レトロな町並み44−大阪・万博記念公園



 これまで、大阪のレトロなスポットとして以下ご紹介してまいりましたが、今回は万博記念公園を訪ねました。1970年(昭和45年)開催の大阪万博を振り返るスポットでであり、レトロな町並みとは言えないかもしれませんが、古き良き時代、昭和モダンに触れることができるスポットです。

1.中之島の重厚な歴史的建造物と造幣局の桜(レトロな町並み8)
2.四天王寺と大阪城公園(レトロな町並み26)
3.住吉大社・通天閣と阪堺電車(レトロな町並み30)

万博記念公園 太陽の塔
自然文化園 EXPO70パビリオン企画展 万博温泉おゆば

 1970年(昭和45年)に開催された大阪万博の跡地にある、万博記念公園を訪れました。子供の頃、大阪万博を見に行き、とても賑わっていて、人気パビリオンの長蛇の列の一員になったことを鮮明に覚えています。44年振りに、その地を訪れることになりました。
パビリオンの多くは撤去されていますが、太陽の塔、鉄鋼館、日本庭園等、往時のままに残されています。

 モノレールの万博記念公園駅で下車し、まず公園の中央口で自然文化園の入場券を購入し、入場しました。

【太陽の塔】
 入場すると正面に、万博のシンボルだった太陽の塔があります。昭和の一時期を象徴するような雰囲気を醸し出しています。
太陽の塔は、岡本太郎氏が制作した作品で、氏の代表作の1つとなっています。高さが70mと言われており、塔の頂部にある、未来を象徴する「黄金の顔」、現在を象徴する正面の「太陽の顔」、過去を象徴する背面の「黒い太陽」という3つの顔が特徴的です。内部は空洞になっており、博覧会当時は展示空間でしたが、現在は公開されていません。その周辺は、イベントが開催される広場になっています。

【自然文化園】
 自然文化園は、各パビリオンを撤去した跡に造られたもので、広大な芝生の広場や桜、アジサイなどがあり、四季折々の自然が楽しめる公園になっています。紅葉の残る園内を散策しました。

【EXPO’70 パビリオン】
 太陽の塔の東側にある、EXPO’70 パビリオンは、万博の出展パビリオンであった鉄鋼館を利用し、博覧会の記念館として、2010年(平成22年)にオープンしたものです。万博の当時の映像、資料が展示されている常設展と、万博の当時のコンパニオン衣装、ポスター等、様々なものが展示されている企画展を見学しました。

【日本庭園】
 万国博覧会出展のために造られた回遊式庭園で、上代・中世・近世・現代の4庭園で構成されています。

【大阪日本民芸館】
 万博出展パビリオンの1つで、国内外の陶磁器や染織品等が展示されています。

なお、万博記念公園の西口には、
日帰り温泉施設「万博おゆば」があります。公園散策の後、温泉でリフレッシュして帰りました。

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