さてさて、合宿です。
今回の合宿所は尾西グリーンプラザ。練習場はここの多目的ホールを借ります。以前にも紹介したと思うのですが、パーティー会場としても使われるような絨毯敷の広い部屋・・・早い話が宴会場かな?(笑) 絨毯が敷いてあると音が吸収されることが多いと思うけど、ここはもうお風呂場のようによく響きます。だから頑張らなくてもいいぶん、声帯への負担は少ないので助かります。
8日(土)午後から練習開始。
まずは「光る砂漠」の音程確認や細部の練習を自分達だけで・・・O先生とピアニストのK先生は夜から・・・前日のリハーサルをのぞくとピアノ伴奏付きの練習は今日で終わり。。あらまあ大変だわ! いろいろテンポ設定とかも調整したのですが、また当日変わるかもしれませんね。ちょっとあのテンポでは早過ぎて声が鳴る前にドンドン行ってしまう箇所があるんですもの。。。ふむ。 それからね、O先生はいろいろと場面場面で合唱団に違う声の色を要求されます。わかってはいるんですけどね。。。難ちぃ!! それからテナーさんね〜、声がイイのは認めるよ。。。(←あくまでもパートとしてよっ! ww) 何て言ったらいいのか、どの音も歌い過ぎるし、テンポは勝手だし、、、もっと繊細さや豊かな情緒を身につける・・・もしくは身に付かないなら(爆)、少なくとも表現だけでもしてもらえないかしら?(笑) ♪ひかりは 愛し合い♪ O先生に「それじゃあ 嫌われるよ」って言われてもしょうがないかも。。。でも、声はイイんだわ。。。それって得よね〜。それだけで聴衆を惹き付けられるから・・・例えて言えば甲高い声で喋られてもベッカムなら許せるってやつ? ほ、ほ、誉め過ぎか・・・爆!
「光る砂漠」9曲全曲の練習が終わると残った1時間弱で「遠野遠音」の「白望(しろみ)の山」と「遠野郷は」を練習。
「白望の山」・・・音は決して難しくはありません、最初はね。でも♪桐の花の咲き満ちたる山あり♪のあと♪あたかも紫の雲の…♪からこの和声進行は何じゃい!って感じになってくるのです。O先生はこれをシェーンベルクが12音技法に移行する時の音・・・と表現してみんなは大笑い。確かにそう言われてみれば・・・和声進行はちっとも解決しない感じで、予想できないような音が来たりするもん。 そのあとの♪かつてキノコを採りに入りしものあり♪も私達の頭の中は???が飛び交ってます。でもね、その???がイイ味を出してるらしいっすよ、聞いてると。。。ホントかな〜?(笑) 女声6声で始まる 「遠野郷は」に至っては半音や全音でぶつかりまくりぃぃ!!! これこそ新ウィーン楽派だよね・・・ですって。 シェーンベルク、ベルク、ウェーベルン等々・・・にゃんだかねぇ、この前後には田植え歌だの、南部馬方節だの、日本民謡でございま〜す!って顔した曲が配置されているんですけどね。。。日本民謡と新ウィーン楽派の合体ですか? めっちゃシュールやん!(爆)
9日(日)は自分達だけの練習・・・
「遠野遠音」、「五つの童画」の音程と和声の確認、自分達で気になった箇所を練習。2週間前になって「おお、そうじゃん!」て気がつく箇所があったりするからコワイッすよ。(笑) それにね、どこの合唱団でもそうだと思うのですが、ピアノ伴奏がつくと、ついつい対抗して声を出そうとするので、ディナーミックの差がなくなってしまうのです。平常心!平常心! あとは巷でハヤリ(?)の某曲も練習して・・これも暗譜だからね〜♪♪
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