![]() 帝人(霞ヶ関コモンゲート) |
![]() 政府刊行物サービスセンタ |
帝人の東京本社が霞ヶ関コモンゲート西館(金融上の上層階)にあるようです。霞ヶ関コモンゲートは虎ノ門11番出口から徒歩2分程度で文部科学省のビルを通ると雨に濡れずにたどり着けますが、霞ヶ関A13出口も徒歩4分程度ですが財務省前を通るのでしっかり雨に濡れてしまいます。大阪本社は中央区の帝人ビルにあるようです。 帝人は大正7年6月17日(1918年)創立で平成27年3月末に国内9268名、海外6512名、平成26年度売上高は7862億円とのことで売上比率は日本59.2%、アジア25.5%、アメリカ7.2%、欧州8.2%のようです。
帝人は、リチウムイオン電池用のセパレータに注力しており、平成28年に韓国の拠点で従来比50%増強し、5400万平方メートルにするとのこと。メインは民生用のフッ素樹脂を塗工したセパレータだそうです。車載用のPE基材にメタ系アラミドを塗工したものは少ないようです。リチウムイオン電池のセパレータでは、旭化成や東レも有名なようです。 平成28年に、北米の自動車メーカーへ炭素繊維強化プラスチック(CFRP)を拡販するため、自動車向け複合材成形メーカ(CSPコンチネンタル・ストラクチュラル・プラスチック、ミシガン州)を840億円で買収し、東レとの差を縮小するようです。なお、三菱レイヨンもCSPとの合弁を模索していたようですが、困難になったようです。成29年1月には、SGLグループ(独)のワイオミング工場を買収し、現状の1000トン/年から4000トン/年に増強するようです。 炭素繊維生産能力(平成28年)
国内の炭素繊維メーカは、炭素繊維単体のシェアは70%を確保しているようですが、中国、インド、トルコなどの過剰生産投資による低価化に危機を感じており、帝人、東レ、三菱ケミカルHDなどは成型技術に積極投資しているようです。 CFPR(炭素繊維強化プラスチック)特許出願件数(1995年~2014年)
帝人は、平成29年に自動車硝子の置き換えを狙った、透明性が高く、耐摩耗性が0.5%程度と強化硝子なみに表面加工(プラズマ化学的気相蒸着法で二酸化珪素の層を作る)したポリカーボネイトを開発したようです。今回のポリカーボネイトは、耐候性を従来の2倍に強化し、硝子の7割程度の重量で、自動車の軽量化に寄与するようです。 帝人は、自動車関係の投資を強化しているようで、平成28年9月には硝子繊維で樹脂を強化する技術を得意とするコンチネンタル・ストラクチュアル・プラスチック(米)を840億円で買収したようです。 帝人は、平成29年4月に、中国製低価格ポリエステルの対策として、ポリエステル繊維の開発生産部門を衣料用原料販売の帝人フロンティアに統合するようです。ファミリーマートと提携し高機能マスクや汗ふきシートなどの販売に注力し、帝人はニトリと共同で遮熱カーテンやランドセル開発もしているようです。また、東レはユニクロとヒートテックなどヒット商品を開発で先行しているようです。一方、旭化成やユニチカは国内のポリエステル繊維から撤退しているようです。 帝人は平成29年5月に、防水透湿材で撥水性があり表面を水滴がころがるミノテックを開発し、平成30年に量産するようです。スポーツ用の耐水性500mm(1cmの筒で水を注いで500mmになったら生地の裏にしみ出すか)に対し、耐水性を200mmに抑えることによりコストを下げて一般用への普及を目指すようです。防水透湿材は東レなども力を入れているようです。 帝人は、産業用フィルターなどの不職布用に用いる直径3μm極細ポリエステル繊維の生産を平成29年に徳山事業場(山口県)で停止するため、松山事業場(松山市)に生産ラインを新設し国内の生産規模を維持するようです。 政府刊行物サービスセンタは、平成25年4月16日に霞ヶ関から虎ノ門の日土地ビル1階へ引っ越してきました、文教堂書店の跡地ではありません。ARIBもあるようです。政府刊行物サービスセンターは大手町にもあるようです。 |