女峰山 ( 女峰山:2,483m、 三角点は 2,463.5m ) 2014.4.27 登山


【PHOTO & 記録 女峰山 3】

登って行くに連れ、周囲の雪は多くなり始め、やがて周囲は完全に雪の斜面となる。
少々ルートが分かりにくくなるが、先達の足跡のお陰で何とか登って行くことができる。
登り着いた所が 奥社跡。時刻は 9時31分。
ここでも休まずに先に進むが、ここからは完全に雪の道となる。

空の方は、雲がドンドン上空に広がりだし、太陽を隠してしまうようになる。 そして、時々雲が切れて、日の光が辺りを明るくするというような状態が続くようになる。

雪の斜面を下り、再び登り返す。
残雪の量は多くなり、踏み抜くことも多くなる。やはり、木のソバは雪が融け始めているのだろう、踏み抜くことが多い。
樹林の中、雪の斜面を黙々と登っていく。この辺になると、踏み跡も少なくなり、先行する人は 1〜2名のようだということが分かる。
ここでも目印の間隔が少ないのに、よくもまあルートを見つけ出しているものだと感心させられる。

また、本日は気温が高いので雪が緩んできているのであろうか、 前の人の足跡を踏むと、時々ズボッと潜ってしまうことが多くなる。もしかしたら小生の体重が重すぎるのかもしれない。

本日はピストン登山を考えていたが、アップダウンの連続に加えて残雪が多く、午後にはその雪がさらに緩むことなどを考えると、 昨年登ったアップダウンの少ない二荒山神社からのコースを下るべきではないか などと思い始める。

長く続いたアップダウンも漸く終わりとなり、やがて尾根上に飛び出すことになる。 ここからは傾斜のあまりない、緩やかな尾根上を進むことになる。
しかし、本日の目的地である女峰山は、 この尾根を進んだ後、さらに左に道をとった先にあり、かなり遠く見える。

しかも、その後方は完全に雲に覆われ、青空がなくなってしまっており、 少々心が萎える。

無雪期であれば気持ち良く進める尾根道も、 腐りかけた残雪があっては結構辛い。尾根上は日当たりも良いのか、 結構雪が緩んでいて踏み抜くことが多くなる。

雪の上に残る足跡は、新しいのが 1つ。古いのが 1つのようである。
そしてその古いものは女峰山登頂後にピストンして戻っているようである。真新しい足跡を頼りに進む。
この足跡が無ければ、ルートを見つけるのにかなり苦労したことであろう。本日の先行者に感謝である。しかし、先行者は 2人いたはずだが・・・。

ヤハズと書かれた標識を 10時5分に通過。
左手奥に見える女峰山はまだまだ遠い。

かなりの量の残雪の上を進む。
踏み抜きの回数も増えてくるが、まだ傾斜が緩やかなだけにダメージは少ない。

上空は完全に雲に覆われてしまい、先程まで時々雲間から覗いていた太陽も、 今や全く姿を見せなくなってしまっている。
明るい日差しの下、この残雪の尾根道を歩いたら、さぞかし気分が良かっただろうに・・・。残念である。

女峰山の後方は、 完全に雲が青空を隠してしまっている状態。しかも、雲が分厚いのが気になるところである。
男体山の方は、 今やその山頂付近が完全に雲に覆われてしまっており、今後 女峰山も同じようになるのではないか との心配も出てくる。



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