| 小 谷 洋 子 主将 広島県 広島安芸女子大学付属高等学校 経営学部 後衛 就職先 枚方信用金庫 ◎立命館大学体育会ソフトテニス部女子部が、いよいよ本物の強さを発揮した。その立役者がこの人…小谷洋子選手。鍛え抜かれた精神力が、あればこそ、たった一人の４回生が築き上げた数々の戦績。 ◎歴代の誰もが経験をしたことのない全日本大学選抜王座決定戦３位。しかも、神戸松蔭大学を下すその瞬間を自らの手で決めた小谷選手。全身の力を振り絞って、攻めて、攻めて一歩も引かない戦いぶりは、小谷選手が、大切に創りあげた芸術品のようだった。 ◎主将としての小谷選手の手腕も見逃せない。一人旅の４年間だけにで歯を食いしばる場面も多かったはず。にもかかわらず、温かく包まれたようなチームワークの真ん中には、いつも小谷選手の笑顔がある。 ◎小谷選手のソフトテニス人生は、まだまだ続く。立命館大学ソフトテニス部女子部の歴史に残る名選手として、一層の飛躍を期待したい。 主な戦績 学生王座決定戦…３位、インカレ…ベスト８、西日本大学対抗…準優勝・ベスト８、関西学生リーグ…２位、個人、関西学生…３位、インカレ・西日本…ベスト１６、シングルス、インカレ・西日本とも…３位 |
| 西 村 眞 吾 主将 奈良県大和高田市立高田商業高等学校 経営学部 後衛 就職先 ・・・ ◎立命館大学体育会ソフトテニス部は、長い歴史の中で数々の名選手を輩出してきたが、「西村眞吾選手」この選手が、立命館の誇りとして 将来に語り継がれる名選手の筆頭に挙げられるだろう。 ◎技術面、精神面、そして、パワーと申し分のない持ち味を１回生時から発揮し、関西学生新人に優勝を皮切りに立命館大学の主軸として、大学対抗、個人戦、シングルスと数々の「黄金時代」の名に相応しい戦績を重ねていった。 ◎主将としての西村選手は、試合前の選手への気配りをはじめ、常に部員に優しく、人柄の温かさにより、チームの「和」を構築した。 残念なのは、部員の不祥事により４回生で西日本、インカレに出場を断念。西村選手の精神力であればこそ乗り越えることができた。 ◎ソフトテニスが大好きな西村選手の選手人生は、これからが本番。立命館大学の卒業生として、大きな舞台での一層の活躍を期待して止まない。 主な戦績 学生王座決定戦…準優勝、西日本大学対抗…優勝、準優勝、３位、 関西学生リーグ戦…優勝３回、全日本大学対抗…ベスト８を３回、個人では、関西学生選抜…優勝、関西学生…優勝、関西学生新人…優勝、近畿一般…準優勝、西日本学生…３位、シングルスでは、インカレ…３位、西日本学生…優勝 |
| 加 島 崇 司 主務 福井県立三国高等学校 経済学部 後衛 就職先 （株）福井銀行 ◎加島崇司選手の主務としての活動は、決して派手さはないが、常に冷静さを保ち、チームの支えとして確かな事務能力を発揮した。 各種の大会においては、チーム全体に目配り、気配り等を怠らず、懸命に雰囲気作りに努めた姿には拍手を送りたい。 ◎加島選手の力みない立ち振る舞いは、主務としての役割だけでなく、「プレーイングマネージャー」･･･選手としての実績も無視できない。 ◎プレーヤーとしての加島選手は、高い打点から打出される角度あるストロークや独特の粘り強さ等、キャリアを重ねるにつれて円熟味を増してきた。関西六大学リーグの優勝や中央大学との定期戦における活躍などが印象深い。 ◎高校時代は、「福井の王子様」で有名だったとか･･･。社会人として、その福井で新たな加島選手に磨きがかかりそう？ 主な戦績 関西学生リーグ戦…優勝２回、個人では、京都学生…ベスト８ |
| 井 口 修 一 副将 三重県 三重高等学校 経済学部 後衛 就職先 新日本製鐵株式会社 ◎立命館大学が、歴史に残る最高の戦績を重ねていた平成１５年度、井口修一選手は、２回生ながら「大将」の後衛として、主将山田選手と組み快進撃の中核的役割を見事に果たした。 ◎常は、論理的な井口選手が、テニスコートではひと回り大きくなり、鍛えぬかれた身体からパワフルなストロークが炸裂する。しかも、理論に裏打ちされたオールラウンドプレーヤー。 ◎試合前に悩んでいる後輩には相談に乗り、選手一人ひとりに対するアドバイスも的確。ミーティングの際にも、チームの心を一つにする温かい発言。時には、人生をも語るワンランク上の指導者ぶりに監督としても頭が下がる。 ◎万全の就職活動で勝ち得た新日本製鐵。井口選手の貴重な持ち味が、大いに発揮され、ここでも、きっと近い将来、井口節が聞こえる日がくるだろう。密かに楽しみにしている。 主な戦績 学生王座決定戦…準優勝、西日本大学対抗…優勝、準優勝、３位、 関西学生リーグ戦…優勝３回、全日本大学対抗…ベスト８を３回、個人では、関西学生…ベスト８、京都学生…ベスト８、シングルスでは、西日本学生…ベスト１６ |
| 賀 喜 一 樹 副将 香川県尽誠学園高等学校 経営学部 後衛 就職先 ・・・ ◎賀喜一樹選手は、立命館大学の快進撃時に関西学生リーグ戦などの場でレギュラーとして、大きな役割を果たしてくれた。真っ直ぐで、分かり易い賀喜選手の持ち味は、テニスコートの上だけでなく、様々な場面で発揮する４年間であった。 ◎選手としては、闘志を内に秘め、しっかりとコースを狙い、責めるべきは攻め、守るべきは守るという姿勢を貫いてきた。チームの一員としては、茶目っ気ある明るさでチームの「和」を保つ役割を果たしつつも、厳しさを醸し出すための渇を入れることも忘れなかった。 ◎比較的ソフトテニスに重点を置いた大学生活であったために、今は、「卒業」の二文字と悪戦苦闘の戦いを演じているとのことであるが、賀喜選手の持ち前の明るさで乗り越えてくれると信じている。社会人としても、真っ直ぐで分かり易い賀喜選手であってほしい。 主な戦績 関西学生リーグ戦…優勝２回、関西六大学…優勝２回、個人では、京都学生…３位、 |
| 深 堀 将 広 副務 兵庫県立夢野台高等学校 経営学部 後衛 就職先 三田市役所 ◎深堀将広選手のソフトテニスは、熱い。睨みの利いたガッツ溢れるパワフルなストロークは、相手チームを圧倒する。このソフトテニス に対する情熱を深堀選手は、学連の立場に力を注いでくれた。 ◎もちろん、選手としての実績もある。１回生から関西六大学リーグでは、レギュラーとして出場し、優勝に貢献するとともに東京六大学との王座決定戦にも出場。この時の相手は、法政大学で見事に優勝。 ◎京都学連における深堀理事長の活躍は言うまでもないが、立命館の実質的な屋台骨を支えてくれた存在であることに違いない。 ◎進路も深堀選手の情熱が伝わり、三田市役所。行政に携わる仕事を選んだ。今、深堀選手の持つ夢は大きい。行政マンの先輩から、一言アドバイスをすれば、「三田市民の皆さんの側に軸足を置き、存在感のある行政マンとなるため、ソフトテニス同様に全力投球を！」 主な戦績 関西六大学リーグ戦…優勝、関西・東京六大学王座決定戦…優勝、個人では、京都学生…ベスト８…２回 |
| 西 忠 幸 副務 京都府立東舞鶴高等学校 経済学部 前衛 就職先 ・・・ ◎西忠幸選手が、立命館大学体育会ソフトテニス部にいて良かった。と実感させてくれる選手である。我が部の素晴しい伝統…必ずチームを支えてくれる縁の下の力持ちが存在する。今年は、西選手である。 ◎テニスコートの内外問わず、常にチームを和ませてくれる団結の要である西選手は、リーグ戦をはじめ団体戦となれば、俄然その威力を 発揮する「ムードメーカー」。西選手の存在は、心強い。 ◎選手としての技量も見逃せない。関西六大学リーグ戦のレギュラーは、当たり前で東京六大学との王座決定戦でも華麗なプレーを披露し ている。そう、西選手は、チャンスボールより難しいボールの方が、不思議に上手い。 ◎チームにシャワーのように元気を与え続けた西選手の４年間に感謝の拍手を送りたい。そして、晴れて社会人となれますように。 主な戦績 関西六大学リーグ戦…優勝、関西・東京六大学王座決定戦…優勝、個人では、京都学生…ベスト１６等々 |