空木岳 (木曽殿越より) ( 空木岳:2,863.7m ) 2012.10.27 登山



【PHOTO & 記録 空木岳 1】

ありがたいことに、10月27日にも山に行けるチャンスが巡ってきた。
本来であれば、10月13日に登ろうとしていた山 (寝坊してしまい、結局 計画変更して 茶臼山、 将棊頭山経由にて木曽駒ヶ岳に登った) に登るべきところであるが、この時期、狙っていた北アルプスは積雪とのことなので諦めることとし、 代わりに先日の木曽駒ヶ岳にて目に止まった 空木岳南駒ヶ岳に登ることにした。
どちらも個々には既に登っている山であるから、今回は初めてのコースをとることにして、伊奈川ダムから木曽殿越経由にて空木岳に登り、 その後、南駒ヶ岳まで縦走することにしたものである。そして、もし南駒ヶ岳に着いた時点で余力があれば、 越百山まで足を伸ばすことも少し考えていたのであった。
天気予報ではこの地域は快晴のようで、紅葉には遅すぎるものの、晩秋の山を大いに楽しめそうである。

2時過ぎに横浜の自宅を出発。出発時、先般の木曽駒ヶ岳の時は空に星が瞬いていたのだが、 今回はどんよりと曇った空である。この時点で少々嫌な予感がしたのであった。
順調に車を飛ばし、中央高速道伊那ICから何時もどおり権兵衛街道、中山道へと進む。
中央本線の須原駅が近づいてきたので、ナビに従って左折し、須原駅の先でさらに左折する。
この須原駅の先の道は、以前 南駒ヶ岳・越百山に登った際、暗闇の中で見つけることができなかった道であり、さらにはその後ナビに従って別途選んだ道が 途中で通行止めとなっていて、しかも Uターンもままならない狭い道だったため大変苦労した思い出の道?? である。
今回は見落とすことなく順調に左折、と思ったのも束の間、何と橋の工事をしているとかで 『 伊奈川ダム方面へは行けない 』 との案内が出ているではないか。 それでも夜間は通れるのではとの淡い期待を抱いて先へと進んだものの、途中で完全に通行止め、前回と似たようなシチュエーションに愕然とする。
仕方なく、中山道に戻ってさらに先に進み、南駒ヶ岳登山の時と同様に大桑中学校の所で左折して伊奈川ダムへの道に入る。
その後は難なく進むことができたのだったが、伊奈川ダムの先にある駐車場に着いたのは 6時10分、かなり遅くなって しまった。
駐車場には 10台ほどの先客がいる。皆 どの山に登るのだろうか。南駒ヶ岳、越百山は十分に考えられるが、 小生と同じように空木岳経由の人は少なかろう。


慌てて身支度をして 6時18分に出発。
天候の方は薄曇り。これからの回復に期待したいところである。
林道ゲートを越え、橋を渡るとすぐに丁字路となるので、そこを左折する。南駒ヶ岳、越百山 は右折である。
暫く登っていくと、写真のような落石防止 (あるいは雪崩防止) のためのシェルターが現れる。
駐車場からは、このシェルターの横部分を見上げることになるのだが、シェルターとは知らず、鉄の支柱部分に囲まれた部分が洞穴のように見え、 石仏を祀ってある遺跡か などと思っていたのだった。これで謎は解けた。

覚悟してはいたものの、この林道歩きはえらく長い。
鋸岳に至るための釜無川工事用道路にも匹敵する長さである。
途中、自転車に乗った登山者に追い抜かれたが、小生はピストン登山ではないとのだから と言い聞かせる。 しかし、自転車があれば本当に楽と思われる道程である。
歩き続けること約1時間。単調な道に飽き飽きした頃、ようやく大分傷んでいる避難小屋の横を通過する。そして、そこからすぐに金沢土場に到着。 時刻は 7時20分。
ここで右に道を取る。まっすぐ進めば、倉本駅。そちらが本来の登山ルートのようで、地図には三合目以下の記述がある。

金沢土場からも林道歩きは続く。
傾斜がかなり出てきて山に登って行くという感じだが、途中から舗装道となったのには驚かされた。不思議に思っていると、 その先の方に小さなダムのようなものがあったので納得する。
そこからも傾斜のある道を登っていくと、ようやく 7時41分にうさぎ平に到着。
うさぎ平を示す標柱の傍らには、先程の方の自転車が置いてある。どれほど時間差がついたのだろう。
空の方は青い部分も見え始め、山の上部には朝日が当たってはいるものの、今ひとつスカッとしない感じである。

山にとりつくと、すぐに急登が始まる。
ササに囲まれ、足下には濡れ落ち葉が敷き詰められた道をジグザグに登っていく。

実はこのところ あまり体調が芳しくない状態が続いており、林道を歩き始めてすぐに身体が重いと感じたのであった。
さらには 登り斜面に入ると、身体のだるさも感じるようになり、加えて 何となく身体の節々が痛い。
従って、なかなかペースが上がらない。本日は苦労しそうである。

少し喘ぎながら登っていくと、小さな広場に登り着いた。
傍らには 『 八丁だるみ 』 と書かれた表示板が置かれている。時刻は 8時1分。
ありがたいことに、この 八丁だるみからは ほぼ平らな道が続くようになり、その後、道は小さなアップダウンを繰り返すようになる。
この頃になると、日も差し始め、木漏れ日がまぶしい程である。この後、さらに天候が良くなることを願いながら進む。

木々の中を進むことが多いため、周囲の展望はほとんど得られないが、 所々に見られる紅葉が美しい。もうこの辺では盛りを過ぎているのであろうが、日の光を浴びれば、まだまだ魅力的である。

道の方は、小さなアップダウンを繰り返しながら、実は徐々に高度が下がっている。
体長が悪いため、あまり大きな登り返しがないのはありがたいが、高度が徐々に下がっているということは、 その裏返しとして この先 きつい登りが待っているということであり、少々心が萎える。



空木岳登山データ
上記登山のデータ 登山日:2012.10.27 天候:曇り 単独行 日帰り
登山路:伊奈川ダム先の駐車場−今朝沢橋−金沢土場−うさぎ平−八丁のぞき− 北沢−七合目−仙人の泉−八合目−見晴台−見晴場−義仲の力水−木曽殿越(木曽殿山荘)−第一ピーク−空木岳−(往路を戻る)−伊奈川ダム先の駐車場
交通往路:瀬谷−(国道16号線)−八王子IC−(中央高速道)−伊那IC−(県道87号線) −駒美−(県道88号線)−沼尻南−(国道361号線:権兵衛街道・権兵衛峠道路・姥神峠道路)−神谷入口−(国道19号線:中山道)− 須原駅入口−(県道265号線−通行止めのため戻る−県道265号線)−門前下−(国道19号線:中山道)−大桑中学校入口−(県道265号線)−(伊奈川林道)− 伊奈川ダム先の駐車場 (車にて)
交通復路:伊奈川ダム先の駐車場−(伊奈川林道)−(県道265号線)−大桑中学校入口− (国道19号線:中山道)−神谷入口−(国道361号線:権兵衛街道・権兵衛峠道路・姥神峠道路)−沼尻南−(県道88号線)−駒美−(県道87号線)− 伊那IC−(中央高速道)−相模湖IC−(国道20号線)−相模湖駅前−(国道412号線)−三ケ木−(国道412号線)−平山坂下− (県道54号線)−中津−上依知−(県道52号線)−相模原公園入口−(県道507号線)−(県道50号線)−中央林間−鶴間二丁目− 瀬谷入口−(かまくらみち)−上瀬谷小学校入口−上瀬谷小東側−瀬谷 (車にて)

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