沖縄県のブランド豚「あぐー豚」の「沖縄あぐーカレー」
沖縄県のブランド豚の「あぐー豚」は、沖縄固有の貴重な在来種の豚で、約600年前に中国から運ばれてきた豚が起源とされているようです。
しかし、第二次世界大戦での敗戦で沖縄が焦土と化し、また、「あぐー豚」が産子数が少なく、発育速度が遅く、小型で脂身が多いことから、豚の品種改良がなされたので「あぐー豚」が激減して絶滅の危機に瀕(ひん)しました。
その後「あぐー豚」の保存活動が始まり、約10年の歳月を要してようやく「あぐー豚」を復活させることが出来たとのことです。
「あぐー豚」は、全身黒色で小型で脂身が多く1頭からとれる肉の量が少ないとのことです。
しかし、「あぐー豚」の肉のグルタミン酸やアミノ酸等の旨味成分が一般の豚肉の約3倍あり、コレステロールが一般の豚肉の4分の1しかなく、しかも、コラーゲンがたっぷりで、肉が柔らかく臭みが少なくアクが出にくい特徴があります。
その「あぐー豚」をたっぷり使った「沖縄あぐーカレー」(380円)を、沖縄県那覇市おもろ町のスーパーマーケット「サンエー那覇メインプレイス店」(電話番号098-951-3300)で購入しました。
「沖縄あぐーカレー」は、沖縄本島北部の山原(やんばる)で育てた沖縄県産の「あぐー豚」を贅沢に使ったカレーで大粒の豚肉がゴロゴロ入っています。
そして、豚肉の濃い旨味があります。
カレールーは本格的なスパイシーな味付けでコクがあり、とても上質なレトルトカレーです。値段もリーズナブルで嬉しいです。
製造者は、沖縄ハム総合食品株式会社(電話番号0120-881-300)です。
なお、スペインのブランド豚の「イベリコ豚」のことは、2011(平成23)年12月10日スペインの生ハムの最高峰「べジョータ」で、中国の金華豚のことは2011(平成23)年6月28日山形市の平田牧場の平牧金華豚ロースカツ膳で、平田牧場の三元豚のことは、2012(平成24)年5月17日山形県の平田牧場の「平牧三元豚純粋コラーゲン入り特製カレー」で、山形県山辺町の舞米豚(まいまいとん)のことは、2013(平成25)年3月31日山辺町(やまのべまち)の「舞米豚(まいまいとん)トマトカレー」で、新潟県の「にいがたうんめ豚」のことは、2013(平成25)年1月28日新潟の「にいがたうんめ豚えちご特産カレー」で、新潟県の「もち豚」のことは、2011(平成23)年2月15日新潟県の栃尾名物のジャンボ油揚(あぶらあげ)ともち豚ギョウザで、富山県の黒部名水ポークのことは、2013(平成25)年10月12日立山の室堂ターミナルの室堂限定「ムロまん(名水ポークの豚まん)」でご紹介していますのでご覧ください。