|
同じく岩場から北岳、
間ノ岳、
仙丈ヶ岳の姿 全体を眺める。
仙丈ヶ岳の大きさが際立っている。
この夏、天候不順がなければ、北岳、間ノ岳、
農鳥岳の白根三山を縦走していたはず。ここから北岳、間ノ岳を眺めていると、
悔しさがこみ上げてくる。 |
もう一度カメラを第一高点に向ける。
第一高点と北岳
の間に見える山はアサヨ峰であろうか。
あまりゆっくりはしていられないので、先を急ぐ。
まだまだ登りは続く。 | |
|
周辺の木々も低くなり、また道も乾いた状態になって登りやすくなる。
右手に第一高点がよく見える。
三角点ピークはもうすぐであろう。少し足が速まる。 |
写真のような岩場を登る。
岩場の先には青空が広がっているので、もう三角点ピークも近いことであろう。
しかし、第一高点方面を見ると、先程より雲が多くなってきているのが気にかかる。
地図では、三角点ピークからさらに 1時間の時間を要することになっている。少々焦る。 | |
|
やがて三角点ピーク上に到達。写真のような目印が現れる。
この表示に従い、左へと道をとる。
しかし、この矢印は少々問題である。左へ進むと下の写真にある 2,606.8mの三角点のある場所へ至るのだが、
第一高点に進むには矢印の書かれている岩の右を通り、若干下って行くのが正しいのである。
左へ進んでいくと、道が下り始める手前で赤いテープが左の茂みに続いているのが認められた。
三角点に違いないと左の茂みに入ってみると、思った通り狭い場所に三角点が置かれていた。11時46分到着。 |
2,606.77mの三等三角点は、
写真のように草に隠れるようにして置かれており、扱いが可哀想な気がする。
三角点の写真を撮り、すぐに進んできた道に戻る。
疲れていたからであろうか、ここで大きな間違いをしてしまった。本来は先程の矢印が書かれた岩の所へ戻るべきなのだが、勘違いをしてしまい、
そのまま道を下ってしまったのだった。何せ道は明瞭なのだ。
しかし、下っていくに連れ、道はドンドン第一高点から離れていく。おまけに赤テープが一切見えなくなった。これは間違えたと気づき、
下ってきた道を登り返す。エネルギーと時間の大きなロスである。
それにしても、あの間違えた道はどこへと続くのだろうか。 | |