蝶の惑星

見上げると星空、
そして、
蝶の姿と緑の森・・・



LastUpDate
2010.2.2




師匠のページ


 ● 番外編 その2 ●
 
2月1日,雪夜の西武池袋線
オフシーズンはシャッターが押せないので,ひまつぶし(?)にかねてから撮ってみたいと思っていた鉄道写真に挑戦しました。
久しぶりの雪に寒さを押して三脚を担ぎ,近くの線路脇に撮影に向かいました。降り始めてから2時間程度でしょうか。
初めての電車の撮影で,まして降りしきる中でしたが,何とかセッティングを済ませ最初のシャッターを押しました。
幸いといいますか,ちょうど下りの電車が通りかかり,ヘッドライトもわずかに入りました。
左・上り電車のオレンジ色の光跡は行先表示の文字色です。・・・→時刻表を見たら各駅停車でした。
(流し撮りはふつうカメラを振りますが,この場合は電車がかってに流れてくれます。)
雪の夜に流し撮りをしたいと考えていましたので,ほぼ予定通りの絵が撮れましたが,スローシャッターでしたので
降る雪も流れてしまい写し取れなかったのは予想外でした。
(Nikon D90, tamron18-270mm, 35mm換算でf30mm, F16, 3秒 2010.2.1 21:49:48)

そこで,後幕シンクロでストロボを焚いて,後姿を入れたのが下の写真です。
ストロボのガイドナンバーが小さいので少々露光不足ですが,雪は予想通りの写りとなりました。
もう少し大きいストロボを使うと電車はまともに写ると思いますが,そうすると,多分雪がかなりうるさくなるのではないでしょうか。
痛し痒しです・・・。
そのほか,ここでは書けない想定外の失敗もありました。雪辱をするためにも,次の雪を待ち遠しく(?) 感じています。
   シャッタースピードを
何秒にするか,
いつ切るかが難しい。


f69mm(35mm換算)
F16, 2秒
ストロボ(後幕シンクロ)
2010.2.1 22:16:57




 ● 番外編 その1●
 2009.7.22 上海・皆既?日食




Special Thanks : ご覧いただいている岩槻のファンとその友人の方々,そして茂原の皆さん

蝶の顔と表情↓   The messages for  the 21st. Century. われわれは 宇宙で一人ぼっち?! 

  コムラサキの素顔 目が黒くないと何となく違和感が・・・




 薄曇りの空の下,狭山市の林縁を歩いていると,小型のコムラサキがエノキの葉上にじっとしていました。
 逃げないので,前足先に恐る恐る触れてみると,数歩ほど動いて飛び立つ気配がありません。
 羽化直後か,それともやつれ果てた(?)姿なのか・・・。翅が無傷なので多分前者でしょう

 この蝶にここまで近づけることは滅多にありませんので,テーマの“顔” を撮るまたとないチャンスでした。
 最短撮影距離の30cm近くまで近づいて正面から立て続けにシャッターを押したのですが,体が揺れて,狙いどころにピントをもっていくのに苦労しました。 この日はあいにく,一脚を持ってきていませんでした・・・。

 そんなわけで,50枚近いカットから,画像ソフトで1枚1枚確認して取り出せたのは,この写真を含めて3枚でした。

F5.6,1/125s

 コムラサキの特徴は,オスの表翅に現れる
薄紫色の幻光です(翅の間の奥に見える)。
(ピントが来ていないのは手ブレと風です。
翅の表が見えるのはこのカットだけでした)
  
飛んでいるときは分かりませんが,
こうして見ると,目の玉はヒョウモン類と
同様の薄緑色です。
見慣れているシジミ類の黒目からすると
変な感じ,可愛さもいま一つです。
この色の違いは何からくるのでしょうか。
花の色や景色も違って見えるのでしょうか。

F5.6, 1/160s



◆私は専門家ではないので
よく分かりませんが,
例えば,タテハチョウ科やマダラチョウ科の目は
生きているときは薄緑やオレンジ色です。
標本にすると黒ずんでくるのは,
何がしかの化学変化でしょうか・・・?。

この日は偶然の出会いでした。
蝶の顔をテーマにしている私には,幸運の女神がときどき宿る(宿っていただける?)と思います。
マクロレンズによるクローズアップは,少なくとも彼または彼女の50cm以内に入らなければなりません。
そんな機会は,羽化直後か,夢中で吸蜜・吸水しているときか,
その場所に仲間が群れていて安心しきっているときかと思います。

そして,入れたとしても,アップはアップなりの難しさがあります。
上の写真では,複眼の奥行きが2mm程度,90mm(135mm)レンズを使うと,F5.6ではピントの合う範囲が前後約3mmです。
(シャッタースピードを1/125秒以下にしないために) F5.6以上に絞れない明るさでしたので,
これはもうしょうがないと思うほかありません・・・。

◆共通データ : Nikon D90, tamron90mm(135mm)マクロ,絞り優先AE,マニュアルフォーカス,2009.9.22 狭山市



  羽化直後のアカボシゴマダラ・・・
    
   ↑ これが抜け殻!

  
午後2時過ぎに,羽化したばかりで翅がちょうど伸びきったアカボシを見つけました。地面から1m程度の高さです。
 殻にぶら下がっていましたが,一脚にカメラをセットしている間に彼女(と思います)が歩き出しました。
 ときどき翅を開いたり,その場で回り始めたりで,なかなか落ち着いてくれませんでした。




 こんな機会は,これからはまず無いだろうと思いながら,テーマの“顔”を狙った一枚がこれ
 この位置からでは,顔というより“頭”というべきでしょうか? 

 アカボシの顔(頭?)を見るのは初めてではありましたが,黄色い口吻とオレンジ色の複眼には少し驚きました。ヒョウモン系の薄緑色の目を見たときもそうでしたが,それ以上の雰囲気を感じました。

 この日は,時折,榎の小枝がゆらぐ程度の風がありました・・・。それを避ける間もファインダーを覗き続けたので,腹筋・背筋が弱りつつある身にはかなりのエネルギー消費でしたが,シャッターボタンに指がかかっているときはそんなことは忘れていたと思います。滅多に無い経験でした。


★3枚のデータ
 ・抜け殻: F6.3,1/200s
 ・翅裏: F6.3,1/160s
 ・顔(頭): F6.3,1/80s
 (共通:D90,90mmマクロ 2009.9.13 狭山市)


 
 
   



   

 
超普通種!

 
ヤマトシジミ

庭のニラの花で吸蜜に夢中・・・



Nikon D90の初撮りと言える1枚。
6月下旬に購入してから2個月もかかってしまいました。

 tamron90mmマクロ
 F9,1/640s
 2009.9.5 10:27 所沢市



 多少トリミングしていますが,マクロ90mm(135mm)でここまで近づくと,F9では被写界深度はわずか4mm程度。一脚を使っても40枚のうち見られるのは3,4枚(下の写真など)でした・・・。

 D90を6月下旬にインターネットで手に入れましたが,天候の不運(土日雨模様)と野暮用でシャッターを切る機会がほとんどありませんでした。6月末に新潟三条市へオオヒカゲとミドリシジミを目当てに出かけましたが,ミドリは空振り,オオヒカゲは暗がりで満足できる絵がありませんでした。
 そんなこんなで,D90の初撮りは上海の日食ということになってしまいました。日食の撮影もこれまた天候に恵まれずかろうじての記録です。
 というわけでヤマトシジミは窮余の一写(?)でした。
 
 
やや正面から見るとこんな顔。

もう少し表情が分かる角度から
撮れるとよかったのですが・・・ 


D90,tamron90mm,
F11,1/320s,
2009.9.5 10:25 自宅の庭で
 


   
 



  
 アカボシゴマダラを見つけました。
 (上の写真の1週間前) 

 1年前に(蝶の)師匠Onoさんの自宅の桃に来た報告を,師匠のページでしましたが,この目で実際に見るのは初めてです。
 3mの高さでしたが,やむなくその時の手持ちの90mmマクロレンズで撮りました。
 この写真はレタッチしましたので明るく見えますが,実際は
F5,1/80秒程度しか切れず,多少ブレています。拡大,トリミングで見られるのはこの程度までです。

 ここではその後,数頭見かけました。WEBで検索すると,今年は関東南部からの報告が相次いでいます。来年はツマグロヒョウモンのように,こちらでは普通種になってしまうのでしょうか・・・

Nikon D90,tamron90mm(135mm)
2009.9.5 狭山市

 追伸 ここではナガサキアゲハ2♂♂1♀も観察しました。師匠のOno氏はこれより前の8月21日に自宅付近で1♂の完品を採集しています。




ことしのアカシジミウラナミアカシジミミズイロオナガシジミ
 
いよいよゼフィルスと逢える・・・・・。この歳にして恥ずかしながらウキウキしてきます。
早速,5月23日の土曜に赤坂の森を訪ねました。
今年は1週間から10日は早く出るのではないかと予想していましたが,一見して姿が見えません。
しばらく栗の花の状況を見回していると,オレンジ色の花びらがいくつか梢から降りてきました。
よく見るとほとんどがウラナミアカシジミです。アカシジミのほうが早く発生するはずですが,
これはどうしたことなのでしょうか。コナラもクヌギも半々ぐらいあるので,この森の特徴なのでしょうか・・・?





羽化に失敗?
(後翅が曲がった異常型)

コナラの葉上のウラナミアカシジミ
後翅の外縁側が手前に
折れているのがお分かりでしょうか・・・。
奥に表のオレンジ色が覗いています。




Nikon D70,タムロン90(135)mm, F8, 1/100s
 2009.5.23 9:10 狭山市「赤坂の森」

 
植林されたコナラの若木に,ウラナミアカが妙な動きをしていました。
左の後翅外縁の半分が裏側に折れています。尾状突起もきれいで羽化直後のようですが,硬化に失敗したのでしょうか・・・。

・・・いつものマクロレンズで撮った一枚がこれ。1/2倍程度のオリジナルを7割程度にトリミングしています。
翅の変形が分かるようにいくつかの方向からシャッターを押しましたが,
モノにできたのは1,2枚でした。
この日は微風だったにもかかわらず葉はけっこう揺れて,この程度の拡大倍率になると,
ピント合わせはかなりつらくなりました。
少し近づくとフラフラと舞い上がり,やっとの思いで成木の梢に上がっていきました。
大丈夫でしょうか・・・。

 




こちらは
アカシジミの顔

モヒカン刈り?
が似合う

・・・頭の上から後にかけて,オレンジ色の髪の毛のような,帽子があるのが見えます。
(この帽子はウラナミアカにもあります)





Nikon D70,
タムロン90(135)mm,
F7.1, 1/500s
2009.5.27 7:59
「赤坂の森」


ウラナミアカを撮影した4日後,27日の朝にまた赤坂の森を訪ねました。
(23日は両シジミが好む栗の花のつぼみは堅く,開花まではまだしばらくかかりそうだった。)
この日は,この前にはほとんど見かけなかったアカシジミがかなり増えていました。
いつものようにコナラの若木を探していくと,ちょうど顔の高さに静止している1頭を見つけました。
ただし,木の中側にいるので,前の葉が邪魔です。
しかたがありません。少し背伸びをして,足元が見える高さを確保しました。
カメラを 「一脚」に据え付けているとはいえ,風はある,足元は不安定なので,ファインダーの像が揺れます。
幸い,光が回っているので 1/500秒を確保できましたが,等倍に近いので F7でもピントの合う範囲は
頭一つの幅もありません。16枚のカットうち見られるのは2枚でした。
(17枚目は近づきすぎたのかファインダーから消えてしまいました・・・)

 
 
 こちらはミズイロオナガシジミ
 
 ミズイロオナガを見るのは久しぶりです。
ゼフィルスとしてはどこにでもいるヤツ(ミズイロさん失礼!)ですが,こんな間近に見られる機会はめったにない。
いずれの写真もレンズ端から10数センチ程度にまで近づけました。
同行のOno師匠から,「ミズイロの写真は有りそうで無いから,ちゃんと撮っておくように」
とのお言葉があったので,両方で20枚弱を抑えました。
左の横顔はかなり近づけました。(80%にトリミングしてあります。)
この後,顔を撮りたかったので,右へ回り込みましたが,手前に枝がありましたのでこれ以上近づけず
マクロ倍率は少し落ちています。こちらは60%にトリミングしてます。

左はF7.1, 1/320s, 右はF7.1, 1/160s
Nikon D70,タムロン90 (135)mm,  2009.5.31 9:34(左),9:36(右) 「赤坂の森

 
 


 
 スギタニルリに再会!
今年も大気は気まぐれ。汗ばむ日が続いたかと思うと,裏切るようにマフラーを巻く日が帰ってきたりもしました。
毎年,発生のタイミングが合わずに1枚もシャッターを切れずに帰る日が増えているように感じます。

スギタニルリシジミには,昨年撮影した沢へ,4月の初めに会いに行く計画を,師匠のOno氏と立てていました。
ところが,低温日がつづいたので1週先送りし,先週土曜日に数個月ぶりに出かけたというわけです。
風も無く穏やかな日差しがある絶好のコンディションでした。
Nikon D70,タムロン90(135)mm, F16, 1/800s 2009.4.11 10:59 秩父郡横瀬町

 


 ここからは2008
キベリには悪いけれど,浮浪者の顔のようだ・・・
このところ雨が多かった。特に土曜・休日はほぼ全滅に近かった。ほとんどカメラとネットを手にしていない。
例の蝶の師匠にも,欲求不満気味だとぼやいていた。
----前日の土曜まで雨だった8月31日,多少の不安があったが,
晴れ間を信じて甲州市の一之瀬高原に向かった。
「日差しが見込めそうに無い・・・」と言いたそうな師匠を無理やり引っ張り出した気もする。
その執念(?)が通じたのか,ポイントに近づく山道をあがるころには晴れ間が広がってきた。
幾重ものS字カーブが続く。片側が土砂崩れ防護壁のコンクリートに目を凝らしながら,ゆっくり流す・・・。
黄の縁取りにあずき色の翅が見えた。コンクリ壁のところどころに開いて止まっている。
気温がまだ低いからだろう。日当たりのよい谷側が少し開けたカーブに多い。

ところが!・・・・勇んで撮影したのはいいが,測光設定をミスって・・・・この先は,できれば触れたくない。
何とか補正で救い出したのがこの一枚。 失敗の理由は,いずれ編集後記に反省として残すことにしたい。


Nikon D70, tamron90mm(135mm)
F8, 1/60s, 2008.8.31 一之瀬高原 (トリミング)



[狙いどおりの一枚]

“すまし顔”・・・というか,何してるの?
と聞かれているよう……


この日は朝早くから日差しが入っていた。
朝食時(私の)の気温が低かったので,上がるのは昼近く11時ごろと思っていた。
このところ,土・日は天気が悪かったので,先週から師匠T.Ono氏と,晴れたら近場の森でアカとウラナミアカの撮影をしようと打ち合わせをしていた。
10時ごろに出掛けるつもりでいたら,9時半前にもう現地にいると電話があった。
あわてて駆けつけると,師匠はもうかなりの枚数のシャッターを切っていた。
(コノヤロー・・・)

例年,5月下旬は低地ではアカシジミの最盛期を迎えるのだが,この2,3週は晴れ間が平日に多いめぐり合わせとなって,去年のようにはいかなかった。
(去年は,栗の花のピークとアカの盛期,天気[気温]がぴたりと重なっていた。)

師匠によれば,アカはもう終わりで “すれ”ばかりとのこと。
「ウラナミアカは,植林したクヌギの若木を探せばまだ見つかるはず」 の一言を頼りに一本一本探して歩く。数メートルの間隔で植えられた高さが1.5mに満たない若木を 「必ずいる」との信念で,木の周りを回りながら丁寧に見ていく。

どこにもいない−−。あと数本で植林帯が終わる。
「いた!」
 1mぐらいの高さの日当たりのいい葉の上でじっとしている。まだ羽化したばかりかもしれない。
ピントを合わせながら,2〜3枚の連写をする。あっという間に40枚がメモリーに入った。そのうちの一枚がこれ!


F13, 1/250s 2008.6.1 狭山市


 ● 何やら老人風の面構え
この“あごひげ” のようなものは何?
ダイミョウセセリは林地に普通に見られる蝶で,ふだんは見向きもしない・・・。土曜日の朝,狭山市の森にアカシジミを探したが,
満開を過ぎたエゴノキの梢(10mほど上空)に,わずかにオレンジ色が舞っているだけで,撮影はおろかネットも全く届かなかった。
下に止まっている個体がいないか探しているときに,偶然出会ったのがこのオッサンのようなやつ。
というわけで,下のキベリタテハ同様,悔し紛れの一枚。
でも編集しながら何度も見ていると,なかなか味のある顔だと思えてくるから不思議・・・。2本の前足を上げて構えているところは
ゼフのテリトリー監視体勢と同様だ。撮影してみて初めて発見した。
D70, タムロン90(135)mm,F8.0, 1/160s,  2008.5.24, 8:59 狭山市



あまり可愛げの
ない?
ギフチョウの顔


目も顔も黒いので
表情が
よく分からない



最初に舞い降りた個体
Nikon D70
タムロン90(135)mm,
F11, 1/400s
2008.4,20, 9:48,
小千谷市

(40%トリミング)


枯葉に舞い降りた。

気温が低く,カタクリやスミレの
花がまだ開かないので
吸蜜できるまでには
まだ少しかかる。

薄日に翅を当て体温を上げようと
しているのだろうけれど,
カメラを構えて近づくと
すぐに飛び立ってしまう。

こんな枯葉・枯れ枝が
山道や林に囲まれた少し開けた
あたり一面に敷きつめられている。

上のほうの少し色の濃い部分は
まだ少し湿っている。

F11, 1/800s, -2/3EV
20084.20,9:50

 ◆今回の撮影行
 6時半過ぎに,蝶の師匠のT.Ono氏の車で,関越道を小千谷へ向かう。
 関東平野は晴れていて,前日の大暴れ低気圧がチリを落としていってくれたせいか,山の端がくっきりしている。右に赤城,左に榛名,奥には浅間が顔をだしている。こんなことはめったにないと師匠とうなづいた。
 期待できそうだと思っていたが,トンネルを抜けると本曇りでガッカリである。魚沼市を抜けるころになってやっと雲の切れ間が見えるようになり,多少ガッカリ度が緩んだ。
 小千谷ICからポイントに向かうが日差しは全くなし。半乾きの枯葉を踏みながらうろうろギフを探すが,こんな気温では無理もなく,飛ぶ気配がない。師匠と二人で曇り空を仰ぎながらため息をついていると,ところどころに青空が透けて見えるスポットが出てきた。雲は不思議に南東から北西に流れている。
 カタクリは盛りを過ぎているように見える。花びらが皆垂れ下がっている。スミレは七,八部咲きといったところ。
 着いてから30〜40分経ったころから青空がのぞくようになり,しばらくすると時々日が差して来た。もうしばらくすると気温も上がり姿が拝めるかと待ち構える・・。
 すると,やっと来ました!杉の木の上から開けたくぼ地に舞い降りてきて,師匠の近くの枯葉に止まった。師匠がシャッターを切る。体温が上がっていないのか,じっとしていてくれる。師匠のおこぼれ(?)を正面から押さえたのが,トップの顔写真。もっとアップで・・・と近づいたら逃げられてしまった。正面はこの1枚限りでした。
 しばらくすると数頭が現れたので,カメラを構えて追いかけまわす。気温が上がってきたせいかなかなか落ち着いてくれない。
 ギフの黄色を出すには1/3程度絞ったほうがいいとプロに聞いていたので,その後は補正をかけて枯葉に止まる姿を何枚か抑えたが,どうやら補正を間違えたらしく,露出不足になってしまった。つまり胴体の黒がつぶれ気味で,レタッチをしないと綺麗に出ないという結果と相成った次第。補正の失敗に加え,雲が流れて日差しにむらがあるので,露光がかなり難しかった・・・というのが弁解。

 気温が上がり,カタクリ,スミレが全開になった。ギフが落ち着かなく,カメラを持って追いかけてもらちが明かないので,適当な花に狙いを定め置きピンで待ったが,すべて失敗だった。
 その後,20〜30分来ない時間があり,じっと待っていると,かさ・・かさ・・と音がする。耳を澄まして音の元を探すと,それは何と枯葉が乾いていくときに,葉がゆがんで動く音でした。初めての経験をしました。








今年も出会えた
スギタニルリシジミ



Nikon D70,タムロン90(135)mm,
F13, 1/320s
2008.4.6, 9:58, 秩父郡横瀬町







 今年の初撮影・・・
私の蝶の師匠 T.Ono氏に,現地に住まいを置く友人から“飛び始めた”と連絡をいただいた。来週を予定していたが,急きょ四駆で横瀬町へ・・・。
車を降りて沢を少し上ると,ちらちらと青い花びらが上流から降りてきた。なかなか留まってくれない。カメラを構えてしばらく待つと,1頭が沢の小さな中洲に舞い降りた。
レリーズしながらゆっくり近づく。吸汁に夢中で逃げない。ファインダーをよく見ると,足元にはコナラの枯葉上に鳥の糞らしきものが干からび気味にあった。
足と肘を湿った枯葉交じりの砂地に着いて連続シャッターを切る。カメラには一脚をつけていたが,こうなると邪魔だ。
2時の方向から直射があるので左半分が影になる。露出が厄介だ。「もう少し右を向いてくれ!」と念じながら顔のアップを狙う。
動かないので,こちらが左へ回るしかない。左は水溜り。しかたがないので横に寝るようになり,カメラもおのずと縦位置に・・・。
こちらも「歳」だからそんな格好はそう永くは続かない。やっと数枚を押さえたその1枚が下のカット。




目がかわいい!
何とも言えず愛くるしい顔。


片方の目しか見えないのが残念。
触覚のもう1本はカメラに直角に向かっているので,被写界深度の範囲外になっている。
目から上に向かってボーッと影のように見えるのがお分かりだろうか・・・。
残念だけれども,これだけ近づくとどんなに絞っても難しい。

「顔」をテーマにするには,これを何とかしたいと思うのですが・・・






D70,タムロン90(135)mm,
F13, 1/400s
2008.4.6, 10:01, 秩父郡横瀬町


   

本人の好きな1枚
2004

メスアカミドリシジミ

これからテリトリー監視
準備態勢に入る
ここまで近寄れたのは,
同じ葉に舞い戻ると信じて
ひたすら待ったおかげ(?)
よく見ると
体毛に日光が回折して
虹色が生まれている・・・

(Nikon D70の初撮影)
タムロン90mmマクロ
(35mm換算f135mm=以下同様)
F5.6, 1/800s,絞り優先AE,
2004.07.11 15:02:59,榛名山

蝶の印象・・・・・
                
ヒメギフ:自宅で羽化
2007.4.1
狭山市のアカシジミ
2007.5.27
ツマグロヒョウモン
??
ヒメシジミのペア
2006.7.9
クロツバメシジミ
2006.8.15
ミヤマシジミ
2005.8.15
黄色条線が発達した
ベニヒカゲ 2004.8
メスアカミドリシジミ
2004.7.11
メスアカミドリの横顔
2004.7.3
吸水する
アイノミドリシジミ
そろって吸水する
ヒメシロチョウ 2004.8
ヒメ シジミ♀?
2004.7.11
スジボソヤマキチョウ
2003.8.23
オオムラサキの求愛
2002.8.10
キベリタテハ3態へ
リンク
高山蝶ベニヒカゲ♀
2003.8.23
クジャクチョウ
2003.9.7
テリトリーを張る
メスアカ 2004.7

 <立ち読み用>
 『チョウに見放されたら文明は終わりだ』から ☆対談  奥本大三郎 日本昆虫協会会長・埼玉大学教授・仏文学者)
 
茅 野  實日本昆虫協会長野支部長・八十二銀行頭取)


My profile
 名前  TAKAI,YUKIO
      高井由喜雄
 年齢  ついに60歳を迎えて
      しまいました・・・
       (2008.7現在)

 性別  ♂
 住まい 所沢市
 職業  
ホームページへ

 カメラ:Nikon D90,D70,tamron macro90mm
      同18-270mmズーム(手振れ補正付き)
 PC:HP v7380+20.1”ワイドTFT
     (Core2 QUAD Q6600,2GB,500GB)
     これで10万円台前半でした。2008の3月
     初めにほとんど衝動買いです。
    :EPSON DIRECT NT2700 (15”TFT)
     (Pentium M715,1.50GHz),512MB,30GB
 ほか:HDD(250MB),EPSON PM-950C

  見上げれば、 星空
  眺めれば、蝶が飛ぶ自然・・・
  “地球人”を意識することは
   ありませんか?

  仕事がお忙しい方、 煩悩を
  お抱えの方・・・
   意識をリセットしては
     いかがでしょう・・・。

 

  更新のつぶやき
・・・数年前から“蝶の顔”=表情を意識するようになりました・・・。
ページのどこにも表明しておりませんが,今年はこれをキッチリ捕えたいとの思いを強くしています。
とはいいましても,そう簡単には都合よく顔を見せてくれませんので,
こちらからどれだけ “お近づき” になれるかどうかが勝負となるでしょう・・・。

編集後
2009.9.27 
いつもご覧いただいている岩槻のファンの方とその友人がいらっしゃると,親友のMr.Satoru F.から聞いていました。同様に,茂原市のMr.Kenzou T.からも伺っています。ありがたいことです。
 しかしながら,苦労した写真よりもコメントの評価が高いとは,私にとっては誠に不本意なのであります。まあ,グロテスクな顔もありますからさもありなんとは思いますが・・・
 御礼を申し上げるところを,一言よけいなことを述べてしまいましたが,うれしく思っておりますので,今後ともよろしくごひいきにお願いいたします。

2009.9.14 先週見かけたアカボシに期待して,師匠のOno氏と狭山市のポイントで待ち合わせをしました。カメラとネットを両手に持って榎の小木を覗くと,なんと白い抜け殻にぶら下がっているアカボシが見つかりました。こんな幸運はこれからあるかどうか・・・。それからの報告がトップの写真です。これで二人の “運”を使い果たしていなければいいのですが・・・。

2009.9.8 
下のコメントにも書きましたが,機会に恵まれず今回も苦し紛れの写真を載せてしまいました。ほかに書くこと無し!

2009.8.2  実は6月の終わりに Nikon D90を購入しました。蝶の師匠が先に買ったヤツです。それを見ていたので多分買うだろうな,それも半年以内に・・・と思っていました。
 テスト撮影を兼ねていつもどおりにいくつか出かけましたが,ここにお見せできる絵がなかなか得られず,一月が過ぎてしまいました。今年も7月は天候不順のせいか発生時期とかみ合わず,今にも降り出しそうなどんより空だったり,チャンスに恵まれませんでした。
 そんなわけで,番外編としてお見せした今回の皆既日食写真は絶好のテスト・・・となる予定でしたが,ご覧のとおりの曇り空で,18−270mmレンズともども目的を果たしたとはいえない結果となってしまいました。内心はカッカしているのですが,仕方なく静かに次の機会を待つことにいたします・・・。
 日食のデータ:D90 tamron18-270mm(写真は4枚とも270mm=35mm換算405mm)。左から 9:42:47, F16,1/1250s,9:31:48, F13, 1/1000,9:43:08, F6.3, 1/160,9:45:33, F6.3, 1/250。時間はいずれも現地時間(日本より1時間送れ)。

2009.6.6 師匠が,昨年10月と今年のゴールデンウイークに訪れた沖縄・八重山諸島の採集・観察報告をアップロードしました。報告には,必ずしも画像があるわけではありませんが,八重山列島の10数種類の蝶が登場します。

2009.6.3 
5月下旬に狭山市・赤坂の森を3回(5/23,27,31)訪ねました。この10日間は雨・曇りが多く,合間を縫っての撮影でした。これも車で30分程度だからできたことでしょう。実は27日はOno師匠には内緒で出かけました。
 だからというわけではありませんが,近々,師匠の沖縄・八重山紀行(写真12枚)をアップする予定です。
 なお,まだ18-270mmズームは使いこなしておりません。どうなることになりますか・・・
 ついでに,師匠の使っているD90はいいです!。とくにモニター液晶画面が大きく,10倍まで拡大できるので,確実にピントの確認ができます。D70の液晶がうらめしい・・・

2009.4.15
 やっとここに文字を埋めることができました。トップの「更新のつぶやき」にも記しましたが,あっという間に半年が過ぎてしまいました。反省!
・・・高倍率の最新ズームを手に入れました。手振れ補正付きの18-270mmマクロです。雑誌の評価記事でプロの評判がそれなりによかったのでネット注文で購入しました。まだテスト撮影もままならないうちに持ち出して使ってみました。そのうち報告します。
ニコニコしてると,師匠からNikon D90を買ったとのメールが。先を越されたとがっかりするやら悔しいやら。やっぱり後を追うべきか?

独り言

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