レトロな町並み8/レトロな食事処14−大阪中之島[NEW]



地下鉄御堂筋線、京阪電鉄の淀屋橋駅で下車し、中之島周辺を久しぶりに散策しました。

 大阪倶楽部  日銀大阪支店旧館   淀屋橋  中之島図書館
 大阪市中央公会堂   レストラン  展示室 館内

【大阪倶楽部】
 淀屋橋のオフィス街路の一角にある大阪倶楽部旧館は、1924年(大正13年)に現在の建物が再建されたと言われています。住友家により創られたと言われている大阪倶楽部の、英国風の建築は往年の大阪の街を偲ばせます。近隣には重厚な建築の住友系企業の本社もあり、住友グループの繁栄が偲ばれます。

【日銀大阪支店旧館】
 御堂筋に面して建つ重厚な洋風建築の旧館は、1903年(明治36年)にベルギーの国立銀行をモデルに建設されたと言われています。煉瓦と石造りの建物は、往年の大阪の街を偲ばせます。

【淀屋橋】
 江戸時代の豪商・淀屋が橋を架けたのが最初と言われています。現在の橋は1935年(昭和10年)に完成した鉄筋コンクリート造りのアーチ橋とのことです。淀屋橋と対になる、堂島川に架かる大江橋も同年完成で、両橋とも重要文化財に指定されているとのことです。

【大阪市中央公会堂】
 2015年(平成27年)にオープンした、新しいレストラン
「中之島ソーシャルイートアウェイク」に立ち寄り、ランチにシーフードカレーをいただきました。他にオムライスや、フレンチ・イタリアンの美味しい料理が用意されています。
クラシックな雰囲気の館内にあり、クラシックとモダンな雰囲気が一緒になったとても良い感じのレストランでした。
館内にはギフトショップや展示室もあります。


 これまで、大阪のレトロなスポットとして以下ご紹介してまいりましたが、第4弾として、大阪造幣局(造幣博物館)を見学いたしました。

1.大阪中之島の重厚な歴史的建造物と造幣局の桜
2.四天王寺と大阪城公園
3.阪堺電車と住吉大社

泉布観 造幣局正門 北門
旧正門 ガス燈 造幣博物館

【造幣博物館】
 造幣局の本局は大阪市北区にあり、構内には造幣博物館があります。JR大阪環状線の桜ノ宮駅から旧淀川沿いを歩いて造幣局に着きました。他にJR大阪環状線の京橋駅やJR東西線の大阪城北詰駅、大阪天満宮駅、京阪電鉄の天満橋駅からも徒歩で訪れることができます。造幣博物館は1911年(明治44年)に火力発電所として建てられたと言われています。煉瓦造りの重厚な建物は、明治の雰囲気を醸し出しています。造幣博物館は、月曜日から金曜日の日中、正門詰所で手続きすることにより、予約不要で見学することができます。
 桜の時期には混雑していた旧淀川沿いの散策道も、閑散としており、静かに川の流れと市内を眺めて散策することができました。

 造幣局と道路を挟んだ反対側には1871年(明治4年)建築の泉布観(造幣局の応接所)があります。

中央公会堂 府立中之島図書館
緒方洪庵旧宅と適塾 大阪造幣局
大阪造幣局 大阪造幣局前の桜

大阪の中之島から淀屋橋周辺には、昔ながらのレトロな建造物が多く残っており、散策してみました。

【中央公会堂】
  大正7年に建設されたネオルネッサンス様式の建物で、赤煉瓦の建物やドームは美しく重厚感があります。館内食堂のオムライスが有名です。

【府立中之島図書館】
  明治37年開館で、ドームの屋根や玄関の4本の列柱が重厚感ある、昔ながらの建物です。玄関横の桜と重厚感ある建物が、美しいコントラストを成していました。

【緒方洪庵旧宅と適塾】
  幕末の蘭学者、医師、教育者である緒方洪庵の住居と、緒方洪庵が興した適塾が保存されています。淀屋橋駅のすぐ南に位置しています。

【大阪造幣局の桜】
 明治16年から始まったという、通り抜けは、4月の桜の時期のみ、構内を開放して一方通行による通行を認めるものです。八重桜が中心ということで四月初旬に訪れたときは、未だ少ししか咲いていませんでしたが、造幣局前の川沿いの公園はソメイヨシノが満開で、多くの人で賑わっていました。川越しに大阪城も望むことができます。


→レトロな列車旅・町並み・食事処 INDEXへ

→信州の温泉案内/レトロ旅行倶楽部トップページへ戻る

→レトロな日本旅館のある温泉 INDEXへ