毛無山・長者ヶ岳・天子ヶ岳( ルート中の最高峰は 毛無山:1,945.5m ) 2012.1.7 登山



【PHOTO & 記録 毛無山・長者ヶ岳・天子ヶ岳 2】

塩見岳、蝙蝠岳の左には、 小河内岳と思しき山を挟んで、 荒川東岳 (悪沢岳)、 荒川中岳、前岳の荒川三山が白く大きい。
荒川三山には昨年の夏に登り損ねているので、この山も今年登りたいところである。

荒川三山の左には、小赤石岳、 赤石岳がこれまた白く大きい。
そして、赤石岳の左には笊ヶ岳の黒い姿が見え、 その笊ヶ岳の左後方には奥聖岳、前聖岳からなる白い台形をした聖岳がその姿を少し見せてくれている。
笊ヶ岳は双耳峰という印象があるが、こちらの方角からはキレイなピラミッド型である。

そして、聖岳の左には、 笊ヶ岳から続く布引山がズングリとした黒く大きい姿を見せており、 その左後方には上河内岳と思しき山がなかなか美しい姿を見せている。
布引山から続く黒き尾根は恐らく 稲又山、青薙山と思しき山へと続き、その 2つの山の後方に茶臼岳と思しき山がほんの少しだけ姿を見せている。 お馴染みの山々が見え、少々嬉しくなる。
見飽きない、素晴らしい光景だが、今日は行程が長い。
9時37分、展望台から降りて、毛無山へと向かう。
途中、先程 小生を抜いていった人が上から下りてきた。あまりにも早い下山だが、この後 どうするのだろう。まさか、 小生と同じ道を辿るとは思えないが・・・。

9時44分、 毛無山頂上に到着。
先程の方が下っていったので、頂上には誰も居ない。富士山を眺めながら、 暫し休憩。
相変わらずここからの富士山は素晴らしいが、この時間はやや逆光気味。 先日のように、午後にこの山に到着するのが富士山を見るには良いかと思う。
なお、今日は頂上の木々に霧氷が見られない。先日この頂上に着いた時は、12時を過ぎていたにも拘わらず枝の一部が真っ白になった木々が何本か残っていたのだったが、 今日は比較的暖かいようだ。

腹拵えを終え、10時7分に頂上を出発する。少し 長居し過ぎたようだ。
10時13分、今朝 登ってきた登山道と下部温泉・地蔵峠への道との分岐を通過。
左に下らず、まっすぐに進む。ここからは初めての道となる。
ここからの道も良く整備されていて歩きやすいが、ドンドン下っていくので、この後の登りが心配になる程である。 尾根道を下るのだが、左右とも樹林が多く、樹林越しにしか富士山、 南アルプスを見ることができない。
写真は、途中、唯一展望が開けて富士山を見通せた場所。時刻は 10時34分。

やがて、 地蔵峠と書かれた標識のある場所に到着。ここからも富士山がよく見える。 時刻は 10時47分。
なお、地蔵峠というからには地蔵尊があるのかと思っていたが何もない。昔は地蔵尊があったため、その名だけが残ったのかもしれない などと考えつつ暫く進むと、 またまた地蔵峠と書かれた標識が現れた (写真)
こちらが本来 (旧) の地蔵峠のようで、地蔵尊も祀られている。ただ、ここから下部温泉に下る道は通行止めとなっていた。
時刻は 10時56分。



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