相州大山 ( 大山:1,252m、 三角点は 1,248.0m ) 2016.1.27 登山



【PHOTO & 記録 相州大山 3】

しかし、丸太の横木や階段が続くようになり、 右手上方に唐沢峠からの尾根がチラチラ見えるようになると、足下の雪も徐々に量が多くなってくる。

見上げれば斜面の先には常に青空が見えるようになっており、 雰囲気的には唐沢峠からの尾根との合流点も近いと思えてくるのだが、合流点までは意外と距離がある。

また、高度が上がった分、 時折 道の傍らに現れる開けた場所からは横浜のランドマークタワー、新宿副都心のビル群、さらにはスカイツリーなどがうっすらと見えるようになる。
さらには、大磯町がある辺りの後方の海には、伊豆大島もボンヤリとではあるが確認できる。

写真は伊豆大島。
手前の海岸線 右手に見える高みは、東海道本線二宮駅付近にある吾妻山である。

こちらの写真では、真ん中 左寄りが新宿副都心方面。
また、右方にはスカイツリーもうっすらと見えている。
新宿副都心のビル群の左手にもビル群が見えるが、恐らく池袋サンシャイン付近であろう。

木の梯子が現れる頃には足下は完全に雪になり、 それとともに徐々に傾斜が緩んでくると、漸く待望の唐沢峠からの道と合流する。
時刻は 9時17分。

ここからの道はかなり傾斜が緩やかになり、一方で展望も広がってくる。
先程はこちらより少しだけ低い位置に見えた大山阿夫利神社下社が、今はかなり下方に見えている。

こちらは箱根の神山 (写真 中央)、駒ヶ岳方面。
先にも述べたように、神山の手前には大涌谷からのものと思われる垂直な煙 (水蒸気 ?) が確認できる。
なお、神山の右手前に見えている山は同じく箱根の明神ヶ岳である。

周囲が完全に雪に変わった中、 ほぼ平らな道を進んでいくと、やがて 『 大山の肩 』 と書かれた標識のある場所に到着する。時刻は 9時22分。
先の方には大山の頂上が見えているが、そこに辿り着くためにはもう一登りせねばならない。



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