相州大山 ( 大山:1,252m、 三角点は 1,248.0m ) 2016.1.27 登山



【PHOTO & 記録 相州大山 6】

登拝門から左に進み、入山祓所、天満宮、浅間神社の前を通って拝殿の前に出る。 時刻は 11時10分。
拝殿は修復中なのか、周りに足場が組まれている。
お賽銭を投じてお参りし、その後 鳥居を潜って石段を下る。

階段を下り終えると左手に売店があり、 売店の左を見ると 『 見晴台ハイキングコース入口 』 の看板が立っていたので、 参道と分かれて左に道をとってさらに階段を下り、そのハイキングコースに入る。

写真は 石段を下りる際に拝殿を振り返ったもの。

すぐに標識が現れ、 そこには 『 見晴台 1.3km 』 との表記とともに、『 関東ふれあいの道 』 と書かれている。
そう、ここは今朝方 見晴台まで辿ってきた 関東ふれあいの道の続きなのである。

ここからは斜面を横切るほぼ平らな道が続く。
足下に雪は見られるものの、歩行に支障は無い。

赤い鳥居と祠 (大新稲荷神社) の横を通り、 桟橋を越えていくと、やがて前方に建物が見えてくる。
大山阿夫利神社の摂社である二重社で、その左手に二重滝がある。時刻は 11時23分。

二重滝は小規模で、この時期 水量もかなり少ないが、 ここはパワースポットになっているらしく、またかつては修験者の禊ぎの行場だったようである。

二重滝を過ぎると、また桟橋が現れた後、斜面を横切る道が続く。
谷側の方には柵が設置されており、さすが 『 関東ふれあいの道 』、安全確保の気配りが行き届いている。

道は小さなアップダウンはあるものの、総じて平らで、歩き易い。
また樹林に囲まれた斜面を横切る道ではあるが、良く歩かれているのであろう、斜面には雪が残っているものの、足下に雪はあまり見られない。

樹林の中を黙々と歩いていくと、やがて周囲は杉林に変わり、 さらには左手の斜面上方に尾根が見えてくる。
見晴台はもうすぐである。

そして、11時44分、見晴台に到着。
少し大山方面に進んで、今朝ほどのテーブルにて休憩する。
今朝は誰もいなかったテーブルであるが、今は数あるテーブルの半分位が休憩する登山者で埋まっている。

テーブルに座って見上げれば、 先程その頂上に立った大山が青空をバックにその姿を見せていて気持ちが良い。

暫し休憩し、11時52分に出発。
ここからは往路 (関東ふれあいの道) を戻り、緩やかに斜面を下る。
さすがにこの時間では 天城山などは ほとんど見えない状態であるが、先程お参りした 大山阿夫利神社下社は樹林越しによく見えている。

順調に進み、やがて杉林の中、『 ふれあいの森 日向キャンプ場 』 への分岐に到着。時刻は 12時4分。
今朝ほどの道はそのままさらに先へと続いているが、同じ道を下るのも面白くないと思い、左に道を折れてキャンプ場への道を辿る。

こちらは自然林であり、周囲に落ち葉が見られる冬枯れの道である。
また、北側斜面を下っているにも拘わらず雪は少ない。
途中、樹林越しに大山の姿も見ることができる (写真)

斜面をジグザグに下り、やがて東屋を通過。時刻は 12時23分。
さらに下り続けると、堰堤が並ぶ谷へと至り (但し水の流れはない)、谷の上部を回って反対側へと進むと、 キャンプ場のバンガロー群が見えてくる。

そして、谷沿いに数分下ればすぐに道路に飛び出すことになり、 そこから今朝ほどのスタート時に右手に見えた急坂を下って行けば、すぐに駐車場であった。駐車場到着は 12時35分。

本日は短時間の登山で身体がかなり楽であった上に、雪の大山を楽しむことができて、 気分の良い山行であった。
大山の知らなかった部分を沢山知り、先日の鍋割山、 塔ノ岳丹沢山と同じく、 丹沢の魅力を再認識した次第である。

なお、登高意欲もこれで完全復活したと言っても良かろう。



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