最初はガスもなく、赤や黒の火山岩塊が敷き詰められた道を下る。 | |
ついにガスの中に突入する。
そんな中、山小屋が現れるとホッとするが、山小屋に名前が見当たらない。 |
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そんな中、助かったのが、
わらじ館 (七合四勺) のバイオトイレの存在 (写真) である。
バイオトイレ横にあった解説書きの中に、わらじ館の文字があり、ようやく現在地を確認できた次第である。 やがて、前方に青い建物が浮かび上がってきた。 | |
しかし、雪渓が途中途切れるともう分からない。雪のない部分に沿って左の方に進むと、 道を示すロープがあったので、御殿場口に下るのも致し方ない と思いながらその道を下る。 御殿場口からタクシーが呼べるだろうか と不安に思いながら下っていると、
何と言うことだろう、奇跡か神がかりか、ガスが一瞬サーッと引いて周囲の視界が得られるようになり、
右手にある泥のような雪渓の向こう側に斜面に沿ったロープが見えたのである (写真)。 |
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また、この道には目印として太い木の柱が所々に立てられていたのだが、柱には導 (しるべ) となる文字などは一切無いので、意味を成さない。 もうこれで安心と思ったものの、この道が正しいという確信を得られるものは何もなく、
まだ全面的には信頼し切れないまま道を下る。 宝永山への道は斜面を横切るようになっており、 この方向指示がなければ、このガスでは見分けがつきにくい状態だったので本当に助かった (13時12分)。 | |
暫くほぼ平らな道を進み、やがて写真にある土手のような道を進むことになる。 すると、ガスの中、同じ方向に進む男女のペアがおられたので、道を確認すると、 小生の推測が正しいことが分かったのであった。感謝しつつ 2人を追い越し、 土手のような道を急ぐ。 |
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