【平成16年1月11日(日)】 (4/28 追記あり)
明けましておめでとうございます。
今年の大きなイベントは8月1日の東京公演(於:第一生命ホール)です。
Singet dem Herrn ein neues Lied J.S.Bach
Komm, Jesu, komm J.S.Bach
Liriche Amorose 鈴木輝昭
Messe en Sol Majeur F.Poulenc
Three Motets Op38 C.V.Stanford
曲目は以上ですが、曲順は未定。
また、上から3曲は過去にも演奏しましたが、プーランクの「ミサ曲ト長調」は今回が初めて。スタンフォードは3曲のうち1曲だけはアンコールで演奏したことがありますね。
バッハのモテット2曲は基本的にダブルコーラスです。今回のメンバーわけは先日のバッハ「ロ短調ミサ曲」のOsanna in excelsisのメンバーわけを基本にしましたので、前回歌った群と違う群を歌うことになる人もチラホラ・・・中にはパートまで違う人が・・・・って、それは私ですけどね。Kommは前回、2コーラスのソプラノでしたが、今回は1コーラスのアルト。最近ソプラノは人数もメンバーも充実してきましたから、私は今回の演奏会、リリケ以外は基本的にアルトを歌います。
今年最初の練習は17日土曜日に結婚する○キちゃんの披露宴で歌うTea for twoとからたちを練習しました。去年一年間、ロ短調を練習してきたのでなんだかとっても新鮮! ジャジーなスウィングと美しい日本語・・・これもまたイイっすね。当日は指揮者がいないけど、この2曲なら大丈夫♪ もともと指揮者を見ない合唱団とまで言われてるし。。(^◇^;)
次に、私達が是非また歌いたい!と言って入れてもらったKomm・・・・前回は第15回定期演奏会で歌ったんですよね。今回初めて歌う人もいるので、音取りのつもりで最初からゆっくり縦の音を確認しながら練習。この曲もやっぱりロ短調を練習してきたおかげでバッハの美しい音色を再認識させられます。それにパートが違うととっても新鮮♪ 今日は前半のホモフォニックな部分までと最後のアリアを歌ったのですが、ふむ、アリアはやっぱりなんと言ってもソプラノがおいしいですね。アルトは何歌ってんだか私にはまだわかんない。そのうちわかってくるのか?(笑) それにしてもKomm, Jesu, kommは名曲ですわ! この曲も私がこの世を去るときに聴きたい曲のひとつ。
次はその昔よく歌ったSinget・・・・一応前半を歌ってみたのですが、なんだか音がちゃんと鳴らない間に次に行っちゃってるみたいで音空間がKommより空虚。これも今後はゆっくりとメリスマの音を確認しながら練習したほうが良いですね。慣れすぎちゃってる人と音のわからない人で音楽が見えなくなってる感じがします、個人的な感想ですが。。。(^^ゞ
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休憩後は初体験のプーランクのミサ曲ト長調・・・この曲はこれまでコンクールで何回か聴いたことがあります。最初に聴いたのは今から二十数年前の横浜であった全国大会。東京の某合唱団が歌ったのですが、なんと制限時間を3秒オーバーして失格に・・・この年だけコンクール大賞がないんですよね。幻のコンクール大賞とまで言われた演奏でした。もちろん当時大学生で初めて全国大会を聴いた私も「スッゲ〜!」て感動。演奏も然りでしたが女性の衣装にもド肝を抜かされました(^◇^;)。ちなみにこの時、同じ会場でO先生もI先生も聴いてらしたそうです。さらに当時学生でこの演奏をした某氏が今、M団にいる・・・その場に居合わせたのに当時はお互い見ず知らずの人間が・・・縁て不思議ですよね。まさかこの曲を自分が歌うことになるとは想像だにしなかった。。。
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4/28追記
(↑の***で囲まれた部分の記述について間違いがありますので、訂正します。
横浜の全国大会で東京の某合唱団が歌ったのはプーランクの「悔悟節のためのモテット」です。「ミサ曲ト長調」は翌年の名古屋の全国大会でした。ここに謹んで訂正させていただきます。が、名古屋での演奏を聴いて、東京へ就職したら某合唱団へ入団しよう!と私が思ったわけですから、今の私があるのはやっぱりこの曲のおかげ?(笑) もっと大袈裟に言えば、私が某合唱団にいたからK山先生とM団が繋がったわけだし、まあ、その後のM団のいろんな事にも繋がっていくわけで.....な〜んてね。某合唱団、名古屋での演奏もモチロン上手かったですよ! それなのに、、、ああ、それなのに、某合唱団はそのあとの打ち上げで・・・ウッ…( ̄x ̄;)" 翌年、私が新社会人として東京へ行ったら、新生・某合唱団になってたんですよね。。。(;^_^A アセアセ…
実は、この曲の勘違いについては練習日記を書いた数日後に気がついていたんです。続きの練習日記をサボッてたので、訂正しなかったのですが、某合唱団関係者2名から指摘をうけたので、やっと重い腰を上げました。すいません。<(_ _)> それにしても読んでる人がいらっしゃるのね?^_^; 某合唱団関係者Tさん! 訂正しましたのでM団の東京公演ヨロシクネ!! (^_^)v )
て、前振りが長くなりましたが、とりあえず初見で歌ってみました。久しぶりのプーランクなので目まぐるしく変化する和声に慣れないものの、さすがに綺麗な音・・・つーか、人を幻惑させ、道を外させてしまうような魔力を持った音がしますね。やっぱり20世紀の作曲家の中でもけた外れの存在だと思いますよ。それにしてもプーランクはアルトやバリトンにとっても高い音を歌わせる人です。(^◇^;) 7つのシャンソンでもアルトに上のAがありましたものね。そそ、この曲はフランスの出版社の楽譜を使っているんですが、フランスの出版社ってミスプリントが多いのが難点。臨時記号は落ちてるし、付点がずれて真上に重なってるし・・・「しょうがないわね、フランスの出版社だから」・・・・って、言ってしまう私達も私達だけど、なんとかなりませんかね?(笑)
最初なのでKyrieしかできませんでしたが、某女史が練習後に「なんでこの合唱団は最初からこんな音がするの!」と独り言のように呟いていたけど、最初だからこんな音がする・・・というのがM団で。。。慣れてくるといい加減になって微妙な音の違いがなくなるんです。。www 今回はそういうことがないように、、ガムバリマス!!!
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