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16時9分、一不動避難小屋到着。小屋には数人いたので、今夜は小屋に泊まるのであろうか。
16時28分、氷清水到着。この水の冷たくて美味いこと。荷物になること承知でペットボトル 3本を満タンにする。
後は沢の中を下ることになる。先に述べたように、ビブラムソールがほとんど効かない状態なので、
濡れた石の上を下るのは、結構神経を使う。
16時33分、滑る足を気にしながら、帯岩を通過。 |
やがて滑滝で、左岸に着けられた鎖に掴まりながら慎重に下る。
ここでも滑る足がネックであった。
この滑滝も、昔のイメージ通り。無論、鎖などは新しいものになっているが、変わらぬ姿に少々感激。 |  |
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後は、沢を何回か渡り返しながら、ドンドン下るだけであった。
やがて、樹林に入り、沢沿いに進んでいくと、道も平らとなり、やがて戸隠牧場に出たのであった。
やっと終わりと思ったが、まだ戸隠神社奥社入口までの道程が待っている。閉店間際の売店に入り、
ソフトクリームを購入、一息つく。そして、自販機で購入したレモンウォーターをチビチビ飲みながら、
駐車場へと向かったのであった。 |
牧場を通る際、振り返ると山並みが見えたが、
山を同定することはできなかった。
この牧場から、いくつかの遊歩道が奥社に向かって出ているようであったが、
暗くなってきたこともあり、安全策をとって車道を進むことにした。 |  |
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戸隠神社奥社駐車場へ向かう途中、左手に念仏池があったので立ち寄る。
親鸞上人がここを通った時、この池に不思議な気配を感じたので念仏を唱えると、池の底の砂が湧きあがり、
念仏に応えているようになったので 「念仏池」 と名付けたと言われているそうである。
池の底から今でも水が湧き出している。
そして 歩道を歩くこと 18分、18時12分、奥社駐車場に着いたのであった。
あまり展望は得られなかったものの、念願の戸隠山に登り、
また高妻山も再訪できたので大変満足の行く山行であった。
但し、肋骨にヒビが入ってしまったのは残念。 |