瑞牆山 ( 瑞牆山:2,230.4m ) 2015.9.11 登山



【PHOTO & 記録 瑞牆山 2】

岩屑や木の根が少し五月蝿い道を暫く進んでいくと、ようやく樹林が切れて 瑞牆山がスッキリと見通せるようになる。
木々の緑の中から白き岩々がニョキッと生えてきたような山頂が見えており、その左には大ヤスリ岩が存在感を示している。
そして、先にも述べたように、その後方には青空が広がっていてテンションが上がる。

写真、中央 やや右側の大きな岩峰が 瑞牆山の頂上。
その左後方は、弘法岩のある西峰と思われる。
大ヤスリ岩は、写真左側に単独で立ち上がっている岩峰。

緩やかだった道も、一旦 急坂を大きく下って、天鳥川源頭へと下り立つことになる。 時刻は 7時49分。
昨日までの雨で、天鳥川の水量はやや多くなっていると思われる (記憶よりも水量がある)。 それでも、問題なく岩伝いに渡って行くことができる。

なお、この急坂を下る途中、 瑞牆山からの下山者と擦れ違った。
この時間でもう下山とは、一体何時に登り始めたのであろうと思って聞いてみると、5時半に登り始めたとのこと。 かなり速いペースである。

川を渡ると、すぐに真っ二つに割れた大岩 (写真 : 桃太郎岩) が現れ、 道はその右手に付けられた丸太の階段を登っていくことになる。
そして、ここから本格的な登りが始まる。

2つ目の立派な階段を過ぎ、大きな岩がゴロゴロした道を登っていく。
道は明瞭であるが、足下には水の流れなどもあり、また浮き石もあって少々登りにくい。

ただ、2ヶ月ぶりの登山ということで、体調の方を少々心配していたのだが、 今のところ問題ない。
とは言っても、少し身体が重い気がするのは 2ヶ月の間に体重が 3kg程増えてしまった所為であろうか。

高度が上がるに連れ、周囲には日が当たり出し、気分良く登っていくことができる。

途中、ロープや鎖場が現れるが、どうしてもそれに頼らねばならないというレベルではない。
足下には大きな岩、そして周囲にはシャクナゲが見られる道を登っていく。
時には、写真のような溝状の道を登っていく。

やがて、足下は岩から土と木の根が目立つ道へと変わり、 奥秩父らしさが感じられるようになるが、すぐにまた岩の道へと変わる。

急坂の先を見ると、大きな岩の上部が見えている。大ヤスリ岩であろうか。 まだまだ遠い。

周囲には大きな岩が頻繁に見られるようになり、道はその間を縫うように進む。 テープやペンキ印がしっかりあり、迷うことはない。
また、足下も写真のような状況となり、岩の上を進んで行く。

暫く登って振り返ると、樹林の間から 富士山が見えるようになる。
少し周囲に雲が多めであるが、その頂上部分はしっかり見えており、疲れを覚え始めた身体に元気をくれる。

なお、雲が多いため、富士山の手前に見えるはずの 御坂山塊はほとんど見えないが、 雲の間にチラリと見えているのは、 節刀ヶ岳、鬼ヶ岳あたりであろうか。

道は、この先で岩のトンネルを潜ることになったのだが、 この登山道を登るのは 3度目になるにも拘わらず、この岩潜りは記憶にない。
しかし、歩きながら当時のことを一所懸命 思い出してみると、潜った覚えもあるような気がしてきた。いい加減なものである。



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