鹿児島県鹿児島市にある「明石屋」の、色の白さが際だち、しっとりもっちりした「かるかん」のほんのりした甘さの厚い皮にこし餡が包まれている「かるかん饅頭(まんじゅう)」(薯蕷饅頭(じょうよまんじゅう))

2016(平成28)年4月27日

 今回は、鹿児島県鹿児島市にある「明石屋」の、「かるかん饅頭」をご紹介します。

 ちなみに「明石屋」の創業は、安政元年(西暦1854年)だそうです。

 「明石屋」の「かるかん」のことは、2014(平成26)年12月31日鹿児島県鹿児島市の「明石屋」の自然薯(じねんじょ・天然の山芋)でつくる「軽羹(かるかん)」でご紹介しています。

 「かるかん」は、鹿児島県をはじめとする九州特産の和菓子です。

 原料は、米の粉の「かるかん粉」と、砂糖と、山芋を用いているようです。

 山芋は、長芋でなく自然薯(じねんじょ)が適しているようです。

 これらの原料に水を加えて蒸し、弾力のある白色の半スポンジ状に仕上げたのが「かるかん」です。

 「明石屋」の「かるかん饅頭」は、色の白さが際だち、しっとりもっちりした「かるかん」のほんのりした甘さのスポンジ状の厚い皮の中に、北海道産の小豆を原料とした適度な厚さと分量の甘さ控えめのこし餡が包まれています。

 「かるかん」のふっくらとしてふんわりと柔らかいもっちりした食感と、中の甘さ控えめのこし餡とのバランスが絶妙で上品な味わいの饅頭です。

 「かるかん饅頭」は、10個入り1箱1836円です。

 製造者の「明石屋本店」の電話番号は、099ー226ー0431です。

 なお、山芋等の芋を使用した「薯蕷饅頭(じょうよまんじゅう)」に関しては、

2015(平成27)年11月27日埼玉県行田市の「十万石ふくさや」が製造している、版画家「棟方志功」が「うまい、うますぎる!」と絶賛した「つくね芋」を使用した薯蕷饅頭(じょうよまんじゅう)の「十万石まんじゅう」でご紹介しています。

 また、「饅頭(まんじゅう)」一般に関しては、

2016(平成28)年1月30日山形県山形市小姓町にある、ごまかしのないおいしい食品の提供を目指す磯部理念を実践している菓子舗「戸田屋正道」の、東北四大夏祭りの1つ山形市の花笠祭で使われる花笠音頭の囃子詞(はやしことば)「しゃんしゃんしゃん」をお菓子の名前にした洋風饅頭(まんじゅう)「しゃんしゃんしゃん」と、期間限定の新春を祝う迎春菓「花びら餅(はなびらもち)」と、

2015(平成27)年11月27日埼玉県行田市の「十万石ふくさや」が製造している、版画家「棟方志功」が「うまい、うますぎる!」と絶賛した「つくね芋」を使用した薯蕷饅頭(じょうよまんじゅう)の「十万石まんじゅう」

でご紹介しています。

 

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