平成13年度卒業生紹介

男子

奥 田 裕 介  山 下 和 宏  土 井  裕

伊 藤 真 吾  船 田 紘 平  島 村 大 輔

女子

岩 永 有 加  高 橋 美 沙 

奥 田 裕 介  主将  岐阜県 中京商業高等学校  経済学部  後衛
           就職先 荒木石油株式会社
  ◎ 「まっすぐ」「逃げずに打つ!」4年間その持ち味を貫くことが出来
    たのは、この男「奥田主将」の精神力の強さを物語る。
  ◎ 1部リーグ優勝をレギュラーとして経験しながら、主将として2部
    リーグ転落。満身創痍、4回生の締めくくりを強い決意で臨むことと
    なったが、その成果が、西日本大学対抗準優勝、そして、1部昇格と
    苦悩と感動の繰り返しで、涙の絶えない4年間であったろう。
  ◎ 奥田主将の果たした功績は、単に「1部リーグの実績を堅持した。」
    というものだけでなく、「まっすぐ」を貫いたこの男の秘めた闘志が、
    立命館大学体育会ソフトテニス部の新たな黄金時代への道に布石を打
    ったと言っても過言ではない。
  主な戦績
    全日本学生・天皇杯ベスト32、
    西日本学生・西日本一般・近畿一般ベスト16、
    京都学生優勝
山 下 和 宏  副将  京都府立鳥羽高等学校   経営学部  前衛
           就職先 ・・・
  ◎ 軽快なフットワークと大胆なポジション。独自の物語をゲーム展開
    の中に打ち立て、敵の前に山下選手が立ちはだかる。
  ◎ 2回生でのインカレベスト8(青木・山下組)の戦績は、山下選手
    の「一歩も引かない。」プライドが、築き上げた快挙とも言える。
    冷静さを失わない姿勢は、奥田・山下組として、一層磨きがかかり、
    名実ともに信頼できる立命館大学の「大将」として君臨してくれた。
  ◎ 技術面だけでなく、京都学連の委員長としても信頼が厚く、他大学
    の監督等からも、山下選手の人柄について「何時までも、京都を代表
    する選手として頑張ってほしい。」との絶賛の声を聞く。
     (平成14年度京都府の国体強化選手に選ばれている。)
   主な戦績
     全日本学生ベスト8、
     天皇杯ベスト32、
     西日本一般・近畿一般ベスト16、
     京都学生優勝
土 井  裕   主務  大分県立大分商業高等学校   経営学部  前衛
           就職先 株式会社 ピュア 
  ◎ サウスポーで且つ大変器用な選手。機敏な動作でボールを追う姿勢
   は、なかなかワクワクさせるものがあり、その期待も大きく、1回生
   大学生活の後半は、主務としてチームに貢献。レギュラーであった
   経験を生かし、「大らかさ」と「大胆さ」を上手く取り合わせた手腕は、
   何よりも、後輩主務の育成に自然な形で貢献することとなった。???
  ◎ 山形でのインカレの際、現地で、本年度の卒業生全員が、一致団結
   して丸坊主となったシーンを目の当たりにしたが、いい仲間にめぐり
   合えた4年間と言ってもいいであろう。
  主な戦績
    関西学生ベスト16、京都学生ベスト8
伊 藤 真 吾  副将  大阪府 東海大付属仰星高等学校  文学部  後衛
           就職先 ・・・
  ◎ 安定感のある、しかも迫力ある伊藤選手のソフトテニスは、1回生 
   からしっかりと階段を上るような成長を見た。4回生時の完成された
   プレーを見ていると昭和の黄金時代の「立命館」を思い起こす匂いの
   する選手である。・・・駿足が加われば、きっと「大選手」
  ◎ 「努力の人」伊藤選手は、その豪快さにベテランぶりが加味された
   あたりから、レギュラーとしての活躍の場も多くなったが、一度当た
   りだすと手がつけられない。インカレ優勝の同志社大学の選手に対し、
   直後の関六で20分もかからない時間で勝ったゲームは、圧巻だった。
  ◎ この男の懐の深さは、ソフトテニスだけに納まらない。立命館大学
   体育会の委員長としても、各部から慕われる委員長として立派にその
   職責を果たし、大学関係者からも絶賛を浴びている。
  主な戦績
    全日本学生ベスト64、京都学生ベスト4
船 田 紘 平  副将  京都府 立命館高等学校   理工学部  前衛
           進 路  立命館大学理工学部大学院
  ◎ とにかく「ソフトテニス大好き人間」。動きには、スピード感があり、
   ボールに食い下がる姿勢も常に前向き。前述の伊藤選手と組み、関六
   でインカレ覇者に勝った時の船田選手のガッツポーズが印象的。
  ◎ プレーには、豪快さを求めるがあまり、多少荒削りな面はあるが、
   その人柄は、下級生からも親しみを持って接することの出来る暖かさ
   を感じさせるものがある。
  ◎ 最近では、数少なくなった立命館高校からの選手であり、チームの
   中で校歌や応援歌と最も古い付合いをしているのもこの船田選手。
   OB各位から、部員全体の音感に疑問符を打たれるのも、この男の
   人柄から来る素晴らしい影響力の賜と言える。
  ◎ 大学院で頑張ってくれるとのこと。船田選手の持ち味「暖かさ」を
   引続きテニスコートで振舞ってくれることを期待して止まない。
   主な戦績 
     京都新進大会優勝
島 村 大 輔  副務  大阪府 関西大倉高等学校   産業社会学部  前衛
           就職先  JA共済全国本部
  ◎ 4年間、この男が、春・秋の関西学生リーグ戦を盛り上げてくれた
   と言っても過言ではない。立命館大学の応援が、ひとつに纏まって、
   ユニークさも加味され、盛り上がっていく陰には、島村大輔応援団長
   のリーダーシップがあってのこと。感謝して止まない。
  ◎ プレーヤーとしての「島村選手」は、意外性のある、味のある前衛
   である。大胆なポジションと手元のガードの強さは、層の厚い立命館
   の前衛陣の中でも、トップレベル。独特のフォームから繰り出される
   レシーブも一見する値打ちはある。スマッシュが出来れば・・・と。
  ◎ リーグ戦で厳しい雰囲気となっている際、「俺を使え!」と立候補
   する熱い男に、確かな「立命館魂」を見ることが出来る。チームの中
  でも、筋の通った姿勢を正すことのできる「強面」の先輩である。
     * 監督の本音・・・立命館の応援が、少し上品になってくれるかな?と
                来年以降に期待!
   主な戦績
     関西学生新進ベスト16、京都学生ベスト8

女子

岩 永 有 加 主将 大阪府 淀ノ水高等学校  産業社会学部 前衛
         就職先・・・
   ◎ 女子部のスポーツ推薦で前衛としての第1号.常に動じず、貪欲に
     勝ちにいく姿勢は、流石に一流。ボレー、スマッシュ、ストロークと
     もに隙のないプレーヤー.
     「岩永選手」自身は、ネットプレーより、ストロークの方が好きかも。
   ◎ 岩永選手の入部により、後衛主体の立命館にようやく前衛・後衛の
     バランスが取れ、1回生の秋に2部リーグ健勝、入替戦で樟蔭女子大
     を2−0で破り、女子部初の1部昇格を果たすことが出来た。
     女子部の1部昇格に貢献した立役者の一人である。
   ◎ 少数精鋭個性派集団の女子部の中での4年間体調不振等様々な
     状況を克服して、主将を務めるまでに至った苦労を今後の人生に生か
     してくれると信じて疑わない。
  主な戦績
    近畿一般ベスト32、京都学生ベスト8、関六春季個人ベスト4
高 橋 美 沙 副将 京都府立東舞鶴高等学校  文学部 後衛
          就職先 東舞鶴信用金庫
   ◎ 肩にカの入らないフォームで、ボールに対するタッチのソフトさは、
    潜在的なものを感じさせる。上手さが光る「高橋選手」である。
    上手さに加え、「粘り強さ」「根気の良さ」を持ち味とするプレーは、
    単にソフトテニスの技術的な面からでなく、「高橋選手」の内に秘めた
    芯の強さを物語っている。
   ◎ 充実した後衛陣の中、且つ、途中のプランクも影響して、華々しい
    活躍の場面は少なかったが、明るさ溢れる人柄は、誰からも慕われ、
    最後まで、チームの「良きお姉さん役」として、踏ん張ってくれた。
    このことに、ただ感謝の気持ちで一杯である。
   ◎ 少人数で臨んだリーグ戦、立命館の応援の声がたった一人となった
    瞬間、後ろを振り返ってみると4回生の「高橋選手」が声を張り上げ
    ていた。安心して社会に送り出せる「立命健児」である。
  主な戦績
    京都学生新進ベスト4、関六春季個人ベスト8