきます。

 そのときに,自分好みに色々な調味料を加えてカスタマイズします。

 私は,カウンターの隣に座った地元の人に教えてもらい,ラー油,コショウ,酢,おろしニンニクをたっぷり加えて食べました。

 スープが全くなくても,素朴だが複雑な味の肉味噌がからみ,ピリ辛でニンニクと酢が効いたモッチリした麺はとても美味しくアッという間に完食しました。

 完食した器に,テーブルやカウンターに置いてある生卵を割って入れて箸でかき混ぜ,調理場の人に「チータンタン」と頼むと(このとき器に自分の箸を添えるのが作法のようです。),調理場の人がその器に麺の茹で湯を入れて肉味噌を加えてくれます。

 即席のアツアツのかき玉子スープでこれも美味しいです。

 「盛岡じゃじゃ麺」は普通盛り(チータンタン抜き)で550円です。

 「チータンタン」が50円です。

 「チータンタン」をいれると600円になります。

 とてもリーズナブルです。

 「白龍」本店の電話番号は,019-624-2247です。

 なお,「うどん」に関しては,2014(平成26)年5月13日秋田県由利本荘市特産の「ゆり根うどん」と、2012(平成24)年10月20日群馬県桐生市の「ひもかわうどん」の「ふる川」で,ご紹介しています。

 また,麺で共通の「ラーメン」に関しては,2015(平成27)年5月11日山形県長井市の「まる久」の馬肉チャーシューが入った「馬肉支那そば」(ラーメン)でご紹介しています。

 更に,「日本そば」に関しては,2015(平成27)年5月6日山形県西川町の「月山銘水館」及び「水沢温泉館」隣の「蛙の子(かえるのこ)」の絶品「鴨(かも)そば」でご紹介しています。

 そして,岩手県に関係する食品では,2013(平成25)年2月19日岩手県のバナジウム天然水の「いわて八幡平の大湧水」と,2013(平成25)年2月19日岩手県の小岩井農場の「小岩井農場厳選素材カレー・小岩井クリームチーズカレー」と,2013(平成25)年2月19日岩手県の「安比高原牧場のむヨーグルト」と,2013(平成25)年2月19日盛岡の「ぴょんぴょん舎」の「盛岡冷麺」(岩手県)と,2013(平成25)年2月19日岩手県の「安比高原スキー場の「八幡平・安比ゆきフェステイバル2013」期間限定の「雪だるまチョコレートシュークリーム」と,2012(平成24)年5月30日盛岡の石割桜(いしわりざくら)のゴーフル「石割桜」(岩手県)と,2010(平成22)年9月20日岩手県九戸郡種市(たねいち)のウニづくし膳,ホヤづくし膳,牛乳瓶入り生ウニでご紹介しています。


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