日立金属

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品川シーズンテラスに日立金属があるようです。日立金属はエンジン用の耐熱特殊金属などで有名なようです。
日立金属は昭和31年4月10日(1956年)設立、平成27年度売上1兆0176億円、平成28年3月31日現在従業員数29157名(連結)、5966名(単体)とのことです。製品分野は高級金属製品、磁性材料、高級機能部品、電線材料などがあるようです。特殊金属では、三井金属なども有名なようです。

ネオジム磁石は、日立金属信越化学TDKが供給しており、自動車用の磁石では高温動作が求められるためジスプロシウムなどの重希土類を添加する必要がありましたが、国内4位の大同特殊鋼の子会社のダイドー電子がジスプロシウムを使用しない自動車用ネオジム磁石を開発し、平成28年からホンダへ供給することになったようです。従来のネオジム磁石は2μm程度の粉末を加圧焼結するようですが、ダイドー電子は粉末にせず高温加圧により結晶粒径が0.2μmのにできたためジスプロシウムを使わなくてよいとのことです。ちなみにジスプロシウムは90%を中国からの輸入に頼っているため、中国の輸出規制の懸念がありましたが平成28年には南鳥島で大量のジスプロシウム鉱床が発見され、中国の陸上鉱床よりも数十倍の含有率とのことです。

また、ネオジム磁石の発明者である佐川眞人氏は富士通から住友特殊金属(現:日立金属)などを経てNDFEBを設立し、平成28年には15時間以上の焼結に必要な型を用いない成形条件を確立し、製造コストを6割低減することができたようです。

現在、主流のネオジウム磁石は、昭和57年(1982年)に発明されてから35年が経過し関連特許が切れつつあり、次世代の磁石開発が急がれているようです。東北大学とデンソーは、鉄ニッケル磁石の開発を行っており、1/100のコストでネオジウム磁石と同程度の性能を目指しており、静岡理工科大学は、サマリウム、ジルコニウム、鉄、コバルト、チタンで1/2のコストで高温ではネオジウムの性能を超えるようです。

日立金属は、車載モーターの電磁鋼板をアモルファス合金に置き換えることにより2割の省エネを実現できるとのこと。従来のアモルファス合金は電磁鋼板より堅く力を加えると磁気特性が劣化する問題を平成29年に解決し、磁気特性維持に成功したようで、まずは循環系や冷却系のモータに適用し、将来は駆動系のモータにも適用するとのことで開発を継続し平成30年にエネルギー効率を90.0%から97.2%へ改善させた試作機を完成させたようです。

日立金属は、車載モーターの電磁鋼板をアモルファス合金に置き換えることにより2割の省エネを実現できるとのこと。従来のアモルファス合金は電磁鋼板より堅く力を加えると磁気特性が劣化する問題を平成29年に解決し、磁気特性維持に成功したようで、まずは循環系や冷却系のモータに適用し、将来は駆動系のモータにも適用するようです。

特殊鋼製造拠点の安来工場で、金型寿命が7倍(熱処理によるゆがみ4割抑制、経年による形状変化1/3、耐摩耗性1.5倍)の特殊鋼SLD-iを、平成28年4月から量産開始したとのことで自動車メーカなどへ拡販しているようです。

日立金属は、平成28年冬に自動車用の素材として、鉄より6割軽く、炭素繊維より価格の安い新素材を開発したとのこと。カーボンナノチューブを添加するアルミ複合材で、アルミと炭素繊維の接合部腐食の問題を解決したようです。

日立金属は、宝鋼工程技術集団(上海市)との合弁会社で、熱間圧延ロール生産子会社の宝鋼日立金属を平成28年8月で生産終了し解散することにしたようです。当初見込みの1/3程度の月100トン程度の販売量しか確保できなかったのが原因のようです。

日立金属は平成28年に、ナノ結晶軟質磁性材料(ファインメット)を用いるブロック型のコアを開発し、100kWの大容量変圧器を10kHzで利用することにより、従来の50/60Hzを用いる方向性電磁鋼板の変圧器に対し質量を1/30にしたとのことで、欧米の鉄道車両用変圧器として、日立フェライト電子(鳥取市)とタイ、インドの工場で量産するようです。

日立金属は、平成29年から航空機エンジン用にニッケル合金の鍛造品の生産を拡充するとのことで、中型機向けに日立金属MMCスーパーアロイ(埼玉県桶川市)で量産開始し、大型機向けに日本エアロフォージ(岡山県倉敷市)で量産を開始するようです。

日立金属は、異なる金属を貼り合わせたクラッド材の生産能力を3倍に引き上げるため、平成29年にSHカッパー(土浦市)に75億円を投資し生産ラインを拡充し、平成30年4月には日立金属ネオマテリアル(吹田市)を存続会社として統合するようです。クラッド材はリチウムイオン電池の電極材、クラッド集電箔、自動車の熱交換器、携帯電話の放熱器などで用途が広がっているようです。

SONYモバイルコミュニケーションズがWビルにありましたが、平成27年秋に楽天タワー後に引っ越したようです。SONYモバイルコミュニケーションズはSONYエリクソンのころからスウェーデンに本社がありましたが、平成25年1月にスウェーデンのルンドから東京へ引っ越してきたようです。近くにSONY本社があります。SONYは品川から大崎の周辺にかけていっぱいありますし、有明にもあるようです。また、SONYコンピュータもあります。