そこから少し進むと、右手に葛原岡神社の祭神である日野俊基の墓があったので、 参道を離れて立ち寄ってみる。 墓は木立の中にあり、
石に囲まれた所に宝篋印塔 (ほうきょういんとう) が立っている。 | |
ここで再び参道に戻れば良いものを、墓の横手からも道が出ていたのでそのまま進んでみる。 ここでも参道に戻れば良かったのだが、時間に余裕があるので公園の先から樹林帯の中に入り、 斜面を下ってみる。 |
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この林の中には東屋もあったものの、やや下草が五月蝿く、
手入れがあまり行き届いていないようである。 本来の道に戻れるのかと思いつつ 石にて土留めされた階段を下っていくと、
やがて車道に飛び出したのだが、そこにある標示板には 『 ← 銭洗弁財天・鎌倉駅 葛原岡神社・浄智寺、
長谷駅・高徳院(大仏) → 』 と書かれている。 | |
仕方なく、車道を左に戻っていくと、源頼朝像を示す標示板があったので、 車両進入禁止のチェーンを越えて遊歩道に入る。 暫く広い遊歩道を進んでいくと、
化粧坂 (けわいざか。仮粧坂とも書く) への道を左に分けて登った所が源頼朝像のある広場であった。 |
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広場を進んで頼朝像を写真に収め、さらに先へ進んでいくと、右手の高台にトイレが現れる。 道は右手の山の斜面を巻くようにして下り始めたので、また道を間違えたことに気づいたが、 ありがたいことに、途中にその右側の斜面を登る階段が現れたので、その階段に取り付く。 | |
思いの外 長い階段が連続する中を昇っていくと、やがて頂上の一角と思しき平坦な場所に登り着き、 少し進むとそこには石祠の他、石塔のようなものが置かれていたのだった。時刻は 11時20分。 ここが源氏山頂上に違いないとは思ったものの、周囲に標識はなく、
また樹林に囲まれているので展望もない。 |
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