ホテルニューグランド(横浜)


[2019年7月更新]

本館とマリンタワー  本館  新館ロビー  新館客室 新館客室眺望  イル・ジャル
ディーノ
 
 ル・ノルマンディー

   ホテルニューグランドへ宿泊し、横浜を散策しました。滞在した客室は、タワー館(新館)13階のタワービューツイン1322号室です。13階の1番端のツインルームにベットを入れてトリプルで宿泊しました。目の前にマリンタワー、左手にベイブリッジと海が見える眺めのよい部屋です。ブルーライトの夜景と朝日を浴びた朝景を存分に楽しむことができました。
   昼食は、本館1階のイタリアンレストラン、
イル・ジャルディーノでパスタのランチをいただきました。本館の1番端にあり、中庭に面しています。夕食は徒歩3分の中華街の老舗レストラン、同發別館で、広東料理のコースを味わいました。同發は焼き物・乾物の店として明治時代に創業したと言われており、重厚でクラシカルな雰囲気の建物でゆっくり過ごすことができました。本館、別館、新館があり、それぞれ異なるメニューがありますが、いずれもとても気軽な価格で伝統的な広東料理を味わえ、予約なしでも気軽に入ることができます。
ホテルから中華街入り口までは徒歩1〜2分と近く、中華街の老舗レストランの並ぶ中心街へも3〜5分圏内ととても便利です。朝食は、新館5階のル・ノルマンディーでバイキングを味わいました。

 ホテルからは横浜の主要スポットが徒歩圏内にあり、初日は
港の見える丘公園、山手、元町、その後中華街を、翌日には、山下公園、大桟橋、日本大通を散策しました。


[2019年 5月更新]

本館   本館中庭  本館館内   ラ・テラス 

 伊豆へ車で出かけた週末の帰路、ホテルニューグランドへ約10年ぶりに立ち寄りました。新館の正面玄関車寄せから地下2階駐車場へ、珍しい車専用のエレベータで乗車したまま運ばれ、地下2階の駐車場に初めて車を停めて、館内へ入りました。新館1階にあるフロントと本館の間にあるロビーラウンジ「ラ・テラス」にて、アフタヌーンティーセットをいただきました。本館中庭を望み、重厚でクラシックな雰囲気の「ラ・テラス」でサンドウィッチ、スコーン、ケーキとフルーツのセットを味わいました。飲み物の飲み替えお替わりも可能とのことで、美味しいコーヒーと紅茶を両方味わいました。
 ホテルでは当日ブライダルフェア開催中とのことで、メインダイニング(フレンチ)とイタリアンレストランは貸切になっていました。館内レストランとしては、この他はカフェと京料理、バーがあります。

 変わらず重厚でクラシカルな雰囲気の本館と中庭を散策した後、元町や山下公園、氷川丸を散策しました。
 東急東横線や地下鉄副都心線
と直結するみなとみらい線が元町・中華街駅まで開通したことにより、同駅から徒歩1〜2分でホテルへアクセスできるようになり、大変便利になりました。駐車場もレストランでの食事で4時間まで無料となるため、車でのアクセスもとても便利です。


本館 新館と本館 本館 本館中庭
本館2Fロビー 本館 本館階段 ライトアップの本館中庭 本館1F廊下の写真展示
本館414号室 バスルーム ルームキー 客室からのベイブリッジ ルームサービスの朝食

 山下公園の目の前にあるホテルニューグランドは、昭和2年(1927年)創業の日本を代表するクラシックホテルです。関東大震災で荒廃した横浜に外国人用のホテルとして建設され、以来横浜のシンボルとして親しまれてきました。マッカーサーを始め各国のVIPが滞在したことでも知られています。小学生の頃に1度宿泊して以来、20数年ぶりにこのホテルに宿泊しました。
 今では高層の新館もありますが、このホテルの歴史に触れるには、創業時の姿そのままの本館がお薦めです。本館の中庭や高い天井の2階ロビー、そして本館客室や廊下には昭和初期のレトロでヨーロピアンクラシックな雰囲気が溢れており、滞在するだけでわくわくします。また、日曜日の宿泊であったため、(あまり宿泊客はおらず)通常料金でハーバービューの客室に宿泊することができました。窓からはベイブリッジと山下公園の美しい夜景を楽しむことができました。客室はシンプルですが、天井が高く重厚感があり、レトロな雰囲気を満喫することができました。

 横浜にはこのホテルニューグランドを始め、
神奈川県立歴史博物館(旧横浜正金銀行本店)、横浜市開港記念会館、横浜開港資料館(旧英国総領事館)、神奈川県庁本庁舎等、明治から昭和初期の重厚なヨーロピアン建築の美しい建物が多く残っています。いずれもホテルニューグランドから歩いて回れるエリアにあり、お薦めの散策スポットです。

 初秋の日曜日、10年ぶりに本館に宿泊しました。今度は本館4Fのシングルルーム414号室です。格安プランにつき、前回宿泊時のようなハーバービューは望めませんが、客室の窓からはベイブリッジが望め、それなりの開放感もあります。コンパクトな客室ですが、広いバスルーム、バスタブがあり、往年のレトロな雰囲気を残しながらも清潔感があり、快適に過ごすことができます。1泊朝食付きのプランですが、朝食はアメリカンブレックファーストのルームサービスを選択することができ、客室でゆっくり取ることができました。

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