練習日記(平成12年前期)
平成12年5月13日(土)〜14日(日)
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さあ、泣いても笑ってもあと1週間で演奏会です。今回の合宿での練習が最終ですぞ。ガンバロッ! オウ!
合宿の前日、以前から気になって気になってしょうがなかった女声合唱「MAA」の訳を一応完成。今頃になって・・・?ですよね。テキストがフィンランド語、ドイツ語、ラテン語、英語で量も多くて、やりかけては挫折してたのですが、やっぱりテキストの訳が解らないと自分のやってることが納得いかないのでインターネットを駆使して調べあげました。終わったのが13日朝方の5時。疲れたけど、満足。みんなにも訳を配ってあげよう! その後8時までちょっと寝て、午後から合宿所へ。
今回の合宿所は尾西グリーンプラザの多目的ホール(?)といっても結婚式の披露宴会場を思い浮かべてもらえばわかると思います。絨毯張りなのですがヤケに響くところで歌いやすいです。でも気持ちよくてテンポが遅くなるし、響きが低めになるのは欠点ですが、それがわかって歌えば欠点は克服できます。
最初に女性の新しい衣装が配られました。おおー、色っぽいぞ。ムネにはスパンコールでウルトラマンのボタンがあるし。これで25000円は安い! でも、また衣装が増えちゃった。私の23年間の合唱人生(小、中学校は除く)で10着目。新衣装、合宿が終わってから家で着てみたらピッタリ! でも白の衣装は最近豊満になった胸囲(決して胸ではないな。。)がキツイ! なんたって9年前に作ったものだからオバサン体形になってしまった私には一回り小さいような・・・オホホホ、で片づけヨッ、今回も。
練習はというと・・・
13日は先生はいらっしゃらないのでコンマスのJ子を中心に団員で練習。夕食前までは民謡の暗譜と女声、男声に分かれてパート練習。男声はS木先生の曲の音確認。女声は「MAA」の練習をしました。女声は床に座って唱うのですが、胡座をかいて歌うのって難しいですね。上体を後ろにのけ反らせないとブレスが続かないんです。楽譜は見なきゃいけないし、オカリナを吹いたり、太鼓やトライアングルや石をたたいたりしなきゃいけないし。やっと曲の全体の流れがつかめてきたので、部分的に暗譜はできました。夕食後は全体でS木先生の曲をJ子の指導で練習。前回ずれてしまった箇所を徹底的にやって、なんとか辻褄は合うようになりました。でもその箇所、本当に難しいですよ。マジで「あなたやってみて?」って作曲家に言ってみたいですね。男声、がんばってるんですけどいまいち縦が揃わなくて、J子はついついエキサイトしてパンツ(といっても下着ではありません)を持ち上げて唸ってました。オイオイ、「誰?あの子?」と言いながら、そんなにエキサイトすると明日の練習で声出なくなるよと女性で心配してました。でも男声3声だけでも迫力ありますね、S木作品。練習後は風呂に入ってから1室で宴会。クーラーをまだ入れてもらえないので部屋は暑かったのですが、夜半にかけての激しい雷を伴った雨で涼しい風が入ってきました。私は前夜の仕事が祟って睡魔に襲われたので早々に退却。翌朝までグッスリ寝ることができました。起きたとき掛け布団が裏向きになっていましたけど・・・。
14日はO先生が東京からいらっしゃる予定でしたが・・・オホホホホ、お忙しい方なのでちょいとアクシデントがあり、30分遅れで到着。岐阜羽島でゲットするはずが何故か尾張一宮でゲット!今日も赤と黒の出で立ち、決まってますな。・・・で、最初はアンコール曲の練習。この曲、演奏会後に紹介しますが、アンコールと言うにはホネがある曲でI先生によると「亡き王女のパバーヌ」に似た美しいヴォカリーズがあります。ジェズルアルドとヴェルトの宗教曲は一通り唱ってみたのですが、練習場のお陰で持続音が楽に出せるし、倍音も鳴って思ったより上手く聞こえたようです。特にヴェルトの曲は厚い響きでググッと来るものがあります。うーん、この曲を選んで良かったあ!(自画自賛) 本番も熱い演奏ができますように。民謡も鳴り物を入れてチョット振りもつけて唱ってみました。子供達も覚えてしまったカリビアン。この日もマラカス持って楽しそうに踊っている彼らをステージに出してあげたいくらいですが、大人が喰われるからなあ・・との先生のコメント。いやー、面白いのは子供達だけではありません。本番は鳴り物を持ってる人やかけ声を出す人にご注目ください。可笑しかったら客席でも笑ってね! さてさてS木作品。前回より練習したぶん、音が確かになって、そうなるとやっぱりイイ音がするそうです。今回きた曲も然り。「やっぱり彼は音のクリエーターだね」・・とはO先生のコメント。早く楽譜が来さえすれば言うことないんだけど・・私のコメント(あーん、許して!) 最後は女声合唱。前日のコメントにも書きましたが、流れがつかめてきたので、音の出とテンポを確認。語りべさんよろしくね! あとは本番の集中力とパフォーマンスでしょうか。。。次の仕事のために先生が帰られてからはアンサンブルの練習。ディナーミック、テンポ、旋律の浮き立たせ方、間・・等を確認して終了。練習の途中でまた団員の2歳になる娘が私に抱かれながら寝てくれました。重かったけど、幸せ!
さあ、来週の日曜日は本番です。これを読んでくださったみなさんありがとう! 是非、聴きに来て下さいね!
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平成12年5月7日(日) GW最後の日
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とうとう長かったGWも最後の日になりました。その間にI先生には2度も見ていただいて、ありがとうございます。ということで今日は演奏会前の最後のI先生の練習日。
I先生は練習に入る前にいつも、その日に歌う曲に合わせた発声をやってくださいます。今日は母音をレガートで繋げる発声をやりました。同じ音ならまだしも音階をつけると難しいですね、特に一番高い音は響きが浅くなりやすいし。少しポルタメントをかけるようにして歌うとレガートで滑らかに繋がります。それと「ふるさと」をノンブレスでなおかつ情感豊かに歌う練習も。さあ、この発声は何の曲の為でしょう? そうS木先生の曲の為。それにしても一番この発声をやって欲しい人がいないとは・・・その人は30分遅刻をしてやってきました。(オイオイ)
練習した曲については、演奏会前ということでナイショ。もちろんS木先生の曲が中心でしたが、女声と宗教曲も。家庭の事情でお休みしたCさん、MDに録音したから練習内容は聴いてね!練習後は演奏会の衣装の打ち合わせと当日のタイムスケジュールの説明がありました。女声は新しい衣装をこの演奏会で披露します。今度のは結構色っぽいわよん、楽しみにしててね! 見たい方は21日の演奏会に是非いらして下さい!(アレ? 聴きにきてね! か?)
さあ来週は合宿です。二日目の14日は演奏会前のO先生の最後の練習日。暗譜だ暗譜!
ガンバロッ・・・ガンバロッ・・・ガンバロッ!!!
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平成12年5月5日(金) 今日は子供の日
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今日はO先生の練習日。O先生は朝、能登半島を発ってお昼に岐阜へ到着。ご苦労様です。
今日は男声合唱の伴奏をしていただくティンパニーの方との初合わせのため、団員のMさんが教鞭をとっているK西高校で練習をしました。玄関にスーツ姿のMさん。「今日はM先生だね!」
O先生の練習は相変わらずフレンドリーで楽しいのですが、実は時々そのフレンドリーな雰囲気の中にも、後でよく考えると辛辣な言葉が混じっています。 その1:「その声は流行らないよね。」バリトンの3人があまりに個性的すぎて声がひとつにまとまらないし、ちょっと音程も定まらなくて。 その2:「Sちゃん、岐阜弁しゃべるような声にしないで!」ソプラノのSさん、朗唱の部分でちょっと声が可愛すぎたというか、もう少し胸声を混ぜて口腔内を広くして欲しかったのでしょうが、言われた本人は?マークだったでしょうね。 両方ともみんな大笑い。全然嫌味がないので言われた本人達は傷ついてはいません。たぶんねξ^_^;) 一方でとっても根気強く優しい面もあってソプラノのJ子がいつまで「ラ」の音がとれないテナーに「ラじゃん!ラ!」と言うと「取れないの!」とかばってくれたりして・・・。ガンバレヨ!テナー! 演奏会まであとわずか、練習にのめり込んで30分以上時間オーバーしたO先生、帰りの新幹線の時間が・・・という団長の言葉に「そうか家に帰んなきゃあいけなかったんだ、家族があったんだあ!」ですって。先生、大事にしてね、ご家族を。(子供の日に仕事させたのは私達ですけど・・・。)
おまけ:練習後「リュート弾きのこぶた」さんが拙宅にやってきて、年末の定期演奏会の選曲のため一緒にCDあさりをしました。それと昔のM団の写真もあさっていました。するとなんと1981年のO団の写真に思わぬ人が写っているのを発見! そのうちCDのブックレットに登場するでしょう。
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平成12年4月30日(日) GW2日目でーす!
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今日はI先生の練習日です。練習内容は・・・もちろんS木先生の新曲。家で予習しておくようにと言ってあっても案の定、音とり練習になってしまいました。それにアンコールの曲に2時間以上かかってしまったし、どうしよう・・・ξ^_^;) 途中、男声だけだとR・シュトラウスのような音がするところがあり、「おお、格好イイ!」と思いましたが、テナーはなかなか音がとれないようで・・・(変わりに歌ってあげようか?その格好イイとこ)。 男声だけ、女声だけだと綺麗な音なのですが、一緒に唱うと???? にゃんだあ???
ガンバロッ。。。
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平成12年4月23日(日) 今日は復活祭だあああ!!
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お知らせ: 先週、本番1ヶ月前になるのに委嘱作品がまだ来ないとボヤイていたら、まるでS木先生がそのボヤキを見ていらしたかのように来ましたよ1曲だけ。練習は次回の30日からやりますので団員の皆さん家庭学習よろしくね! MIDIデータもCさんが頑張って作成してるので今週中には配信されるでしょう。
ではでは練習はというと・・・この日は私達夫婦は祖母の49日の法要で舞鶴に行っていたので練習にはでれませんでした。でも何故かこうして練習日記を書けるんですねえ、MDに練習の様子を録音しておいてもらったので。でも全部聞くには時間と忍耐が必要でしたが・・・。
まず、この日は練習場がいつもの場所ではなく、なんとすぐ隣の小学校で春の運動会をやっていました。だから録音MDにもオクラホマ・ミクサーは入っているし、「100メーター走に出る人は・・・」というアナウンスは入っているはで大変だったようです。まっ、こういう状況には慣れていますが。それと、団員の子供達(一番上で6歳)がはしゃぎ回っている声もバンバンに録音されていました。でも、カワイイなっと思うのは、例えば、女声合唱が始まる前にトライアングル担当のお母さんに「お母さん大丈夫? できるかなあ?」と心配したり、休憩後、練習が始まる時に先生に向かって「お願いしまーす!!」と言ったり、カリビアン民謡では「アーイヤーイヤー、イヤーイアー・・・カモンカモン!!」と大きな声をはりあげて一緒に唱ったりしてるのが聞こえた時です。正直言うとイヤホーンでMDを聞きながら私は大笑いしていました。
気になった点をいくつか・・・ルネサンスの宗教曲では、セカンドSOP.の発声、歌い方が他のパートとしっくりいってないこと、男声合唱ではベースに時々妙な半音階(上昇は限りなく4分の1音に近く、下降は限りなく4分の3音に近い半音)が聞こえたこと。女声合唱はテキストの内容を伝えようとする意志がみんなに感じられないことでした。あと、一ヶ月、ガンバロウ!!
この日の練習で特に先生がのってらしたのが、男声合唱と民謡でしたね。特に「牧歌」はお好きなようです。「そういう声はどうやって出すんですか?」という問いに「イメージ!」と答えられた時には大笑いでしたが、喉をあけた状態で鼻腔を充分に鳴らすというのはなんとなくわかりました。 うーん、楽しそう! 練習出たかったよー!
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平成12年4月16日(日)
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ちょいとばかり練習日記をサボっておりました。てへっξ^_^ゞ
サボるといえばですよ、例のS木先生の委嘱作品残りの3曲は一体どうなってしまったのでしょう? 「今週中に1曲をなんとか・・・」と先週おっしゃっていたのですよ。 こういう所へ書くのは・・というご意見もおありでしょうが、私は名前を伏せてでもあえて書かせて頂きますよ、ハイ。但し、個人的なボヤキですので悪しからず・・。
本来ならば昨年の11月には出来上がっていなければならない曲なのです、全6曲。それが作曲家ご本人の事情で演奏会当日は3曲しかできあがっていなくて全曲は演奏できませんでした。私達もとっても苦い思いをしましたが、この作品を楽しみにしていらした聴衆の皆様はどんなにかがっかりなさったことでしょう。「あとの3曲、楽しみですねえ、どうなりました?」って聞かれるんですよ。もうっ、あれから5ヶ月経つというのに4曲目がちっとも出来てこないというのはどう贔屓目に考えても腑に落ちないのです。確か続けて作曲しますっておっしゃってましたよね。その間に女声合唱団の委嘱作品は本番1ヶ月前には仕上がっていたというではありませんか。
S木先生はその道では遅筆でつとに有名? 前回でも3曲目はナント本番の一週間前に部分的に届いて最終的には4日前に全部が出来上がってきたのです。FAXで送られてくる楽譜を深夜コピーしたり、夜、団員の家に届けに回ったり、とっても難しい曲なので徹夜でMIDI音源にして配信したりして、本番前日に初めてみんなで練習。こんな状態でとても満足な演奏ができるわけありません。確かに緊迫感に満ちた演奏にはなったでしょうが・・・(^^;)
アマチュア演奏家のレベルとしては少なくとも本番の1ヶ月前には楽譜を見たいのが本音。1日中音取りしたりアナリーゼの為に楽譜と睨めっこしてるわけにはいかないのです。活動資金を稼ぐため(?)にそれぞれ仕事を抱えているんですもの。もちろん家庭の主婦だって立派な仕事です。いろいろやりくりしなきゃあいけないのです。それと演奏会自体が委嘱作品だけをやるわけじゃないので、本番直前の練習が委嘱作品にあてがわれると他の曲にしわ寄せが来るのは必至。前回もバッハのモテットがそうでした。それが実力と言われればそれまでですが・・・。本来なら欧米風(?)に契約書を交わして期限を切るのがまっとうなのかもしれませんが、なんとかお互いに良い音楽を創り出すために尊重し合いたいのが本音。曲は作って終わりではなく演奏してナンボのものだと思いますがねえ。
ここまで書いてこう言うのもなんですが、S木先生の作品は素晴らしいとは思います。特に「道成寺」は日本の伝統芸能を題材としながら欧米の曲に一歩もひけをとらないでしょう。現に1995年にイタリアで開催された合唱のヨーロッパ・グランプリ大会(ヨーロッパ6大(?)合唱コンクールの前年のグランプリ受賞団体だけが競い合う大会)で東京のコーロ・Kがラッスス、阿波踊り(三善晃編曲)、メシアン、S木(道成寺)という組み合わせで見事、日本の合唱団として初めてヨーロッパ・グランプリを受賞した時の演奏は素晴らしかった。その時、私は応援団として会場で聴いていました。翌年M団がイタリアの同じ町で開催されたコンクールで「詞華抄」を演奏した時にも現地関係者に「S木の作品か?」と聞かれたほどです。但しグランプリ大会(ヨーロッパ・グランプリではありません)には出場したものの、ジャンルの都合上演奏は出来ず、受賞団体演奏会での演奏でしたが。欧米の合唱団にも是非S木先生の作品を唱って欲しいとも思っています。
以上、すいませんが本当に個人的なボヤキでした。
ここはオフィシャルな頁ではなく全くパーソナルな頁ですのでM団とは一切関わりないことを断っておきます。
ということで、万が一残り3曲が来なかった場合は前回の3曲を演奏するかもしれない・・・という観測のもとに、16日はS木先生委嘱作品の前回分3曲を練習しました。練習日記としてはこれだけしか書くことはありません。これをお読みの皆さん、どうか残り3曲が早く来るように祈ってやって下さい。トホホホ。
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平成12年3月19日&20日
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<まえおき>
さーてと、練習日記でもUPしようかなと思っていた矢先、21日に舞鶴にいるダンナのお祖母ちゃんが満94歳で他界との知らせがあり、急遽2人で通夜と葬儀に参列してきました。お坊さんに「鯛の尾頭付きでも供えて祝ってあげても良いくらいの年齢でしたね」と言われ、親戚達が通夜振る舞いの席でついつい昔話に花を咲かせて大きな声を上げてしまったものですから、隣でシメヤカに執り行われていた小児科のお医者さんのお通夜の席にまで聞こえてしまい、係のお姉さんに「すいません、お静かにお願いします。」と言われてしまいました。
≪19日≫
久しぶりに大垣市の東部にある「三城地区センター」で練習しました。その昔、青嶋さんのシアターピースをやった時に使って以来?年ぶりかの利用です。昔は東部地区センターという名前で、まわりにある建物は体育館とパチンコ屋だけ。あとは田圃が一面に広がっている所でした。ところがところが今では<ソフトピアジャパン>関連の建物が並び、地区センターがどこにあるのかちょっと探してしまいました。<ソフトピアジャパン>は高度情報基地として官学共同で取り組んでいるマルチメディアの財団法人(?)で、日本だけでなく海外の大学の共同研究室や、メディア企業がその建物群に入っています。何でも岐阜版シリコンバレーにするんだとか。そうそう、その<ソフトピアジャパン>のどこかの部屋には我々が高松で開催された全国大会の時、いただいたカワイ賞のピアノが納めれているはずなのですが・・・私はまだ見たことないで〜す、そのピアノ。
おっと〜、練習の話はどこへやら・・・・。
ここのホールは正直言ってチョット歌いにくいですね。壁に防音用の穴があるからなのかな。歌っていても耳がボワァンとした感じでパートの中で響きを合わせるのは難しい。実は通常練習のあとに別の会議室でアンサンブルの練習をしたのですが、その部屋のほうがよく響いて歌いやすかったですね。それとこのセンターでは1つ感動したことがありました。練習が終わったことを報告しに事務室へ寄ったら、ここのおじさんがとっても優しい方だったのです。わざわざ玄関まで見送りに来て下さるし、小さい子供にも声をかけてくださったのです。公共の施設なのでワガママは言えないのですが、場所によってはとっても○○イ事務員の方がいらっしゃることも・・・。これから時々お願いしますね、おじさん!
≪20日≫
この日はO先生の練習日。場所は穂積総合文化センターの会議室でした。ここも何回か使っているところで、最初は狭くて歌いにくかったのに、最近ではここでの歌い方にも慣れてきました。ところが、この日は私とJ子は私生活が歌い方にあらわれていると指摘されちゃったんですよ。「私が頑張らなきゃってわかっちゃうよ」ですって。うぇ〜ん、それは先入観てやつですよ、O先生たらぁ。それに私なんてメゾだから先生の目の前2メートルくらいにいるんだもん、人よりよく聞こえてしまうんですよね。オマケにダンナまでちくってくれるし。アーアッ、みんなの笑い者。それより何よりナントこの後に驚くことが起こったです・・・・。
ここの会議室はパテーションで3つ(?)に仕切られていて、私達はいつもはそのうち2つを使って練習しています。その日は隣でどうやら講演会をやっていたようで、練習を開始して1時間くらい経った頃に、その主催者の1人が突然ドアを開けて、「隣でやってる講演の声が聞こえないので、もう少し静かにしてもらませんか」と言うのです。 みんな一瞬ポカーン! 開いた口が塞がらないとはまさにこのこと。私は思いました{合唱の練習をやっているのに静かに歌えってどういうこと?}。 きっとみんなの頭にも同じ言葉が浮かんだことでしょう。テナーのT氏が埒があかないと思ったのか「こちらは合唱の練習で借りているのだから、そういうことは事務所に言って下さい!」と決然とした態度で対応。その方も引き下がって事務所に行かれたようです。たまたま2Fの小ホールがキャンセルであいていたので追加料金なしでそこを使わせてもらうことになり、丸くおさまったのですが、折角のO先生の練習なのに片づけたり移動したりの時間が勿体なかったですね。
それにしても我慢して聞いていられないほど下手だったのかしら私達? 公民館で練習するときなんて、隣から尺八や謡曲が聞こえてきたりしながら練習することもあるけど、一度も苦情を言われたことはないんです。後味の悪い思いをしましたね。世の中にはいろんな人がいるもんだとあらためて思ったりなんかしました。会場の方ももう少し気配りをして下さるとかねえ。。。。。
ということで、たった1週間の間に私は2回も「静かにして下さい」と言われてしまったのでした。チャンチャン。
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平成12年3月12日(日)
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今日はベテランさん達が何人も所用でお休みということで、ナントこの私がみんなの前に立つことに・・・(実際は座っていたんですけど)。 コンマスはいないは、合唱曲を聴くとツイツイ指揮をしているというおやじも出張中ということで、どうしようかと思いましたが、最初の1時間近くは体操とヴォイストレーニングをやりました。この時点で男声はベース3名とテナー1名。でも発声ではバリトン系のやわらかな声にまとまってましたよ。女声はソプラノ4名に高い方を出させたのですが、普段は大御所に隠れている3名も共鳴してパワーアップしてました。息が漏れるのが惜しいのと、アタリがボヤケて少しピッチが低めに聞こえるので、軟口蓋をもっと上げて唱えるようになればいいね。
人数が揃うまでは民謡の暗譜を。私はちゃんとした指揮はできないので、一緒に唱う私の身体のリズムにみんなが合わせてくれました。こうしてみんなの前に出てみると、結構みんなイイ顔して唱っているのが見えて楽しくなっちゃいました。特に「カリビアン・パーティー」の時のさとばあは最高! こういうのを唱わせると彼女の右に出る人はいません。寮長はもう少しリズム感を養いましょう! 彼女のパートだけ取り出してやるとOKなのに、みんなと一緒に唱うと???リズムの手拍子になってずれちゃうよ。平常心、平常心。 ところでみなんさん、私のダジャレ、受けてくれたかなあ。カトチャアアア、カトチャアアア!
3時過ぎからは人数も揃ってきたので男声・女声の練習。男声は私がみることに。。。。ええんかしゃん? この日の4声のバランスはトップが2名、セカンド1名、バリトン2名、ベース3名の結構良いバランス。何回か出てくる「半音下がって半音下がって全音上がって半音下がって半音下がって半音下がる」パターンの箇所を1パートか2パートずつでやってみました。ウッヘー、ムズイ!! う〜ん、身体にしみ込ませてね、としか言いようがなかったです。「でも女声の曲より音がいっぱ〜いあるから羨ましいよう。なんとか頑張ってね!」って言ったら笑われました。だってホントなんだもん。
来週は19日、20日と連チャンで練習です。
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平成12年3月5日(日)
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今日は久しぶりにI先生の練習でした。昨年の定期演奏会でI先生に振っていただいたプーランク「7つのシャンソン」は大変評判が良いようです。今年もよろしくお願いしますね。ところがところが、久しぶりにお会いした先生はちょっとおやつれに・・・。何ですか年末あたりから体調を崩されていたようです。そろそろ厄年が近づいてきた? 気を付けて下さいね、頼りにしてるんですから(団員一同)。
I先生は団員全員が認める合唱曲アナリーゼのエキスパート。そのうえ時間が経つのを忘れてしまうほど熱心。今回もジェズアルドの「Tristis est ・・・」の1頁に1時間かけて2パートずつ、各パート間の関係とか6声になった時のその音の役割とかを微にいり細にいり説明しながら指導して下さいました。今回のジェズアルドの曲はそれだけ時間のかけ甲斐がある曲でI先生にも気に入ってもらえたようです。特に病み上がりの身体にはこたえる? それに比べるとヴェルトの「Vox in Rama」は途中の半音階が印象的なことと、ルネサンスのポリフォニーには珍しく和声的ホモフォニーが一部見られるものの、わりと単純なのだそうです。・・・というようにホント、毎回目から鱗状態なのでI先生の練習日に休んだら損よ、そこのアナタ。
休憩後は男声と女声をみていただくことになってましたが、案の定最初に取り組んだ男声の練習にのめりこまれた様子。途中、6ヶ月になる団員の赤ちゃんがむずかるので、困ったママがパパに預けようかと練習室を覗いてみたけど、緊迫した様子でとてもそんなこと切り出せるような雰囲気ではなかったと帰ってきました。男声諸君、どうでしたか? バッチリ鍛えられた? お陰で女声は1回通すのが精一杯でした。次回はよろしくお願いしますね、女声から。
今回も通常の練習後、別室(畳の部屋)でアンサンブルの練習。6歳を頭に4人の子供達(従姉妹同志)は大人が練習している回りをキャーキャー言いながら走り回っていて、何度お母さんの雷が落ちたことでしょう。それでもアンサンブル(ジェズアルドとヴェルトのマドリガル)の掛け合いは段々と密度が濃くなってきました。「楽譜ばかり見てないで!」と教育的指導をもらった方もいましたが、アンサンブル初心者ということで今後に期待しましょう。
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平成12年2月27日(日)
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今日は朝起きてカーテンを開けたら湿り気たっぷりのボタン雪がドンドコドンドコ降っていて、こりゃあ今日の練習は中止か? と心配しましたが、やがて空も明るくなり、3センチくらい積もった雪もすぐに溶けてしまいました。結局、午後も時折みぞれが降ったものの積もるまでには至らずひと安心。昨年は練習に使わせてもらっている公民館の駐車場の雪かきをやった日もありましたが、今年はなんとか練習日をキャンセルすることもなく、無事に1,2月の練習をこなすことができました。ホッ。
ところで、演奏会まであと3ヶ月・・・。S木先生の残りの曲は3月中にできてくるのでしょうか・・ξ~ヘ~; 男声・女声の曲には徐々に慣れてきました。女声の「MAA」は鳴り物が多く、全員がオカリナを持ちます。カラフルなスケルトーンのオカリナですが、みんなが一斉に吹くと虚無僧の集団みたいで奇妙。オカリナとて吹き姿にも神経を使わないと間抜けな気がしますね。そういえば、この曲、たぶん楽譜を見て演奏することになると思いますが、オカリナでミを鳴らしている状態で楽譜をめくることができないことに気づきました。こりゃ最初から片手でミが鳴るように穴をテープで塞いでおかなきゃいけないのか?
全員での練習が終わってから、別室でジェズアルドとヴェルトのマドリガルの練習。ジェズアルドは各パート2名の5声、ヴェルトは各パート1名の7声で演奏します。ジェズアルドは曲想、テンポ、間とかにまで入り込んでお互いの意見をぶつけ合い、久しぶりに楽しいアンサンブル練習でした。でも彼の曲はやっぱり鬱鬱鬱・・・としているし、後半の部分はどこか1パートが先に終止形で終わってたり、残ってたりして「変、へん、へーーーん!」の連発。でもみんなで「そういう人なんやて」で納得。それに比べてヴェルトは音も高く華やかで「この曲いいわあ!」と嬉々として唱っている人も。
来週はこれまた久しぶりにI先生の練習。みっちりしごかれることでしょう。うふっ、楽しみ。(私はマゾか?)
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平成12年2月20日(日)
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今日は3ヶ月ぶりにO先生の練習でした。最初に発声がわりに民謡から・・・やってしまったら・・・どうも西洋音楽ポリフォニー唱法が抜け切れなくて・・・マズイマズイ・・・リズムを正確に刻まず少しシャッフルして、音と音の間の音も少しいれたりしなくちゃね。内蒙から韓国、アフリカ、カリブ、それぞれの血を自分の血に混ぜなきゃいけないのかな? まだまだタガをはずさなきゃいけない人も多いし、お嬢様然としたカリビアンも困ったもんだし。ちなみにO先生の前世はたぶん内蒙系ではないかとご自分でおっしゃってました。なんですか「牧歌」はこうやって唱うんだって遺伝子が呟くだんそうです。(@_@)
ジェズアルドとヴェルトの宗教曲はまずパートで声の響きを合わせる練習。その方法は企業秘密で〜す。なるほどこの方法だと響きが充実するし倍音も聞こえてハモリやすいですね。本番もそうしようかなんていう意見も。そうそう、テナーは五線より高くなると俄然嬉しそうな音になって自分勝手になるのでアルトを必ず聴いて唱うようにと、アルトの前に並ばされちゃいました。その結果は思惑通り\(^O^)/
次回は男声合唱、女声合唱、アンサンブルをみてもらう予定です。ぐわぁんばらねば。
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平成12年2月6日(日)
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今日はお休みさんは少なかったですね。と言ってもテナーとベースの一番声のデカイ人がお休みでしたが・・・。おやじはGVEC(岐阜ヴォーカルアンサンブルコンテスト)のお手伝いで朝から音楽堂へ。練習には最後の10分だけきました。最近はアンコン自体が下火なのか混声一般は3団体しか参加してなかったとか。来年は頑張って出場しましょうね、Singers8(別名:プッチ・ミオ)の皆さん。今はレパートリーを増やしている最中。一部ではハワイのコンドミニアムで夏合宿をしようという豪勢なお話も聞かれますが・・(^^;)
さて、今日は初めて女声合唱の曲「MAA」を練習しました。というより、楽譜を開いて細部に渡ってパートをわけをしながら譜読みしたって感じです。この曲はオカリナや石、トライアングル、タンバリン、拍子木(?)、カンテレという鳴り物が入ります。一人最低一つは担当しなければなりません。フィンランド語(?)、ラテン語、ドイツ語、英語の語りも入ります。女声は人数が20人程度しかいないので、1パート1人になる場合もあります。カンテレは弦楽器です。合唱団の掲示板に紹介してありますので写真はそちらを見て下さい。音は琵琶のようなビェーン、ビェーンという音がします。J子がカンテラ、カンテラと何遍も言うので「ねえ、それってランプのことじゃない?」とつっこまれてました。音には厳しい彼女ですが、そういうボケがカワイイところです。
また脱線しそう。
ということで「MAA」はまだ開いて見ただけですね。でもどんな演奏になるか楽しみな曲ではあります。唱う音は少ないけどね。きっと演奏会場では昨年の女声合唱の曲に続いて、不思議な音空間が生まれることでしょう。オカリナと石を入れるカラフルなポシェットを一人ずつ作って衣装に掛けようかという案も出ました。それも楽しそうです。エッ? 男声合唱ですか? 別室でやってましたので私にはわかりません。今度ね。
来週の練習は私達夫婦は帰省&講習会なのでお休みです。おやじが11日から13日にかけて開催される合唱団「松江」の感想などを「おやじの独り言」にUPする予定です。20日の練習は久しぶりにO先生の練習ですね。待ち遠しいなあ。
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平成12年1月30日(日)
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今日は珍しく子供達が少なかった。2人だけ。お母さんは大変そうだったけど私達はわりと練習に集中できたかな。子供が少ないだけでなくアルトも3人だけ。女声が3つに分かれるときは私もMezzoにいってしまうので2人でがんばっていました。
最初に体操した後、声出しがわりにバッハの「Singet・・・」の最後の4声フーガを母音で唱いました。メリスマは新人さんにはやはり難しいようです。1音ずつ全部ブツギレになって息を流して唱うことができないのです。まだまだ口先で唱っているようなので個人レッスンが必要かな。身体の筋肉を使って息を流し、声帯を鳴らすのは結構技術がいるんですよね。筋肉と息と声帯がバラバラでは音程も安定しないし、いい声が出ません。
その後はヴェルトとジェズアルドの宗教曲、世界の民謡の練習。民謡はテナーのリズムについてコンマスが特訓していました。少しはましになったけど最後は「家で練習しておいて!」の一言。ホントに家で練習できるの? 最後の30分で定期演奏会用のメンデルスゾーンを通して唱いました。彼は結構イイとこの「ぼん」なのだそうです。だから曲に品があるとかないとか、わけのわからないことを言い合っておりました。特に最後の部分、バッハでいえばコラールにあたる部分はググッときちゃいます。終わりの2小節、アーメンを唱っているときに不覚にも涙がこみ上げてきちゃいました。自分でもわけがわからなかった。アー、エエ曲やなぁ。こんなのはラインベルガーの「Abendlied」以来です。
全員の練習が終わった後、別室で居残り練習。小アンサンブルで唱うジェズアルドのマドリガルの音とり練習。今日はメンバーが3人足りなかったのですが、結構熱い音がしてました。というよりウルサイ? ジェズアルドだからといって全部音がぶつかってるわけじゃないんだからね! ヘッ? 自分のことです。テヘッ、ついついクリティカルな響きにしてしまって、どうもすいません。でもマドリガルのほうが感情を込めやすくて身近な感じですよね。おっとっと、いきすぎないようにしなきゃ。それにしてもアルトを唱うテナーのT氏は強力ですぞ!
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平成12年1月16日(日)
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平成7年の今日は川口リリアホール(埼玉県)で日本合唱指揮者協会が鈴木輝昭氏に委嘱した「詞華抄」を初演。新幹線で夜遅く帰ってきて心地よい疲労感でぐっすりと寝ていた翌朝、かなりの揺れを感じました。阪神・淡路大震災でした。毎年のように出場していた宝塚国際室内合唱コンクールの会場、ベガホールもステージ正面のオルガンは倒壊し、ロビーは臨時の診療所に。わずかでしたが団員で集めた義援金を宝塚市に送りました。開催が危ぶまれたその年も宝塚市と実行委員の方々のご努力によりコンクールは開催されました。私達は総合2位と3位に入りましたが、賞金は復興に使っていただくようにと、そっとお返ししました。コンクールが途切れることなく開催されたということの方がどんなにか嬉しかったのです。
さて、今日もジェズアルドとヴェルトの宗教曲を練習しました。2〜3のパートずつで指揮者なしでテンポを合わせたり音を確かめたりしましたが、マイペースのテナーだけは前に出てみんなの方を向いて唱うことに。結果はみんなの目が怖かったのかバッチリ! 次回はソプラノが前に出ることになるようです。(^_^;) 韓国民謡「カン ガン スウォル レ」は本歌をテープで聴きました。太鼓も入って結構激しい歌です。手をつないで踊りながら歌うのだそうです。なんだかソウル・オリンピックの開会式とかで見たような気がするのですが・・・。内蒙民謡「牧歌」もだいぶ唱い慣れてきましたね。次回はいよいよ男声と女声の曲を練習します。パート分け&鳴り物担当も一応考えました。ところでS木先生の「リリケ・アモローゼ」の残り3曲はどうなっているのでしょうか???
ちなみに来週の日曜日はヒリアード・アンサンブルの演奏会を聴きに行くので練習はお休みです。感想は「こんな演奏会聴きました」コーナーに掲載します。
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平成12年1月9日(日)
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明けましておめでとうございます。今年の年末年始休暇はどこへも出かけずに、このHPの立上げに四苦八苦。ウヘー、おかげで練習できなかった。
1回目の練習だから出席率が悪いかなっと予想してましたが、男声は結構いましたね。体操、ストレッチ、発声練習(といっても声は出さずに筋肉を動かすのみ)をやってから、ジェズアルドとヴェルトの練習。昔、何かの雑誌でタリススコラーズはジェズアルドを演奏するとき純正調では唱わないと書いてあったような気がしますが・・・ということは平均率? 1音ずつ転調するような彼の曲を全て純正調で唱うと限りなく上がっていくか下がっていくかするからなのでしょうか? でも半音階で下がってくるときは半音の幅を考えたほうが良いような・・・うーんんんん。
休憩中に女声陣は新しい衣装の見本を団員の一人をモデルにして吟味。なかなか色っぽいのができますぞ! 5月の演奏会ではご披露できますのでお楽しみに! 男声陣は時間が勿体ないからとバーバーの「A Stopwatch・・・」の音とり。ティンパニがカコイイ曲だからガンバってね! 実は女声の曲はまだ楽譜が届かないのです。とりあえず女声の皆さんは河原で石を二つ拾ってきてね!?
民謡の練習後、バッハの「Singet・・・」を一度通して唱ってみましたが声が鳴りません。唱いこまなくっちゃね。
練習後18時から新年会。団員20名と子供4人が参加。メニューはお刺身と寄せ鍋。鍋って最後の雑炊が一番美味しいですよね。お酒、ビール、ジュースは飲み放題だったので今回は結構飲んでいた人もいました。私達は1次会で帰宅しましたが二次会はカラオケかな? 合唱団員て合唱曲を一人で唱わせると音程が (?_?) なのにカラオケを歌わせると音程完璧な人がいますよね。不思議な現象です。ちなみに会社の人達と歌う時の私の十八番は例のアニメ主題歌です。今度はセリーヌ・ディオンもレパートリーに入れようかな。
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平成11年12月26日(日)
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今年最後の練習でした。
ジェズアルドとヴェルトの宗教曲:ルネサンス時代の作曲家の宗教曲を全員で唱うのは久しぶりです。マニエリストの曲とはいえ、やっぱポリフォニーはいいねえ。このぶつかり具合も最高。世界の民謡:やはり血が騒ぎますね、アフリカンとカリビアンは。それに合唱団のWebマスター殿の中国語の発音講座はみんな感激物でした。「テープに録音して!」とか「ビデオで口の形もわかるよにして!」とか勝手なことを叫んでいました。彼の違った一面をかいま見たって感じですね。メンデルスゾーン:彼の曲は初めて唱います。密集和音でハモリ安くて気持ちいい。でも聴いてる人は寝るかもね。それにしても音とりの頃が一番良い音がしてると思うのは私だけでしょうか? 言葉を付け出すと途端に母音が鳴らなくなるしハモラなくなるのです。困ったモンだ。
来年はいよいよ2000年。世紀末であり、バッハ没後250年のバッハイヤーでもあります。ふたたび彼のモテット「Singet・・・(BWV225)」を唄えるのかと思うと嬉しくて嬉しくて・・・。でも、私に関しては以前唱ったパートではないんですよ、これが・・・。休み中にガンバって音とりしよっと。それにしてもあの曲は中間部のアリアとコラールが絶品ですよね。
余談ですが、練習中に団員の1歳9ヶ月の女の子が私の腕の中でスヤスヤ・・・。これで2度目なのですが子供のいない私には幸せな一時でした。
皆様、1年間ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。さあ、来年も楽しい演奏会にしましょうね!
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