相州大山 ( 大山:1,252m、 三角点は 1,248.0m ) 2016.1.27 登山



【PHOTO & 記録 相州大山 4】

大山の肩からは一旦下った後、大山への最後の登りに入る。
雪の斜面をジグザグに登っていくのだが、雪はよく踏まれており、また凍ってはいないのでアイゼンは全く不要である。

やがて、左手に斜面が見えるようになり、その上方を見れば、 大山の頂上にある 大山阿夫利神社本社本殿らしき建物が見えている。

9時36分に小広いスペースに登り着く。
しかし、ここはトイレのある広場であって、大山山頂に至るにはまだ目の前にある高みを左側から登っていかねばならない。

そして、9時37分、大山山頂に到着。
山頂には 大山阿夫利神社奥の院があるが (写真)、シャッターが閉まっていたためお参りすることを諦め、 少し下って 大山阿夫利神社本社本殿の方へと進む。
幸い、本社本殿の手前にある社殿の扉は開けることができたのでお参りさせて戴く。

この本社本殿前からは、 富士山が 樹林の間から少し見えている他、相模湾を中心に、江ノ島方面、伊豆大島、そして 天城山 (伊豆半島)、箱根の山 (駒ヶ岳、神山、 金時山 が見えている。

写真は 金時山方面。

再び山頂に戻り、暫し休憩した後、9時52分に下山する。
先程の本社本殿の前を進み、大山阿夫利神社前社の前を通った後、鳥居を潜って階段を下りようとしたところ、 階段には雪があって少し足下が危なく感じられる。
この後のことも考えるとチェーンスパイクを装着した方が良かろうと、前社まで戻って その前にてチェーンスパイクを装着する。

その後、先程の鳥居を潜って下っていくと、 さらにもう一つの鳥居を潜ることになる (写真。鳥居の奥が大山頂上)

ここから 大山阿夫利神社下社へと下るには真っ直ぐに進めば良いのだが、 鳥居の前から右手に延びている道がある。
この右に延びる道は、下から見えた無線中継所に至る道であり、中継所の周辺からは西側の展望が得られるはずなので行ってみることにする。

暫く雪道を進むと、 確かに素晴らしい展望が待っていた。

途中に何も遮るもの無く 富士山が見えており、 富士山の左には 愛鷹山 (写真右奥の山。左は 金時山。)が見えている。
こちらから見た愛鷹山には 3つのピークが見えるが、一番右が越前岳、中央が位牌岳で、一番左のピークは愛鷹山である。

富士山を見ると、 左右の斜面どちらにも途中で少し張り出したところが見えている。
左側の張り出しが宝永山、右が小御岳 (こみたけ。富士スバルライン五合目付近。) である。
この構図は 塔ノ岳からも見えるはずなのであるが、 最近 続けて登った塔ノ岳においては、どちらも宝永山が雲に隠れてしまっており、このように見えるのは久しぶりである。

富士山の手前には三国山、 鉄砲木ノ頭 (明神山) といった山々が並び、さらにその手前には二ノ塔、三ノ塔が大きい (目の前の 2つの高み。右側が三ノ塔。)



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