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道はやがて雪原を離れて、雪上車等によって圧を掛けられた雪道に出る。
雪原を進むこともできたのだが、一応標識に従って進む。時刻は 8時。
目指す方向に青空が見え始める。天気予報通りになっているようで、北横岳頂上での晴天が期待できそうである。
ロープウェイのケーブルの下を潜り先に進むと、登山道と書かれた標識に従って、
再び 圧を掛けられた雪道から離れることになる。
右を見れば、西天狗の姿が先程よりも下方まで見える様になり、
また、東天狗とを結ぶ稜線もハッキリと見える様になってきた。 |
左手の八子ヶ峰、
霧ヶ峰方面を見ると、
その後方に見える北アルプスの山々が先程よりもハッキリ見える様になってきている。
とは言え、まだボンヤリ状態。肉眼では山を同定できない。
家に帰り、写真を拡大してみたところ、前穂高岳、奥穂高岳、北穂高岳と大キレット、南岳、
槍ヶ岳、
常念岳などの山々が確認できたのだった。 |  |
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すぐに、ピラタスの丘と書かれた標示板の前に到着。時間は 8時5分。
東、西と並ぶ天狗岳や
赤岳、
阿弥陀岳がよく見える。
やがて、道は道標に導かれて、樹林帯に入っていくことになる。
この辺はそれ程傾斜はなく、緩やかな登りが続く。雪の上に踏み跡がしっかり付けられているので迷うことなく進むことができる。 |
暫し樹林帯を進むと、
やがて道はゲレンデらしき場所の横を進むことになる。
ただ、本当に右側にある斜面がゲレンデかどうかは不明である。何となくスキー場らしいが、斜面の傾斜が上からの傾斜に加え、
さらに右にも傾いているからで、スキーコースとしてはかなり難しそうである。
無論、現時点で雪の上にスキーの跡も見あたらない。 |  |
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高度を上げて下を振り返る。
やはり、ここはスキー場のようだが、上級者向けといったところであろうか。
こういうところを一気に滑り降りられる技術があれば楽しいだろうにとつくづく思う。
登り始めからここまでおよそ 1時間しか経過していない訳だが、
わずか 1時間にしてはかなり登ってきた感じを受ける。
道は再び樹林帯に入る。
雪の上にはいくつも足跡があり、安心感はあるもののどれを辿るか少々迷う。一応、スノーモービルの跡を追うことにする。 |
そうしたところ、いつの間にか、
写真のような場所を通ることになった。かなり北横岳方面に向かっているのでおかしいなとは思ったものの、
上空に青空が広がりつつあることに気をよくしてそのまま進んでしまったのだった。
しかし、やはり北に行き過ぎでいる気がする。上を見ると、ロープウェイのケーブルが右上方に見えるではないか。
前回の記憶では山上駅の右側 (南側) に出たはず。これは道を誤ったと思い、修正を試みる。ただし、
このまま戻るのは癪に障るので、ロープウェイの右側を目指して道無き道を斜め右上に登っていくことにした。
お陰でプチラッセルを体験。
深い所では股下近くまで雪に潜りながら緩やかな斜面を登り、ようやく正規の道らしき踏み跡に合流できたのだった。
こういうことも雪山ならではで楽しい。 |  |