練習日記(平成13年後期)
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12月8日、9日は合宿でした。日付は9日になっていますが、2日分記入しますね。。。
なんだか最近、練習日記もサボリ気味・・・今回の合宿の日記で第18回定期演奏会前の最後の日記になります。この形式、やっぱり慣れないのでまた来年からは元に戻そうかと思ってます。。。はぅ。
演奏会前ということで曲目の解説をわかる範囲でちょっとだけ。
Monteverdiの「Vespro della Beata vergine」(聖母マリアの夕べの祈り)は1610年に出版され、時の教皇パウロ5世に献呈されました。全部で12曲からなる大曲ですが、今回はその中から2曲「Dixit Dominus」(主は言われた)と「Lauda Jerusalem, Dominum」(エルサレムよ主を誉め讃えよ)をバロック・チェロとポジティブオルガンの伴奏付きで演奏します。ご存知のようにMonteverdiはルネサンスからバロックへと音楽を導いた作曲家として知られています。勿論、彼1人によって導かれたものではないのですが、いわゆる「第二の技法」によってそれまでのルネサンス音楽にはなかった感情(言葉)の劇的表現とでも言える技法を提示します。また楽器による通奏低音をつけて声だけではなく楽器を伴うことにより音楽の可能性を広げた人でもありました。そんな彼の作品の中でも「Vespro della Beata vergine」は宗教曲といえど、反復同型の音形や躍動するリズム感が当時としてかなり斬新な曲ではなかったかと思います。彼がヴェネツィアのサン・マルコ大聖堂の楽長になる以前に作曲された作品ですが、まさに当時、教皇庁とは一線を画し、政治だけでなく芸術にも自由な空気が流れていたヴェネツィアにこそ相応しい曲ではなかったかと思います。唱っていて思うのはMonteverdiの技法の見事さ。壮麗という言葉はこの曲のためにあるような曲で、彼の作品の中の傑作のひとつだと私は思います。是非、大聖堂で響かせてみたいし、いつかは全曲唱ってみたい曲でもあります。
Rossiniはロマン派の作曲家。オペラ「セビリアの理髪師」は有名ですね。宗教曲も勿論ありますが、彼の合唱作品の曲集を見るとイタリア語だけでなくフランス語のテキストも沢山あります。すこぶるグルメな人としても有名で、先日、彼が好きだったというメニューを再現した料理本を目にしました。Rossiniについてはよく知らないのですが、今回の2曲「I Gondolieri」(ゴンドラ漕ぎ)と「La Passeggiata」(船遊び?散歩?)はきっと洒脱な人であっただろうRossiniの一面がうかがえる楽しい曲ではないかと思います。ピアノ伴奏も華麗! この2曲の間にソプラノによるカノンを1曲はさみます。果たしてサイドメニューになるのかな?(苦笑)
今年はVerdiの没後100年にあたります。Verdiもオペラ作曲家としてつとに有名ですが、晩年にはポリフォニーの基本に立ち戻って簡素で瞑想的でありながら甘美な宗教曲を幾つか作曲しています。「PATER NOSTER」(主の祈り)もその中のひとつで、テキストはラテン語の「主の祈り」を詩聖ダンテがイタリア語化したもの。作曲年代は1878−79年。
Pizettiは1880年生まれ1968年没・・・と年代だけを見ると現代に近い近代の作曲家ではありますが、20世紀初頭のシェーンベルクらによる12音技法の路線とは違う、どちらかというとリヒャルト・シュトラウス的な後期ロマン派(近代ロマン派と言いたいくらい)の色濃い作曲家です。「2 COMPOSIZIONI CORALI」のなかの「Il giardino di Afrodite」(アフロディーテの庭)と「Piena sorgeva la luna」(満月が昇り)はギリシャの女流詩人サッフォーのテキストをイタリア語化したもので、訳詩そのものがイタリアの抒情詩の流れに添っており、絵画的で耽美な音楽の世界をPizettiは作り上げています。作曲年代は1961年。
最後のD.Scarlattiは以前にも書いたようにバッハやヘンデルと同じ1685年生まれ。つまりバリバリのバロックの作曲家です。この10声の「Stabat Mater」はバロック・チェロとポジティブオルガンの伴奏付きの曲で全編通すと30分はかかる大曲。しかし、どのメロディラインも美しいポリフォニックな曲で、ともすればルネサンス時代に舞い戻った感もなきにしもあらず。しかし、優れたメロディーメーカーであったことは否定できません。イタリア・バロックの作曲家というと日本ではヴィヴァルディのほうが有名ですが、D.Scarlattiは彼よりもずっとセンスの良い作曲家だと私は思います。
今回イタリアの曲の演奏会ということで 本当は現代の作曲家ダラピッコラ、ノーノらの曲を・・・とも思って捜したのですが、どうも今ひとつしっくりこなくて断念しました。バロック、ロマン派、後期ロマン派・・・・それぞれ歌い方、音色を変えることができるかどうか・・・M団の今回の挑戦です。
練習日記なのに、ちっとも練習の様子は書かずに終わりそう。でもね、今回の演奏会に向けての練習の中で、またこの合宿の練習の中で想うことがあったのも事実。O先生とは第14回定期演奏会からのお付き合いで、もう5年目になるのでしょうか? ここからは全く個人としての意見なんですが・・5年くらい経つと練習は楽しいのだけれど、どこか馴れ合いの部分も出てくるようになるし、団員の中に曲や練習に対する緊張感が薄れてきて、指揮者が何か指示してくれるだろう・・みたいな空気も感じます。つまり受け身になってる? それは自分も含めてなんですけどね。また反対に最初はお互い尊重していた部分がなくなっているような気もするんです。
指揮者と合唱団員の理想的な関係ってどういう関係をいうのでしょうか? 出逢った最初の頃はいろんなことがとても新鮮で、言われたことを素直に受け入れてきたのですが、最近になってちょっと待てよ・・・と思う部分も出てきた。自分達はこうやって唱いたいんだ・・という自分達の音楽というものもあってね。言われたその場では素直に受け入れてはいるんですけどね。。。勿論、指揮者がイメージする音楽も大切ですが、でも実際に唱うのは私達団員なんですよ。演奏会本番・・・この両者の音楽がぶつかり合ってどんな空間ができるのか・・・真剣勝負! つーのは間違ってる?
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今日は久々にO先生の練習日。しかも3連休の最初の日だし、当日青森を発ってこちらにいらっしゃるということで予定ではちょっと長めに午後から夜間にかけての練習・・・・のはずだったのですが。。。前日の夜遅く、「TRRrrrrr〜〜」と電話が・・「あっ、み〜ちゃん、明日ねボク終わってから長崎まで行かなきゃいけないから。。。名古屋を○○時△△分の新幹線に乗る予定なんだけど」・・・電話口で私は「うっ そ、そうですか・・」と絶句・・・で、オヤジに「O先生から・・」ってそのまま受話器をバトンタッチ・・・・だってさあ[先生、それじゃ練習時間がメチャ少なくなっちゃいますよ!]なんて言えねぇべ? 案の定、練習では調子に乗ってきているのに「先生、時間です。。」ってオヤジに止められてしまったO先生。。。「じゃあ、チョットだけここをやって」なんて言われても、私達まで焦ってしまって。。それじゃあテンポが・・・・速いなんてもんじゃなくてマジでマキが入ってましたよ。。(笑) 次回(2日)はタップリとお願いしまするぅ〜〜☆
って、最後から語ってしまいましたが。。。今日もいつもとは違う練習場所・・・岐阜県が誇るソフトピアの建物群・・・に隣接した公民館。通りも街路樹もビルも洗練されていて、練習場の大きな窓からの眺めは、さながらココは東京?・・ってな感じです。ただビルの隙間に見えるのが空・・というのがやっぱり田舎かな?(笑) うう、余計な話ばかり。。。エイッ、余計な話ついでだぁ〜・・・O先生と私達はしばらくぶりに会ったので、じゃあお互いにその間の研究発表をしましょう・・・先生は息子さんの友達に息子さんと兄弟に見られたと言ってまた喜んでおじゃりました。。うーーーん、その格好(全身黒で茶髪、おまけにグラサンかけてまるでハーレイにでも乗ってるオジサンみたい!・・殴・蹴・・イテェ〜)ならわからないでもないけど・・・あれぇ、でも今からかけようとしている眼鏡は@@鏡じゃないんですか?(爆・爆)
ハイハイ、余計な話は置いておいて・・・ここからは練習内容を・・・少ない練習時間でまずMonteverdiから練習・・・「Dixit Dominus」は朗唱の部分のテンポとアルシスを合わせるのがなかなかピッタリとは行かないのですが、譜割りするのはみっともないので、言葉の意味と長年のつきあいによる「あ・うん」の呼吸で合わせるしかない。。。よね?(笑) それからこの曲は最初の音から下降していくフレーズが多くて、、、でも音楽は高まっていかなきゃいけないわけで・・・つまり下降音形にクレッシェンドをかけなきゃいけないのが辛いっす。特にメゾ・ソプラノは前半はアルトと同じような音域なので低くてね。。。ww 後半の長い音符はリュートが♪ジャーン♪と鳴らす感じ、つまり最初に鳴らしたら音を保たないで減衰させて・・と指示があったのですが、そうすることによって躍動感が出てくるみたい。付点4分音符もそういう箇所があるのだけれど、続く8分音符が遅いパートがあって重くなるので気をつけましょう! ねっ、テナーさん!
次に同じMonteverdiの「Lauda Jerusalem, Dominum」・・・これは定旋律的なテナー1パートを挟んで両側に3声ずつのダブルコーラスです。本番はお互いが見えないくらい離れてね♪・・って、マジ?(笑) 前半は各グループが呼応するように歌っているのですが同じグループでアルシスが揃うところをもっと強調すると動きが見えると思うんだけどなぁ。それから途中、7声全部が歌う部分は付点4分音符にアクセントをつけてリズムを立たせると、それぞれのパートの綾が見えてきて活き活きするんですよね、生き物みたいにね。後半のGloriaからは長い音符が多いのでレガートで歌い、最後に向かってはもっと金管楽器が鳴ってるようにリズムを刻むとメッチャカッコいい!! だってこの曲は「Vesperae Beatae Mariae Virginis」の中でも最も華やかな曲なんですものね☆
続いてScarlattiの「Stabat Mater」・・・・この曲、本当にメロディーがとっても美しいのです。最初から半音階の使い方が色っぽいし・・旋律だけでなく対旋律も美しい。音のぶつかりもマリアの辛さ、痛みをよく表していると思うしね。それにだいぶん歌いこんできたので他のパートを聴きながら歌えるようになってきましたが、同じ旋律で追いかけている部分はもっと同等に歌わないとねぇ。音楽が希薄なパートがあってはやっぱマズイっしょ。でもね私、個人的には歌う箇所が少ないというか、オイシイ箇所が少ないので、ついついまわりの雰囲気を無視して歌いこんじゃって「み〜ちゃん、そこはまだ出てこないで」・・な〜んて先生に言われちまうのよね。。。グスン。。哀ちぃ〜(T.T)ホロホロ。。。音楽的に希薄なパートよりよっぽどマシだろうが!(コワ〜〜イ)・・って自分で自分を慰めてるの・・・(そういえば、誰かがストレスをためない程度にね、なんて言ってたから本番は出したモン勝ちや!・・殴・蹴) すいません、つい地が出てしまって。。。各フレーズでのテンポ設定も決まってきたし、演奏会前日のオルガン&チェロとの合わせが楽しみですね。。。って、まだまだ練習しなきゃ♪♪
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今日は演奏会前、最後のI先生の練習日。。。マジ、えらいこっちゃ・・どうすんべな〜。。。<(O_O)>
まずはVerdiの「PATER NOSTER」・・・M団にはフレーズが終わるごとにテンポを遅くするという悪いクセがあってですねぇ・・・なにもM団に限ったことではないのかもしれませんが・・・ひとつひとつのフレーズに「。」がついてしまうので、音楽に推進力がなくなっちゃうんですよね。。。それにしても今日の練習場は下に絨毯がはってあるから声が響かないというか溶け合わないって感じがしてね、、、ついつい出しすぎちゃうんです・・・こういうのは喉にヨロシクないし、頑張り過ぎる声はよけいに溶け合わない・・・わかっちゃいるけど・・・てか? トホホ。。。それからこの曲、あまり指揮者が振りすぎるのも興醒めなので「俺、メータみたいに何もしないから」ってI先生に言われちゃいました。。。ははは、メータみたいってのがツボ! 指揮者のズービン・メータは細かいことは何も言わないし、要求しない?(笑) だから歌い手がどんどん自発的に音楽をして行かなきゃいけないんだべさ。。。それでも気になったらしいアルトとテナーの2声のところ、ついにテナーは1人ずつ歌わされちゃいました。。。おかげさまでパート内も揃ってきてアルトと対等に音楽できるようになりましたとさ。。。うちのテナーってね五線から上は元気がイイのだけれど、どうしても五線の真ん中あたりでみんなヘロヘロなの・・・本当に@性?って言われたこともあるくらい(笑)。そこができるようになったら、♪Divino Padre♪からは長調系と短調系でもっと声の色を変えてね。。という指示。。。クライマックスでinfernal(地獄)が出てくるところはもっと声を鳴らして・・・ディクレッシェンドに惑わされて響きが痩せないように・・・まったくぅ このディクレッシェンドを消してよっ!!・・て言いたくなるよね。再度、下4声がinfernal(地獄)を付点4分音符でたたみかけるように歌うところ、最後のportandoはportamentoにして、ソプラノTの上昇系を目立たせていたのをソプラノUの下降系を目立たせるように・・・「そうじゃん、任せた!」・・なんて言われても・・うぇ〜ん、プレッシャーにごっつう弱いのよ、私。。。うーーむ、それにしてもVerdiはよく考えて作ってますよね。この曲、ホモフォニックな箇所が多いのでハモレばとっても美しいのですが・・・ふふふ。
後半はピアニストのY先生を初めてお迎えしてRossiniを練習。
Y先生には申し訳ないことにアップライト・ピアノでおまけに後で聞いたところによると鍵盤がなかなか戻ってこないという代物。とっても弾きにくかったみたいです。ずびばじぇ〜〜んでした〜〜m(_ _)m
まず「I Gondolieri」から・・・とにかく私達は3拍子系の8分の6拍子は大の苦手・・・どうしても3拍目というか6拍目が遅くなってしまうのです。あと、裏拍で入るところも遅くなる。もっと食いつきよく、サクサクと行ってしまわないとピアノはいちいちタメることになってとっても弾きにくいと思うのよ。あとね、ア・カペラのつもりで子音を入れていると、どんどんピアノに置いてけぼりにされるから、半拍くらい前に出して歌ったほうがイイよ。それからパートソロになった時はもっとソリストになった気分で色を出して歌ってね・・と言われるのですが、どうしても合唱団の中の某パートという歌い方から抜け出せないんですよ。もっと自己主張した歌い方・・・というか歌詞のニュアンスをパート内全員で出さないと墨絵のような音楽になっちゃうよ。。パート内の最大公約数?最小公倍数?・・・どっちかな?人数が多くなるとそういう悩みもあるわけで。。。はい、みんなでニュアンスをだしませう♪・・ネ☆
それでも次の「La Passeggiata」はまだリズム感がイイほうですね。課題としては、もっとピアノと合唱の掛け合いがスムーズに流れて聞こえることかな? まだ、ピアノがどこかで鳴ってるわ・・・的な歌い方で掛け合いになってない気がするんだもの。つまりピアノの右手の3連符を聴けるようになるとイイと思う。そうすればもっとピアノと合唱が有機的に繋がると思うんだけどな。。でも聞きながら歌うと本当は時間差があって遅くなっちゃうし、聞こう聞こうとすると逆に枠に嵌め込まれたみたいな窮屈な音楽になりかねない。うううっ、普段ア・カペラで歌い慣れている私達にはピアノ伴奏の曲はマジでムズイィィ!!
それにしてもRossiniの曲は2曲ともピアノパートがとっても格好いいっす♪♪ 前奏の間もツイツイ自分がピアニストになった気分で弾く真似をしたくなっちゃいます。伴奏というより、協奏曲的な部分が大きいのかもね。本当はもう1回くらい一緒に練習できたら良かったんだけど。。。あとはイメージ学習するしかないっすね。
全体練習が終わったあとは、またソリストの練習。今日は音程の要(かなめ)のJ子がいたので歌いやすかったわ〜ん♪ それに歌いにくいと思っていた練習場だったのに、1人になったら高音が出しやすかった・・・立って歌っていたからかな?
そそ、今日はY先生、お子ちゃま達がいて面くらったのでは? 私達は慣れているので無視して歌えるのですが、慣れないとシーンとした時に「@@ちゃ〜ん、キャッキャッキャッ」「(ブロックが)ガラガラガラーーーッ!!」なんて聞こえてきたら・・・集中力が途切れちゃうものね。。。すいませんでしたY先生。。m(_ _)mペコ でも、子供は素直で可愛いね・・軽快な曲「La Passeggiata」になったら1人の男の子がスキップして前を通り抜けて行ったんです。みんな下を向いてクックックーーッ状態でした。T子ちゃんも今日は久しぶりに私に抱っこされてスヤスヤと寝ちゃったし・・不思議だな、結構大きな声で耳元で歌っていたんだけどなぁ・・噂によると子供はロックが流れ出すと寝るらしい・・? あらぁ、じゃあ私の声はロッカーのようだったってこと? (>_<)
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あとI先生の練習日は残すところ2回。。。うっひゃ〜〜!! でございます。
ところが、ところが・・・あれ〜今日はテナーがいない! お休みと聞いているのはMネちゃんだけ(修学旅行・・・もちろん、引率!)よ。まあ、だいたい重役出勤のような方々が多いからね。困ったもんだ。。。
はーーっ、そんな事言ってる場合じゃないんだ・・・早速、Rossiniの2曲から練習。
M団は一応ルネサンス・バロックものが得意ということになっているので、どうしてもロマン派の曲までそれ風な歌い方になっちゃうのです。・・・・で、I先生がおっしゃるには「姿勢が問題なんじゃない?」。身体の前に置いた両手を身体から離すよう、持ってる楽譜を向こうへやるように(←老眼の人が楽譜を見ている図を想像してくださればOK!)すれば・・・アラアラ不思議、深い声も出るし、納豆唱法(←そんなものあるのか?)もできるわ。そうね、思うに、その姿勢だと背中がグーーーッと開くし、横隔膜も下に下がるからではないのかしら? 歌う時に忘れてしまっている発声の基本を確認するのも大事なことですね。。。それから、なるべく1フレーズが終わるまではオペラ歌手のように自分の響きを残そうとしてっ!!・・・いろんなことをしようとして(笑)、身体を動かしたりしないように!!(う〜〜ん、養成ギブスでも作る?)・・・某団のように声を充分に鳴らして!! ふーーむ、ナルホド♪ その一言で納得しました(笑)。。。そそ、言葉によって声のニュアンスも変えるようにとの指示・・そうよね、♪cal se brilla il sole♪(輝く太陽)と♪o mesta appar la luna♪(悲しげに見える月)では自ずから声音も違うはずですもの。。。それから、そろそろ暗譜もしましょう!・・・私は楽譜を見ないで、歌詞だけを書き取った紙を盗み見しながら歌うようにして暗譜するのですが、みなさんはいかがですか? やっぱり暗譜するという作業は自分の中に音楽を取り込み、イメージを作り上げて自分の想いとして音楽を伝える手段として、必要なのではないかと私は思っています。楽譜を見ながら歌うと目で追っている間に忘れてしまうような気がしますが・・・それができる方はいいと思いますけどね。まあ、曲にもよるっていうのもあるでしょうし。。
さて、問題はVerdiの「PATER NOSTER」・・・・この曲もI先生に振っていただくことになりました。でも今日を入れてあと2回の練習でできるのかな? やるっきゃないね。。。結構好きな曲だし。今回は先生の最初の練習ということもあってテンポが遅めだったせいもあってかブレスが続かない。苦しいのはわかるけど、見えないところでがんばって・・・白鳥みたいにね・・・ひょえ〜〜! みんなでカンニング・ブレスの場所を決めた方がイイのカモね。。。そそ、たまには立って練習するのもイイッすね。息を流して身体全体で歌うと・・・イイ声が出ます。あと、ディクレッシェンドの時に響きがpoorになってしまってはまずいよね。。それから録音を聴いて思うのは、全体の中でベースはもう少し鳴らしたほうが終止形の和音が安定すると思うのですが。。。5>4>3>2>1の法則ね(謎)
今日の練習で「おぉ!」と思ったのはみんなが同じ音でppppで歌うあとの音の処理。。そこから今度は音がわかれてクレッシェンドが始まるのだけれど、最初の音をさらに一段階落としたpppppにする感覚で歌うと、クレッシェンドが効果的になって、すっごく音楽が活き活きするのです。ものは考えようだなって思いましたね。目から鱗でしたわん♪
さて、実は1曲、色物(笑)の曲を練習してみたのですが、、、、これについては本番のお楽しみ・・・ということで。
休憩後、D.Scarlattiの「Stabat Mater」を後ろから練習。バロック時代の曲の演奏については諸説ありますが、M団はバロック・ピッチ(A=415ヘルツ・・・・現代はA=440〜444ヘルツ)で古楽器唱法(←こんな唱法ってあるの?・・笑)で歌うことにしています。古楽器は音が減衰するため歌う場合もそれにあわせて減衰させるわけです。ところが、最近はロマン派の曲を歌っているせいか、どっちつかずの歌い方になっていて・・・この曲に関してはもっと1拍目のアルシスは強調して2,3拍目を抜くようにとのアドバイス・・・おお、これでとっても軽やかになりました。以前の歌い方だとワンワンとうるさかったですからね。隠れていたヘミオラも見えてきたし。。。最後のフーガも旋律と対旋律の歌い方の違いに気づかせていただいて・・・本当、いつもながらI先生の楽曲に対する解析力には脱帽です。もっと自分たちでも解析しなきゃいけないですよね。勉強不足を痛感。。イテテテテ。
最後にPizzettiの「2 composizioni corali」を見ていただきましたが、やはりこれは一度ステージにのせてる曲ですから安定感ありますね。それに私が思うに、アルトが充実した音を出せるようになったような気がします。これは「Stabat Mater」で1パートを若手に任せた成果なのかな? かわいい子には旅をさせろ・・・とはよく言ったものです。。。。。それと、歌っていてフト気づいたこと。。。これって私が勝手にそう思いこんでるのかもしれないのですが・・・・もともとこの2曲のテキストは古代ギリシアの女流詩人サッフォーの詩をヴァルジミリという人がイタリア語に訳したものです。でも、ただ単に訳したのだけではなく、ペトラルカ以来のイタリアの詩に見られる音やリズムを大事にして訳してるのではないかと思うのです。例えば♪Piena sorgeva la lunna♪(満月が昇って)は最後の音が全部「a」で揃っている。。。これはハドリアヌス帝の「Animula vagula, blandula, 」(さまよえる いとおしき魂よ)やアンドレア・ザンゾットの「Luna puella pallidula」(月 青白い少女)を連想させるものがある。。。♪e ne discende molle sopore♪(そして柔らかなまどろみが降りてくる)ではいっかんして「e」の音で終わっているし・・・・言葉が持つ自然な音のリズムを作り出している・・・そのリズムにそってPizzettiも曲をつけていると思うのです。。。これって私の思い込みかな。。。
ああ、また話が脱線しちゃいましたね。。。
みんなで練習したあとは「Stabat Mater」のソロの練習。しかし、しかし、しかし、、、今日はSOP2とTENOR1がいなくて・・・この曲、どこかのパートがいないととっても歌いにくいんですよね。。。ましてピッチを支配してくれる○子がいないと下がり気味になって・・・集中力がなくなってしまいました。こんなことではいけないとは思いながら・・・スイマセン、I先生。
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平成13年10月21日(日)
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今日も男声は欠席3名のみ・・・それにくらべて女声は・・・まあ、事情はいろいろあるでしょうが、やっぱり一に練習、二に練習、三、四に呑んで、五に練習・・あれ? 逆? まあ、そういうわけで・・・Rossini以外の曲は全部練習できたのですが、Scarlattiなんてひとりだけのパートもあったりして。。。そういえばひとりもいないパートもあったね、、、で、時々他のパートの人が手伝ったりして。ひとりというのも存外、練習になるものです。音程も自分だけの責任だから、妙なところはよくわかるし、それににひとりだと歌いたい放題で気持ちよかったりして・・あっ、ダメ?(笑)
Verdi の「PATER NOSTER」は「Laudi alla ・・・」と似ていて、短いフレーズがいくつか繋がってひとつの曲になっているという構造。。。1フレーズごとにどこに山を持ってくかを考え、なおかつ1フレーズをノンブレスで歌いきれるようにブレスの配分を考えて歌う・・・1パートの人数が少ないと、こういうことも考えながら練習ができて勉強になりますネ。
Pizzettiの「2 Composizioni Corali」は、J子が言うには、なんじゃかんじゃ言っても一度はステージにのせた曲だから違う・・・・のだそうです。そうよね、私も一応暗譜したし、自分なりに歌詞のイメージとか曲想を考えながら唱ったので、、、、って、やっぱり1曲目のアルトのパートソロのような部分は難しいね。
Monteverdiに関しては・・・うーむ、やっぱりバロック・ピッチで半音下げたぶん、低いよ〜〜。私には完璧に出ない音があるし・・・。でね、ちょっとだけインチキをすることにしました。だって、スウェーデン放送合唱団だって、6声+6声のプーランクの「人間の顔」」をインチキしてたんですもの。。。つまりお手伝いしてたってことネ。私達は入れ替わるだけだから・・・あはっ♪
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平成13年10月14日(日)
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今日はI先生の練習日。いつものように11時30分には岐阜羽島駅に迎えに行ったのですが・・・・当のI先生はいつもの新幹線から降りていらっしゃいません。あれれれ?? 先生、新幹線の中で寝過ごしちゃったのかな? 携帯電話をもってらしたっけ? でも番号わかんないし・・・昼食をとりながら1時間待ったのですがI先生は現れず。。。もしかしたら、JRの在来線でいらっしゃるかもしれないから・・ということで練習場に向かいました。1時を過ぎてもまだ先生は・・・。妙だな、お返事メールは先日来てたから忘れていらっしゃるわけないし。。。いつものように体操をしてちょっと発声をやってから Rossini の練習を始めたら・・・私の携帯が鳴り出して・・・(勿論、いつもはマナーモードに切り替えてあるんですけどね、、、)、やっぱり、I先生からでした。。。。こちらから送った新幹線の切符が間違っていて、今着いたばかりだということ。。。。ぎゃ〜〜〜!! すいませ〜〜ん!! どうやら切符を買った担当者と駅員さんの間で行き違いがあったようです・・・アセアセ。。。今日はいつもの練習後にソリストの練習もあるので、開始時間がいつもより遅いのかな〜?・・・先生もチケットがいつもと違っても不思議に思われなかったようです。。。いや〜ん、ずびばじぇ〜〜んm(_ _)mm(_ _)m
ということで、Rossiniから練習。
I先生は根気強いですよね。。。いつも同じ所でつまる某パートにお付き合いして下さって、ちゃんと歌えるようにしてくださるんですもの。でも、某パートは1週間経つともう忘れて・・・元の木阿弥。。。頼むよ! そろそろ暗譜いたしましょうネ♪
竹原中の演奏会がなくなってしまったので、今日は初めてD.Scarlattiの「Stabata Mater」をみていただきました。I先生はエモーショナルな部分はもっともっと要求されます。。。「う〜ん、これじゃ泣けないな。もっと歌って!」「それだと“裁きの日”って感じがしないね。」・・・・・はい、私も激しく同意いたしますわ。。。だんだん入り込んでくると鋭い指摘も飛びます・・・「フーガが全然見えないね。。。16分音符が重すぎるんだよな。」 ひょっえ〜〜〜!! きついけどその通りで・・・もっと言って!もっと言って! こんな感じで練習が熱気を帯びてくるのです。。。でも今日は時間が短かったので 酸欠状態になる前に全体練習は終わっちゃいました。
夕方5時過ぎからは別室でD.Scarlattiの「Stabata Mater」、10人のソリストの練習をみてもらいました。私はある箇所でなぜか自分のイメージしている声と全然違う声が出て来ちゃうんです。しっかり指摘されちゃいました。オホホホ。当然か?(笑)
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平成13年10月7日(日)
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お断り:9月30日ですが、私はオペラ「トリスタンとイゾルデ」を聴きに行ったので練習をお休みしました。で、練習日記は1回お休みします。
10月7日・・・先々週は殆ど全員集まったのに今日は、、、って言いたくなるような少なさでした。特にD.Scarlattiはソプラノが4つにわかれるんだから、、、頼むよソプラノさん! こういう曲は何度も歌い込まなきゃ!(←自分のことか。。。トホホ) ここで得意の言い訳・・・これを書いているのは20日も後なので この日の記憶が定かではないのです・・・ひとつ強烈な記憶が。。。このD.Scarlattiの「Stabat Mater」は十字架にかけられたキリストの傍らで悲しみ嘆くマリアのことを歌った宗教曲で日本語では「悲しみの聖母」とも言います。(直訳すると「立ちたまえる御母」かな?)。 要するに子供を亡くした母親の嘆きを歌ったものなのです。なのに、まだ音を取るのに精一杯で、言葉のニュアンスや音楽的情緒を現せない私達にたまりかねて、前で指導していたJ子が突然、「この曲はね、子宮の痛みなのよ!わかる?」と言ったものだから、みんなは目が点に・・・・・・・おっしゃることは よ〜〜く、わかります。。。ごもっとも! でもいきなり言われると、、、言われた方が赤面してしまって。。。。「はぁぁぁぁ???」とか「俺、男だもん」とか・・・・ひとしきり笑いの渦でした。。情熱的でヨロシイことよ、J子さん♪ ご期待に添うようにがんばるわね。確か、リンドバーグ夫人の小説にも「女性は子宮で考える」とかいう文章があったような気がしますね。
って、今回はこれがやけに印象に残っていて・・・・他は忘れちゃった。。。ゴメンナサイ。
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平成13年9月24日(日)
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今日はO先生の練習日ですが、先生がいらっしゃるのは16:30くらい。練習は当初の予定通り13時から始めました。ラジオ体操とストレッチ、それに背筋を使って胸郭をあけたり、腹筋を使って息をながしたり、喉仏の下げたりという準備運動をしたあと、やっぱりD.Scarlattiの「Stabat Mater」から練習開始。
でも、今日は後ろのフーガから練習。だってねえ、最初から練習するとなかなか最後まで辿り着けないんですもの。。。w しかし、しかし、やっぱり私は予習不足・・・入り損なっちゃったりする。 それでも何度か繰り返すうちに慣れてきました。それに最後から問題箇所を重点的に練習したので一通り通すのに今回はそれほど時間はかからなかったです。何度も歌って・・・歌い込むことも大事なことですね。
次はやっぱりまだ歌い込みが足りないMonteverdiの「Vesperae Beatae Mariae Virginis」の中の「Lauda Jerusalem, Dominum」を練習。私はもうだいぶんこの曲には慣れましたよ。音域的に私には低いので無駄な力も入らないし・・・ソプラノさん、がんばって下さい!(笑)
そうこうしている間にO先生が到着!
早速、D.Scarlattiの「Stabat Mater」を最初から練習。各センテンスごとに歌詞の内容に添ってディナーミックの指示があり、「さすがO先生なり!」って思っちゃった。(←プロなんだから当たり前か?) 何度も出てくるソリストの部分はもっと声を張って唱うように指示されたし。。。w あの〜 ちょっとここで愚痴らせてもらっていい?(←最近、愚痴が多いぞっ!) 私の歌うパート、Soprano4 はあまりおいしいパートではないのよ。最後のフーガは飾りのような旋律を2小節か4小節歌うとすぐにお休み・・というパターンの繰り返し。。Sopranoが同じ音形を追いかけるように入るパターンも何回かあるけど、いつも聴く方が飽きてくる4回目だし、最初からそんなに pp で歌われたら4番目なんてそれ以上 pp にできねえよって思うんだけどな、、、それに、この曲の一番最初の美しいフレーズ♪Stabat Mater dolorosa ♪も歌わせて貰えないの・・・悲しっ。。。マジ、dolorosa(悲しみの)なのよ。。。この前、テレビでオーケストラの楽器で目立たないセカンドパートのことをとりあげていたけど、フォース・パートなんてセカンド以上に目立たなくて、そのくせ要求はムズイんだ。。。フ〜ッ でも愚痴ったらちょっとスッキリ。。。そんな Soprano4 にも、たま〜においしい所もあります。次の調への転調を導く動機の旋律を歌う箇所がそれ。その旋律を歌うのはとっても快感! つい声もデカくなってしまって・・・また叱られるんだべ。。。私ってつくづく単細胞なのよね。(爆)
「Stabat Mater」の練習が終わると、夕食タイム。。。30分しかないので近くのコンビニで食料を調達。私がO先生の夕食調達係。なんと店頭にはもう“おでん”が! 某@ーソンの“おでん”は味に定評があるというので初めて買ってみました。「ここら辺では“おでん”に味噌は付きものなんですよ」な〜んてしゃべりながら食べていたら、二つ買ってあった大根が・・・ア〜ン、私のダイコ〜ン! O先生が二つとも食べちゃった。。。「だって美容に良いんだもん!」だって・・・w。(ダ〜レ? ダイコンは自分の足元にあるだろう・・・って言ってる人は? 殴×10)
夕食後はやっぱりMonteverdiの「Vesperae Beatae Mariae Virginis」の中の「Lauda Jerusalem, Dominum」から。。Gloriaの前はテナー以外はそれぞれのパートがもっと生き物のように動いて・・・生き物が歌っているのに死んでるんだよね。。。。フムフム。。。ゲッ!。。各パートの動きがずれているからマドリガル的に活き活きと軽く歌ってみましょう。。。ナルホド。。 それにしても真ん中のテナーパートの4人の人選はイイねぇ。。。タシカニ・・・聖職者的。。。1人だけマッチョの坊さんだけど。。。w そそ、最後のC#はうるさいよ、テナーさん!。。。第三音なんだから・・・AとEを鳴らしただけで・・・ホラッC#が聞こえるじゃん! うーーむ、音の世界は不思議よね誰も歌っていない三音が聞こえるだもん。(MDにもしっかり録音されてるよ♪)
練習当初は少なかった人数もだんだんと増えて気がつくとベースが1人いないだけで、あとは全員(34人)いるではないですか! こりゃスゴイこってす! 先生の練習でもなかなかココまで揃いません。それだけのことだけど、なんだか嬉しい。。ふふふ。
次は同じくMonteverdiの「Dixit Dominus」。。。う〜む、これももっと生き物のように歌えと言われてしまった。朗唱の部分がいまいち揃わないね。次回の課題になっちゃったわ。それからセカンド・ソプラノの跳躍した音、楽譜上のDの音が抜けない・・・って、それはだいたい私ですことよ。。w 今度練習しよっと♪
最後にVerdiの「PATER NOSTER」。。。はい、イメージはミラノ・スカラ座合唱団!! ただしビヴラートを取って!(爆) ディクレッシェンドが早過ぎるよ〜ん!(←M団の癖!) そそ、スタッカートスラーは大事な言葉についていると思って歌ってね。しかし、ロマン派はイイね。。何が?。。大袈裟に表現できて。。。w でも声がもたんべ。。。(先生はこれを歌うと調子が出てくるそうな・・・マジ?)
「お疲れさまでした〜〜〜!!!」・・・ ってまだ8時過ぎだよ。。。予定では8時45分までなんだけど・・・O先生は今日はもう充分だと思われたのでしょう。。。でもみんなは? 何だかイスに座ったままで誰も立とうとしないの・・・ボーッとしてる・・・もっと歌いたいの? それとも午後1時から練習してきたから疲れたのか????? しばらく雑談状態。。。わたし的にはもう少し練習したかったな。。。あへっ♪♪
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平成13年9月16日(日)
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突然ですが・・・告白させてください。。。
実は自宅学習していると必ず途中で眠くなって最後までたどりつけない曲があるんです。それは・・・・・D.Scarlattiの「Stabat Mater」。 いえいえ、決してつまらない曲ではありません。(←このフレーズどこかでも書いた?) むしろ古今東西の作曲家による「Stabat Mater」の中でも最も美しい曲のひとつかもしれません。また、作曲された年代(1715年から1719年らしい)からするとローマのカペッラ・ジュリア時代の作品で、♪per transivit gladius♪なんかは先輩パレストリーナの8声の「Stabat Mater」を彷彿とさせる音もするんです。。。じゃあ何で眠くなるの? まず、この曲はソプラノ4,アルト2,テナー2,ベース2…の10声という編声ながら、最初から最後までずっと10声で歌い続ける曲ではないということ・・・つまり休みが多いんですよ。なおかつ、10声それぞれにソロの部分が結構あって、より一層 休みが多い・・つまりヒマだということ。第二に長い!・・・楽譜の頁数は116頁、演奏時間は約25分。長い曲がかならずしも眠くなるわけじゃないのよね。。。でもちょうど練習して疲れてきたころにAndanteの速度で♪Quando corpus morietur♪と、次々に各パートが歌いながら全体のホモフォニックな響きのなかに溶け込むように伸ばして・・・また歌いはじめて・・・というフレーズがあって、これが何とも催眠術のような効果があるみたいでね。。。歌いながらでも寝てしまいそう。。。。。ZZZzzz
あらあら、また言い訳になっちゃったけど・・・こんなことではいかんです!・・よね? 演奏者が眠かったら聴衆はもっと眠いじゃん! 本番は決して皆さんを眠らせまへんで!! そそ、メチャクチャ良い演奏か、とても@@な演奏だと眠れないんですってね。中庸の演奏は眠くなるらしい。。。じゃあ私達は・・・????
肝心の練習のことをまだ何も書いてなかった。。。
・・・ということで(笑)、この曲の練習、とにかく最後まで辿り着くのに3時間かかってしまいました。どうやらみんなも私と同じで最後まで自宅学習ができないとボヤいてるのが可笑しかった。最後のフーガなんてボロボロ・・・今度は最後から練習するぞっ!!・・・と堅く心に誓ったのですが。。。
(おまけ)…この「Stabat Mater」は、後半からソプラノとテナーソロによる美しいメリスマの掛け合いがあります。勿論その二人とは・・・へへへ、ナイショです。(恐くて言えにゃい。。) ところがいつものようにテナーの某氏は自分のテンポで、おまけに音まで抜いて歌ってしまうものだから、ソプラノの某女史はプッツン・・・「もういやっ!!」 そこで私達外野は「あんたら夫婦なんやで・・・」と仲裁にはいる。。。そのうちO先生にも同じことを言われるであろう・・・くっくっく〜〜 ( ̄ー ̄)
さてと、残りの時間で駆け足のように「Solfeggio」「I Gondolieri」「La Passeggiata」「THE BLUE BIRD」「となりのトトロ」「島唄」を“おさらい”(←都合のいい言葉だよね)。「島唄」の編曲はホント、美しい音がするのですが、一カ所、アルトが3連符で♪レミレ ミレミ ファソファ ソファソ♪(言葉はヴォカリーゼ)と歌う展開が・・・んん?どこかで聞いたことあるぞ。。。「ねえ、サウンド・オブ・ミュージックに似てない?」と発言したら、数人が「♪レミレ ミレミ ファソファ ソファソ・・・The hills are alive with sound of music♪って歌うんかい?」と反応してくれました。。。反応のいい合唱団だこと。。。(笑) いかがでしょうか「島唄」から「サウンド・オブ・ミュージック」への展開は?・・・ あっ ダメ? そうよね。。。
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平成13年9月9日(日)
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この時期になって 休団していたメンバーが帰ってきてくれたり、産休だったメンバーが子供と一緒に復活してくれたり・・・やっぱり仲間がふえると嬉しいですね。 そんなこんなでナント、今日は男声が全員揃ったんで〜す! 1年にほんの数回しかない珍しい日! テナーが6名、ベースが8名。それにひきかえ、アルトは先週全員(9名)いたのに今日は3名。ソプラノは6名・・・あれれ、これも珍しいことに男声のほうが女声より多い!!
しかし、しかし、しかし・・・人数が少ないからといって練習しないわけにはいかない曲だってあるのです。まだ1回しか練習したことのない
この曲は面白い編声になっていて テナー1パートを真ん中にしてソプラノ、アルト、ベースという3声がダブルコーラスになっているのです。要するにテナーは定旋律パートなのですが、これがウルサイのなんの・・・ “水を得た魚”とはまさに彼らのこと。。。シンコペーションのリズムで絡み合うように歌っている6声を全く無視して自分達のテンポで気持ちよさそうに歌ってるんですもの。前で指導していたJ子はたまらず「ちょっとテナーはやめて!」と叫んでしまいました。(笑) この曲の演奏として参考にしているモンテヴェルディ合唱団の演奏があるのですが、家でこの演奏と一緒に練習しようと思っても全然ついて行けないのです。一度入り損なうと、二度と入れない・・・って感じ。。。だから私の楽譜には休符のところに拍数が書いてあります。今はそうやって数えていないと、どこかのパートを聞いてから入るなんてまだできないの。。。おまけにアルトはとても低いところがあって、楽譜上は下のF(ファ)。バロックピッチで半音下げることになっているので実音は下のE(ミ)・・・・なアホな・・・私はせいぜい下のF#(ファ#)までしか声が出ないんです。Eなんてかすりもしない!(だから、ユーミンとか竹内まりあの曲で声の出ない曲があるの・・・ここでは関係ないか。。。あはっ) 要するに出ない音から次の音なんてとれんのですわ。顔だけ出たような気分で歌っているアルトがいたら、それは私です。それにしても、このシンコペーションのリズムといい、裏拍ではいるところといい、曲が躍動感に満ちていて、ルネサンス様式のパレストリーナでは絶対に考えられないモンテヴェルディの手法。当時は新鮮だったでしょうね・・・ローマでは奇異だったかもしれないけど。。。
あとはRossiniの「I Gondolieri」(ゴンドラの船頭)と「La Passeggiata」(散歩)、Verdiの「Pater Noster」、Stanfordの「THE BLUE BIRD」、それから「となりのトトロ」を一通り通してみました。
・・・で、この日はおやじが合唱連盟の理事会があるため午後4時で早退き・・・・私も足がないので一緒に帰ってしまったので、そのあとのことはわかりません。なんだか今日は省略形の日記になってしまった。。。www
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平成13年9月2日(日)
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今日はI先生の練習日。竹原中学校の本番まで、先生の練習日は今日をいれてあと4回しかありません。演奏する曲は・・・・・10曲?11曲?(数え方によるんだけどね。) おまけに竹原中の演奏会が終わったら12月の定期演奏会まで、I先生の練習日はもうないのですよ。。。Oh!No!! どうすんべな。。。Rossiniの残りの曲が・・・・やっぱ竹原中でRossiniの曲は3曲とも歌っちゃおうか?
な〜んて、おののいている状態なのに、今日から練習する曲があるのです。。あはっ。 曲自体はよく知られている曲なので難しくはありません。ひとつは日本の伝統的な(?)曲で、もうひとつは「南部牛追い歌」です。この2曲をそれぞれ少しずつずらして各自めいめいに歌ったり、平行4度の違う調で歌うだけです。。。ダケ? 平行4度でずっと歌うだけでも結構難しいのにそれを一人一人が独立して歌うのはもっと難しいんですよね。 でもね、1曲だけでも各自が絶対にとなりと同じにならないようにずらして歌うと、クラスター状態になり とっても不思議な音空間になるんですよ。Tuttiで歌うより四方八方に音が広がっていく感じが録音したMDでもわかります。皆さんも一度何かの曲でお試しあれ! そそ、ちなみに男声が「南部牛追い歌」のほうを歌うのだそうです・・・うっ 私もそっちのほうが性に合ってるんだけどな。。。
ああだこうだと わいわい言いながら各自勝手に歌ったあとはペルトの「Solfeggio」
以前にも書いたけど単にド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ドと歌うだけなのだけれど、各自バラバラに歌ったあとでは耳がおかしくなってるようで。。。ふふふ、あるパートが笑わかしてくれるんです。「その音はドじゃない!」なんて言われながら・・・でも人ごとじゃないのよね。。私だって絶対音感なんてありません。相対音感(笑)で音をとっているもんだから、ヨスガになる音を聞かないと歌えないよ〜〜ん。。。それとね、この曲で今日は面白い実験をしたんです・・・・曲を最後から歌う。。。つまり楽譜を右から左へ、下から上へと逆に歌うの。これって、頭使いまっせ〜〜! まあ、確かに中世フランスの作曲家マショーの「我が終わりは我が始まり」という3声の曲は、ひとつのパートがもうひとつのパートの全く逆、つまり最後から歌うんです。でもそれはちゃんと楽譜を書き直してあるので歌う時は普通に歌えばいいのです。。。今日の実験はそのままの楽譜を読み直すわけだから、あんぽんたんの私達にできるのかしら?…あれれ、でもやればできるもんですね。それはそれで面白い音がしますよ。。。これも一度何かの曲でお試しあれ! そそ、くれぐれも楽譜の上下を逆に持ったらできる・・・な〜んてアホなことはお考えになりませんように♪
さてさて次は・・・ 「となりのトトロ」です。
はっきり言ってこの曲もほとんど練習してなくて(な〜んて不真面目な合唱団だ!・・・www)、I先生には音取りにつき合ってもらっちゃいました。すんまそん。。ヴォイス・パーカッションはやっぱりムズイね。でも難しそうに歌うと聞いてるほうはちっとも面白くないから、ムズイところを、さも簡単そうに歌う・・・できるのかしら? とりあえず最後までいったので指定テンポで・・・ゲッ 先生、そんなに速いの? ♪t・t・t・t・tu−t・t・t・t・tu−t・t・t・t・t・k・t・k・t・k・t♪音程なんてあらへんやん・・・ ♪d・k・d・k・du・d・k・d・k・du・d・k・d・k・dun♪目で音符を追ってるあいだに通り過ぎるし・・・ ♪トトロトトロトロロ・・トトロ♪ えっ「トロロ?」 転調がわかんな〜い!・・・と叫んでいる間に終わっちゃいました。。
休憩後はRossiniの「I Gondolieri」(ゴンドラの船頭)と「La Passeggiata」(散歩)
M団が取り上げる曲にしては珍しくピアノ伴奏の曲です。でもこのピアノ伴奏がメチャ格好いい!! 思わず自分がピアニストになった気分で弾く真似をしたりして・・・w テンポを揺らすくせのあるM団はピアノ伴奏のテンポと一緒に歌えるかどうかが不安です。イン・テンポの中で表情を出せるようにならなくてはねえ。ア・カペラで歌い慣れている合唱団員がリズム感が悪いのはそのせいなのかもしれませんね。。。実は合宿をお休みした私にとってはこれが初めての練習。家で譜読みをしてはおいたのですが、1つの音に子音がたくさんある曲で・・・・しゃべれねぇ〜!!! すいません、これも家庭学習しておきま〜〜す! 2曲ともオペラの中の合唱曲のようで、歌っていて楽しいですね。演奏会の中でもちょっと箸休めの1品、違った1曲(実際は2曲)になると思います。(だ〜〜れ? “か〜ちゃん、か〜ちゃん”って歌ってるのは? “cantiam(カンティアム)”だってば!)
次はアンコール曲、Stanfordの「THE BLUE BIRD」
先日の東混さんの演奏会で、やはりアンコールに歌われたんですよね。で、やっぱムズイ!って思いました、ハイ。ソプラノのソリは透明感のある声で“Blue bird”のように・・・けれど無機質にならずに。。。4声のコーラスは湖の青、空の青のような空気を漂わせて・・・って、私のイメージなんですけどね。「これは難しいよねぇ。ホントブルーになっちゃう。」…もうI先生たらぁ、率直なんだからぁ・・・ガーッて突き落とされたって感じですわ。。。(苦笑)
今日はまだあるんですよ。。「島唄」・・・あのBOOMの曲の編曲です。
ええっ! これも今から歌うっすか? まだ一度も練習したことないっすよ! つまり初見です・・・w でもこの編曲(最大8声)、音がとっても綺麗! 波が寄せてくるような音もあるし。それにしてもこの歌を知らない人もいるのね。旋律を歌うテナーがヘタッピーー!! 品がないし。。。頼むよ〜♪
はい、やっと最後の曲「HALLELUJAH」(ソールフルバージョン)
ゴスペル調のこの曲にはすっかり慣れてきたかな。。。でも正直いうと、声もガラッと変えて地声っぽく歌うので、この曲のあとに調性のある曲は歌いにくいのです。特に「Solfeggio」なんて歌った日にゃあ、メロメロですわ。
なんだかこうやって書いてみると、どの曲もちゃんと練習してなかったの?って思われちゃうね。。。でも「そのとおり〜〜!!」 だって東混との演奏会のための練習もあったんだもん・・・なんて言い訳しちゃったりして・・・喝!! それにしても、相変わらずI先生の練習は歌わされるぅ! つーか、歌った〜!って感じです。楽しいけど疲れる?・・・いや、疲れるけど楽しい!(笑)
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平成13年8月19日(日)
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おことわり:すいません、家庭の事情でしばらく帰省していたので5日と11、12日の合宿の練習日記は省略させてくださいね。
さてさて、とうとう来週の日曜日(26日)に迫ってきました。。。東京混声合唱団さんのサラマンカホール定期演奏への賛助出演・・・一昨年はM団の単独はバッハのモテットで、合同がマルタンのミサから「CREDO」でした。普通合同演奏というとダブルコーラスと言えども団員を混ぜたりするのですが、あえてTコーラスをM団、Uコーラスを東混さんとわけて演奏。声の色が変わってかえって新鮮だったみたいです。 今回も前回同様、TがM団、Uが東混さん。 どんなスタンフォードになるのでしょうね。中間部に美しい女声4声もあるし・・・w
まず単独曲ピッツェッティの「Due Composizioni Corali」
この曲もだいぶん練習しましたねぇ。最初は男声が4声だから大丈夫かな?って思ったけど、アルトのお姉様2人もテナーに入って、バランス的には良くなった・・・はずだけど、誰かがお休みするとやっぱりパート間のバランスが崩れちゃうのよ。。。難しいね。でも人数バランスもイイとさすがに同声はハモリやすい。あとは一緒に動く他のパートとのアンサンブル・・・例えば、子音の長さ、テンポを統一し、耳で和声を確認しながら(←音量のバランスも考えながら)歌うことかな。全体的には3連符で遅くならないように気を付けるのがポイントかしら? 女声はいつも言われる(?)ふくよかな声でこの曲は歌いたいですね。。。でも。。。わかるよ、音程を気にすると声が細くなるんだ。。。2曲目の揺らぎの音型・・・難しいね・・・音符通りに歌うとロボット的になるから、妖しさ、エロティシズムを出そうとするともう少しアバウトに・・・長い音符の歌い方を考えるとできるような気がしてきた。。。あとはなるべく暗譜して・・・というのはね、人間が一度に使える神経って限りがあるような気がするのよ。だから楽譜を見ていると少なくともひとつの神経・・見るという神経を使っていることになって・・・身体全体で見る・・・つまり私は他のパートを感じることじゃないかと思うけど・・・これがなおざりになってしまうから暗譜を勧めるのです。あとね、暗譜すると自分で曲のイメージを作り出そうとするでしょ? 楽譜を見ていてもできるかもしれないけど、楽譜を本番に見ることにしてしまうと曲へのアプローチ、特に歌詞の解釈がいい加減なままで終わってしまうような気がするのです。
ううっ、何だか勝手論になってしまったね。。要するに、みんなで曲の山へ向かってエネルギーを集中させる気持ちで歌いたいな。勿論、引き方も同様に。。。そのためには自分も歌いながら五感で他のパートを感じることも大事なのではないのかな?
次はスタンフォードの「Magnificat」
Tコーラスが私達でUコーラスが東混さん・・・合わせて練習するのは本番前の練習のみ・・・つーのが怖いところです・・・明らかに色が違うだろうし、声量、声質も、、、、でもエネルギーは。。。ダブルコーラスは掛け合いが多いから相手のエネルギーも貰って、こちらからも渡して・・・相乗効果が生まれる場合があると思うのね。それがこういう企画の面白味のような気がするのです。 ただ、あくまでもどこかに醒めた自分を持って歌わなきゃいけない(←これって自分に言い聞かせてるのよ・・・笑)。。。。いずれにしても初めてこの曲を合わせることになるゲネプロが楽しみ♪
休憩後は竹原中学校での演奏会で歌う曲を練習。
「となりのトトロ」・・・初めて歌ってみました。すいません、予習してなかったので初見でした。アルトには旋律は出てこないんです。ひたすら伴奏&リズムパートで(笑)。。。結構すごい編曲で、こんなワザ使って効果があるのかしら?っていう部分もありますね。
「HALLELUJAH」(ソールフル・バージョン)・・・これは前回、I先生の練習で極意(笑)を教えて貰ったので歌いなれてきました。てかっ、やっぱ楽しい曲ですね。自然に身体が動いちゃうんだもん。あとは例の苦手なリズムを・・・へへ。
「明日があるさ」・・・これも慣れてきましたぞっ! 指定のテンポで・・・この曲もなるべく暗譜したいですね。そのほうが曲の良さ(?)が伝わると思うから。あと2ヶ月のうちに・・・がんばろっ!
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平成13年7月29日(日)
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今日は参議院選挙の日・・・・・と言うことでいつもの練習会場は投票所になっているため、今日は南部公民館で練習・・・・・I先生の練習日でした。
11月の下呂町立竹原中学校での演奏会の曲目を中心に練習。
まずは巷で大流行というゴスペルの歌い方から・・・ゴスペルにはテナー、ベースという分け方はないのだそうですね。男声はみんなテナー。基本的に3声の和声しかない。ベースはパーカッション担当? アルトはメッチャ低いし、、、、、マジ、地声に近い胸声・・・うっ 私ってこんな声も出るんだ。。。ソプラノは高くても上のD♭までなんですって。。。長調と短調のニュアンスの違いも出して・・・長調はもっと開放的な声でね。メリスマも入れて「みよう・・・♪エ〜エエーメン、エ〜エエーメン、エーエメン、エーメン、エーメン♪ 裏拍に claps も入れて! こうなると自然に身体が動いちゃう。。ふふふ、カニさんステップだわん。
ゴスペルの歌い方に慣れたら「HALLELUJAH」(ソールフル・バージョン)を歌ってみましょう。。。いつも歌っている曲とは違って語尾もしっかり鳴らして、、、ずり上げもコブシもOK!! そそ、テナーさん、約1名・・・喉、、というか舌根に力が入り過ぎてないかい?「イ」が抜けてないよ。地声と言っても、もう少し鼻腔に響かせたほうがイイと思うけど。。最後のAltoのソロはCーさん・・・アルト・サックスのように鳴らして・・うん、格好イイ!!
次は「明日があるさ」・・・変な所にアクセントがいっぱいあるから歌い辛いのよね。言葉のイントネーションとずれてるんだもん。。。中間部のヴォイス・パーカッションのリズムがまたムズイ! ベースは楽器のベースのようにひたすら♪dundundundundundundundun・・・♪で上の3声は♪・tu・tu−tu−tu・tu- ・tu・tu−tu−tu・tu- ・tu・tu−tu pala・pa-♪ エイトビートでリズムを感じて、乗り遅れないようにね。。シンミリ系はテナーに任せて。。(笑)
あ〜〜 でも こういう自然に身体が動いちゃう曲を歌うのも、たまには楽しいよねっ♪ ストレス発散!!!
ちょっと休憩・・・
次の曲を練習する前に、まずハミングで半音のぶつかりを重ねる練習をして、最初の2曲で崩れた声と音感(笑)を取り戻しましょう・・・・・って、できたのかな?
最初はペルトの「Solfeggio」・・・単に音階を重ねていくだけの曲ですが、まず一つ目の山を確認してそこへ cresc. で持っていって dim. ・・・また二つ目の山へ向かって cresc. し、 dim. ・・・そしてこの曲の一番の山へ向かって poco a poco で cresc. して ff まで持っていき、 dim. ・・・最後は mp から decresc. し、消えるように・・・・♪do re mi fa so la bi do♪という言葉だけで歌詞に意味は何もないけれど、ディナーミックをつけると曲に表情が生まれるんですね。不思議。。。ただ、もっと各パートの音色を統一したほうが音のぶつかり、重なりがもっと綺麗になるし、母音も、もう少しボカシタほうがいいのかもしれませんね。
次はスタンフォードの「THE BLUE BIRD」・・・この曲は静謐な音楽・・・というか、、、、聴いている人に拍を感じさせない歌い方をしないとこの曲の良さは伝わらないでしょうね。ソプラノのパートが透明な声で静に、時に熱く旋律を歌い、下4声(アルトが2声)は湖や空のBLUEが、あたかも目の前に広がっているかのような柔らかい和声をホモフォニックに歌う。。。理想ですよねえ。。。w ☆ソプラノの旋律は2〜3名のソリにして、アルトの上をソプラノさんが歌います。
最後に8月26日の東混さんの演奏会で演奏する曲をみていただいたのですが・・・
合同曲のスタンフォードの「Magnificat」はある「技」を使えばもっと音楽に躍動感が出ることを教えてもらいましたわん♪ ヨッシャ〜!! ピッツェッティの「Due Composizioni Corali」は・・・がんばってくださ〜い!・・って言われたちゃった。。。いや〜ん、みんな、マジ、ガンバロウね。。。つーか、全然響かない練習場のセイにしようっと。。。hehehe
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平成13年7月22日(日)
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今日はO先生の練習日でしたが・・・現在、執筆中(←そんな格好いいものじゃないけど)なので、もう暫くお待ちください。。。
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平成13年7月15日(日)
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今日もコンサート・ミストレスのJ子は仕事の都合で練習に来られないので オヤジに指導をお願いしました。
練習時間のほとんどはモンテヴェルディの「Vesperae Beatae Mariae Virginis」の中から「Dixit Dominus」の音取りになってしまいました。。。それほど長くないし、音としては難しくない曲の音取りにこれほどの時間をさくのは、はっきり言って勿体ない。音が全然とれないから時間がかかったわけではなく、音程の感覚、和声の感覚がずれているから時間がかかったのです。特に男声3声がハモらない。同じ音が何度か出てくるのに同じ音にならない。。。メンバー的にバランスが悪かったのもあるのですが。。。例えばこれが1パート6名くらいで、1人だけ低くてもそう目立たないのですが、2人しかいないとピッチの精度はとっても厳しいものになるのです。本来は6人でもそれぞれの音程の精度は厳しいものでないといけないのですが・・・(笑)。 でも、この音程感覚とか和声感覚は訓練すれば身に着くと思いますよ。要は耳(他のパートを聞ける耳)と発声・・・かな? それから経験もか?。。。ルネサンスやバロックの曲は独特の唱法や音律があるからね。
ふふふ、じゃあこれだけの事を書いてる私はどうかと言うと・・・実は1カ所だけとれない音があるのです。転調がわかってないのよね。。。自宅学習しておきま〜〜す♪
最後の1時間はピッツェッティの「Due Composizioni Corali」から2曲目の「Piena sorgeva la luna」(満月が昇り)の最初の男声4声を重点的に練習。やっぱりリズムがずれそうになるんです。確かに同じリズムなのに言葉がちょっと違っていたり、先週も書いたけど8分音符2つに8分音符の三連符を重ねたり、イタリア語だから子音が多くて入れるタイミングがずれたり・・・基本的にできるだけ母音を長めに鳴らさないといけないのですが。。。
・・・とまあ、こういう日もあるのです。
遅々として先に進まない日。練習日が毎回毎回、どのパートにも充実した内容だったら・・・理想ではあるけど・・・これが現実なんです。ただ、コンセントレーションはもっと高めた方が良いのでは?・・・と思う時もあるので・・・ヨロシクネ♪♪
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平成13年7月8日(日)
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そそ、書き忘れていたかもしれませんが、音楽堂が終わってからベースにお仲間が1人増えました。。。ヤッターーーッ!! ちゃんと自分用の譜面台も持っていらっしゃる方で・・・お歳は私と同い年。真面目な方・・・というか真摯な方で、先日の演奏会も舞台裏で手伝ってくださってたんですよ。ありがたいな〜〜、これからヨロシクお願いしますね。。。その代わり、急な転勤でサヨナラを言わなければならない仲間も・・・ソプラノのMちゃん。短い間だったけれど、ありがとう! 君は暗譜が早かったよね〜。またこちらに帰ってきたら一緒に歌おうネ♪ 東京でのお仕事、頑張ってね! きっと君ならイイ@事さんになれるよ。
・・・今日は、T家が都合により来られなくなったので、指導をオヤジにお願いしました。
練習予定では今日は竹原中での演奏曲目を中心に練習ということになっていましたので「明日があるさ」から・・・こういう曲を楽譜にすると・・・シンコペーションなんかはどうも律儀にやってしまうところがあって・・・・カラオケで歌っている人の方がナチュラルで上手いですよね。今日初めてみんなで歌ってみたのですが、こういうときは取り敢えず、まず最後まで行ってしまいます。自宅で予習(笑)をやっていた人や、初見のきく人はだいたい歌えますが、そうでないと・・・特に歌えないパートをピックアップしてハーモニー・ディレクターでガイドし、あとは自己申告制で「ここの音をお願いします」と言ってやってもらいます。それでもう一度最初から・・・後は家で練習しておいてね・・・こんなんでエエンカシャン? みんな、復習しておこうね。楽器の弾けない男声諸君はMIDI音源をCさんが作ってくれるのでこれで音取りをしてるようです。ガンバ!!
次は「ハレルヤ」(ソールフルバージョン)
これはみなさんよくご存知のヘンデルの「MESSIAH」の「ハレルヤ」をゴスペル調に編曲したものです。独特の付点のリズムが日本人はとっても苦手・・・もしかして私達だけが苦手なの? 付点8分音符と16分音符が3連符のリズムになりそうなのよね。特に中間部の付点8分音符16分音符、16分音符8分音符16分音符のパターンがムズイ! 最後の16分音符のChristが次の拍の頭になりそうなんですもの。。。。そこで、家でリズム練習をしました。。。わかった!わかった! 16分音符のChristが遅れるのはその前の8分音符のHisの入りが遅いからなんです。これをちゃんと入ることができればChristも拍の中で歌えるのだ! www 叩きすぎで太腿が痛いよ〜。
さてと休憩後はモンテヴェルディの「Vesperae Beatae Mariae Virginis」から「Dixit Dominus」を初見でやってみました。音としてはそんなに難しくはないけど、1拍の長さがフレーズごとに変わったりするのです。あるフレーズは2分音符1拍なのに、次は付点2分音符が1拍になったりして。。。そうなると裏拍で入るパートはとても歌い辛いんです。アルシスのある場所が裏になってテシスが表になる・・・うーーむ、慣れるしかないっすね。とにかくモンテヴェルディのこの曲はパレストリーナの曲では禁じ手になっている書法だらけなんだそうです。同じ音形を繰り返したりというのもそう。この書法だとドラマ性が増すからだとか。ローマ・カトリック自体がルターの宗教改革以後、反動宗教改革ともいわれるほど音楽に関して戒律を厳しくしたのです。それまでフランドル楽派に代表される華美で技巧的なルネサンス音楽は教会内では御法度。そんなローマ・カトリックの教会音楽を代表するのが教皇庁礼拝堂の楽長だったパレストリーナの曲です。確かに単純、純粋で流麗ではありますがドラマチック性には欠けます。モンテヴェルディはマントヴァの宮廷楽長からもっと良い地位を得るために1610年に「Vesperae Beatae Mariae Virginis」を時の教皇パウロ5世に献呈しますが願いは聞き入れられなかったそうです。保守的な教皇のお気に召さなかったのかもしれませんね。そんなローマ・カトリックの影響を全然受けずに独自のルネサンス文化の花が開いたのがヴェネツィアでした。音楽もご多分に漏れず、色彩豊かな複合唱曲や劇的な音楽が多く生まれました。モンテヴェルディは1613年にそんなヴェネツィアの聖マルコ大聖堂の楽長として迎えられ1643年に亡くなるまでその地位にあったそうです。彼の音楽とヴェネツィアの文化がぴったり符合し、バロックへの扉を大きく開けることになったのでしょう。
ちょっと語り過ぎちゃいましたね。「Dixit Dominus」の音取りは途中までやってあとは自分でやっておくように・・・ということでした。22日のO先生の練習の時にちょっと歌うかもしれないので勉強しておきましょう。だってO先生、この間やりたそうでしたものね。「Lauda Jerusalem」はダブル・コーラス(ただしテナーだけ1パート)になるのでメンツ分けを考えておかなきゃ。オヤジがあとで言ってましたが、さすがモンテヴェルディの曲はハモリやすいそうですよ。
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平成13年7月1日(日)
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今日は久しぶりに・・・でもないか(6月9日が演奏会だったものね。。)・・・・・O先生の練習でした。8月26日(日)に先生が専任指揮者をなさっている東京混声合唱団さんのサラマンカホール定期演奏会に賛助出演させていただくのですが、この時演奏する単独曲Pizzettiの 「Due Composizioni Corali」と合同曲Stanfordの「Magnificat Op.164」が目下の練習対象。。。。
まず、Pizzettiの「Due Composizioni Corali」から「Il giardino di Afrodite」(アフロディテの庭)を1回通して歌ったあと、早速注文が出ました。この曲はイタリアものだし、20世紀に作曲されたとはいえ形は後期ロマン派のものなのだから、音楽堂の時のイギリスものとは違ってもっと胸を使った発声・・・胸声を多くするということかな?・・・にするようにとのこと。。。。へーい! ・・・で、こういうときは身体全体で息を流しながら「su---- su--- オーーーー!」という発声をさせられます。今日は男声はほとんどいたので威勢がいい・・・というかウルサイ!ウルサイ! みんな嬉々として声を出してるんですもの。。。そのあともう一度歌ってみると・・・ハイ、これがイタリア系の大人の声になってるんですねぇ(笑)。 曲全体を眺めてみて真ん中の f の所はスカラ座のイメージで鳴らして!(←何じゃそれ?・・・でもわかるような気がする(笑)) ソプラノはA♭なんて母音は犠牲にしていいから(←言葉の母音どおりに言わなくても良いってことね♪) 深く響かせて!・・・・ほら、そうすると最後の p の leggero が効果的でしょ?・・・・ふーーーむ、なるほどね。それから f と pp の差は息を混ぜて色を変えることで表現しましょう。だって私達はそれほど音量の差を表現できないんですもの。
同じく2曲目「Piena sorgeva la luna」(満月が昇り)
まず男声4声のアンサンブルを整えて・・・3連符の最初に語尾がくるのでついつい強くなりがち。。。。テナー2声とベース2声が違うリズムを刻んでいる箇所がチグハグになるので、お互いにわかって歌ってね。「俺は俺」って歌わないこと! 男声が整ってくると次は女声の32分音符の歌い方・・・これはきっと乙女達の踊りのステップのような気がするんですが・・・・・32分音符がわかるように、でもハッキリしすぎないで・・・ゲッ、ムズイ要求。。。しっかり者ってわからないようにね。。。それって私のこと?・・・よね。。。一番苦手だもん(笑)。。。はいはい、でも次はしっかり者も歌っていいよ・・・♪Le stelle♪からはふくよかな声でしっかり胸を使って鳴らしていかないと ff の splende が歌いきれないよ・・・・・またまたみんなで♪Le stelle♪のソプラノの音形を歌わされました・・・ドミンゴになったつもりで・・・ゲーーーッ、男声、絶好調!!! 口をもっと縦に開けて・・・これで歌うと・・・ほほ、確かにffのsplendeが充実した音になりますね。格好いい!!
Pizzettiが終わると次は・・・Stanfordの「Magnificat Op.164」・・・と思うでしょ? ところがところが・・・次は定期演奏会で歌うVerdi の「Pater Noster」の楽譜を先生が出したんです。これってイイ曲だから歌いたくなっちゃうんだよね・・・O先生談。おほほほほ、実は私、予測してたんです。もしかしたらこの曲を練習するかもしれないってね。。。自慢するようなことじゃないって? スンマソン。。。良かった、前の日に練習しておいて・・・この曲はsopranoUが結構オイシイのよね。・・・でも母音が可愛いから深めにしてねっ。。。は〜い! この曲は結構ホモフォニックな曲で終止形の和音が気持ち良いのです。でもでも私達って・・・morendo(だんだん消えていくように)ができないの。どうしても長く伸ばす癖があるみたいで・・・声を残したいのね・・・って嫌味を言われちゃったわよ。。。ヴェルディの曲はわりとフレーズが終わるごとに休符があるのが特徴的で、この沈黙が大事なんだから・・・とも言われました。この休符をどう表現して次に繋げるかによってこの曲が退屈な曲になるか感動的な曲なるかが決まるような気がしますね。「休符の音楽」・・・う〜〜ん、哲学的だあ。(←くれぐれも、次の音取って!の休符じゃありませんからね(笑・謎)) もう一つヴェルディに特徴的なのがクレッシェンドしていっていきなり ppp くらい極端に落とす唱法。これもピッツェッティのように息を混ぜて色を変えることで表現したほうが響きが落ちなくて良いのでしょうね。あと、言葉のイントネーションを無視した山形のアクセントもヴェルディの曲には出てきます。これもやってネ♪ ふぁ〜〜い!
最後にStanfordの「Magnificat Op.164」の練習をしましたが、この曲についはまた次回・・・ということで。。。って、あまり書くことないかしら?
(おことわり: 申し訳ありませんが、6月24日分の練習日記はパスさせていただきます。)
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平成13年6月17日(日)
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音楽堂演奏会もあっという間に終わってしまいました。。。これからは8月の東混サラマンカ定期演奏会への賛助と竹原中学での演奏会、12月の定期演奏会の曲目を練習しなきゃ・・・・・それにしても練習しなければいけない曲目の多いこと・・・w
★Pizzetti 「Due Composizioni Corali」
★Stanford 「Magnificat Op.164」
★「島唄」
★「明日があるさ」
★「となりのトトロ」
★「ハレルヤ&ハレルヤ・ソ−ルフルバージョン」
★Part 「Solfeggio」
★Stanford 「The Blue Bird」
★Dove 「Who Killed Cock Robin?」
Monteverdi「VESPRO DELLA BEATA VERGINE」より
★ 「Dixit Dominus」
★ 「Lauda Jerusalem」
Rossini
★「La passeggiata」
★「I Gondolieri」
★「カノン」
Verdi
★ 「Pater Noster」
Pizzetti 「Due Composizioni Corali」
★「Il giardino di Afrodite」
★「Piena sorgeva la luna」
D.Scarlatti
★ 「Stabat Mater」
17曲?・・・某R会に較べればチョロイものかもしれないけど・・・uuu。。。 「Stabat Mater」は演奏時間が35分くらいかかる大曲だし、 Monteverdiの「Dixit Dominus」 「Lauda Jerusalem」も抜粋とはいえ壮大な「VESPRO DELLA BEATA VERGINE」の中の秀曲であるのは間違いないので、生半可なものではありません。それだけにやり甲斐があるのも確か。。。
今日は早速、予告どおり(笑)、Pizzetti の2曲を練習。
1曲めはとにかく転調しまくりの曲。2曲とも混声6部なのですが、男声が4声なので・・・・www、何が言いたいかって?・・・・いえいえ、頑張ってくれたまえ。。。そそ、お願いだから3連符は遅れないようにしてネ♪ 2曲目は男声の3連符と女声の付点8分音符、32分音符の対比がミソでしょうね。。。歌詞はギリシャ時代のサッフォーの詩をイタリア語に翻訳したもの。まだ日本語訳はやってないけどサッフォーのことだから抒情的で官能的な詩なのでしょうね。
次は東混さんとの合同曲、Stanfordの「Magnificat」のコーラスTを全員で。。。コーラスUを歌っていた人はちょっと慣れるまでは辛いかな? すこーーしずつ違うのよね。。。オイシイのはコーラスUだってみんな言うけどね。。。この人数で歌う場合は一人一人ががんばらないで共鳴させる歌い方を目指したほうがイイかもしれません。。今度からちょっと声を変えてみようかな????
そそ、面白そうだったのでPart 「Solfeggio」を歌ってみました。
この曲は do・・・re・・・mi・・・fa・・・so・・・la・・・bi・・・do の音階をのばしながら順番に歌って行くだけの曲です。ソプラノ・・・ベース・・・という順番になると2度ではなくて7度の差になったりもしますが、2度の重なりがジャンジャン出てきて面白い音空間になる・・・・はず・・・・なんですが、それぞれのパートが違う階名を歌っているので母音も違ってしまって綺麗なぶつかりにならないみたい。。。少し曖昧な母音にしたほうが良いのかな? それとも各パートで半分は「O」で歌うとか? それにしても何で「シ」(又は「ティ」)じゃなくて「ビ」なの?
おまけ: 3歳のT子ちゃんと4歳のMiちゃんは従姉妹同士・・・とっても仲がよいのですがそれだけにちょっとしたことで・・・今日はちょうど練習を始めようとしたときにT子ちゃんが「ウェーーーーン!」と泣き出してしまいました。お母さんのJ子はみんなを指導しなきゃいけないので ここは み〜ままちゃんの出番・・・抱っこしてなだめても大粒の涙が次から次に流れてとまりません。ついに3歳の娘っ子にこんな事を言ってしまいました。。「涙はね好きな人のためにとっておこうネ♪」・・・・ウーーーーーッ 我ながらキザーーーッ! あたしゃナルか? T子ちゃんを抱っこして彼女の背中をトントンたたきながら歌っていたのですが、T子ちゃんはガーゼで涙を拭きながらそのうち み〜ままちゃんの胸で泣き疲れて眠ってしまいました。よしよし、イイ子だね♪
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