レトロな町並み11・レトロな船旅2−横浜馬車道・日本大通・みなとみらい
[2023年2月更新]
3年ぶりに横浜を訪れ、夜の赤レンガ倉庫を散策しました。また、サザンオールスターズの曲にも出てくるマリーンルージュに初めて乗船しました。マリーンルージュは1992年に就航しており、ランチ、ティー、サンセット、ディナーの4つの時間帯に運航しています。
19時30分発のディナークルーズで乗船し、1階のレストランでフルコースの美味しいディナーをいただきました。山下埠頭が工事中のため、マリーンルージュは赤レンガ倉庫の埠頭から出港しています。この日は、横浜港の花火が開催され、マリーンルージュの屋上デッキからベイブリッジと花火を望むことができました。船はベイブリッジの下を抜けて本牧埠頭等を遊覧しました。船から望む横浜の夜景は言葉に言い表せない位素晴らしいです。レストランでは、サザンオールスターズの曲も後半流れていました。
赤レンガ倉庫 | ベイブリッジ | |||
大桟橋 | マリーンルージュ |
[2019年11月更新]
横浜のみなとみらいエリアを訪れ、横浜ランドマークタワーに立ち寄りました。
【横浜ランドマークタワー】
桜木町駅とみなとみらい駅に近い、みなとみらい21地区にある横浜ランドマークタワーは、1993年7月開業の地上70階建て、高さ296mのビルです。2014年に開業した大阪のあべのハルカスに次いで、日本で2番目に高いビルであり、高層階にはロイヤルパークホテル、その下にはオフィスフロア、ショッピングモール、レストランエリア等があります。69階の展望台スカイガーデンには、展望コーナー、カフェ、売店等があり、美しい横浜の眺望を眺めることができます。ここへ上がるエレベータは、日本最速(世界でも台北101に次いで2番目)と言われています。
なお、横浜ランドマークタワーは、三菱重工横浜造船所の跡地に建てられており、1896年建築の日本に現存する最古の石造りドックヤードを移転復元した、ドックヤードガーデンがあります。ここは国の重要文化財に指定されています。
ランドマークタワーからの眺望 |
[2019年 8月更新]
ホテルニューグランドに宿泊して、港の見える丘公園や山手、元町、中華街を散策した翌朝、山下公園から大桟橋、日本大通りを散策しました。横浜税関、横浜開港記念会館、神奈川県庁、横浜開港資料館を訪れました。
大桟橋 | 横浜税関 | 横浜開港記念会館 | 神奈川県庁 | 横浜開港資料館 |
県立歴史博物館 | 日本興亜 馬車道ビル |
横浜郵船ビル | 横浜税関 | 赤レンガ倉庫 |
汽車道 | 横浜海岸協会 | 横浜開港資料館 | 神奈川県庁本庁舎 | 横浜市開港記念会館 |
横浜の馬車道から海岸通、日本大通りにかけてのエリアは、開港当初の面影を残すレトロな歴史的建造物が並んでいます。
【神奈川県立歴史博物館(旧横浜正金銀行本店)】
地下鉄馬車道駅からすぐの場所にある、明治37年建築の重厚な石造りの建物で、館内は博物館になっています。
【日本興亜馬車道ビル(旧川崎銀行横浜支店)】
大正11年に建築された石造りの3階建ての建物の外壁を残し、平成元年にその上にガラス張りのモダンなビルを建築した建物は、歴史的建造物の保存・再生の先駆的手法を示したものと言われています。
歴史博物館の向かい側にあります。
【横浜郵船ビル】
海岸通にある、昭和11年建築の建物で、館内は日本郵船歴史博物館となっています。
【横浜税関】
海岸通にある、昭和9年建築の建物です。イスラム風の円頭ドームが印象的でエキゾチックな雰囲気を醸し出しています。「横浜三塔(キング、クイーン、ジャック)」の1つであり、「クイーン」の愛称で親しまれています。
海岸近くにあり、赤レンガ倉庫からも見ることができます。
【赤レンガ倉庫】
赤レンガパークにあり、1号館は大正2年、2号館は明治44年に建築されたものです。日本初のエレベーターや避雷針、消火器が設置されたと言われています。横浜市が国から取得して改修し、平成14年から赤レンガ倉庫としてオープンしました。1号館は文化施設、2号館は商業施設として活用されています。
【汽車道】
かつて汽車が走った臨港鉄道の跡地を舗道として整備したもので、明治時代建築の鉄橋が3つ残されています。舗道にはレールも残されており、桜木町駅からワールドポーターズや赤レンガ倉庫へ向かう散策ルートになっています。
【横浜海岸協会】
明治初期に建てられた日本で最初の教会堂と言われ、関東大震災で崩壊の後、昭和8年に再建された建物です。開港資料館の隣にあります。
【横浜開港資料館(旧英国総領事館)】
昭和6年に建築された建物で、館内は日本の開国や横浜の開港に関する資料が展示されている博物館になっています。神奈川県庁本庁舎の前にあります。
【神奈川県庁本庁舎】
昭和3年に建築され、現在も県庁として使用されている重厚な建物です。「横浜三塔」の1つであり、「キング」の愛称で親しまれています。地下鉄日本大通からすぐの場所にあります。
【横浜市開港記念会館(旧開港記念横浜会館)】
大正6年に横浜開港50周年を記念して建築された建物で、「横浜三塔」の1つであり、「ジャック」の愛称で親しまれています。
→【参考】横浜山手散策(レトロな町並み36)はこちら
→【参考】ホテルニューグランド(日本のクラシックホテル)はこちら