瑞牆山 ( 瑞牆山:2,230.4m ) 2015.9.11 登山



【PHOTO & 記録 瑞牆山 8】

斜面をテープに頼りながら登り、最後は足下が柔らかく崩れやすい急斜面を、 木の根に掴まるようにして登り切ると、赤色の矢印が書かれた小さな岩場に突き当たる (写真)

矢印に従って、その岩の右方へと進み、さらに現れる黄色や赤の矢印に沿って岩場を回り込んでいくと、 岩に取り付けられた 『 ← グリーンロッジ黒森、みずがき山 → 』 と書かれたステンレス製のプレートが現れる。

さらに、岩に付けられた赤と黄のペンキ印を辿っていくと、 道は途中から少し下るようになる。その先を見ると、岩に書かれた矢印、木に付けられた赤印、そしてテープ類がずっと続いているのが見える。

しかし、ここで注意が必要である。

その下る所に 赤字で 『 カ ↑ 』 と書かれた岩があり (写真)、 カンマンボロンに至るには 上に登って行くことになるのである 『 カ 』 は カンマンボロンのことらしい)
下へと続くテープは、恐らく 瑞牆山山頂へと続くルートを示すものであろう。
この辺は 予習の成果である。

斜面を登っていくと、今まで頻繁にあったテープがあまり見られなくなって少し心細くなる。
しかし、足下の斜面には足を蹴り込んでできたステップ跡が続いており、そこを忠実に辿っていけば良い。

フカフカした土の斜面を登り切ると、大きな岩壁に突き当たる。 左側にも岩に沿って進む明瞭な道があるが (写真。岩壁の下部に登り着き、左側への踏み跡を眺めたもの。)、 右手にテープがあるのでそちらへと進む。

左は、ロッククライミングをする人たちが進むための道のようだ。

テープに従って、ここから一旦 岩と岩の間の細い溝状の中を下る。
下り終えて前方下方を見れば、ブナの大木、そして倒木が見えてくる。
もう カンマンボロンは近いはずである。

これがそのブナの木。
そのブナの木の上部へと斜面を登っていくと、しっかりした道があり、その道はそのままグルッと右に回ってまたブナの木の所に戻ってくるようになっているのだが、 その途中で上を見上げると、岩壁の上部に、先程見えた庇のような岩が見えている。

カンマンボロンの入口はすぐソバのはずと、庇のような岩から目線を下げていくと、 草付きの斜面を少し登った所の左手に、上からの岩壁に寄りかかっている岩が見える。
実際は、寄りかかっているように見える岩の後ろには隙間があり、カンマンボロンはこの隙間を通り抜けた所にあるのである。



瑞牆 1、  瑞牆 2、   瑞牆 3、  瑞牆 4、   瑞牆 5、  瑞牆 6、   瑞牆 7、  瑞牆 8、   瑞牆 9  もご覧下さい。


めざせ百名山のページに戻る   ホームページに戻る