山形県酒田市(旧松山町)にある老舗菓子店「酒田屋」の、沖縄県産の黒糖が皮とこし餡に練り込まれた、上品な甘さと滑らかな口当たりの「利休(りきゅう)まんじゅう」(饅頭)

2016(平成28)年8月4日

 今回は、山形県酒田市(旧松山町)にある1830(天保元)年創業の老舗菓子店「酒田屋」の、沖縄県産の黒糖が皮とこし餡に練り込まれた、上品な甘さと滑らかな口当たりの「利休(りきゅう)まんじゅう」をご紹介します。

 「利休まんじゅう」は、千利休の名にちなんで名付けられた饅頭で、茶会の際に茶菓子として出されることを由来とする和菓子とのことです。

 多くは蒸し饅頭で、皮に黒糖を用いるようです。

 黒糖の産地の奄美大島にちなんで「大島饅頭」とも呼ばれるようです。

 「利休まんじゅう」と名付けられた饅頭は、山口県や三重県、島根県、広島県、静岡県、栃木県などにあるようで、山形県酒田市の「酒田屋」の「利休まんじゅう」もその一つです。

 「酒田屋」の「利休まんじゅう」は、皮に良質の沖縄県産の黒糖が練り込まれていてしっとりしていて黒糖のコクと香りがします。

 中のこし餡は、北海道産の良質な小豆を使用しており、それにも良質な黒糖が練り込まれ黒糖の味が効いていてコクがあって滑らかで上品な甘さがあり美味しい饅頭です。

 「酒田屋」の「利休まんじゅう」は、第21回全国菓子大博覧会において名誉大賞を受賞したそうです。

 「酒田屋」の「利休まんじゅう」は、1個70円です。

 「酒田屋」の電話番号は、0234ー62ー2063です。

 

 なお、「饅頭(まんじゅう)」に関しては、

2016(平成28)年7月22日福島県郡山市にある薄皮饅頭(うすかわまんじゅう)で有名な「柏屋」の、レモンの香りと爽やかな酸味、そしてコクのある爽やかなクリームチーズの味が際だつクリームチーズタルト「檸檬(れも)」(レモン)と、

2016(平成28)年5月31日福島県郡山市にある「三万石」の、ミルキーな優しい甘さの黄身餡と、バターを使用してバターの香りがするしっとりした衣(ころも)が調和した洋風饅頭(まんじゅう)の、昭和42年に創製されて福島県のお土産菓子を代表する銘菓「ままどおる」と、

2016(平成28)年4月27日鹿児島県鹿児島市にある「明石屋」の、色の白さが際だち、しっとりもっちりした「かるかん」のほんのりした甘さの厚い皮にこし餡が包まれている「かるかん饅頭(まんじゅう)」(薯蕷饅頭(じょうよまんじゅう))

でご紹介しています。

 

 また、「黒糖」(黒砂糖)に関しては、

2016(平成28)年7月12日沖縄県沖縄市にある「具志堅商店」の、松屋銀座デパートで実演販売していた、黒糖の旨味とふわふわでモチモチ感がたまらない「黒糖アガラサー」(ふもち)

でご紹介しています。


  • 前のページへ戻る