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ウィング マリタイム サービス“鞍馬丸”
■画像のカテゴリ:
ウイング マリタイム サービス曳船
■撮影日時:2011.02.02
■撮影場所:横浜港
■船舶説明:総トン数:251トン
出力:4000PS
常駐港:横浜港
竣工年:2010年7月29日
「加賀丸」の姉妹船として、第3・4種の消防設備を搭載した大型曳船です。
環境にやさしい甲板機械や汚水処理装置を装備し、通路灯にはLEDを採用されました。
タグボートは、船舶や水上構造物を押したり曳いたりする船のこと。
港湾で船舶が岸壁や桟橋に離着岸するのを補助したり、動力を持たない作業船を移動させたり、
河川、運河で艀(はしけ)などを動かすほか、水先人の乗下船補助などもおこなう。
また、マストの天辺に消火銃を備え、海上火災の消火活動にあたったり、
座礁船やエンジントラブルを起こした船の救助をおこなうこともある。
サイズはさまざまで、港湾で使われる数十トン級の小型のハーバータグから、
外洋で海難救助などの作業に従事する数千トン級の大型のオーシャンタグまで幅広い。
他船や構造物を動かすのに使われるため、通常の同サイズの船よりも強力なエンジンを搭載している。
船舶を牽引する場合には、タグラインと呼ばれるロープをかけて引っぱる。
押船する場合には、タグボートの前面(フェンダー)に装備された緩衝材を介して、船体どうしを接触させて力を伝える。
緩衝材には航空機の古タイヤなどが用いられる。
港湾内などで使われるタグボートの場合、小さな船体に機動性が求められるため、
スクリューには特殊な構造が用いられ、舵の機能を持たせたものが多い。