<高橋亮人博士の新著「常温核融合 2006」(工学社)が発売される>
常温核融合研究の世界的権威で、凝集系核科学国際学会(ISCMNS)会長の高橋亮人先生(大阪大学特任教授)
の著作がついに発売になった(2006/3月)。
「常温核融合 2006」(高橋亮人著、工学社)
高橋教授は、水野博士らとともに日本の常温核融合(以下CF)研究の草分け的存在であり、現在にいたるまで第一線で
活躍されている世界的な学者である。
内容はなかなかむずかしいが、CFの最新の成果が満載されている。
高橋先生自身が展開される「EQPET/TSCモデル理論」(電子-準粒子展開/正四面体凝縮)の説明に多くの紙面
がさかれる。EQPET/TSCモデル理論によって定性的のみならず、定量的にもいくつかの実験結果を説明できることが
示されており興味深い。それと並列して、競合する多くの他理論の解説や批判もなされている。
高橋博士も示唆されているが、理論面が整備完成するのはまだまだ先のような気がする。
それは常温核融合 or 核変換という現象があまりにも謎に満ちており、あまりにも現代物理の感覚を超越しており、
そして、またあまりに再現性に難点があるためであろう。
(再現性100%は、常温でのしずかな核変換を実証した三菱重工の岩村博士らの実験だけである。しかし、これは
ノーベル賞100個分にも相当する偉業である)
この分野はまだまだこれから多くの発見がなされていくと思われる。そのためには若手の研究者の参入がぜひ必要
である。あなたも一歩足を踏み入れてはどうだろう。 科学は、わからないから面白いのだ!
なお日本には研究者が活発に活躍し、多くの論文を発表している組織JCF(Japan CF-research Society)がある。
JCFのサイトは次の通り。日本で唯一の常温核融合の学会である。
原子力専門雑誌である「原子力eye 3月号 日刊工業新聞」に岩手大学に成田氏のICCF12報告が出ていること
がわかりました。
「凝集系核科学(常温核融合)の現状―第12 回凝集系核科学国際会議(The 12th International Conference on
Condensed Matter Nuclear Science)に参加して― 岩手大学 成田晋也」という題名です。
私自身はまだ読んでいませんが報告しておきます。
一般の雑誌に載ったことは、このCold Fusion分野が浸透してきたことを意味するのかもしれません。
うれしいお知らせがあります。
このサイトでもたびたび紹介してきた熊澤氏,中川氏,鶴丸氏の水トリーに関する研究論文が、平成18年度の
電気学術振興賞(IEEJ Academic Promotion Award)の論文賞(IEEJ Distinguished Paper Award)受賞の栄誉に
輝きました!
次サイトの下から7つ目にあります。
「水トリー中の無機不純物の挙動に関する一考察 」
熊澤 孝夫(中部電力)・中川 渡(電線総合技術センター)・鶴丸 秀一(タツタ電線)(平18)
紹介しています。
ユニークな視点、革新的な考察が評価されたのではと推測されますが、地道な努力と多くのデータの蓄積があって
はじめて成し遂げられたものと思います。
論文を紹介してきた私にとってもうれしいことであり、誇り思います。
氏らの研究の今後のさらなる発展を期待したいところです。
またまた、うれしいニュースがあります。
JCF顧問の荒田吉明先生(大阪大学名誉教授)が文化勲章を受賞されました!
JCF会長の高橋亮人先生(大阪大学特任教授)から先日JCFメンバーへ受賞を知らせるメールが来て知った次第
です。
荒田博士のお仕事の一部は、当サイトでも1年半前に紹介していた。
JCF会員で技術ジャーナリスト・山本寛氏の記事を紹介しています。---><山本寛/燃料電池と常温核融合>
私は、この山本氏の紹介記事にびっくり仰天の感想を述べていますが、どう冷静に見ても革命的発見としかいいよう
がありません。これまで何度も述べてきた三菱重工・岩村氏らの実験に匹敵します。
なぜこれが新聞に小さく載るだけなのかわかりませんが、驚嘆すべき結果であり、今後もさらに追求されてしかるべき
実験です。
今回の受賞理由に直接Cold Fusionは出てこないようですが、比較的最近の上記記事のような成果も含まれているの
ではと推測されます。
荒田先生、ご受賞おめでとうございます!
Tさんが、先日イタリアのテレビ(国営放送RAI)が常温核融合を報道したとの連絡をくれました。次を見てください。
これには驚きました。調べるとRAIは日本ではNHKに当たる国営放送であることがわかります。それがCold Fusionを
放送するのは画期的なことです。イタリアは比較的 常温核融合に理解のある国だといえるでしょう。
de Ninno女史やViolante、そしてかのFleishmannらが登場。
Ninnoさんは、水野先生や岩村博士らとともに、Preparata賞を受賞された方です。実験室でのインタビューで、彼女は
電解系でHe4を検出したと主張しているようです。
途中、プラズマ電解の再現実験を行っている様子が出ていて(溶液中で激しく火花が散っているような実験です)、プラズマ電解の
様子を観ることができます。
Violanteは超音波照射・レーザー入射電解の実験であり、こちらもHe4を検出したと報告している。
イタリア語でむずかしい面もありますが、映像の雰囲気だけでも十分に楽しめます。
最後にFleishmann(フライシュマン)のインタビューで終わりですが、興味深い内容といえるでしょう。
Tさんから情報が入りましたので、お伝えします。
Eugene Malloveというジャーナリストが、常温核融合を応援・普及活動する目的のInfinite Energyという雑誌を出版し
ていました。それに関連して、一般向けに啓蒙ビデオを作製し販売していたが、そのビデオの一般公開に踏み切ったよう
です。
●Excerpts from Cold Fusion: Fire from Water
http://video.google.com/videoplay?docid=6426393169641611451&q=COLD+FUSION&hl=en
ビデオとGoogleビデオプレイヤーは右側からダウンロード出来ます。
SF作家で有名なアーサー.C.クラーク(Arthur C. Clark)も出ている。
常温核融合の火付け役となったフライシュマンとポンズが何度も登場し、様々な実験装置を見ることができます。
大森博士らが発見したプラズマ電解(水の中で火が燃える!?)の模様も出てきます。
●Phenomenon Archives: Heavy Watergate, The War Against Cold Fusion
http://video.google.com/videoplay?docid=2229511748333360205&q=COLD+FUSION&hl=en McKubre, Bockris, Miley, Srinivasann等の大物が多く出演しており、興味深いものです。
朝永振一郎博士とともにノーベル賞をとったシュウィンガー(量子電磁力学への貢献)も写真だけ出てくる。
シュウィンガー(1918-1994)は天才の名をほしいままにした物理学者ですが、後年、常温核融合に大きな興味を抱いて
いました。天才の直観で常温核融合に本質的なものを感じとったにちがいありません。
アーサー.C.クラークが常温核融合に大きな関心を寄せていることは、技術ジャーナリストの山本寛氏の著作に
あり、私はそれで知っていました。
著名な技術ジャーナリスト・山本寛氏の新刊が出たので紹介します。
「[仮説]巨大地震は水素核融合で起きる!」(山本寛著、工学社)
まだ読めていませんが発売がわかったので先に紹介しました。それにしても魅惑的なタイトルです。
地震が核融合で?!ふつう我々は、地震はプレートの沈み込みによるひずみ等で起こると習ったはずですが・・
紹介に、
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著者は、さまざまな情報を手掛かりに、水を地下に注入すると、水に含まれる酸素が地下の鉱物を酸化するために奪われ、
残された水素が「ブラックライト・プロセス」を経て、最終的に核融合に至るという仮説を思いついた。この仮説に従えば、「新潟 県中越地震」は「廃天然ガス田」に「炭酸ガス」を圧入したために引き起こされた、人為的な地震であったと推定される
==========
とある。
こういう説明を聞くとたいていの人は「まさか」と思います。しかし、その「まさか」で人類の科学が進歩してきたのも事実。
もし本当ならなんともすごいことです。「ブラックライト・プロセス」とは、ミルズ博士の理論から実現された、水素原子から
エネルギーを取り出する過程ですが、詳しくは山本氏の次の著書を見てください。
「水素プラズマエネルギー革命」(山本寛著、工学社)
量子論の基礎部分は、古典的に完成されたものであり完全無欠と普通は思われるかもしれません。私はそうは思わない。
この世は見落としだらけ・・・昨今、ますますそう思います。
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2007/5/12追加
読み終えた感想を、「私の書棚」の「[仮説]巨大地震は水素核融合で起きる!」で記しています。
ぜひご覧ください!
中部電力・熊澤氏らの論文・電子版が電気学会HPで公開されたのでお知らせします。
「水トリーの発生・進展に伴う微弱放射線の検出」の研究。次のサイトをご覧ください。
http://www.jstage.jst.go.jp/article/ieejfms/127/2/89/_pdf/-char/ja/ 水トリーと個体内核反応の関連性を示唆する論文の第2弾と言ったところでしょうか。 水トリーの原因はまだつかめていないようですが、熊澤・谷口両氏はまったく違う視点にたってアプローチを試みている
ことがわかります。非常に難しい実験であるのは論文を読むまでもなく想像できますが、色々な工夫を加えて、研究を
進展させている様子がうかがえます。
熊澤氏らの研究は本サイトで何度も登場しています。次にも紹介しています。
Tさんから情報がありましたのでお伝えします。
エネルギー総合工学研究所(IAE)のサイトに凝集系核科学(常温核融合のこと)が載っている、と教えてくれました。
このような公的機関のHPに掲載されたことは、風向きが変わってきているからかもしれません。次をクリックください。
「第12回ICCF(旧常温核融合国際会議)のプロシーディングスが刊行されました。本会議は2005年11月27日
から12月2日まで横浜で開かれ、・・」とあります。私は実際にこの会議に参加しその熱気を肌で感じることができたの
ですが、その様子については<ICCF12に参加して>をご覧ください。
じつはエネルギー総合工学研究所は常温核融合とふかい縁があります。
上記サイトに、
「なお、当研究所では1990年代に新水素エネルギープロジェクトとして、浅見専門役をリーダーとし、主として電解系の
確証試験をおよそ5,6年札幌で実施した経緯がある。」 ----@
とあります。
1989にフライシュマンとポンズによる常温核融合発表の大フィーバーが巻き起こり、それが日本にも飛び火し、
1993年に当時の通産省資源エネルギー庁による「新水素エネルギープロジェクト」という常温核融合を検証する
プロジェクトが発足しました。
そのプロジェクトを実際に請け負ったのがエネルギー総合工学研究所だったのです(当時は総合研究開発機構という名前だった
ようですが)
しかし、5年間で約25億円もの費用をかけてやったにもかかわらず、フライシュマンとポンズの実験をうまく再現すること
ができず、最終的に常温核融合をほぼ否定する形で幕を閉じた。マスコミは「やっぱり常温核融合は嘘だった」という
形でニュースを流したので、それが大きく尾を引いて今日に至っています。ところが、事情は単純ではありませんでした。
当時はこの常温核融合(CF)という現象の異常な複雑さを誰も認識していなかったこと、また研究方針の視野の狭さ、
研究人員の偏り、様々な学者からの意見の無視などもあって、よい結果が出せなかった。
そのような経緯があって@の記述があるわけです。
今日から見れば「やっぱり常温核融合は嘘だった」という当時のニュースが嘘であったことは、三菱重工・岩村博士や
水野博士その他多くの研究者の膨大な結果から明らかになっています。本当のことを知りたい読者は、本サイトの
「常温核融合は本当だった!」を「その1」から順に読んでください。
常温核融合の正しさは、完璧に実証されている。
ただし、単なる核融合のみならず核分裂やまた元素転換も同時に起こっており、従来の科学ではわからない未知の現象
を含んでいるため(”凝集系核科学”という名称もその辺から来ている)、理論はまだ構築されていません。様々な仮説的な理論が
提唱されている段階です。
今回書いた内容は、「日本発次世代エネルギー」(多湖敬彦著、学習研究社)を参考にしました。
この本は、様々なエネルギー技術を紹介した本ですが、その一節に「常温核融合は死んだか」としてその歴史と経緯
がうまくまとめられています。本では、水野忠彦博士、山口栄一博士、高橋亮人博士ら多くの研究者を登場させていま
すが、当サイトでは<その4>で「反骨の科学者」としてこの本に絡めて水野先生を紹介しています。
Y.K.さんから、メールで、ロシアで開催されたICCF13(第13回常温核融合国際会議)ことを教えていただいたので
お知らせします。
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ご存知とは思いますが、ご参考まで。
ロシアで開催されたICCF13のサイトがありました。6/25-7/1 http://www.iscmns.org/iccf13/goals.html プログラム http://www.iscmns.org/iccf13/program.html 高橋先生、山田先生、小島先生、岩村氏 などの名前がありました。 ***************************************
「ご存知とは思いますが」とあるが、(先日Tさんからも「いまロシアでICCF13が開かれている・・」と教えてもらってい
たのだが)、情けないことにこのサイトの存在を知らなかった。
今回も多くの研究者が参加していることがわかる。「ロシアだから人が集まらないんじゃないか」などと思っていた自分
が浅はかであった。
日本からも多く参加している。水野先生は参加されていないようだが。
この会議は、常温核融合のみならず、プラズマ現象も一緒に扱っているようだ。それが特徴であろう。
この”プラズマ”という物理現象もまだまだ未解明の領域に属するものであって、また大森・水野氏(北大)らが、プラズマ
電解を近年発見されたように常温核融合とも密接に関わっていたりする。ロシアの先見の明には打たれる。
(「プラズマ電解」はこれまで何度も出てきた。例えば「その4」の<常温核融合界の現況-T氏より->参照)
プログラムに目を通して気になったものだけ拾う。
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P. Clauzon, J.F. Fauvarque, G. Lalleve, G. Le Buzit
"A steam calorimeter for the study of the abnormal excess heat observed during mizuno-type experiments"(AD-2) 水野タイプという言葉が見える。
Francesco Celani, A. Spallone, E. Righi et al.
"Studies about Palladium nano-particles synthesis for Deuterium absorption at high temperatures"(HP-3)
ナノ粒子という言葉が気になる。微粒子にすれば、重水素の吸収が大きくアップするんじゃないか?
チェラーニさん(Celani)はたしかイタリアで有名な先生だ。”微粒子”から荒田先生を思いだした。
V.A.Bityurin, V.Y.Velikodny, I.A.Samuolis., E.B.Kolesnikov, V.V.Popov
"Researches of interaction of long-living plasma formations with supersonic stream and barrier"(GP-8)
「寿命の長いプラズマ形成?」が気にかかる。
H. Yamada and S. Nagao
"Large change in isotopic ratio of Li with anomalous 6LiH formation by light water electrolysis"(HP-16)
岩手大学山田教授。軽水をもちいた電気分解でリチウムの同位体異常を発見された? 核変換を示唆する結果か。
Y.Iwamura , T.Itoh, N.Yamazak
"Transmutation reactions induced by D2 gas permeation through Pd complexes
三菱重工・岩村さんはご健在のようです。これまでとあまり変わらない実験かと思うが(失礼!)、元素転換(核変換)の
再現性のよさでは世界随一を誇る。
Vladimir I.Vysotskii, Alla A.Kornilova, Alexandr B.Tashyrev
"Detailed investigation of memory phenomena in water and study of isotopes transmutation in growing biological systems containing activated water"(NT-3)
ロシアのヴィソツキー(Vysotskii)博士の結果はとても気になる。横浜ICCF12で博士の発表を聞いたが、生体システム
を用いた元素転換は驚異としかいいようがない。(<ICCF12に参加して>参考)
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ぜひ、上のICCF13のサイトにアクセスして、会議の雰囲気を味わってください。
<2007年のJCFは同志社大学で開催される!>
今年のJCF8は2007年11月29日(木)と30日(金)の2日間、山口栄一博士のおられる京都の同志社大学
(寒梅館、地下A会議室)で開催される予定です。
”JCF8”はJCFが主催する日本人主体の常温核融合研究の第8回目の年会(発表会)です。ぜひ一度参加して
みてください。会員でなくとも誰でも参加できます(参加費5千円ほど?、その場で払えばOK)。
2007/11/4追記--->こちらでも紹介しました。
Y.K.さんから、次のメールを頂いたので報告します。
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杉岡様
ICCF13の速報が↓にでてます・・。
http://dragon.elc.iwate-u.ac.jp/jcf/PAPER.HTML
取り急ぎ。 ******************************** 高橋亮人博士(大阪大学特任教授、凝集系核科学国際学会会長)のICCF13の速報です。
上記URL中の”ICCF13 Report ”をクリックしてください。
ロシアということもあり、参加人数はそれほど多くはなかったようですが、重要な観点が浮き彫りになったことが報告
からうかがえる。
とくにArata方式での過剰熱報告は注目すべきでしょう。Arataはもちろん、荒田吉明先生(大阪大学名誉教授、JCF顧問)
の”荒田”であり、先生が昨年文化勲章を受賞されたのは本ページ上で紹介したとおり。
私はこのArata方式が以前から気になっており、JCF会員で技術ジャーナリスト・山本寛氏の記事を本サイトで2年以上前
に紹介していました。---><山本寛/燃料電池と常温核融合>
そこには、
「パラジウム 金属の超微細な粒子に
重水素ガスを取り込ませてレーザー光線を当てる新方式で、核融合反応の際に生じるヘリウムを確認した、と発表した。
核融合に必須とされる超高圧の状態以外でも実現できたことで、大規模装置の必要のない発電などの可能性があると
いう。・・」
とありますが、これは革命的な結果だと思います。報告ではArata方式の様々な拡張、変形による成果が出てきている
ようです。
私も参加した前回のICCF12(横浜)では、三菱重工・岩村博士らの核変換(現代の錬金術を実証!)が注目を
集めていたが、ここにきて、Arata方式が俄然興味の対象になってきていることがわかります。
Y.K.さんには情報をいただき深く感謝いたします。
ベンジャミン・フルフォード氏のブログに、常温核融合を記した記事が載ったので紹介します。
上から八つ目。
常温核融合が、現代日本を代表するジャーナリストの一人・ベンジャミン・フルフォード氏のブログに載ったことは、
画期的なことです。「June 15, 2007 アメリカ政府は温暖化をとめる技術を封印しようとしている」の記事。
氏は「小規模で低コストの常温核融合技術を発見、研究をしている科学者達が不当で不自然なプレッシャーを受けて
いるのがよくわかった。」と述べていますが、本サイトの読者ならばその内容が正しいとわかると思います。
常温での核融合(or核変換)が実際に起こっていることは、実験により実証されている。
にもかかわらず、これまで多くの弾圧、デマ、歪曲の報道がなされてきたのは、エネルギー問題という政治的なやっかい
な事情がからんでいたからです。
フルフォード氏は、その辺を明らかにしています。
Y.K.さんから情報をいただきましたので、紹介します。
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(1)「常温核融合」会議、MITで開催(1)
http://wiredvision.jp/news/200708/2007082723.html (2)「常温核融合」会議、MITで開催(2) http://wiredvision.jp/news/200708/2007082819.html
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MIT(マサチューセッツ工科大学)で常温核融合の会議が行われたというニュースです。投資家にも関心が高まって
きているということでしょうか。
この記事にも、どうも「常温核融合はエセ科学である」という印象を意図的に与えたいかのような記述があります。
情報操作(捏造等)が日常的におこなわれていることを知っている私は、このニュースの端々にその匂いをかぎとってしま
うのですが、じつは常温核融合はこんなにも怪しい科学ではなく、多くの実験で完璧に実証されています。ただ、ニュース
にもあるとおり再現性に難があり、理論はまだ構築されていません。
しかし、従来科学で説明できないことが実際に起こっていることはたしかなのです。
常温核融合と一言でいっても、余剰熱発生は当然としても、核分裂も同時に起こることもあったりして、いろいろな現象を
包含しています。低エネルギーで、ある元素が別の元素に変わる意味から一種の錬金術ともいえ、近年ではまとめて
凝集系核科学と呼ばれることも多くあります。
当サイトの「常温核融合は本当だった!」を「その1」から熟読いただき、いかに真実がゆがめられた報道がなされつづ
けているかをぜひ感じとってください。
また、こちらのニュースでも同様の配信がなされています。
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追記2007/9/2
上の(1)「常温核融合」会議、MITで開催(1)に、
「その論文は、常温核融合に関する研究論文の長大なリストの仲間入りをした。・・」とあります。
長大なリストはCOLD FUSION TIMESというサイトのことで、多くの常温核融合に関する論文が収められています。
Mizuno、Iwamura、Takahashi など多くの日本人学者の論文もあり、充実した内容となっています。
ぜひご覧ください。
著名な技術ジャーナリストで、当サイトの常連である山本寛氏が、ベンジャミン・フルフォード氏参加の講演会で講演
されます!
「9・11講演会のご案内」の箇所
ゲスト: きくち ゆみ、ベンジャミンフルフォード、山本 寛 日時:9月15日(土) 13:10〜16:50 場所: 東京ウィメンズプラザ 山本氏は、技術ジャーナリストでは常温核融合を積極的に紹介する日本でほぼ唯一の人で、最近は、ミルズ博士の
ブラックライト・プロセスという画期的なエネルギー技術を紹介され、さらに近年では地震原因の新説を提唱されるなど
活躍を広げられています。ブラックライト・プロセスは、当「常温核融合は本当だった!」で何度か言及しています。
氏の
「[仮説]巨大地震は水素核融合で起きる!」(山本寛著、工学社)
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