平成15年10月7日
 魔織はPCで作業するときに、CDやDVDを流しながら作業をするときがあります。
 先日、勤め先で残った仕事を家に持って帰ってやっつけようとしました。
 その日に選んだのは『も〜っと!おジャ魔女どれみ』です。
 不登校のクラスメートが再び登校するまでを描いた、いわゆる長門かよこ三部作です。
 〜
 第20話『はじめて会うクラスメイト』第38話『学校へ行きたい!』第45話『みんなでメリークリスマス!』、それぞれDVDvol.5、vol.10、vol.11に収録。
 で、これを流しながら作業をしていたのですが。
 普通にやれば30分とかからないものを、1時間以上かけてしまいました。
 もちろん、『おジャ魔女』に気をとられて作業に集中できなかったからです。

 ですが、そんなことはどうでもいいことです。
 こんな感動する作品を見られて魔織は幸せです。
 以前、最後の10分だけを見てぼろぼろに泣いたということを書きましたが(平成13年12月25日)、そのときにエピソードがこの第45話『みんなでメリークリスマス!』です。
 どんな内容なのかだいたい想像がつく、などとかいてしまいましたが、よもや、三部作になっていたとはおどろきです。
 やはり魔織は『おジャ魔女どれみ』を相当甘く見ていたようです。

 そういえば、『おジャ魔女どれみドッカ〜ン!』のDVDですが、最終回を含むvol.13が先日発売されました。
 まぁ、当然魔織は買ったわけですが。

 やっぱり、このエピソードはいいです。
 『おジャ魔女どれみ』シリーズ4年間の集大成です。
 あ、いえ、この最終回がどんなに感動したかというのはすでに平成15年1月26日で書いているので、今回は割愛します。

 さて、今回、このDVDの特典映像として、過去4シリーズのノンテロップオープニング&エンディングが収録されています。
 実は魔織は第一期シリーズは一回も見たことがありませんでしたので、このときに初めて『おジャ魔女カーニバル!』の映像を見ることができました。
 このDVDはマーベラスエンターテイメントから発売されていますが、実は第一期シリーズと第二期シリーズはそれぞれちがう会社から発売されています。
 版権の問題でこういうことはありえないと思っていたのですが、やってくれます。
 こういう、ファンにやさしいスタッフの思いやりに大感謝です。

 『魔織さまがみてる』は『おジャ魔女どれみ』を応援します。

平成15年10月11日
 『仮面ライダー555』の話。

 :今回の雑文は『仮面ライダー555』を見ていないとまったく理解できない内容となっておりますのでご了承ください。

 『仮面ライダークウガ』から始まる一連のいわゆる『平成仮面ライダー』ですが。
 あ、どうでもいいことですが、魔織はこの『平成仮面ライダー』という単語、実はあまり好きではありません。『仮面ライダーBLACK』だって後半は平成です。
 放送局も変わったことだし、魔織は『テレ朝ライダー』を推奨したいと思います。

 で、『テレ朝ライダー』ですが。
 このシリーズ、やたらと死人が生き返ります。
クウガ:
仮死状態ですが、主人公がベルトの力で、しかも2回も生き返ってます。
アギト:
主役ではありませんが、殺された仮面ライダーの一人がメインヒロインのわけのわからん超能力で生き返ります。
龍騎:
メインヒロインがすでに死んでいて、期間限定のかりそめの命が尽きる前に生き返らせようというのが黒幕の目論見でした。
 現在放映中の『555』もオルフェノクに殺されたメインヒロインの真理が生き返ります。
 スマートブレイン社の科学力によって生き返ったようなのですが、死んだ人間が簡単に生き返るものなのでしょうか。
 どうも魔織には、わけのわからん技術を使って、彼女をオルフェノクにしてしまったのではないかと邪推しています。
 こういう予想って、はずれると恥ずかしいのですが、はずれていたら笑ってください。
 真理はもともと流星塾出身です。
 沢田くんが出来損ないというからにはオルフェノク候補であったとしても不思議ではありません。
 で、そんなオルフェノク候補の真理をスマートブレイン社のわけのわからん超科学でオルフェノクに覚醒させてしまったのではないでしょうか。
 まぁ、あくまでそんな気がする程度のことなのですが。

 さて、そんな前回の『555』ですが。
 真理と啓太郎の木場さんを見る目がちょっと変でした。
 自分たちはファイズには変身できなかった。
 たっくんはファイズに変身できた。
 オルフェノク連中も変身できた。
 実はたっくんもオルフェノクだった。
 もしかするとファイズに変身できるのはオルフェノクだけなのではないだろうか。
 するとファイズに変身できた木場さんはオルフェノクではなかろうか。
 そんなことを考えてしまったのではないでしょうか。
 次回、大変気になります。

 ところで、そこまで考えついたなら、カイザギアのことも考えてみて欲しいです。
 流星塾仲間はカイザに変身すると死んでしまった。
 でも草加雅人はカイザに変身しても死ななかった。
 ファイズに変身できるのはオルフェノクだけだ。
 もしかするとカイザに変身しても死なないのはオルフェノクだけではないだろうか。
 するとカイザに変身しても死なない草加雅人はオルフェノクではなかろうか。
 あくまで魔織の妄想なのでいかんともいいがたいのですが。
 ですが、このように考えてもそう不思議はないと思います。

 そういえば、カイザに変身したあと、砂(灰?)になって崩れるのって、オルフェノクに殺されたのと似ています。
 ここらへんに何かあるようです。
 草加雅人がオルフェノクとして覚醒したとして、それはいつだったか。
 同窓会のときか、それとも、初めてカイザに変身したときか。
 同窓会についてふれるのを嫌がる草加雅人ですので、おそらくその同窓会での出来事だと思うのですが。
 この同窓会、たっくんが塾生を襲っていたようですが、沢田くんはこのときオルフェノクになったのでしょうか。
 あ? そもそも彼は同窓会に出席していたのでしょうか?
 謎は全然解けません。

 スマートブレイン社長の台詞:あのベルトはオルフェノクの王のためにつくられた

 オルフェノクの王とは誰なのか、それは何のためか、そもそも誰がつくったのか。
 前社長のこともありますし、『555』ますます目が離せません。

 実は最近、『555』をみかえしていたりします。
 3話か4話で真理がたっくんにひどいことをいっていました。

 真理:まだ人間の心が残っていたんだ

 このときたっくんはすでにオルフェノクです。
 たっくん、この台詞にそうとうこたえたのではないでしょうか。

 また、ラッキークローバーの一人がスマートブレイン社長に対して、

 あなたが社長になったからにはわれわれはあなたに従います

 ともいっていました。
 ラッキークローバーの忠誠心は社長個人に対してではなく、スマートブレイン社に対してむいているようです。
 前社長とラッキークローバー、ひいてはオルフェノクとの関係も気になります。
 そもそもなんで前社長はベルトを会社から奪ったのか、なぜ流星塾生にベルトを送ったのか。
 謎はますます深まるばかりです。

 『魔織さまがみてる』は『仮面ライダー555』を応援します。

平成15年10月13日
 どうやら、真理も啓太郎も木場さんがオルフェノクだったということに気がつかなかったようです。

 閑話休題。
 先日、深夜12時をはさんだ数時間の間に卒業式を2回体験しました。
 ひとつは、『おジャ魔女どれみドッカ〜ン!』です。
 平成15年10月7日でも書いたとおりですが、その最終話『ありがとう、またあう日まで』での話。
 そういえば、話はちょいとずれますが、『おジャ魔女どれみ』の舞台は東京都美空市となっていますが、これがなかなか不思議な東京都でして、海に沈む夕日を見ることができます。
 いったいどこの東京都なんでしょうか。
 地軸のずれた未来か、それとも小笠原諸島か。
 それとも、東京都というのは魔織の思いこみで、実は日本海側の地方都市だったりして。

 もうひとつの卒業式は『マリア様がみてる』です。
 先日ようやっと4周目を読み終えました。
 卒業式があるのは8巻なんですが。

 で、ふと思ったのですが、この二作品の主人公に共通するものを見つけました。
 『おジャ魔女』の主人公春風どれみ嬢も『マリみて』の主人公は福沢祐巳嬢は、たいしたとりえもなくない、どこにでもいるような普通の女の子です。
 あえてとりえを挙げるとすれば、元気で明るい、ということだけ。
 と、自分ではそう思っています。
 ですが、実はそうではありません。

 『おジャ魔女どれみ』の最終話のクラスメイトたちがどれみちゃんに向かっていった台詞を引用します。

 曰く、どれみちゃんはここにいる誰よりも優しいよ。
 曰く、あなたは誰からも愛されるオーラを持っていますわ。
 曰く、オレは…っていうか、ここにいるみんなはお前のことが大好きなんだよ!

 つまり、そういうことです。
 これはどれみちゃんに対しての評価ですが、祐巳さまもこんな感じの女の子です。
 自分ではどうしょうもない女の子だと思っているが、実は多くの人間から愛されている幸せな女の子。

 魔織は、これを主人公ヒロイン属性と命名します。

 〜註〜  主人公ヒロイン:女性の主人公のこと。本当はヒロインだけでOKなのですが、普通ヒロインといった場合、主人公(男)の相手役をさす場合が多いため、混乱を避けるため、こう命名しました。魔織の造語。

 サンプルがふたつしかないので説得力がないかもしれませんが。
 もうひとつふたつ、サンプルを探してみましょう。

 ……
 …………
 いました。
 『フルーツバスケット』の本田透嬢。
 『あずきちゃん』の野山あずさ嬢。
 
 少女漫画の主人公ヒロインに多いのかもしれません。

 『魔織さまがみてる』は『おジャ魔女どれみ』と『マリア様がみてる』と『フルーツバスケット』と『あずきちゃん』を応援します。

平成15年10月20日
 昨日はTOY BOXさんの定例会に閉会式から参加しました。
 会場が和室だったのですが、敷居にのる人間の多いこと多いこと。
 非常識この上ないと思っていたのですが、どうやら気にしないだけのようです。
 どうも魔織は心の狭い人間でして、ああいうのを見ると口をださずにはいられません。
 以前もよく雑文でら抜き言葉が云々などと主張していましたが、魔織の頭が堅いのか、自分勝手なのか、はたまた自分で常識だと思っているものが世間では常識ではなかったのか。

 本題。
 好きだった給食のメニュー。

 揚げパン

 最近、コンビニエンスストアでも見かけるようになりました。
 で、魔織はコンビニで食料を買うときにこれが売っていれば買ってしまうのですが、どうも学校の給食で食べていたものとは違うようです。
 給食の揚げパンはもっとカリカリに揚がっていて、砂糖も白ではなく黒かったような気がしました。
 魔織のなかでは、揚げパンはパンというカテゴリーに入るのではなく、揚げパンというカテゴリーに入るものです。
 ご飯やパンと同類です。
 ですが、コンビニの揚げパンはパンのカテゴリーに分類されてしまっているのです。
 学校の給食で食べたような、あのドキドキ感が得られません。

 まぁ、それでもですが。
 なんだかんだでまたコンビニ揚げパンを買ってしまうんだろうとは思いますが。

 ところで、魔織が食べた揚げパンはコッペパンを揚げたものですが、高崎ではツイストパンを揚げたもののようです。
 カルチャーショックです。

 魔織は中学2年生のときに栃木県小山市から現在住んでいる前橋市に引っ越してきたのですが、当時、クラスメートに揚げパンの話をするも、誰も知りませんでした。。
 どうやら前橋では給食に揚げパンがでなかったようです。
 結局、中学2・3年の2年間は揚げパンを食べられませんでした。

 『魔織さまがみてる』はおいしい学校給食を応援します。

平成15年10月26日
 先日気がついたのですが。
 魔織はあまり「ありがとう」と言っていないようです。
 感謝の言葉は「すみません」とか「申し訳ない」だったりします。

 例えば人に親切にしてもらったときに、わざわざそんなことをして申し訳ありません、といった感情が働いて、すみません、と言ってしまいます。
 おそらく、日本人の多くがこのように言ってしまうのでしょうか。

 ああ、感謝の"謝"の字が"謝る"なわけですから、「すみません」でいいのかな?
 そこで魔織は日本を「すみませんの文化」と勝手に名づけてみます。
 英語などでは「Thank you」を多用しているという、魔織の勝手な思い込みがありますので、英語圏な国々を「ありがとうの文化」などとやはり勝手に名づけてみます。

 十分な調査をしたわけではないので根拠も何もなく、魔織の憶測なのでそこらへんを注意してください。
 もちろん、学会に発表とかをするわけでもなんでもないので、どうでもいいといえばどうでもいいのですけど。

 もちろん、魔織だって職場では注文を受けたときなど「ありがとう」といいます。
 ですが、これは心からそう思っているわけでもなんでもなくて、仕事だからしょうがなく言っているというか言わされているというか。

 そんな魔織ですが、最近、心から感謝し、「ありがとうございます」と言えることがありました。
 それはコミックマーケットで同人RPG『サクラ大戦RPG』を頒布したときのことです。

 こんなものにお金を出していただいて申し訳ありません

 とは思いませんでした。
 思ったことは、

 魔織のつくったゲームを評価してくれて、ありがとう

 でした。
 申し訳ない、という気は全然おきませんでした。

 あ。
 すると、職場でのありがとうも金をだして買って頂いたことに対して感謝の言葉を発するのではなく、我が社の商品の価値を認めてくださってありがとうございます、という意味で「ありがとうございます」なのでしょうか。
 なんとなくわかったような気がします。

 もちろん、頭では理解できても、明日から思いながら仕事することはやはりできそうもありません。
 仕事だからできないのか、仕事内容が興味のないものだからでしょうか。
 仮に魔織が職業ゲームデザイナーになったとしたときに、魔織作製のゲームを買っていただいたときに、心からありがとうございますと言えるか、それとも仕事なのでしょうがなくありがとうございますと言ってしまうのか。

 好きでやっていられるうちなら心から言える、かな?

平成15年11月1日
 魔織はメディアミックスというのが好きではありません。
 小説がアニメなどになったときに、文字メディアでは表現できなかったことをアニメでは表現できるようになるからといって、原作(小説)ではなかったシーンを挿入するとか。
 そういうのって、原作至上主義者にしてみると大変許せない行為なのです。
 だからといって、原作を忠実に再現するのではメディアをかえた意味がないのです。
 ですので、そのメディアならではのことをしなければ意味がない、原作至上主義者にはそれが気に入らない、そんなわけで魔織はメディアミックスが好きではありません。

 メディアミックス展開といえば。
 『マリみて』こと『マリア様がみてる』が漫画化されました。
 映画などが小説になることをノベライゼーションといいますが、マンガになるならばコミカライゼーションというのでしょうか。あまり聞きませんね。
 そんなわけで、先月から魔織はマンガの連載している『マーガレット』を購読しているのですが。
 雑誌連載ですのでやはりページ制限というものがあります。
 そんなこんなで、けっこうはしょったりしている箇所があるわけで、あれだけの情報量で『マリみて』にファーストコンタクトした『マーガレット』読者は作品を理解できるのかどうか不安です。

 そんな『マリみて』もCDドラマ、アニメとメディアミックス展開まっさかりです。
 CDドラマの宣伝広告によると、“TVシリーズの声優たちによるドラマCD初登場!!”とあります。
 こういう謳い文句があるということは、TV版とは違う声優さんがドラマCDをやっていたということでしょうか。
 TV版の声優さんがどなたなのかは知りませんが、以前、雑誌『Cobalt』の全プレでのドラマCDに『マリみて』があったのですが、そのときの声優さんが、
 福沢祐巳:桑島法子
 小笠原祥子:川村万梨阿
 です。
 『マリア様がみてる』からといって、川村万梨阿(まりあ、と読みます)さんというわけでもないでしょうが、祥子さまが川村さんなのはしごく納得ができて、意外性がなくて面白くありません。
 一方、祐巳さまのほうは法ちゃんこと桑島法子さんです。
 桑島さんは何度か雑文でもとりあげております(平成14年7月7日平成15年5月22日)。
 魔織的には祐巳さまに法ちゃんはちょっとイメージ違うかな、などと思ったりしますが、法ちゃんは魔織の応援する声優さんですので、まぁいいかな、などとも思ったり。
 CDドラマの上のような謳い文句ですと、やはり祐巳さまの声優さんは法ちゃんではなくなってしまうのでしょうか?
 おそらく、出演料などの関係で大物・中堅声優などは起用できないのでしょうか?
 なんとか不安のあるアニメ化ですが。
 原作のイメージが壊れるのでアニメは見ない、か、とりあえず『マリみて』なので見てみる、なのかはまだわかりませんが、放映は1月スタートなのでそのころまでには気持ちの整理をつけておこうと思います。

 本題。
 そんな『マリみて』ですが、新刊『マリア様がみてる レディ、GO!』が発売されました。
 以下、『マリみて』を読んでない方にはまったく理解できない内容ですのでご容赦ください。
 また、ネタバレにならないように気をつけますが、やはり多少のネタバレは含んでしまいますので読む前にわずかでも情報を仕入れるのはいやだ、という方は新刊を読んでから以下をご覧になることをすすめます。

 とてもいいエピドードでした。
 一番いいシーンは、一年生が祐巳さまにファンであることを告白して、他にも祐巳さまファンがたくさんいると知らせるシーンです。
 ああ、やはり祐巳さまにはファンがたくさんいるんだ
 涙腺緩みましたね、マジで。
 1巻から読み始めてはや15巻。
 進級してから7巻目ですが、ようやっと『紅薔薇のつぼみ』らしくなってきたなぁっと。
 まるで、娘の成長を喜ぶ父親の心境です。
 もちろん、魔織には娘なんぞいませんので、実際の父親がどう思うかはわかりませんが、とりあえず魔織の感想ですので。
 あと、祥子さまがあんまり活躍しなかったところ。
 というか、祥子さまが祐巳さま相手にあれこれと世話を焼かなくても問題を解決できたあたり。
 祐巳さまのお姉さま離れができているようでとてもうれしい限りです。
 前巻『涼風さつさつ』でも祐巳さまのしっかりしたシーンというのがありましたが、今回はそれにもまして、こう、しっかりした祐巳さまを見られるのがうれしくてたまりません。
 正確には、しっかりしてきた祐巳さま、でしょうか。
 やはり、父親の心境か?

 祥子さまに限らず、今回、薔薇さまたちはあまりでてきません。
 メインとなっているのは、祐巳さまとそのクラスメートたちとの関係がひとつ、もうひとつが祐巳さまと下級生たちとの関係。
 前者はいいとして、後者は今後の展開を語る上でかなり重要です。
 おそらく魔織の予想としては。
 魔織の予想とか、今後の展開って、大体はずれる傾向にあります。
 10月11日の件にしたって、見当違いはなはだしいですね。
 結局、真理がファイズに変身できなかったってことは、オルフェノクになってないわけだし。
 で。
 おそらく、祐巳さまの妹候補は瞳子さんか可南子さんに決まったようですね。
 『棒引き』のシーンに見られるようなあれは祐巳さまを取り合って2人が対立するっていうのを意味しているのかもしれませんし、乃梨子の行動にしたって、2人に対する乃梨子の立位置を暗示しているのかもしれません。
 また、由乃さまの妹つくりの話も出てきたということから。

 そのいち、おそらく祐巳さまの妹は瞳子さんか可南子さん。
 そのに、また、由乃さまの妹も瞳子さんか可南子さん。

 に、なるんではなかろうか、などと思っております。
 他にもいいたいことはいろいろあるんですが、それ書くとネタバレになっちゃうんでやめておきます。

 『魔織さまがみてる』は『マリア様がみてる』を応援します。

平成15年11月9日
 ある日魔織は『マリみて』を読んで幸せな気分になりました。
 そしてふと、人生の数奇さを改めて思いました。

 魔織が『マリみて』を知ったきっかけが、あとりえ雅さまの同人誌であったことは以前にもかきました。
 そんなアトリエ雅さまを知ったきっかけはメロンブックスです。
 メロンブックスへ入ろうとする気が起きるためには同人誌に興味を持っていなければならず、そんな同人誌に興味を持ったきっかけはコミックマーケットだったりします。
 そして、コミケットを紹介してくれた友人や一緒に行こうと誘ってくれた友人がいなければコミケットに行くこともなかったわけです。
 そんな彼らは大学での友人です。
 魔織が大学受験に失敗していれば彼らに会うこともなかったわけですから、人生、何が起こるかわかりません。

 魔織はさまざまな人から人生において大きな影響を受けております。
 もしかしたら魔織も多少なりとも他人の人生に影響を与えているかもしれないと思うと恐ろしくもありますが、どうせ影響を与えるならばいい影響を与えたいと思うし、魔織もいい影響を受けたいと思います。

 『マリみて』な話に戻ります。
 『マリみて』を読んでふと思いました。

 この作品を知らなかったら、人生の数パーセントを損していただろう。

 そんな過程で上記な様なことを思って、人生はすばらしい、などと感じてみたりもするわけですが。
 逆のことも考えてみたりするわけです。
 世の中には小説に限ったことではありませんがいい作品がたくさんあります。
 そんな作品を知らない魔織はもしかしたら人生の大部分を損しているのではなかろうか。
 人生には限りがありますし、そんな限りのある人生のなかでも趣味の時間だけをすごすわけにもいきませんので、完全にフリーになる時間というものはごくわずかです。
 そんなごくわずかの時間に幸せになるような作品に出会えることって、大変難しいことだと思います。
 そこで必要になってくるのがマンパワー。
 友情パワーと言い換えてもいいでしょう。
 さまざまな友人たちからいろいろな情報を受け取る。
 そして、人生を幸せにする。
 人と人とのつながりって、とても大切だな、と思ったりします。

 『魔織さまがみてる』は『マリア様がみてる』を応援します。

平成15年11月18日
 TOY BOXさんの定例会に参加しました。
 先月の定例会のときに、

 万難を排してでも参加し、『サクラ大戦RPG』のGMをする!

 などと宣言していたのですが。

 あろうことか、遅刻してしまいました。
 起きたら、すでに開会時間である10:00amです。
 イッパツで目が覚めました。
 ですが、TOYBOXさんの定例会会場は魔織の家からそうはなれてはいません。
 やっとこさ会場につくと、それでもすでに、10:30です。

 もちろん、GM募集などすでに打ち切っており、卓分けはまだでしたが参加者の希望卓用紙への記入もすんでいます。
 そんなところでGM参加できるはずもありません。
 期待していた方にはほんとうに申し訳ないと思っております。
 そのうちの1人はなんと、キャラクターまでつくってきていただいていました。
 しかも、2人!

 RPGコンベンションなどに初めて参加してからだいぶたちますが、遅刻したのは初めての経験です。
 ちょっと挨拶だけ帰ろうかとしていましたが。
 みると、ひとつの卓がすでに昼食に入ろうとしています。

 昼食時くらい魔織が雑談に加わってもかまわないでしょう。

 そう思って話に加わることにしました。
 話を聞くに、キャラクターのおおまかな技能等をきめるだけでランチタイム、キャラメイクは昼食後にするとのこと。

 キャラメイクの間だけならちょこっと口出ししてもかまわないでしょう。

 というのも、このテーブルのシステムは『真・女神転生TRPG 誕生篇』です。
 数年前ですが、かなりやりこんだゲームです。
 この卓の誰よりもシステムには詳しいと自負しております。
 どういった能力のとり方が有利とか、いろいろ(GMをさしおいて)勝手にレクチャーします。
 もちろん、GMを無視しているわけではなく、GMさんと掛け合いながらうまいコンビネーションを発揮しながらです。
 少なくとも、魔織はそのつもりでした。

 さて、そんなこんなでその卓はダイスも振り終わりあとはデータをかきうつす・名前を考えるくらいになってきました。
 そろそろ潮時か?
 そう思っていると、他の卓も昼食になっていました。
 その卓には、魔織のサクラ大戦参加希望者がいらっしゃいました。
 そんな彼が卓のメンバーに『サクラ大戦RPG』のことをいったら、その卓のメンバーが『サクラ大戦RPG』にいたく興味をもたれた模様。
 魔織もその卓に呼ばれることなり、宣伝活動。

 そうこうしているうちに、「魔織さんもゲームしていけばいいじゃない」とのありがたいお言葉を頂きます。

 いや、遅刻者を簡単に参加させてはあとあと面倒になり、しめしがつかなくなる。

 魔織はそう思ったのですが、それを承知で卓のメンバーもスタッフも魔織を受け入れてくださいました。

 感謝です。
 『女神転生』に参加することになりました(プレイ日記参照)
 その時魔織は思ったわけです。

 もしかして、魔織は皆さまから愛されているのではないだろうか。

 魔織の勝手な思い込みかもしれませんが、そんな皆さまのためにも、来月こそは『サクラ大戦RPG』をたてようと心に誓う魔織でした。

 『魔織さまがみてる』はTOY BOXさんを応援します。

平成15年11月23日
 『マリみて』のキャストが発表されました。
 ひとりだけ、魔織に予想通りの方がいらっしゃいました。
 島津由乃さま:池澤春菜さん
 です。
 池澤春菜さんといえば、ギリシャ出身の声優さんとして有名です。
 いえ、れっきとした日本人ですよ。
 たしか、両親が仕事の都合上でギリシャに滞在中に春菜さんが生まれたようです。
 えろう大富豪、らしいです、池澤家。

 そんな池澤春菜さん。
 代表作といえば、『渋谷でチュっ!』です。
 いえ、これはアニメではありません。
 えー、確か『声優バラエティ番組』という謳い文句であったと記憶しております。
 他にもいろいろあるかと思いますが、魔織が池澤さんを知ったのがこの番組でしたので、魔織的代表作としてこの作品をあげておきます。
 特撮モノとして、『ボイスラッガー』というのもありました、そういえば。

 本題。
 バカ話。
 先日、友人と話していたら、こんなアニメがあったらすごいんじゃなかろうか、という話になりました。
 『宇宙戦艦ヤマト』
 『機動戦士ガンダム』
 『新世紀エヴァンゲリオン』
 このみっつをかけ合わせて、
 ヤマダゲリオン
 『ヤマト』『ガンム』『エヴァンゲリオン』のそれぞれ強調文字を取ってみました。
 当然、スポンサーはヤマダ電機です。

平成15年12月5日
 連想ゲーム。

 これからある単語をいいますので、それから連想される風景をいってください。

 といった質問を何人かにしてみました。
 以下、そのある単語と回答をいくつか。

 そのいち:東京都。

 高層ビル郡、JR東京駅(丸ノ内南口)、東京タワー、都庁舎、新宿歌舞伎町界隈などなど。
 魔織の回答は高層ビル郡です。
 ちなみに、丸ノ内南口はコミックマーケット会場へ行くための臨時増発バス乗り場です、はい。
 例外的な回答として、東京都の地図、というのがありました。
 下町、という回答が誰からもでませんでした。
 あっちのほうはあまり東京都、というイメージは沸かないのでしょうか。
 そういえば、武蔵野とか八王子とか、西東京もでませんでした。
 そんなもんでしょうか、東京都。

 そのに:無人島。

 たった一人の例外を除いて、すべての方が同じ回答でした。
 椰子の木がはえている小さな島。ひげもじゃで腰みの一枚の男が椰子の木を背に体育座り。いつ来るかもわからない船を待っている……
 魔織も同回答です。
 あー、すでに人がいる時点で無人島ではないのですが、どうもこの風景が大多数の人間の頭の中に刷り込まれています。
 この風景の原体験はいったい何なのでしょうか。
 魔織と同世代の人間だけがこの風景を連想するのか、それとも、世代を超えてこの風景なのか。
 はたまた、世界中すべての人類に共通する無人島像なのか。
 気になるところではありますが、寝られなくなるわけでもなく、ご飯がのどを通らなくなるわけでもなく。
 ちなみに、たった一人の例外は、ロビンソン・クルーソーでした。

平成15年12月12日
 今年もそろそろ終わろうとしていますが。
 ここでここ一年を振り返ってみようかと思います。

 魔織版平成15年重大ニュース
 1.XBOX購入
 2.コミックマーケット出展


 XBOXですが。
 平成15年4月19日でもふれましたとおり、目的は『真・女神転生NINE』でした。
 ところが、平成15年5月22日にあるとおり、『DEAD OR ALIVE XTREME BEACH VOLLEYBALL』にみごとにはまってしまいました。
 『真・女神転生NINE』のほうははじめのほうは旧作を連想させるつくりで面白かったのですが、いかせん、仲魔集めがきつく、途中であきらめムードが入っていました。
 なんとか、ラスボスまでいったのですが、こいつが倒せません。
 おそらく、レベル・仲魔的には倒せるのだと思いますが、戦闘がリアルタイムですのでとろい魔織には無理っぽいです。
 そんな『メガテン』にとってかわって魔織のXBOXライフを彩ったのが『DOAX』です。
 5月に購入して(7・8月は全然プレイしておりませんが)すでにプレイ時間が90時間を超えました。
 よくもまぁ、こんなにプレイしたものだと自分のことながら感心してしまいます。
 まだまだプレイするつもりです。

 コミケ出展ですが。
 コミケットにはじめて参加してから早数年。
 よもや、同人誌を世に出すとは思ってもみませんでした。
 そして、つづく冬でも出展予定。
 くわしくはこちらこちらを参照してもらうとして。
 目の前で自分の作品が売れるのは感無量です。
 創作活動って楽しいなぁ、とか思った夏と冬の前でした。

 さて、皆さんの一年はどうだったでしょうか?

平成15年12月14日
 オルフェノク適正チェックというのをやってみました。
 魔織は62オルフェノクです。
 草加雅人でした。オルフェノクとしては失敗作のようです。

 それはどうかな?

 本題。
 とても面白い本を購入しました。
 萌えます。
 ヒロインの虹原いんくちゃんは魔女っ娘です。
 謎の呪文でぱすてるインクに変身します。
 しかも、白スク・セーラーカラー・ニーソックス(片方だけ)です。
 萌えます。

 あー、主人公はまた別にいます。
 まだ、さわりだけしか読んでいませんので後のほうはよくわかりませんが。

 さて、この本はいったい何でしょう?

 小説でしょうか。
 否。

 では、コミック?
 否。

 答:英単語集。

 そうです。
 英単語集です。
 オビにはこんなことがかいてあります。
 こんな英単語集が欲しかった!!
 センター試験〜私大向けの頻出1000+α単語を厳選
 エキセントリックな例文でみるみるマスター
 註)本書は大学受験用の参考書です
 さらに、発売前から大反響! 謎の予約が殺到!!とあります。
 どのくらいすごいかといえば、発売が平成15年11月22日なのに対して、魔織が購入したものは平成15年12月12日第3刷発行です。
 すごいです。

 さて、肝心ななかみをみてみましょう。
 最初の英単語とその例文です。
 lunatic:[形]狂気の、ばかげた、[名]狂人、常軌を逸した人
 例文)They say the lunatic people edit English word book.
  訳)アレゲな人々が、英単語帳を作っているらしい。
 です。
 they say 〜 で、〜らしいと訳すようです。
 知りませんでした。

 そんな英単語集ですが。

 タイトル:萌える英単語もえたん
 発行:三才ブックス

 です。
 ネット本屋さんのAmazon.comでも発売されています。

 おまけ。
 秀逸なのは、表紙カバーの裏側。
 何がすごいのかは、買ってみてのお楽しみ。

 『魔織さまがみてる』は萌える英単語もえたんを応援します。

平成15年12月23日
 12月14日の雑文でふれた『萌える英単語もえたん』ですが。
 先日、フツーの本屋さんにいったら、なんと、エロマンガコーナーにでんと置いてありました。

 納得いきません。
 あれは受験のコーナーに置くものです。
 オビにも書いてあります。

 註)本書は大学受験用の参考書です

 ぜひ、件の本屋さんには置く場所を考えて欲しいです。


 本題。
 9月15日9月28日でもふれていますが、魔織は隔週でプールに行って泳いだりしています。
 そんなある日の出来事です。
 そのプールは全部で7コースあるのですが、閉館の30分くらい前になったら魔織を含めて3人しか泳いでいませんでした。

 すげー、ひとり2コース以上使えるんだ。

 などと考えながら、またしばらく泳いでいたところ。

 気付くと、プールには魔織しか泳いでいません。
 閉館20分くらい前でしょうか。
 魔織はまだその日のメニューをこなしていなかったので、あと10分くらい泳いでいたのですが。
 貸切状態というのもそうあるものではありません。
 貴重な体験をさせていただきました。

 ただ、職員の方々にとってみれば、早く帰れよ、とか思っていたんだろうなぁ、などと考えてしまいますが、魔織にしてみれば客なんだからいいだろう、と思えばいいのですが、どうも魔織はそういう風には考えられないようで、職員の方々には申し訳ない気持ちでいっぱいです。
 消費者として失格ですね。
 ただ、逆の立場、魔織が職員だったら、やはり早く帰れとか思ってしまいそうなので、職業人としても失格なわけです。

 そういえば、以前、ファミリーレストランに行ったときに、店員の態度がよくない、と同行者一同が彼女に聞こえるようにいっていました。
 大人なんだからそんなこと言うなよ、などと魔織は思ってしまうのですが、彼らのそれは消費者としては正しい態度です。
 どうやら、魔織は消費者には向いていないようです。

平成15年12月31日
 12月12日補足。
 重大ニュースですが。
 コミケット出展に関して。

 今回、初めてサークル入場&売り子をしてきました。
 開場前に会場入りしたのも初めてなら、開会宣言をきいて拍手をしたのも初めて。その日の終了宣言をきいたのも初めてでした。
 さらに、会場内で飲食物を買ったのも初めてです。
 たこ焼きはどちらかというと、油で揚げている感じでした。
 海軍カレー、ちょっと食べてみたかったです。

 そんなわけで、いってきました、コミックマーケット65。
 行きの新幹線。
 魔織は上越線を高崎の始発から乗ったわけですが、大宮あたりでTOYBOXARCH−WIZARD氏を発見。
 なんと、魔織より4列ほど前の座席にのほほんと座っておられました。
 なんつーか、世の中狭いと感じた、年末の朝。
 考えてみれば、ARCH氏も売り子の手伝いでコミケットに参加するわけで、同じ時間、同じ交通手段を使えばエンカウントする可能性は高いわけで。
 それでも、行きの電車内で知り合いに遭遇したのは初めてでした。

 さて、会場についてさっそくスペースにてディスプレイの開始。
 振り返ったら、TOYBOXの総帥、わっきぃ氏が知り合いのサークルの売り子としてコミケット参加していました。
 世の中狭いと感じた、年末の朝・そのに。

 『魔織さまがみてる』はコミックマーケットを応援します。