陶芸家コース カリキュラム
1学年 成形・焼成 初級講座
1学年では、陶芸全般、陶磁器学、用途と形、全国のやきものとその特徴、粘土の扱い方と練り方、成形技法(ひも作り、板作り、くり抜き等)、釉がけ、窯詰、窯焚の基本を、徹底した技術指導のもと修得します。
さらに、技法の理論的解説、伝統的陶産地、歴史上に残る代表作家とその作品、懐石の器や花入・壺などの形と名称・成形ポイントなど陶芸全般の講義が加えられ、陶芸家としての基本からハイレベルの知識までが形成されます。
また、釉薬の調合、茶陶等も学びます。



窯・窯詰・窯焚は、講義と実技の両面から徹底的に学びます。

素焼では特に詰め方の注意点などを徹底して学び、大切な作品を壊すことのないよう能力を高めます。


1年生は、まったく初めての人も、比類の無いカリキュラムとテキスト、塾長を始めとしたベテラン講師による的確な指導の下、確実な技術と知識を身に付けていきます。 3ヶ月もすれば顔つきも変わってきます。
2学年 電動ロクロ講座 成形・焼成 上級講座
2学年では、電動ロクロを用いたロクロ成形、ひも作りの上級技法を学び、成形、焼成共に応用力、表現力を身に付けます。

理論に基づく構え、手の位置、力の入れ方等も学びます。

失敗理由なども詳しく学ぶことで教える際の
要チェックポイントが身に付きます。

レベルの高いフォルムの成形技術を学ぶ

2年生は、電動ロクロの技術修得が中心の授業となり、具体的な構えから手の位置、力の入れ方まで的確指導を受け、確実に上達していきます。 わずか2ヶ月で全員が湯呑や小鉢を挽ける所まで、6ヶ月で壷や大皿が挽ける個別集中指導が行われます。
3学年 4学年 専攻課程 装飾テクニック講座
3学年、4学年では、幅広く装飾表現を学びます。 3学年は主に、土の表面や素地そのものに変化をつける技法を習い、さらに効果を上げる為の釉薬やその掛け方を学びます。 また、後半では、日本を代表する伝統のやきもの、志野・萩・備前・唐津・伊賀・織部を歴史やルーツ、特徴から主な形の作り方まで深く学び、あらゆるニーズに対応できる陶芸家へと成長を進めます。
4学年は、人気の高い粉引など白化粧泥を使う技法や、象嵌、練込など技術レベルの高いもの。 さらに、下絵付、上絵付、ローヌキなど文様表現を深めるものへと進み、金銀彩といった最高水準までマスターし、時代に対応できる技術と知識を備え、指導者としても評価の高い能力を身に付けた陶芸家として卒業を迎えます。

第1篇 布目・くし目・型押・スライス・イッチン・透しなど素地に直接施す、基本的装飾技法と釉の効果を学ぶ

第3篇 志野・萩・備前・唐津・伊賀・織部を中心とした、日本の代表的伝統の6名窯を産地厳選材料を用い学ぶ


第2篇 化粧泥を用い、刷毛目・掻落し・象嵌・粉引きなどと、色土を用いた練込技法の各種を学ぶ

第4篇 下絵付・上絵付・金彩・銀彩、色化粧泥や釉薬の重ねによる多色をコーディネートするテクニックを学ぶ

陶芸家3年 備前
産地厳選の備前の土、唐津の土を用い、特徴など詳細で本格的な実技指導を受けます。

特に人気も有り、表現の幅が広がる化粧泥を用いての装飾アイテムは、当塾以外では得ることのできないオリジナル技法も多く含まれます。

     
また、象嵌や練込といったハイレベル技法も、失敗ポイントをしっかり学びながら身に付けます。もちろん、釉薬の調合も組み入れられ、オリジナル釉薬も作れるようになります。
※いずれの講座も、当塾オリジナルの厳選材料を豊富に用い、類をみない高度で広範囲の技法を学ぶことができます。




インストラクター科 カリキュラム

指導実習を中心としたカリキュラムにより、あらゆる指導の場で対応できる能力と技術を身に付けた指導者を育成します。
先輩講師が行う初心者講座の授業で
アシスタント講師として指導のテクニックを学ぶ

指導実習を行う塾生と教室の生徒さん 卒業後は、陶芸教室などで講師として活躍





授業風景
進級制作や卒業制作は、その年の技術・知識を結集して取り組み、自信へとつなげる大切な節目となるものです。


この作品は、この年の「女流陶芸展」で初入選となった力作です。(松野美紀)

電動ロクロの授業を受ける塾生 窯詰を学ぶ塾生

生徒の年齢は20代〜70代までと幅は広いが、作陶に取り組む姿勢はみんな真剣。
高度な技術力を身に付ける成形授業




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〒160-0004 東京都新宿区四谷1-8 ホリナカビル4F
陶芸指導プロ養成塾
Tel:03-3353-9174
E-mail kuroto@mub.biglobe.ne.jp




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