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 向 井 俊 貴 小 島 基 裕
浦 野 鎮 伍 田 中 紀 也
 黒 田 淳 平 篠 塚 直 人
森 早 也 圭 廣 澤 玲 衣
黄 瀬   心  杉 野 ひとみ
清 水 頌 子
向 井 俊 貴  主将  奈良県 私立梅村学園三重高等学校 経営学部  前衛
         就職先 監督から口頭で報告 
◎ 4年間、立命館大学体育会ソフトテニス部が誇る過去の戦績を次々と
塗り替えてきた文字通り「歴史に刻まれる選手」です。1回生時から、高い技術力と安定感を発揮し、戦力の主軸として活躍していました。
◎ ダブルフォアードのスペシャリスト。3回生から早川選手と組み本領
を発揮。52年ぶりの全日本大学対抗の準優勝や天皇杯3位等数々の 戦績を掲げ、ソフトテニスの戦術改革に大きな波紋を投げかけた。
◎ そして、主将。チームを支える「リーダーシップ」と「勝」に拘る選手
としての立場に思い悩む瞬間もあった。が、向井選手は、見事に克服。向井主将率いる立命館大学の戦いの場は、全日本にあった。
◎ 現在、西日本学連の技術委員長を務める向井選手のラケット人生は、これからも続く。ステージを社会人の場とし、向井選手のしなやかなラケット捌きは、多くのソフトテニスファンを魅了することだろう。
 主な戦績 インカレ大学対抗…準優勝、3位、大学王座…4位、西日本大学対抗…準優勝・3位、関西学生リーグ戦…準
優勝x2、天皇杯…3位、全日本インドア…準優勝、東京インドア…3位、全日本学生インドア…3位、インカレ… 3位、西日本学生…準優勝、ベスト8、関西学生…優勝、準優勝、3位、関西学生選抜インドア…準優勝、3位、全日本学生シングルス…ベスト8、東西対抗2年連続出場

小 島 基 裕  副将  和歌山県 和歌山北高等学校  経済学部  後衛
         就職先 日本赤十字和歌山医療センター
◎ 小島選手こそ「立命館大学に入学して良かった!」と実感する。戦績を問うと「アベレージ153、スポッチャ握力66、背筋力233、普通免許取得8ヶ月」と茶目っ気たっぷり。が、その内面は、意外にナイーブ。
◎ 大会会場で何度も見た涙。やはり勝ちたいんだ!そんな小島選手の功績は、大きく二つ。ただ打つだけの立命館の後衛が、ストロークに展開を取り入れる見本を示した。立命館の戦いが粘り強くなった。
◎ ムードメーカーの役割も忘れない。自ら思い悩んだ時期があったが、苦しみながらも克服。そして、向井主将が一番苦しんだ時にチームを支える立場に回った。「あの小島選手が支えた!」と渡海先生にも報告。
◎ 腰の低い安定感あるストローク。パワフル・シャープな攻撃力は、インパクトの瞬間の集中力。これが発揮された時の小島選手は、強い。京都学連の技術委員長を務めた小島選手は、日赤でも立命館で培った集中力と心意気を生かせるはず。引き続きラケットを握る姿…見たい。
 主な戦績 インカレ大学対抗…3位、西日本大学対抗…3位、関西学生リーグ戦…準優勝x2、インカレ…ベスト64、 
西日本学生…ベスト64、関西学生…ベスト32、関西学生シングルス…ベスト16、近畿一般…ベスト16

浦 野 鎮 伍  副将 愛知県 中京大学付属中京高等学校 理工学部 後衛
         就職先 小島プレス工業株式会社
◎ 浦野選手のストロークには、「リズム」「シャープさ」「破壊力」「展開」
 そして、時には「しなやかさ」が加わる。深い懐、大きな構え、踏込みの良さ、打ち出す角度も多彩。その全てを真面目さが、作り出す。
◎ その確かなプレーは、チームの中でも「後衛の教科書」のような存在。
 当然、皆からの期待も強く、2回生からレギュラーとして出場。平成22年度の春季リーグ戦準優勝にも、レギュラーとして一役買う。
◎ 浦野選手の副将としての存在は大きい。常に冷静・沈着でチームの状況を捉え、目指すべき方向性を示唆する。言葉数は少ないが、瞳の奥深い輝き、そして態度でソフトテニスに対する情熱を伝えてきた。
◎ 多くの部員に慕われる浦野選手が、4年間培って来た努力は、確かに
功績として、後輩たちに引き継がれる。そのことに「誇り」を持ち、  今後の社会人としての一層の飛躍を期待した。お疲れ様でした。
主な戦績 関西学生リーグ…準優勝、インカレ…ベスト32、西日本学生…ベスト64×2、関西学生…ベスト32、京都学生ベスト8、16x3、京都府一般…3位、サンフラワーカップ…ベスト8、滋賀県インドア…準優勝

田 中 紀 也  主務  兵庫県 兵庫県立社高等学校 理工学部  後衛
         就職先 数学教員免許取得中…教員志望
◎ 「真面目」さは、人一倍。肩に力が入り、何か…ぎこちない…のは、
田中選手のソフトテニスではなく、チームをまとめる主務としての姿。歴代の主務の中でもトップレベル?とは、監督からの「怒鳴られ数」。
◎ それでも、主務としての功績は、インカレ大学対抗3位。明るさと
元気、くじけない胆力。常に選手に対し、大声で一生懸命に送る声援は、正に立命館大学のムードメーカーの主軸でもある。
◎ 「ソフトテニス大好き」な田中選手は、プレーヤーとしても頑張った。
入学時からの技術的な成長は、最も著しいものであった。個人戦では、ダブル後衛としての出場が余儀なくされることも多かったが、着々と上手さが増し、関西六大学リーグでは、レギュラーとして活躍。
◎ 人間離れしているような豪快なフォームから繰出すストロークには、安定感が増し、ローボレーやスマッシュ等にも果敢にチャレンジする田中選手のプレーに頼もしさが加わった。進路希望は、教職という  限りなく崇高な営み…大丈夫…と信じ、活躍を期待して止まない。
主な戦績 関西学生…個人ベスト128、シングルスベスト128、京都大学対抗…ベスト8、京都学生新進…ベスト8×2


黒 田 淳 平    京都府 京都府立鳥羽高等学校 文学部  前衛
         就職先 高校教員志望
◎ 努力の前衛…黒田選手。ボレー、スマッシュ、レシーブのそれぞれ
に基礎が確立していて、とりわけ立つ位置が良い。層の厚い立命館の前衛陣のため、リーグ戦のレギュラーは、叶わなかったが、個人戦や関西六大学リーグでは、「燻し銀」のような味のあるプレーを見せた。
◎ 決して派手ではないが、ボールへの集中力に優れ、苦しい局面でも
冷静に粘り強さを発揮する持ち味は、3回生以降、ベテラン振りを増し、多くの後衛と組み、西日本・関西学生等で、安定した戦績を残した。
◎ 黒田選手の努力は、「衣笠キャンパス」と「びわこ・くさつキャンパス」の往復で授業とソフトテニスを両立させるところから始まった。その真面目に打ち込む姿に後輩たちからの信頼も厚い。
◎ 卒業後は、田中と同様に崇高な営みである高校教員を志望。4年間の努力の足跡と時折見せるユニークな発想を活かし、生徒に夢と勇気を与える「先生」として、立命館に選手を送り込んでくれることに期待!
主な戦績 西日本学生…個人ベスト64、関西学生…ベスト32・64準優勝、京都府一般…3位、京都学生新進…優勝

篠 塚 直 人  体育会本部会計次長 千葉県 千葉県立佐原高等学校 経済学部 後衛
         就職先 株式会社PAL
◎ 立命館大学体育会本部の会計次長を務めた篠塚選手の存在こそが、
我がソフトテニス部が誇るチームの持ち味そのもの。スポーツ推薦の選手と一般入試、指定校推薦の選手との融合からなるチームづくり。
◎ また、篠塚選手のソフトテニスに臨む姿勢は、選手全体を刺激する。
静かで甘いマスクからは、想像しがたいガッツなプレー。ラケットを
振り切る時の叫び、ボールに寄せる気迫は、誰もが目を見張る。
◎ 篠塚選手の打つボールがコートに突き刺さるようになった。そして、
後輩達は、彼を「熱いハート」の持ち主と評する。チームの中に、選手の一人ひとりの間に生じるすき間を篠塚選手の「熱いハート」が繋ぐ。
◎ 立命館大学体育会ソフトテニス部の屋台骨を支えた篠塚選手の実績、
4年間の蓄積が開花するのは、社会人としてのこれからの人生。必ず、ソフトテニスが活きる…社会人の篠塚選手が、明るい笑顔でラケットを担いで、テニスコートに現れるのを楽しみにしている。
主な戦績 関西六大学リーグ戦…3位×2、4位、西日本学生…出場、関西学生…出場、京都学生…ベスト64

森 早 也 圭  主将  滋賀県 滋賀県立草津東高等学校 経営学部  前衛
         就職先 財団法人 近畿健康管理センター
◎ 森選手が醸し出す雰囲気…主将としての風格。それは、選手が安心
して戦えるチームづくりの基盤なっている。ブレのない姿勢とゆとりある笑顔は、訓練しても身に付けることはできない。天性である。
◎ 森選手の持ち味は、自然体で位置する大胆なポジションから始まる。
地に足の着いたプレーは、ボレー・スマッシュ・レシーブとそれぞれが、基本に忠実な肌理細やかさとダイナミックさが共存する。
◎ その相手チームを圧倒する森選手の頼もしいばかりの存在感に対し、男子部員が思わず呟く声は、「男前!」。確かにおおらかなイメージはあるが、チーム一人ひとりに対する暖かく優しい気遣いも忘れない。
◎ そして、残した戦績は、インカレ個人ベスト16、西日本学生の個人
でもベスト16。また、主将として、西日本大学対抗3位入賞に導いた功績も大きい。信頼の厚いキャプテンは、現役選手の良き道標として、引き続き活躍する社会人ぶりを発揮して欲しい。お疲れ様でした。
主な戦績 西日本大学対抗…3位×2、京都大学対抗…優勝x2、関西六大学リーグ…準優勝、インカレ…ベスト16、  ベスト64、西日本学生…ベスト16、関西学生…ベスト64x2、京都学生…優勝x2,3位、ベスト8

廣 澤 玲 衣  主務  広島県 広島女子商学園高等学校  経済学部  後衛
         就職先 株式会社 エルアイシー
◎ 廣澤主務の明るさ、笑顔はどこから生まれるのか?爽やかであり、
凹まないその奥に…ひょっとして、あの雰囲気の中に計り知れない 潜在能力があるのか?しかも、実務は、テキパキと素早く正確。
◎ 理屈ではなく、チームが和む。そして、的確なアドバイスを放つ時
に感じる冷静さは、正にチームの支えとなっていた。が、選手としての廣澤主務の活躍は、そのムード以上にシビアな一面を見せる。
◎ もちろん名実共に「プレーイングマネージャー」。上手さは、中学生
時代からのキャリアが物語る。精密に厳しいコースを攻め続け、強気で切れ味の良いストロークを武器に舞うオールラウンドプレーヤー。
◎ 1回生の時からシングルスでもレギュラーとして活躍し、常に相手を奔走させてきた廣澤選手。立命館大学体育会ソフトテニス部を支えた実績や逆境にも笑顔を絶やさない持ち味は、必ず社会人としても活かすことができるはず。パワーと貪欲さが加わると大化けするかも!
主な戦績 京都大学対抗…ベスト8、関西六大学リーグ…準優勝、西日本学生…ベスト64、関西学生…ベスト64、関西学生シングルス…ベスト64 、京都学生…優勝、準優勝、3位、ベスト8
         
黄 瀬  心   副将  滋賀県 滋賀県立草津東高等学校  経済学部  後衛
         就職先 甲賀農業協同組合(JAこうか)
◎ 黄瀬選手の歯切れの良さ、気風の良さ、そして、元気良さ…かつて、
4年間通じて、これほど明るさを貫いた選手がいただろうか?後輩達が声を揃えて言う「『明るく・楽しく・元気良く』そのままです!」と…。
◎ 裏方としては、仲間とのコミュニケーションを密に取り、そこから
チームの「和」を創出させることが上手い。一方、表舞台の黄瀬選手は、レギュラー選手として、器用さ溢れる多彩な持ち味を発揮してくれた。
◎ 大学対抗におけるシングルスやダブル後衛といった「タフさ」が要求
される役割を見事にこなし、数々の試合を「勝ち」に結び付けた黄瀬 選手の地力・強さは、回生が上がるごとに着実に増していった。
◎ 「チームづくり」と「プレーヤー」の両面で立命館の牽引役を果たした黄瀬選手は、京都学生ソフトテニス連盟の副理事長という大役も務め、マネージメントの力量も発揮した。進路の「JAこうか」での活躍を大いに期待するとともにOG・現役含めた女子部の活性化にも尽力願いたい。
主な戦績 西日本大学対抗…3位、京都大学対抗…優勝、ベスト8、関西六大学リーグ…準優勝、西日本学生…ベスト64×2、西日本学生シングルス…ベスト16・ベスト32、関西学生…ベスト32・ベスト64、関西学生シングルス… ベスト32、京都学生…優勝3位、ベスト8×2

杉 野 ひとみ  会計  徳島県 徳島県立富岡東高等学校  経営学部  後衛
         就職先 未定
◎ 「黙々と…」正に黙々と自らの果たすべき役割を見据えて、徹底して
推進してきたのが、杉野選手。一見は、ホァ〜ンとした温もりを感じさせる雰囲気…語りも多くはないが、場を和ませる温厚な笑顔がいい。
◎ が、一旦テニスコートに入ると瞳が光る。とにかく粘り強い。温厚?
杉野選手のソフトテニスには、戦略がある。展開がある。高さがある。食らいついたら放さない。それが、スポーツ推薦でないにも関わらず、2回生の時から立命館大学のレギュラーを任された所以である。
◎ 以来、その粘り強さに軽やかさが兼ね備えられ、そのプレーには、
年々…段々…一層の磨きがかかった。チームの期待を担って戦う杉野選手の後姿には、皆からの「信頼」の文字を背負っているように見えた。
◎ 杉野選手の人柄に「信頼」、そして、レギュラー選手としての「信頼」
である。頼もしいばかりの立命館大学体育会ソフトテニス部での選手生活…4年間。これを誇りとし、社会への出発に期待。ありがとう!
主な戦績 西日本大学対抗…3位×2、京都大学対抗…優勝x2、関西六大学リーグ…準優勝、西日本学生…ベスト32×2、ベスト64、関西学生… ベスト32、関西学生シングルス…32、京都学生…優勝、準優勝、3位、ベスト8

清 水 頌 子  関西学連 会計 滋賀県 滋賀県立甲西高等学校 経済学部 後衛
         就職先 滋賀銀行
◎ 小柄な身体から繰り出すシャープなストローク…それを活かして、
面白いようにゲームを操る巧みなプレー…しかも、タッチはソフトでしなやか。これが、清水選手の魅力。そして、一旦勢いに乗ると手が付けられない力強さも忘れてはならない。
◎ テニスコートだけでなく、清水選手の活躍は、幅広い。関西学連の
会計を務め、膨大な用務を的確に処理していく力量には、定評があり、大会運営に当たっても額に汗して尽力。会場狭しと活動は続く。
◎ 関西学連の関係もあり、チームと共に行動する機会も少なかったが、
その分、アウトサイドから冷静にチーム状態を見抜き、素早く端的で、気配りある助言。それには、心からの優しさも備わっていたという。
◎ 誰よりもチームで戦うことの重みを知る清水選手。その真っ直ぐな気持ちに影響を受けた選手は、少なくない。黄瀬選手、杉野選手と共に清水選手のように様々な入学形態の選手が、チームの「要」として 役割を果たす…この姿こそが、立命館大学体育会ソフトテニス部が 目指す組織。しっかりと完成させてくれました。ありがとう!
主な戦績 京都大学対抗…ベスト8、関西六大学リーグ…準優勝、京都学生…3位、ベスト8×2、ベスト16