鎌倉アルプス (葛原岡・大仏ハイキングコース) ( 天柱峰:約 97m ) 2016.5.13 登山



【PHOTO & 記録 鎌倉アルプス 3】

そこから少し進むと、右手に葛原岡神社の祭神である日野俊基の墓があったので、 参道を離れて立ち寄ってみる。

墓は木立の中にあり、 石に囲まれた所に宝篋印塔 (ほうきょういんとう) が立っている。
この墓は 1927年 (昭和2年) に国指定史蹟となっているが、 本来は違う場所にあったものがここに移設されたらしい。

ここで再び参道に戻れば良いものを、墓の横手からも道が出ていたのでそのまま進んでみる。
すると、すぐに階段が現れ、そこを昇ると広場に出たのだが、ここにはお目当ての源頼朝の像はなく、 東屋そして広場の中央付近に写真のような丸い生垣があるのみである。

ここでも参道に戻れば良かったのだが、時間に余裕があるので公園の先から樹林帯の中に入り、 斜面を下ってみる。

この林の中には東屋もあったものの、やや下草が五月蝿く、 手入れがあまり行き届いていないようである。
ただ、周囲には紅葉しそうな木々が多く見られたので、秋に訪れるには良い場所なのかも知れない。

本来の道に戻れるのかと思いつつ 石にて土留めされた階段を下っていくと、 やがて車道に飛び出したのだが、そこにある標示板には 『 ← 銭洗弁財天・鎌倉駅 葛原岡神社・浄智寺、 長谷駅・高徳院(大仏) → 』 と書かれている。
どうやら、大仏に通じるハイキングコースに戻れたようだが、そのまま右に進んでしまっては源氏山を飛ばしてしまったことになる。

仕方なく、車道を左に戻っていくと、源頼朝像を示す標示板があったので、 車両進入禁止のチェーンを越えて遊歩道に入る。

暫く広い遊歩道を進んでいくと、 化粧坂 (けわいざか。仮粧坂とも書く) への道を左に分けて登った所が源頼朝像のある広場であった。
写真には写っていないが、ここは遠足の子供達で大変賑やかである。
時刻は 11時15分。

広場を進んで頼朝像を写真に収め、さらに先へ進んでいくと、右手の高台にトイレが現れる。
源氏山に登るにはそちらに進むべきであったのだが、トイレ付近も修学旅行生や遠足の子供達でごった返していたため、 よく確かめもせずに道をそのまま先へと進んでしまう。

道は右手の山の斜面を巻くようにして下り始めたので、また道を間違えたことに気づいたが、 ありがたいことに、途中にその右側の斜面を登る階段が現れたので、その階段に取り付く。

思いの外 長い階段が連続する中を昇っていくと、やがて頂上の一角と思しき平坦な場所に登り着き、 少し進むとそこには石祠の他、石塔のようなものが置かれていたのだった。時刻は 11時20分。

ここが源氏山頂上に違いないとは思ったものの、周囲に標識はなく、 また樹林に囲まれているので展望もない。
一方、下方からは子供達の声が聞こえてくるので、位置的には先程見たトイレの裏手の山であるに違いないと想像する。



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