東海道 箱根越え ( 小田原 − 箱根 − 三島 31.2km )  2009.1.3



【PHOTO & 記録 東海道 箱根越え 7】

旧街道はすぐに国道1号線に合流し、また国道を横切ることになる。国道だけあって車の往来が激しく、渡るのも一苦労。 暫く国道沿いに進むと、また右に折れて山道に入ることとなった。石畳の道を下っていくと、また国道1号線と合流するが、 ここからの富士山の眺めは素晴らしい (はず)。 残念ながらこの日、ここでの富士山は大部分が雲に隠れていた。
国道沿いのドライブイン (この日は休み) 前で大休憩。小田原駅で購入した デラックスこゆるぎ弁当を食す。
暫しの休憩の後、再び国道を横切って旧道を進む。道を下っていくと、傍らに写真のような馬頭観世音が祀られていた。

左手 遠くに町並みを見ながら進む。
やがて着いたのが笹原の一里塚跡。写真がそうである。ここでも土塁が盛られ、その上に木が植えられていたのであろう。

再び国道1号線を横切り、狭い急坂を下る。 ここは 『こわめし坂』 と呼ばれているらしい。

こわめし坂を下ると、国道1号線より道一本北側の道に合流。この辺は三ツ谷新田と呼ばれているようだ。
結構 標高が高く、見晴らしが良い。右手には 愛鷹山と少しずつ雲がとれ始めた 富士山が見える。

あまり車通りのない道を進む。この車道歩きが結構長い。
松雲寺を過ぎ、やがて小学校の所から車道と分かれる。法善寺旧址、七面堂旧址などがあり、歴史の臭いがする。 但し、道は少々分かりにくい。

市の山新田という信号のところで再び先ほどまで歩いていた道と合流。 そのまま車道を進む。
やがて、写真のような山道が現れ、車道と分かれてそちらに入る。この区間は短いが、周囲に人家も多くある中、 なかなかの雰囲気を残している石畳道であった。山道はこれが最後。後は、車道歩きが続く。

先ほどの車道に再び合流。
右手には 富士山が見える。 全体を覆っていた雲もドンドンとれ始めており、その姿をかなり良く見ることができるようになった。
時刻は 13時47分。残す時間はあと 1時間半あまり。大丈夫とは思うが少々不安になる。
また、さすがにこの辺になると疲れが出てきて腰が痛い。

やがて道は国道1号線に合流。
この辺は中央分離帯もあり、また車も頻繁に通るので、おいそれと横切る訳にはいかない。
道の右側を行くか左側を行くか迷ったが、これまでの 2回は右側だったので、今回は左側を行く。
すぐに錦田の一里塚跡に到着。これと同じような土塁が国道の反対側にもある。この錦田の一里塚は江戸から 28里 (約112km) とのこと。 箱根湯本の一里塚が 22里だったから、ここまで 6里 (23.7km) 歩いたことになる。 小田原駅からだと 30km近いということか。良く歩いてきたものである。



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