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12時42分、三ツ岳頂上着。
ここからは北横岳の姿が大きいが、
蓼科山はその影に隠れて見えない。
この頂上も憩う感じの場所ではないため、サッサと先に進む。ここからは岩場の道が続き、
ペンキ印が頼りになる。 |
面白い形の岩々が目に入ってくる。
写真の岩などは、ペン先を彷彿とさせる。
おっと、周囲に気を取られていてはいけない。足下の雪が凍った所もあり、また岩場の下降に鎖が付けられているところもある。
北八ヶ岳の優しいイメージとは少々ギャップがあって面白い。 | |
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眼下に半分以上凍っているような池が見える。この池は、大岳頂上からも見えたのであるが、
位置的には雨池ということになるのであろう。
この雨池に行くには、雨池峠まで下る必要がある。 |
岩場を進み、鎖場を越え、
ドンドン下っていくと下り着いたところから右に曲がる登りが始まった。
ここからは最早岩場ではなく、優しい北八ヶ岳のイメージである。ササと雪の道を進む。
周囲には縞枯れが進んだ木々が目立ち始める。雨池山に登っていることになるのであろう。 | |
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登山道の一部としか思えない雨池山頂上を過ぎ、今度は下りに入る。
周囲は先ほどの大岳や三ツ岳の岩場の世界とは異なり、コメツガ、シラビソそしてそれらの縞枯れの世界となり、
様相が全く違うのが面白い。
枯れた木々の下から、新しい緑の木々が生え、世代交代が進んでいるのが分かる。なかなか興味深い光景である。 |