〈季節の水彩画〉

2002・3 Mar.
<スペインの片隅で>
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A.ガウディの朝   コルドバの軒先   白い街の坂道   マヨール広場へ   花の小道   セビーリャの
スペイン広場

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  A.ガウディの朝

(バルセロナ)

8P

稀代の天才建築家ガウディは
自然と共存する環境住宅地を夢見た
歩道には朝日の影が伸びていた

 

 

 

 

 

 

 

  コルドバの軒先

8P

入り組んだ露地に降り注ぐ陽の光も眩しい
夏には優に40度を超えるというこの街では
小さな窓、それに壁の花は知恵の産物か

 

 

 

 

 

  白い街の坂道

(ミハス)

40P

闘牛場はシーズンオフ、てっぺんの観客席から
向こうの山にへばりつくような白い街の
坂道をぼんやり眺めていた

   #88・日本水彩展出展作品  日本水彩会講評 
思い切った構図に、新鮮さを感ずる
白壁や屋根の色が更に引きたてている
左、白壁の影もう少し暗く

(会誌150号 岩瀬 勲氏)

雑誌 「美術の窓2000/8月号 批評: 高山 淳氏

白い壁と赤茶色の屋根。あいだに真っ直ぐ道路が
通っている。子供を連れた母親が道路の中景にいて、
手前は階段になっている。町の一隅を表現している
わけだが、その幾何学的な形を画面の中に入れる
独特の感性がある。それは幾何学形態が持つリズム
を絵の中のリズムとして取り入れる力である。
言ってみれば室内楽を聞くような一種の音楽性を
筆者は感じる。
とくに対象の細部を描写するのではなく、どれぞれの
ディテールが画面の中のリズムとなるように構成して
いるように思われるところが興味深い。

 

 

 

 

 

 

マヨール広場へ

(マドリッド)

8P

17世紀に完成した広場には5万人も入れるらしい
立派な広場の今は観光客狙いのカッパライが
てぐすねを引いて一杯だとか

 

 

 

 

 

 

 

  花の小道

(コルドバ)

8P

イスラムの文化の薫りが残る
メスキータ(モスク)を出て程なく
花の壁に囲まれて、塔が顔を覗かせる
スペインの白い壁の小路

 

 

 

 

 

 

  セビ−リャの
スペイン広場

8P

スペイン広場はスペインの至る所にある
情熱的で名高いこの町のそれは
1929年の万国博覧会に作られたと言う

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