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途中、あまりの強い風にバランスを崩したかと思うと、右足が登山道から外れて雪を踏み抜いてしまい、膝上まで潜ってしまった。
慌てて左足でバランスをとろうとしたところ、逆に 左足も雪に潜りだし、結局 両足とも股下まで潜ってしまったのだった。 というアクシデントはあったものの、10時16分に 北峰に到着。 |
北峰頂上も強い風が吹き抜けていたものの、
どういう訳か、南峰よりは風が弱い感じがする。 先行者にはこの北峰で追いついたものの、風が強いので、お互い話もできない状況。
すぐに、先行者は南峰へと戻っていく。 南峰はそのまま素通り。下り斜面で強い風に身体を振られながらも、
何とか南八ヶ岳方面を写真に収める。 | ![]() |
![]() | しかし、途中、スピードが出過ぎて足がもつれ、雪の壁にぶつかって転倒してしまった。 怪我はなかったが、カメラが雪まみれ。北横岳ヒュッテにてレンズの清掃にかなりの時間を費やす。 さて出発と思ったら、メガネに着けていた偏光レンズがないことに気がついた。
メガネに装着していながら偏光レンズがなくなったことに気づかないというのも情けないが、
恐らく先程転んだ時にはずれ、転んだショックの方が大きく、気づかなかったのだろう。 |
その後は快調に下る。 やがて、下方に坪庭の雪原の広がりが見えてきた。先程の先行者の姿を探したが、 見当たらない。まだ、北横岳の斜面の方に居るのかもしれない。 | ![]() |
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斜面を下り終わり、坪庭の雪原を進む。風は相変わらず強く吹いており、少々難儀する。 やがて、今朝程 山頂駅から辿って来た道に合流。右に行けば山頂駅だが、
ここは左に進む。雪の上のトレースに新しいものはないが、赤いテープが着いたポールが道を示してくれるので迷うことはない。 |
雪の上にはスノーモービルの轍と、
新しい足跡がある。 やがて、前方に縞枯山荘の建物が見えてきた。 | ![]() |