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途中の信号で 国道1号線を反対側に渡る。
この辺は松並木となっており、初音ヶ原の松並木と言われているようだ。松の太さから見て 往時のものではなかろうが、
歩道部分も石畳風に整備されていてなかなか雰囲気が良い。
ゆっくりと下り、やがて五本松 (だったと思う) 交差点のところから、国道1号線と分かれ石畳風の道に入る。
続いて愛宕坂と呼ばれる坂を下り、暫く先で東海道本線の踏切を渡る。
三島大社はもうすぐのはずである。時刻は 14時11分、余裕で到着といったところか。 |
山田川を渡るところで、
右を見ると富士山が見えた。
頂上にかかっていた雲もとれている。
中腹にあるえぐれが目立つが、あれは宝永大噴火でできた大噴火口であろうか。ここからの富士山は、
いつも見慣れている姿とは違う趣で、なかなか新鮮である。
やがて、道は広い道路に合流する。
この道をまっすぐ行けば、三島大社の前にでるはずである。 | |
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暫く進むと、新町橋に至り 大場川を渡る。
この新町橋からの 富士山の眺めは三島市が指定した眺望地点に当たるとのことである。
眺望地点とは、富士山その他の三島特有の景観を眺望できる地点を三島市が指定したものだそうである。
確かに良い眺めだが、電信柱と電線が邪魔をする。やはりこれからは景観を大事にするならば、
建築物の規制とともに電線は地下に埋設するべきであろう。 |
歩道を進むが、
歩道は三島大社への参拝客で混み合っていて歩きにくい。
そして、14時24分、三島大社前に到着。大鳥居の周辺は多くの参拝客でごった返している。
考えたら、今日はまだ 正月の 3日、当たり前か・・・。
左右の出店で狭くなった参道をゆっくり進む。人の波はずっと本殿まで続いており、
なかなか前へ進めない。 | |
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写真は惣 (総) 門。惣門には太い注連縄がかかっている。
惣門を潜ると、次に神門となり、正面に舞殿がある。
舞殿を迂回して玉砂利を進めば、拝殿 (御殿 下の写真) である。
拝殿前は多く参拝客で混み合っている。
ようや拝殿の前に進み、その音にて小生の存在を神様に気づいてもらうべく数枚の百円玉を賽銭ゾーン ? に投げ入れる。
何卒 本年が良い年でありますように。 |
人々でごった返す三島神社を後にし、
白滝公園、そして三島駅を目指す。川沿いの歩道には三島に関係した文学作品の文章を刻んだ碑が立てられている。
白滝公園の隅で汗に濡れたアンダーシャツ、上着を着替え、その後三島駅に到着。余裕で 15時22分の熱海行きに間に合った。
宴会でのビールが楽しみなので、ノドが渇いているにも拘わらず我慢。アイスクリームだけ食す。
長い旅であったが、天気にも恵まれ、充実した 1日であった。
そして、宴会でのビールの味は格別であった。 | |