詰独 / Sudoku 数独 ナンプレ 次の一手
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Sudoku 数独 ナンプレ 解法の手引き。解き方を図解。直感的攻略法を伝授します。
Sudoku, 数独, ナンプレ, Number Place などと呼ばれているパズルにはまると、そのおもしろさと奥の深さに、ついつい時間が経つのを忘れてしまう
さて、このパズルには必然の解法があるので、それを伝授する
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もくじ |
- 規則
- 問題を解く
- 解法の手引き
- 詰独
- 数独 単消し問題
- 東海道五十三次 詰独 一人旅
- 練習問題
- 編集後記
- 制作・著作
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9×9=81個のマス目すべてに1~9までの数字を1つずつ入れたときに以下の条件を満たす。
- どの縦列にも同じ数字が2個以上入っていない
- どの横列にも同じ数字が2個以上入っていない
- 太線で囲まれた3×3=9個のマス目からなるどの区画にも同じ数字が2個以上入っていない
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数字が入っていないマス目がある状態から始めて、全てのマス目を数字で埋め尽くして、規則に合っていれば問題が解けた(完成した)ことになる。ただし、仕上がった状態がいくつもあるようなもの(複数解問題)は問題としては扱わない。
例
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次の一手を順に見つけていくことで数独ナンプレを解くことができるが、その必然の一手を見つける方法には以下の9通りがある
これら9通りの解き方に慣れてくると
空きマスに補助の数字を入れなくても
じっと見つめているだけで問題が解けるようになってくる
通常の問題がすらすら解ける人でも
(基本)から順に目を通すと
あたらしい考え方をマスターすることができる
いきなり(上級)から始めて挫折する人が多いようです
- ⇒(基本) 最後の1マス just one empty cell
- ⇒(基本) 残りの1マス only one place left
- ⇒(初級) 最後の数字 the only missing number
- ⇒(中級) わたしの予約席 my reserved seat
- ⇒(中級) あなた方の予約席 your reserved seat
- ⇒(上級) 我々の予約席 our reserved seat
- ⇒(上級) 立ち入り禁止 keep off
- ⇒(上級) 追い出し get out
- ⇒(難題) 試行錯誤 puzzling
これら9通りの解法は人間の発想で考えやすいようにまとめたもので、例えばコンピュータによる解法アルゴリズムとしてはもっと簡明に整理できる
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【詰独】という言葉はミント学習教室の造語である
囲碁の死活にからんだ必然の次の一手を探すことを「詰碁」と言う
将棋では、王将を詰める必然の手筋を見つけることを「詰将棋」と言う
これらにならい、数独ナンプレで、次の必然の一手を求めるゲームを「詰独」と名づけた
詰独においては、詰碁や詰将棋と同様に
という条件をつけておく
ゲームを最後までやり遂げる楽しみや達成感と同様に、一局面をどう打開し解答を得るのかの瞬間勝負の醍醐味もなかなかのものがある
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「数独 単消し問題」は、脳の短期記憶保持力と集中力を鍛えるために 考案された 新しいタイプの数独問題(sudoku ナンプレ)です。
左脳で数字の配置を読み取りながら暗算し(読解思考)
右脳の中のマス目に描きこむ(図案思考)
脳を鍛える究極の数独ゲーム
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詰独の問題を駅伝のようにつなげて、順にどんどん解いていくゲームとして「東海道五十三次 詰独 一人旅」をリリースしている

このゲームは、詰独(数独ナンプレ次の一手)を解きつつ、安藤広重の浮世絵「東海道五十三次」とともに、江戸から京都まで旅するパズルである
難易度は、初級(ぶらり遊山の旅)・中級(急ぎ旅)・上級(大名行列)の3段階で、ゴールの京都にたどり着くたびにランクアップする
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- ⇒(基本) 最後の1マス just one empty cell 練習問題
- ⇒(基本) 残りの1マス only one place left 練習問題
- ⇒(初級) 最後の数字 the only missing number 練習問題
- ⇒(中級) わたしの予約席 my reserved seat 練習問題
- ⇒(中級) あなた方の予約席 your reserved seat 練習問題
- ⇒(上級) 我々の予約席 our reserved seat 練習問題
- ⇒(上級) 立ち入り禁止 keep off 練習問題
- ⇒(上級) 追い出し get out 練習問題
- ⇒(難題) 試行錯誤 puzzling 練習問題
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- この春、ふとしたことで SUDOKU(数独 ナンプレ)に触れ、その問題パターンが全部でどのくらいあるのかを調べ始めたが、それが、いつの間にか自動解法ソフトの開発へと流れていき、そこからさらに、人間のヨミとパターン認識になじみやすい解法と言うことで、ここに紹介した9通りにまとまった。
- 解法の基本は最初の3つ(最後の1マス、残りの1マス、最後の数字)で、どんな難問もここに絞り込んで次の一手を見つけることになる。
- 3つの予約席の考え方(わたしの予約席、あなたがたの予約席、われわれの予約席)になじんでくると、紙面やスクリーンに実際に線を引いたり数字を書き込まなくても、頭の中のイメージラインだけで、残りの1マスなどの基本の3解法に持ち込むことができるようになる。
- 基本の3解法と予約席の3解法で行き詰まると、試行錯誤(背理法)による探索をするしかない。ただ、これを効率よくするために「立ち入り禁止 keep off」と「追い出し get out」という、比較的わかりやすい手法を独立させた。これらはいずれも、空きマスに入る数字の候補が2つしかないところに注目して、2つのうちの一方を入れて矛盾するかどうかを、その2つの数字についてだけ調べ、もし運良く、矛盾すれば、他方の数字を入れると言うものである。従って、まずは、空きマスに入る数字の候補が2つしかないところを探すことが必要となる。
ここに発表した解法について、諸氏のご意見はいかがでしょうか?
お気づきの点などあれば是非ご一報を
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ミントアプリケーションズ
ミント学習教室
田淵龍二
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mint_hs/
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