蝶の惑星


見上げると星空、
そして、
蝶の姿と緑の森・・・




  編集後記
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2011.11.6


師匠のページ


   2010.2.1 雪夜の西武線  ● 番外編 その2 ●  2009.7.22 上海・皆既?日食   ● 番外編 その1●

蝶の顔と表情↓   The messages for  the 21st. Century. われわれは 宇宙で独りぼっち?! 


  あまりなじみのない(?)顔


 じゅずだまの葉に止まる
 クロコノマチョウ
  たぶん♀でしょう・・・

 表情が分かるほどに近づけなくてここまでのアップが精一杯でした。
 なかなか敏感で,彼女の正面近くに回ってシャッターを切れたのはこの1枚でした。(西伊豆で)


 ・・・それにしても目立たない顔をしています。複眼の色と顔の色が似かよっているからでしょう。
 顔の真ん中にたてに見える少し色が濃いモノは「下唇鬚(かしんしゅ)」といわれるそうですが,それも同系色です。



D90, tamron90mm macro
F10, 1/200s, ISO400
2011.10.25




私は だれ でしょう・・・?      〈 顔シリーズ・その1 〉

(撮りためた8蝶の表情を載せます。名前を当ててください。お気軽にどうぞ。ヒントと答は下に……)

●ヒント・・・

@○○○○シジミ(ムラサキではありません) A○○シジミ(♂♀の違いが大きい) B○○ミドリシジミ(後翅黒帯太い) C○○○○○リツバメ(尾状突起が2本) D(ノーヒント) E○○○○(保護蝶) F○○○○○アカシジミ G○○○○アカシジミ

●答え・・・
@ルーミスシジミ Aヒメシジミ Bエゾミドリシジミ Cキマダラルリツバメ Dウスバシロチョウ EオオルリシジミFチョウセンアカシジミ Gウラナミアカシジミ



  "絵になる" オレンジ ・・・やっと出逢えたムモンアカシジミ


実は“綱渡りの撮影‥‥

2箇所目に訪ねたポイントで,やっと現れた1頭。
ここでは蝶の師匠のOnoさんが最初に一頭を見つけました。
その1頭は飛び去ってしまいましたが,すぐにもう1頭が現れてヒメジョオンに止まるのを見つけました。

先ほどと同じ個体かどうかは不明ですが,そんなことはどうでもよく,
実はこの日初めての個体でしたので,すぐに近寄りつつシャッターを押しました(上の写真)。

ここは師匠に黙っているわけにはいかず,すぐに発見の声を掛けました・・・。

飛ばれないように,慎重に,もう少し近づいて,ピント合わせもそこそこにもう1枚を撮りました。
何せ,右横にはネットをかまえた師匠の姿が,見えなくとも感じられるのです……!。
そんなわけで,下のキリシマミドリと同様に,先の1枚とこの1枚を何とかゲットしました。(トホホ・・・)
この日お目にかかったのはこの1頭のみでした。


Nikon D90, tamron90macro F8, 1/500s, ISO800, 2011.8.6,長野県






レディ・キリシマ

翅を休める
キリシマミドリシジミ

…幸
運にも,膝高ほどの斜面に見つけました。








Nikon D90, tamron90macro
 F8, 1/1250s, ISO800
 2011.7.22,静岡県
 

キリシマミドリシジミはここ数年,毎年悔しい思いをしていました。
年ごとの発生頻度やその年のタイミングが合わない・・・ということもありますが,
ほとんど飛んでいる気配が無い年もありました。
2時間や3時間待って見かけることはあっても,遠く離れたカシの樹林上を,
白い裏翅を光らせて飛ぶ姿を目で追うのみでした。撮影・採集には程遠いシーンです。
・・・そんなわけで,私にとっては多少の苦労をしても出逢いたい憧れの蝶でした。
*      *      *
今年も例によって,(蝶の師匠の)Onoさんの車で6時前に出掛けました。
いつものポイントでしばらく待つと,かなり高い梢に“すばやいヒラヒラ”が見て取れました。
今年は出逢えるかと期待が高まります。---メスが下草にいないかと見回してみます。
上を向いたり下を探したり,かなり忙しい首の動きをしばらく続けました。
そうこうするうちに1時間が過ぎ,今年もだめか・・・と思っていると,
遠目に,林の中からヒラヒラと飛び出して,林道脇の斜面を舞う小さい翅が見えました。
いったんは見失いましたが,近づいてみると50cmほどの高さの草上に,
茶色地にブルーの翅を開いている姿を見つけました。
ムラサキシジミのように見えましたが,一瞬閉じたときの後翅の模様を見て,キリシマのメスと分かりました。
(尾状突起があるだろう・・・といわれそうですが,ファインダーの中のピント合わせに夢中で,
そんなものは目に入りませんでした。何しろ初めてですから。。。)


70〜80cmのところで1枚,さらに近づいて1枚。
後の正面から・・・と思い左から回り込もうとしたときに,飛ばれてしまいました。
この間,記録を見ると6秒です。そんなわけで,レリーズできたのはこのときの2枚だけでした。





 けっこう長く止まってくれましたので,正面に回り着地中(?)の姿に近づくことができました(←)。

 いかがですか,このF22戦闘機のようなたくましい構え,一見のカワイイ姿からうって変わった印象です(上と同じ個体)。




Nikon D90, tamron90mm macro
 上:F13, 1/500s, ISO800
   2011.7.1,15:47 福島県

 左:F13, 1/640s, ISO800
   2011.7.1,15:48 福島県


今年もキマダラに逢いに,専門家のK氏の計らいで福島の会津方面に向かいました。
当初の予報では曇・雨でしたが,現地では昼ごろから時折日差しがあり,風も弱く幸運でした。
いくつかのポイントを回りましたが,時期が早かったのか昼過ぎまでは
師匠のOnoさんが見つけた1頭のみでした。
具合よくヒメジョオンに横を向いて止まっていましたが,微妙に揺らす風があったので
多少のブレには目をつむるしかありません。
*     *     *
昼過ぎに着いたポイントで,オスがテリトリーを張りだすという午後3時半過ぎまで,
監視(?)をしながら待つことにしました。
日差しが強く気温もあるので,桐の葉陰に入っていてもかなりの体力を消耗しそうです。
この歳には応える状況ですが,そこは“期待度”が上回り,疲れを減じてくれます。

3時40分を過ぎたとき,最初の一頭が現れました。
ヒメジョオンとフキがまばらに生える草地の上をかなりのスピードで飛び回っています。
時折見失いますが,必ずといって良いほど戻ってきます。
フキの葉上に尻を向け静止しました。翅を斜めに開いたままです。

《 一脚の扱い 》
・・・やや遠目からレリーズしながら近づくのですが,
その前に一脚の足をあらかじめキマルリの止まっているフキの根元近くにそっと据え付けます。
そのとき,近づくにしたがってコサイン誤差により高さが変わるので,
近づいたときに必要な高さになるよう足の長さを調節しておきます。
私の一脚はレバーロック式なので手早く緩められます・・・。


ファインダーには,後翅のオレンジ斑とブルーが絶妙の対比で映し出されています。
これには感動しました。
これまで,キマルリの翅表をこんなにゆとりを持って見られるとは思いも寄らないのでなおさらでした。

そして,飛ばれる前に,徐々に慎重に左回りに移動,正面に回り込みます。50cm〜60cmまで寄りました。
テーマの顔はすぐのところにありますが,これ以上は下草が揺れて逃げられそうです。
翅をV字型に開いたカットを数枚収めました。

F22F戦闘機の離陸準備のようでなかなかカッコいい姿です。これはこれでOKでしょう・・・!




意外とすまし顔・・・初めて出逢ったチョウセンアカシジミ

 Nikon D90, tamron90mm macro
 左:F9, 1/200s, ISO400
 上:F10, 1/200s, ISO400
 2011.6.15, 新潟県

ピンが甘いからすまし顔に見えるのか・・・

まだ“ナマ”でお目にかかったことのない“チョウアカ”を探しに,新潟は三条燕ICに向かいました。
運転は,例によって何百キロ走っても疲れを見せないOno師匠です。

チョウアカは,岩手県・山形県・新潟県にのみ生息する,
しかも食樹の「デワノトネリコとその根元に草地がある」という特異な環境を好む超希少種です。
ウラキンシジミも同様な条件に生息するので,運がよければ二種にお目にかかれると期待して関越道を北上しました。
*     *     *
現地ではいくつかの候補地を見て回りましたが,一頭も現れません。
昼前に帰るつもりで,最後のポイントを,二手に別れあきらめ気味にを歩き始めました。
・・・・・ふと見ると,師匠が1mほどの高さの枝に向かってカメラを構えています。
どうやら,やっと姿を見せてくれたようです。まもなく私も,草地に制止しているオレンジ色の姿を見つけました。

近づいても飛び立つ気配を感じないので,羽化し立てかも知れません。
まったくの幸運遭遇(?)です・・・・・が,しかし日陰で,やや風があります。ファインダーの中の姿が揺れます。
D90には一脚をつけていましたが,地表から20cmも無いので役に立ちません。
濡れた草地に両ひじ両膝をついて,レンズ端から10cmほどまで近づきました。そのカットが上左の一枚です。
*     *     *
正面に回って撮影テーマとしている“顔”を狙いましたが,風の揺れで瞳の中心にピントを置くのは至難の業です。
おまけにあまり絞り込めず翅はかなりボケてしまいます。それでもしつこく20枚ほどシャッターを切りました。
---そんな楽しい苦労(?)の結果の一枚がこれ
(右上)です。

といっても,このカットに必ずしも満足していないので,,不満の解消は来年の出逢いに期待するほかありません。
それにしても,新潟は遠い・・・。




  オオルリシジミに逢った!

小振りで
 つぶらな瞳

柔らかい眼差し










撮影できたのは
偶然と幸運・・・



Nikon D90,
tamron90mm
(35ミリ換算135mm)

F9, 1/250s,
ISO400
2011.6.3, 9:18
長野県



初めての撮影・・・

『早朝4時過ぎに現地着』を目標に,一路,長野を目指しました。
初めてのオオルリ撮影ですので,“寝ず”の出発も何の苦にもなりません。
もっとも,ハンドルを握る小野さん(蝶の師匠)はどうか分かりませんが・・・
予報では晴れでしたが,県内に入るとガスが出ています。案の定,現地はキリで
気温も肌寒いほどです。11〜12度でしょうか。

念のため食草のクララを見てまわりましたが,気配がまったくありません。
同行いただいた専門家Kさんの話では,
「前日までが雨だったので,根元にもぐりこんだまま日差しが出るまで
上がってきそうもない・・・。晴れるまで待ちましょう。」とのお言葉です。

9時近くに明るくなり,心持ち気温も上がったように感じましたので,
カメラに一脚を持って探索を始めました。しばらくすると雲間から日が出てきました。
背中が汗ばむほどです。

クララが数株見える小さな土手を降りると,師匠が根元近くに一頭見つけました。
意外に白く見えます。羽化直後でしょうか。スゲ(?)の細い茎にじっとしています。
30cmぐらいのところからシャッターを切りながら,
レンズ端から10cmほどまで近づけました。
(気温が低めなのが幸いなのでしょう・・・。)

ファインダーいっぱいに入れると,閉じた翅の間にうっすらと瑠璃色が見られます。

F8ですが,ここまで近いと目の奥行きの中心にピンの芯を持っていくのは大変です。
動機と無理な体勢で踏ん張れず前後に揺れるので,
10枚切って1枚あればいいと割り切ってレリーズします。
欲を言えば,もう少し翅までピンをもっていきたいのですが,
もう一段絞るとシャッタースピードが1/160sになってしまうのでこれもあきらめました。
上は,そんな中での1枚です。
------------------------------------------------------------
右はオオルリの素顔です。ほかのシジミと比べると小振り(?)な目をしていると感じました。

Nikon D90, tamron90mm(135mm),F8, 1/200s, ISO400, 2011.6.3, 9:32 (左右トリミング)




霧雨に耐えて・・・
低温の中で辛抱 (?)する
ベニシジミ


オオルリを待つ間に撮影
(一脚を使用)






Nikon D90, tamron90mm,
F11, 1/320s, ISO400
2011.6.3, 9:04 (1/4をトリミング)




そんなにジロジロ見ないでくれ,生まれたばかりなんだから・・・

山形は,鮭川村のヒメギフチョウ・・・尾状突起がやけに短い!

連休の最後の土・日曜日に,新庄駅から車で西に30分,最上郡鮭川村に出かけました。
(今回は,GW時期や混みぐあいを考慮して,小野師匠の車でなく山形新幹線です)
この辺りはギフとヒメギフの混生地となっていて,両方をカメラにおさめられるとのお誘いに乗りました。
前日の金曜日(6日)に入り,7・8日と撮影の予定でしたが,土・日の天気予報が思わしくありません。
薄曇の中をいくつかのポイントで待ちましたが,2,3頭を見かけただけです。
雪が例年の倍以上積もったとのことで,発生が半月以上遅れているらしく半分諦めかけましたが,
午後,帰り際に最初のポイントをのぞいたところ,偶然にも羽化直後の1頭にめぐり合いました。
早速,“横顔狙い”で近づきやっと2カット撮影できました。
・・・というのも,第一発見者の師匠を含め,写真愛好会メンバーの数本のレンズが狙っていて,
私はそのおこぼれを頂戴する立場にあったから・・・であります。

*      *      *
顔の表情を知るために2/3段+補正をしましたが,その分,地色の薄黄色が白く飛び気味です。
(+1/3でもよかったでしょうが,でもこれはこれで良いでしょう?)

それより,尾状突起が異常に短くありませんか? おまけに少しとがっています。
それがこの辺りの特徴なのかどうかは地元の保護担当者に確認中です。

体背面の毛が少ないので♀にも見えますが,発生初期でもあり,識者のお見立てはいかがなものでしょうか?

Nikon D90, tamron90mm(135mm),F9, 1/250s, ISO400, +0.67補正, 2011.0507, 13:17 (トリミング50%)


後翅表面の拡大 (尾状突起の短さがよく分かる。下の写真からトリミング)

 翅を乾かす (上の“横顔”写真と同一個体)

 急斜面に肘を付いてシャッターを押しました。
 胸から頭部のピンが甘くなっています。
 フレーム一杯までの拡大ではピント合わせに苦労します・・・。
 
 

 Nikon D90, tamron90mm(135mm)
 F8, 1/640s, ISO400, -0.33補正
 
2011.0507, 13:53




もう一つの横顔・・・今年のスギタニルリシジミ

今年も 4月2日にいつものところで出逢いました。

今年は寒さが厳しかったので,去年と同じ時期に姿を見せてくれるか不安でしたが,
帰りかけのお昼ごろに2頭が沢の上から降りてきました。
数が少ないときは一箇所に落ち着かずに通り過ぎてしまうことが多いのですが,
1頭が湿った枯葉から吸水を始めました。
すかさず近づいて,そっと肘を突きながら数枚を撮影したうちの1枚がこれです。

(翅の表はその名のとおり瑠璃色に近いブルーですが,まず開いてくれません。飛んでいる姿を林道から眺めるだけです。)
Nikon D90, tamron90mm(135mm),F13, 1/640s, ISO800, 2011.4.2 秩父郡横瀬町



★ここからは2010

ウラナミシジミのつぶらな瞳

Nikon D90, tamron90mm(135mm),F10, 1/250s, ISO450, 2010.10.6 飯能市

少しすました大人の横顔という感じでしょうか。
*
ウラナミシジミは比較的ありふれた種ですが,探せば見つかるかというと,
そうもいえない不思議なチョウです。
飯能市と日高市にまたがる新興分譲地に生えたコセンダングサで吸蜜に夢中でした。

食草のクズが群生しているので,そこに発生したようです。
翌日に,所沢の散歩道でコセンダングサに来ているウラナミを見かけましたが,
翌週には影も形もありませんでした。



“すまし顔” のルーミスシジミ       


レンズ前面から約10cmのところ。沢岸の斜面に両ひじついて慎重に近づきました。
この後,もう少し寄りましたが,薄暗く この絞りではピントが出せない状態でした。
よく見ると,複眼の中に表翅と同様の青藍色がにじんでいます。
Nikon D90, tamron90mm(135mm),F7.1, 1/160s, ISO2800, 2010.9.5 千葉県


“ルーミスシジミ” リベンジ撮影記  
9月5日

先週の失敗を取り戻すべく,房総半島南部の沢へ向かいました。例によって,運転はすべてOno師匠です。
最近いろいろ教えていただいている専門家のK氏を都内に迎えに伺い,高速で一路木更津を目指しました。
 私にとっては初めての沢歩きを指導していただけるとのことで,数日前から装備などアレコレ思いをめぐらせました。
 長靴の頑丈さ,ヤマヒル対策の長袖,首周りのタオル,一脚は使えるか,薄暗い光量不足対策の露出,などなど。
+++++

 そんなこんなで用意を整え,沢へ下りて歩き始めたとたんに,
K氏が「写真が取れそうなところに一頭止まっているヨ・・・」と教えてくれました。
 沢の上に張り出した葉先に灰色模様の裏翅が見えます。勇んで1m程度まで慎重に近づくと,
高さは目線よりやや下で申し分ないのですが,静止している葉の下は長靴では入れない深さの水溜りで,それ以上近づけず,
小さな姿を納めるだけになりました。・・・下左の2枚




沢に下りて最初に撮ったルーミス。
ここではこれ以上近づけませんでした。
下は同じ個体。隣の葉に飛び移ってこちらを向いてくれた。


上:F8, 1/125s, ISO400, ストロボ(内蔵1/64) 10:25
下: F6.3, 1/160s, ISO1600, 10:30
右: F7.1, 1/160s  ISO2200, 12:15


上流に移動

12時を過ぎたころです。両岸の下草や,目線の高さに張り出した枝先を,目をスキャナーのようになめまわしていると・・・・・いました!
岸の壁,沢の流れから3mくらい上です。芽生えたばかりの葉の上に小振りの姿があります。
 けっこうな急斜面なのでまっすぐ登れず,脇から斜めに近づこうと目を離したら,目印を決めていなかったのでとたんに見失ってしまいました。
ただ飛んだ気配がないので,必ずいるはずだと,およそ1m四方の斜面をまたまたスキャンして探しました。
 ・・・見つかりました。今度は目を離さずに何とか50cm程度まで近づきます。
一脚をつけたまんまのカメラでシャッターを切りながら近寄ります。飛び立つ気配がありません。
岸の壁面と平行に止まっているので横顔を徐々にクローズアップします。レンズから10cm以内を目指します。
 薄暗いのでファインダーが見にくい。汗が両ほほを流れて,メガネが曇りそうになります。
 そんな思いをして切り取ったのがこれです
・・・トップの写真
次は正面。左側から回り込んで目線がルーミスと同じ高さまで,慎重に・・・這い上がりました。
地面から数センチの高さにいるので,左腕を斜面に張り付け寝そべります。こうなると一脚が邪魔ですが,
はずす余裕もなく重石の替わりにつけたままにします。
 この写真はマクロ撮影なので,被写界深度が顔の大きさ程度しかなく,
アゴから上に突き出ている毛束や触覚にピントが来ないのが残念です。・・・上右の写真■
こうして見ると,横顔の印象とは打って変わってグロテスクにさえ見えます。
 唯一の発見は,目の奥に薄いブルーの輝きがあることです。まるでコンタクトレンズをしているかのように感じました・・・。




 つまらない顔(?)ですが,私はだれでしょう・・・

Nikon D90, tamron90(135)mm,F10, 1/200s, ISO400 2010.7.31, 11:25 (85%トリミング) 長野県

先週の成果?

初めてのオオゴマシジミに逢いに“4時起き”で出かけました。
目指すは長野県下水内郡(シモミノチグン)秋山郷。
関越道から直接向かえないので新潟県津南町から入りました。
なにしろ,見たことも,採集したことも,ましてやファインダーで
覗いたこともない未知の蝶で,期待は高まります。
ところが,オオゴマに出会えて感激したところまではいいのですが,
止まりそうで止まりません。沢筋のどこからともなく現れて,目の前を
通り過ぎていきます。
*  *
というわけで,手ぶらで帰るわけにはいかないので,ヒヨドリバナに
ウジャウジャいた,サカハチチョウを撮らせて・・・いただきました。
こうしてみると,一見だけでは「どちらさま」か分からない顔が
(といっても同じ“科”内だと思うのですが・・)
多いのではないかと素人なりに思いました。
*  *
今度,顔がある程度そろったらクイズでも考えましょう・・・。

 →上の顔はサカハチチョウ(夏型)でした。
裏翅のこの模様は3番目ぐらいに好きなデザインです。
tamron90(135)mm, F10, 1/250s


 7/10       いつ見ても このブルーには魅せられます・・・
 ジョウザンミドリシジミ Nikon D90, tamron90(135)mm,F6.3, 1/320s, ISO400 2010.7.10, 9:46 磐梯山麓(85%トリミング)

 キマダラルリツバメ(キマルリ)とゼフィルスの顔写真を求めて,一泊二日の計画で会津へ向かいました。
天気はまあまあの予報で,一日目は曇りのち晴れ,二日目は曇り午後小雨でした。
 今回は蝶の観察・採集地の開拓数十年という専門家のアドバイスをいただけたので,正直なところ,
昔の遠足前の小学生のように数日前から胸躍らせていました。
そこまではいいのですが,それにしても福島は遠い!
目的地は磐梯山麓と奥会津,川越ICから近場のポイントまで4時間かかりました。

ゼフィルスに,顔のクローズアップまで近づくことは容易ではないのですが,
今回は林道が短い九十九折りになっていたので,下から上がってくる彼ら(♂)が,道脇のススキやシダに止まってくれました。
ただし,10cm程度まで近づくには,落ち着きのある個体を探す必要があります。
幸い,逃げられてもオオミドリシジミやジョウザンミドリシジミ,エゾミドリシジミが次々にやってくるので,
悲壮感(?)なく待つことができました。
**
写真のように止まっている翅の色も,見る角度によって微妙に変化して楽しませてくれますが,
飛び回っているときのきらめきも捨てがたく感じます。何頭もの乱舞を目にすると日常では経験できない感覚なので,
清涼感,高揚感,不思議な期待感が入り混じった世界に飛び込んだようです。少しおおげさですが・・・。

  初めて撮影したキマダラルリツバメ!

 
90(135)mm, F9.0, 1/400s, ISO400 2010.7.10, 15:26
福島県 (83%トリミング)
 
90(135)mm, F7.1, 1/200s, ISO400
2010.7.11, 15:04 福島県

(発生末期なのか,少し翅がスレています),

キマルリは6月下旬から7月上旬のわずかな2,3週間に発生する希少種です。
それに加えて発生地も局地的なので,私は,数年前までは“お目にかかれる”ことすらあきらめかけていました。
今回は,(蝶の)師匠の T.Onoさんの勧めと,先の専門家の助言もあり,初のご対面とあわよくば顔クローズアップも・・・
と内心目論んでいました。
発生も末期だったのか数も少なく,現地でカメラと一脚を手に数時間立ちっぱなしでしたが,
待った甲斐があり,時折小雨が落ちる中,かなり近づくことができました。
テーマの顔を撮りたかったのですが,何度も飛び立って戻ってきても顔を向こうにして止まるので,
今回は顔をあきらめました(反対側に回れるポジションが取れませんでした)。

左は一日目,ヒメジョオンの花にきたメス。
先の専門家によれば,後翅のオレンジ斑が黄白色になったシマウマ型という変異型だそうです。
ついでに記すと,この1枚をきった次の瞬間,人間の“変異型”のオジさんのネットが突然振られて,横取りされてしまいました。

右は,翅を開いてくれたテリトリーを張るオスです。
このキマルリの後姿は最後のカットで,ここまでのアップの前には,近づきながら60枚程度シャッターを押しました。
後翅のオレンジと尾状突起までピンが来ていませんが,マクロのF7.1でこの角度ではまず無理なのです。
このオスはかなり飛び回っていたのでしょう,翅のスレがけっこうあります。発生の終わりなので仕方がありません。
来年は,このオレンジ斑を写し取れるよう今から期待しているところです。
 

6/6



えもいわれぬオレンジ色のデザイン
アカシジミ Nikon D90, tamron90mm,F8.0, 1/200s, ISO400 2010.6.6, 8:14 狭山市堀兼(トリミング)

日曜日も師匠と現地集合で狭山市のいつもの森に向かいました。これで3週連続の訪問です。
このところ昼夜間の別なく気温が低く,前週,前々週とも,シーズンの先陣を切るゼフにはお目にかかれませんでした。
前々週は,わずかに1頭アカシジミが梢を舞う姿を目に留めましたが,他にはミスジチョウ,イチモンジチョウと,
(これはかなり珍しいのですが)白い春型のアカボシゴマダラだけです。
ただ,アカボシが食樹のエノキの上空を滑空する姿は,優雅ではありました。

森には,師匠と約束した予定より早く着いたので,まずはコナラ,クヌギの林縁を見上げ,オレンジ色の “チラチラ”を探しました・・・。
気配がありません。クリの花は日当たりのいい木の樹頭でわずかに開いている程度で,満開までにはまだ十日はかかりそうです。
そこで若木の枝から葉裏を意識して慎重に目を移していくと,いました,いました・・・
ウラナミアカシジミです。普通,ウラナミはアカシジミから1〜2週遅れで発生しますが,
今年はどうやらアカと同時に孵ったのではないでしょうか。早速,一脚をつけたD90を構えて近づきました。
ところが,意地悪なことに葉が重なり合っていて,レンズを向けられるコースがありません。
何もすることが無いのでじっと見ていると,閉じた前翅をわずかに上下にこすり合わせながら,方向を変えています。
翅のずれから内側の表翅がわずかに見えます。先端に黒い帯が見えるのでメスと分かりました。
普通,オスが先に生まれてメスを待ち構えますが,もうメスが出ているようです。
・ ・ ・ ・ ・
このままでは仕方がないので,ウラナミには災難でしょうが,手を近付けて別の枝に場所替えを促してみました。
ところが,狙い通りに飛び立ったのはいいのですが,またまた意地悪なことにレンズが届かない高みに消えていってしまいました。

慎重に,ゆっくりサーチしながら歩いていくと,あちらこちらに数頭が見つかりました。皆ウラナミです。アカはどうしたのでしょう?
林縁の角に近づいたところで一分咲きのクリの梢から一頭がひらひらと降りてきました。目で追いながら止まった枝に近づくと,
1mぐらいのところで飛ばれてしまいます。羽化からだいぶ経っているのでしょう。敏感です。
ああいう「さすらい一匹狼的」なヤツは落ち着きがなく,まずシャッターを押させてくれません。

そこで,引き返しながら丁寧に見ていくと,アカがけっこう見つかりました。戻りの道はほぼ順光ですので,見つけやすかったと思います。
逆光のときは緑色の葉の中に一部が枯れた茶色(下の写真)が明るく目立つので,瞬間的に見間違うことが多く,
注意深さが必要でした。


と,そのとき,“春の新葉の色の中に,オレンジ色は目立ち過ぎではないか” と
不思議に思っていたことの答えが出たように感じました。
コナラの若木には意外に部分枯れや枯葉の残骸が引っ掛かって残っています。
このような説や話を聞いたことがないので,どうだろうか・・・と蝶の師匠に話したところ,「擬態とまでは言えないョ」と軽くあしらわれました。
おもしろくありませんので,調べてみることにします・・・ 
 


5/9

 


暖まった枯葉で
翅を休める
ヒメギフチョウ

目も顔も黒くて表情が分からん!?

回りに仲間がいて,落ち着いてないと,ここまで寄らせてくれない…




Nikon D90
tamron90mm
F13, 1/160s,
ISO400
2010.5.9, 13:04
佐久市


◆ ヒメギフ撮影記 ◆
いつもどおり,今年も長野県は佐久市に(蝶の)師匠の車で出かけました。
道すがら,車からは桜の散りぐあい,林道では気温を肌で感じながら,
唐松の芽吹き,スミレの花の開き具合で発生時期のタイミングを計ります。
ゆるい上りの林道を20分ほど行ったところで,ヒメギフとすれ違いました。陽だまりに止まっていたのでしょうか,
突然現れて雑木林の右斜面を上って行きました。・・・途中,越冬のキベリタテハにも何回か出逢いました。
いつもの場所は,そこからまだ1時間以上のところにあります。
それほどきつくないアップダウンですが,このところ腹筋・背筋が急に衰えてしまい休み休みの行軍?です。
ですが現金なもので,時折ヒメギフが登場すると,追い掛け回して「近くの花に止まれ」と念じたりします。
途中,林道の踊り場のようなカーブに,まだ花びらの小さなスミレが群生しているところがあり,
よくよく見ると数頭が吸蜜していました。
午前中の斜光が当たっているので,位置取りが厄介ですが,師匠と数カットは撮ったでしょうか。
“ここは来年以降,新しいポイントになるかもしれない”とうなづき会いました。
*     *     *
目的の場所に着いたとたん,様相が少し変わっていることに気づきました。
山側の斜面にスミレがほとんど無くなっています。2年も経っているので仕方がないとは思いますが・・・。
しかし,谷側のやや広くなった林道に沿ってはまだ群落が残っていました。ヒメギフが数頭飛んでいます。
早速,カメラを構えて近づきます。夢中になって吸っているので,意外に逃げません。
スミレの花が扁平で,うまく全体が取れた一枚が(師匠の)この写真です。
私はとにかく顔狙いで,正面にそっと近づきますが,どうしても花びらに顔が隠れてしまいます。
あきらめかけていると,枯葉の上に止まった一頭を見つけました。
回り込んで,両肘をつきそうっとレンズを近づけてシャッターを押した一枚がこのアップです。
レンズ端から10cm強まで寄らせてくれました。
*     *     *
この日は発生の最盛期に近かったのでしょう,逃げられても数分も待てば次々に現れるという恵まれた撮影条件でした。
そんなわけで,昼飯のお握りをほおばりながら飛ぶ様をじっくり眺められるという至福の時間を過ごしました。
*     *     *
撮影の合間にウスバサイシンの葉裏を丹念にめくると,数個所で卵を見つけました。
報告写真がこちらです。来年も期待できそうです・・・。



4/10

 
スギタニルリシジミの集団給水 “ここはオレの場所だ!”・・・・・・・・・・・・・・今年の“初撮影記” 

今年もさまざまな顔に出逢えるシーズンが巡ってきました。
桜とカタクリが花開くこの時期から,山里にはスギタニ,コツバメ,次いでギフ,ヒメギフが舞い始めます
そこで今シーズンの初撮りは,毎度のことながら秩父のスギタニで決まりです。
 寒暖の差が日ごとに変わる今年は,発生時期がどの程度ずれるか難しい読みがいるかと思っていましたが,
(私の蝶の)師匠であるT. Ono氏が,先週すでに確かめに行ったとのこと。さすがは・・・と驚きましたが,
やっぱり “よくやるヨ!”でしょう? まあ,他人のことは言えませんが・・・。
師匠によると,その日は一頭も見かけなかったとのことですので,撮影・採集行は今週に(期待するということで)決まりました。
 *
待ち合わせの狭山は朝のうちは曇っていましたが,林道に入る前には日差しが暑く感じられるほどになりました。
 小さな橋の手前で車を降りると,すぐに数頭が足元を横切りました。どうやら多産の年のようです。
よく見ると,橋の上の湿った落ち葉や枯れ枝に数等ずつの集団ができていました。スギタニのこんな吸水を見るのは初めてです。
1mぐらいに近づいても飛び立ちません。こちらからは逆光ですので反対側に回ることにしましたが,
それには二つの集団の間,1mくらいでしょうか・・を通ることになります。
そろりそろりと歩いて無事に順光側に回れましたが,50cmまで近づき肘をついたところで飛び立たれてしまいました。
落ち着けば戻ってくると思い,腹ばいになってそのまま静かに待ったところ,次々に同じ場所に帰って来ました。
マクロの最短距離までににじり寄ってシャッターを押した1枚がこの写真。左の尻を向けているのを加えて5頭がいます。

裏翅が灰白色ですので地味なシジミですが,表は名前のとおりにきれいなブルーです。その色が閉じた表翅の間から
わずかに見えています(左から2頭目と下の1頭)。足元や沢筋を数頭が飛翔するところを見ると,
そのブルーがキラキラして幸せな気分(大げさか?)になります。

Nikon D90, tamron90mm macro, F14,1/200s,ストロボ, ISO400 2010.4.10 11:10 秩父郡横瀬町

 
 
コガネネコノメソウで吸蜜

 橋の上で撮影を終え,先に上っていった師匠に追いつくと,吸蜜の写真が撮れたとのこと。
 スギタニが花に来ることは少ないと思いますが,この沢にはコガネネコノメソウの黄色い小さな花があちこちに咲いていたので,そこに止まっているようです(この花は,ネットで調べると「山地の谷川などの陰湿地に生える多年草で,黄色い花びらのように見えるのはガク」とのこと)。
 そこで花の塊を順に探してみますが,個体が小さいのでなかなか見つかりません。沢岸や上流からちらちらと降りてくるのを追ってみても,ほとんどは花に見向きもしません。
 理由は分かりませんが,師匠によると,花に止まる個体とそうでないさすらい(?)個体がいるようです。
 
 Nikon D90, tamron90mm, F11, 1/640s, ISO400 2010.4.10 12:21 

 いくつかの花の塊の脇で待つことにしました。20分近く経ったころでしょうか,1頭が花に止まりました。
周りに花茎が多くアップには向かない位置です。
 とりあえず何枚かシャッターを切っていると,ハエが来てスギタニを追い立てました。
おかげさまで少し離れた単独に近い株に止まってくれました。 慎重に近づいて,
顔を狙った1枚がこの写真です。ほかのシジミ系に比べて,複眼が縦に長いことが分かりました。

 
上の吸水カットはこんな格好で(師匠撮影)

 ここからは2009


  コムラサキの素顔 目が黒くないと何となく違和感が・・・




 薄曇りの空の下,狭山市の林縁を歩いていると,小型のコムラサキがエノキの葉上にじっとしていました。
 逃げないので,前足先に恐る恐る触れてみると,数歩ほど動いて飛び立つ気配がありません。
 羽化直後か,それともやつれ果てた(?)姿なのか・・・。翅が無傷なので多分前者でしょう

 この蝶にここまで近づけることは滅多にありませんので,テーマの“顔” を撮るまたとないチャンスでした。
 最短撮影距離の30cm近くまで近づいて正面から立て続けにシャッターを押したのですが,体が揺れて,狙いどころにピントをもっていくのに苦労しました。 この日はあいにく,一脚を持ってきていませんでした・・・。

 そんなわけで,50枚近いカットから,画像ソフトで1枚1枚確認して取り出せたのは,この写真を含めて3枚でした。

F5.6,1/125s

 コムラサキの特徴は,オスの表翅に現れる
薄紫色の幻光です(翅の間の奥に見える)。
(ピントが来ていないのは手ブレと風です。
翅の表が見えるのはこのカットだけでした)
  
飛んでいるときは分かりませんが,
こうして見ると,目の玉はヒョウモン類と
同様の薄緑色です。
見慣れているシジミ類の黒目からすると
変な感じ,可愛さもいま一つです。
この色の違いは何からくるのでしょうか。
花の色や景色も違って見えるのでしょうか。

F5.6, 1/160s



◆私は専門家ではないので
よく分かりませんが,
例えば,タテハチョウ科やマダラチョウ科の目は
生きているときは薄緑やオレンジ色です。
標本にすると黒ずんでくるのは,
何がしかの化学変化でしょうか・・・?。

この日は偶然の出会いでした。
蝶の顔をテーマにしている私には,幸運の女神がときどき宿る(宿っていただける?)と思います。
マクロレンズによるクローズアップは,少なくとも彼または彼女の50cm以内に入らなければなりません。
そんな機会は,羽化直後か,夢中で吸蜜・吸水しているときか,
その場所に仲間が群れていて安心しきっているときかと思います。

そして,入れたとしても,アップはアップなりの難しさがあります。
上の写真では,複眼の奥行きが2mm程度,90mm(135mm)レンズを使うと,F5.6ではピントの合う範囲が前後約3mmです。
(シャッタースピードを1/125秒以下にしないために) F5.6以上に絞れない明るさでしたので,
これはもうしょうがないと思うほかありません・・・。

◆共通データ : Nikon D90, tamron90mm(135mm)マクロ,絞り優先AE,マニュアルフォーカス,2009.9.22 狭山市



  羽化直後のアカボシゴマダラ・・・
    
   ↑ これが抜け殻!

  
午後2時過ぎに,羽化したばかりで翅がちょうど伸びきったアカボシを見つけました。地面から1m程度の高さです。
 殻にぶら下がっていましたが,一脚にカメラをセットしている間に彼女(と思います)が歩き出しました。
 ときどき翅を開いたり,その場で回り始めたりで,なかなか落ち着いてくれませんでした。




 こんな機会は,これからはまず無いだろうと思いながら,テーマの“顔”を狙った一枚がこれ
 この位置からでは,顔というより“頭”というべきでしょうか? 

 アカボシの顔(頭?)を見るのは初めてではありましたが,黄色い口吻とオレンジ色の複眼には少し驚きました。ヒョウモン系の薄緑色の目を見たときもそうでしたが,それ以上の雰囲気を感じました。

 この日は,時折,榎の小枝がゆらぐ程度の風がありました・・・。それを避ける間もファインダーを覗き続けたので,腹筋・背筋が弱りつつある身にはかなりのエネルギー消費でしたが,シャッターボタンに指がかかっているときはそんなことは忘れていたと思います。滅多に無い経験でした。


★3枚のデータ
 ・抜け殻: F6.3,1/200s
 ・翅裏: F6.3,1/160s
 ・顔(頭): F6.3,1/80s
 (共通:D90,90mmマクロ 2009.9.13 狭山市)


 
 
   



   

 
超普通種!

 
ヤマトシジミ

庭のニラの花で吸蜜に夢中・・・



Nikon D90の初撮りと言える1枚。
6月下旬に購入してから2個月もかかってしまいました。

 tamron90mmマクロ
 F9,1/640s
 2009.9.5 10:27 所沢市



 多少トリミングしていますが,マクロ90mm(135mm)でここまで近づくと,F9では被写界深度はわずか4mm程度。一脚を使っても40枚のうち見られるのは3,4枚(下の写真など)でした・・・。

 D90を6月下旬にインターネットで手に入れましたが,天候の不運(土日雨模様)と野暮用でシャッターを切る機会がほとんどありませんでした。6月末に新潟三条市へオオヒカゲとミドリシジミを目当てに出かけましたが,ミドリは空振り,オオヒカゲは暗がりで満足できる絵がありませんでした。
 そんなこんなで,D90の初撮りは上海の日食ということになってしまいました。日食の撮影もこれまた天候に恵まれずかろうじての記録です。
 というわけでヤマトシジミは窮余の一写(?)でした。
 
 
やや正面から見るとこんな顔。

もう少し表情が分かる角度から
撮れるとよかったのですが・・・ 


D90,tamron90mm,
F11,1/320s,
2009.9.5 10:25 自宅の庭で
 


   
 

ことしのアカシジミウラナミアカシジミ
 いよいよゼフィルスと逢える・・・・・。この歳にして恥ずかしながらウキウキしてきます。
早速,5月23日の土曜に赤坂の森を訪ねました。
今年は1週間から10日は早く出るのではないかと予想していましたが,一見して姿が見えません。
しばらく栗の花の状況を見回していると,オレンジ色の花びらがいくつか梢から降りてきました。
よく見るとほとんどがウラナミアカシジミです。アカシジミのほうが早く発生するはずですが,
これはどうしたことなのでしょうか。コナラもクヌギも半々ぐらいあるので,この森の特徴なのでしょうか・・・?





羽化に失敗?
(後翅が曲がった異常型)

コナラの葉上のウラナミアカシジミ
後翅の外縁側が手前に
折れているのがお分かりでしょうか・・・。
奥に表のオレンジ色が覗いています。




Nikon D70,タムロン90(135)mm, F8, 1/100s
 2009.5.23 9:10 狭山市「赤坂の森」

 植林されたコナラの若木に,ウラナミアカが妙な動きをしていました。
左の後翅外縁の半分が裏側に折れています。尾状突起もきれいで羽化直後のようですが,硬化に失敗したのでしょうか・・・。

・・・いつものマクロレンズで撮った一枚がこれ。1/2倍程度のオリジナルを7割程度にトリミングしています。
翅の変形が分かるようにいくつかの方向からシャッターを押しましたが,
モノにできたのは1,2枚でした。
この日は微風だったにもかかわらず葉はけっこう揺れて,この程度の拡大倍率になると,
ピント合わせはかなりつらくなりました。
少し近づくとフラフラと舞い上がり,やっとの思いで成木の梢に上がっていきました。
大丈夫でしょうか・・・。


こちらは
アカシジミの顔

モヒカン刈り?
が似合う

・・・頭の上から後にかけて,オレンジ色の髪の毛のような,帽子があるのが見えます。
(この帽子はウラナミアカにもあります)





Nikon D70,
タムロン90(135)mm,
F7.1, 1/500s
2009.5.27 7:59
「赤坂の森」


ウラナミアカを撮影した4日後,27日の朝にまた赤坂の森を訪ねました。
(23日は両シジミが好む栗の花のつぼみは堅く,開花まではまだしばらくかかりそうだった。)
この日は,この前にはほとんど見かけなかったアカシジミがかなり増えていました。
いつものようにコナラの若木を探していくと,ちょうど顔の高さに静止している1頭を見つけました。
ただし,木の中側にいるので,前の葉が邪魔です。
しかたがありません。少し背伸びをして,足元が見える高さを確保しました。
カメラを 「一脚」に据え付けているとはいえ,風はある,足元は不安定なので,ファインダーの像が揺れます。
幸い,光が回っているので 1/500秒を確保できましたが,等倍に近いので F7でもピントの合う範囲は
頭一つの幅もありません。16枚のカットうち見られるのは2枚でした。
(17枚目は近づきすぎたのかファインダーから消えてしまいました・・・)
キベリには悪いけれど,浮浪者の顔のようだ・・・

このところ雨が多かった。特に土曜・休日はほぼ全滅に近かった。ほとんどカメラとネットを手にしていない。
例の蝶の師匠にも,欲求不満気味だとぼやいていた。
----前日の土曜まで雨だった8月31日,多少の不安があったが,
晴れ間を信じて甲州市の一之瀬高原に向かった。
「日差しが見込めそうに無い・・・」と言いたそうな師匠を無理やり引っ張り出した気もする。
その執念(?)が通じたのか,ポイントに近づく山道をあがるころには晴れ間が広がってきた。
幾重ものS字カーブが続く。片側が土砂崩れ防護壁のコンクリートに目を凝らしながら,ゆっくり流す・・・。
黄の縁取りにあずき色の翅が見えた。コンクリ壁のところどころに開いて止まっている。
気温がまだ低いからだろう。日当たりのよい谷側が少し開けたカーブに多い。

ところが!・・・・勇んで撮影したのはいいが,測光設定をミスって・・・・この先は,できれば触れたくない。
何とか補正で救い出したのがこの一枚。 失敗の理由は,いずれ編集後記に反省として残すことにしたい。


Nikon D70, tamron90mm(135mm)
F8, 1/60s, 2008.8.31 一之瀬高原 (トリミング)

[狙いどおりの一枚]

“すまし顔”・・・というか,何してるの?
と聞かれているよう……


この日は朝早くから日差しが入っていた。
朝食時(私の)の気温が低かったので,上がるのは昼近く11時ごろと思っていた。
このところ,土・日は天気が悪かったので,先週から師匠T.Ono氏と,晴れたら近場の森でアカとウラナミアカの撮影をしようと打ち合わせをしていた。
10時ごろに出掛けるつもりでいたら,9時半前にもう現地にいると電話があった。
あわてて駆けつけると,師匠はもうかなりの枚数のシャッターを切っていた。
(コノヤロー・・・)

例年,5月下旬は低地ではアカシジミの最盛期を迎えるのだが,この2,3週は晴れ間が平日に多いめぐり合わせとなって,去年のようにはいかなかった。
(去年は,栗の花のピークとアカの盛期,天気[気温]がぴたりと重なっていた。)

師匠によれば,アカはもう終わりで “すれ”ばかりとのこと。
「ウラナミアカは,植林したクヌギの若木を探せばまだ見つかるはず」 の一言を頼りに一本一本探して歩く。数メートルの間隔で植えられた高さが1.5mに満たない若木を 「必ずいる」との信念で,木の周りを回りながら丁寧に見ていく。

どこにもいない−−。あと数本で植林帯が終わる。
「いた!」
 1mぐらいの高さの日当たりのいい葉の上でじっとしている。まだ羽化したばかりかもしれない。
ピントを合わせながら,2〜3枚の連写をする。あっという間に40枚がメモリーに入った。そのうちの一枚がこれ!


F13, 1/250s 2008.6.1 狭山市
● 何やら老人風の面構え

この“あごひげ” のようなものは何?
ダイミョウセセリは林地に普通に見られる蝶で,ふだんは見向きもしない・・・。土曜日の朝,狭山市の森にアカシジミを探したが,
満開を過ぎたエゴノキの梢(10mほど上空)に,わずかにオレンジ色が舞っているだけで,撮影はおろかネットも全く届かなかった。
下に止まっている個体がいないか探しているときに,偶然出会ったのがこのオッサンのようなやつ。
というわけで,下のキベリタテハ同様,悔し紛れの一枚。
でも編集しながら何度も見ていると,なかなか味のある顔だと思えてくるから不思議・・・。2本の前足を上げて構えているところは
ゼフのテリトリー監視体勢と同様だ。撮影してみて初めて発見した。
D70, タムロン90(135)mm,F8.0, 1/160s,  2008.5.24, 8:59 狭山市



あまり可愛げの
ない?
ギフチョウの顔


目も顔も黒いので
表情が
よく分からない



最初に舞い降りた個体
Nikon D70
タムロン90(135)mm,
F11, 1/400s
2008.4,20, 9:48,
小千谷市

(40%トリミング)


枯葉に舞い降りた。

気温が低く,カタクリやスミレの
花がまだ開かないので
吸蜜できるまでには
まだ少しかかる。

薄日に翅を当て体温を上げようと
しているのだろうけれど,
カメラを構えて近づくと
すぐに飛び立ってしまう。

こんな枯葉・枯れ枝が
山道や林に囲まれた少し開けた
あたり一面に敷きつめられている。

上のほうの少し色の濃い部分は
まだ少し湿っている。

F11, 1/800s, -2/3EV
20084.20,9:50

 ◆今回の撮影行
 6時半過ぎに,蝶の師匠のT.Ono氏の車で,関越道を小千谷へ向かう。
 関東平野は晴れていて,前日の大暴れ低気圧がチリを落としていってくれたせいか,山の端がくっきりしている。右に赤城,左に榛名,奥には浅間が顔をだしている。こんなことはめったにないと師匠とうなづいた。
 期待できそうだと思っていたが,トンネルを抜けると本曇りでガッカリである。魚沼市を抜けるころになってやっと雲の切れ間が見えるようになり,多少ガッカリ度が緩んだ。
 小千谷ICからポイントに向かうが日差しは全くなし。半乾きの枯葉を踏みながらうろうろギフを探すが,こんな気温では無理もなく,飛ぶ気配がない。師匠と二人で曇り空を仰ぎながらため息をついていると,ところどころに青空が透けて見えるスポットが出てきた。雲は不思議に南東から北西に流れている。
 カタクリは盛りを過ぎているように見える。花びらが皆垂れ下がっている。スミレは七,八部咲きといったところ。
 着いてから30〜40分経ったころから青空がのぞくようになり,しばらくすると時々日が差して来た。もうしばらくすると気温も上がり姿が拝めるかと待ち構える・・。
 すると,やっと来ました!杉の木の上から開けたくぼ地に舞い降りてきて,師匠の近くの枯葉に止まった。師匠がシャッターを切る。体温が上がっていないのか,じっとしていてくれる。師匠のおこぼれ(?)を正面から押さえたのが,トップの顔写真。もっとアップで・・・と近づいたら逃げられてしまった。正面はこの1枚限りでした。
 しばらくすると数頭が現れたので,カメラを構えて追いかけまわす。気温が上がってきたせいかなかなか落ち着いてくれない。
 ギフの黄色を出すには1/3程度絞ったほうがいいとプロに聞いていたので,その後は補正をかけて枯葉に止まる姿を何枚か抑えたが,どうやら補正を間違えたらしく,露出不足になってしまった。つまり胴体の黒がつぶれ気味で,レタッチをしないと綺麗に出ないという結果と相成った次第。補正の失敗に加え,雲が流れて日差しにむらがあるので,露光がかなり難しかった・・・というのが弁解。

 気温が上がり,カタクリ,スミレが全開になった。ギフが落ち着かなく,カメラを持って追いかけてもらちが明かないので,適当な花に狙いを定め置きピンで待ったが,すべて失敗だった。
 その後,20〜30分来ない時間があり,じっと待っていると,かさ・・かさ・・と音がする。耳を澄まして音の元を探すと,それは何と枯葉が乾いていくときに,葉がゆがんで動く音でした。初めての経験をしました。




本人の好きな1枚
2004

メスアカミドリシジミ

これからテリトリー監視
準備態勢に入る
ここまで近寄れたのは,
同じ葉に舞い戻ると信じて
ひたすら待ったおかげ(?)
よく見ると
体毛に日光が回折して
虹色が生まれている・・・

(Nikon D70の初撮影)
タムロン90mmマクロ
(35mm換算f135mm=以下同様)
F5.6, 1/800s,絞り優先AE,
2004.07.11 15:02:59,榛名山

蝶の印象・・・・・
                
ヒメギフ:自宅で羽化
2007.4.1
狭山市のアカシジミ
2007.5.27
ツマグロヒョウモン
??
ヒメシジミのペア
2006.7.9
クロツバメシジミ
2006.8.15
ミヤマシジミ
2005.8.15
黄色条線が発達した
ベニヒカゲ 2004.8
メスアカミドリシジミ
2004.7.11
メスアカミドリの横顔
2004.7.3
吸水する
アイノミドリシジミ
そろって吸水する
ヒメシロチョウ 2004.8
ヒメ シジミ♀?
2004.7.11
スジボソヤマキチョウ
2003.8.23
オオムラサキの求愛
2002.8.10
キベリタテハ3態へ
リンク
高山蝶ベニヒカゲ♀
2003.8.23
クジャクチョウ
2003.9.7
テリトリーを張る
メスアカ 2004.7

 <立ち読み用>
 『チョウに見放されたら文明は終わりだ』から ☆対談  奥本大三郎 日本昆虫協会会長・埼玉大学教授・仏文学者)
 
茅 野  實日本昆虫協会長野支部長・八十二銀行頭取)


My profile
 名前  TAKAI,YUKIO
      高井由喜雄
 年齢  ついに60歳を迎えて
      しまいました・・・
       (2008.7現在)

 性別  ♂
 住まい 所沢市
 職業  
ホームページへ

 カメラ:Nikon D90,D70,tamron macro90mm
      同18-270mmズーム(手振れ補正付き)
 PCHP v7380+20.1”ワイドTFT
     (Core2 QUAD Q6600),2GB,HDD500GB
     これで10万円台前半でした。2008の3月
     初めにほとんど衝動買いです。
    :EPSON DIRECT NT2700 (15”TFT)
     (Pentium M715,1.5GHz),512MB,30GB
 ほか:HDD(250MB),EPSON PX-G5300

  見上げれば、 星空
  眺めれば、蝶が飛ぶ自然・・・
  “地球人”を意識することは
   ありませんか?

  仕事がお忙しい方、 煩悩を
  お抱えの方・・・
   意識をリセットしては
     いかがでしょう・・・。

 

  更新のつぶやき
・・・数年前から“蝶の顔”がテーマになりました・・・。
ページのどこにも表明しておりませんが,今年はこれをキッチリ捕えたいとの思いを強くしています。
とはいいましても,そう簡単には都合よく顔を見せてくれませんので,
こちらからどれだけ “お近づき” になれるかどうかが勝負となるでしょう・・・。

  ご感想・助言をいただけますと幸いです。
恐れ入りますが,スパム(迷惑)メール防止のため,
次のアカウント(y.takai@)とドメイン(kke.biglobe.ne.jp)をつなげたアドレスにメールをいただけますでしょうか。
y.takai@  kke.biglobe.ne.jp
お手数ですが,よろしくお願いいたします。


編集後

2011.11.6 暖かい地方とは言え,「撮影がこの時期にできることは“幸せなこと”と言わなければいけない」とOno師匠から言われた。確かにそう思います。現地でご指導いただいた専門家の方にも感謝したいと思います。
 このクロコノマチョウは私にとってもめずらしく,これまであまり撮影欲が湧かない対象でした・・・。まして関心のない方は “蛾” だと思うでしょうし,生涯目にしない人がほとんどでしょう。そんな蝶に1回の撮影行で出逢え,たった1枚といえども正面から撮れたことは幸運にも恵まれたといえるわけです。
 贅沢を言ってはいけませんが,次回(来年?)は顔のクローズアップをモノにする!と今から撮影イメージを描いています。

2011.10.22 今年の2月初め,蝶の生態と写真をテーマにした著書をお持ちの中嶋正人さんに,蝶の写真好きの方が集まるので来ませんか?・・・と誘われてファーブル昆虫館(東京・千駄木)に伺いました。
 地上4階地下1階の同館は,展示スペース(壁)が1階と地下1階にあります。そこで,そのスペースに写真(ユニークな自信作?)を展示して,来館する子どもたちや同好の士にご覧いただこうということになりました。館長でNPO日本アンリファーブル会の会長でもあるアノ奥本大三郎先生にOKをいただき,早速に各自が作品を持ち寄り,3月から展示が始まりました。
 今回掲載の「蝶の顔クイズ」はその中の企画の一つというわけです。

2011.8.12 最近,幼虫がアリに育てられる蝶を撮る機会が増えました。ムモンアカシジミはもちろん,チョウセンアカ,キマダラルリもそうです。こうなると,同じ境遇(?)で育つゴマシジミ,オオゴマシジミ,クロシジミを “モノ”にしたくなります。(ムモンアカにシャッターを2回しか押せなかった悔しさを抑えて・・・)

2011.7.27 自分でいうのもおかしいですが,“思いは通じる”ことを体験しました。毎回,撮影に出かけるたびに下草に止まっている,特にメスを探し続けていました。チョウセンアカシジミもルーミスシジミも,幸運にもそうして見つけました。
 キリシマミドリシジミは,間近に見たことも手に乗せたこともないので,まずネットを振りたくなると思っていましたが,目の前にメスが現れたとき,まずカメラを構えシャッターを押すことを選びました。そのことには自分でも納得しています。 もっともネットが十数メートルも離れたところに寝かせておいてあったこともありますが,今でも不思議です。(キリシマ♀に出逢えた幸運に際して)

2011.7.10 これまでもそうですが,一度の撮影行で (蝶の)顔を撮らせてくれるようなことはありません。目的の蝶にめぐり逢って,正面に向かい合って,クローズアップまで近づけて,光が十分にあって(つまり目玉全体にピンが合うように絞り込めて),風が無くて・・・というような条件がそろうことはまずありません。
 この中でも,まずめぐり逢えなければ何も始まりません。ついで “光”と“風”の条件はコントロールできませんが,そのほかは “腕”が出来栄えを左右します。
 実は,ファインダーを覗いているときは 「いいぞいいぞ,今回はいただき」と思っても,ソフトでピントチェックをするとがっかりすることが多いのです。修行が足りないと感じるときです・・・。(キマダラルリツバメに出逢って)

2011.6.18 去年からこのところ,
これまで図鑑か標本でしか見たことも無かった,それもめったにお目にかかれない種類を撮影できる機会に恵まれました。子どものころから図鑑や事典のページを繰って,またビデオを見ながらあこがれていた蝶ばかりです。これもOno師匠の誘いと,最近,専門家の指導を受けることになったおかげです。
 お二人からは,まだまだ山あり沖縄あり,外国もあるよ・・・と言われていますが,情けないことに腹筋・背筋の衰えが応えるようになり,「先行きどうなることか」と,出かけるたびに他人事のように思っています。
(チョウセンアカシジミに出逢って)

2011.6.8 今回のオオルリ撮影計画は,メンバーピックアップの都合で所沢を午前1時に出ました。下草に休んでいるオオルリを思う存分撮影するとなると,日の出前に現地着が必要!・・・とのことでした。何年振りかの徹夜(といえるかどうか)ですので,どうなるか気にしていたのですが,何の不都合もなく帰ってくることができました。体力は無くとも気力があれば何とかなる・・・というお話し。

2011.5.10 物の本によると,山形県鮭川村は,同県戸沢村・大石田町・西川町,長野小谷村・飯山市,秋田鳥海山麓と並んでギフとヒメギフの混生地として知られているとのこと。ほぼ同時に見られると聞きましたが,ただし,今年は例年にない大雪で発生が大幅に遅れ,そして両種の発生時期もずれるかもしれないとの寂しいお話しがありました。
 少しがっかりしていましたが,たった一頭でもページトップのカットが撮れたことで,今では幸せな時間だったと思えます。
ご指導いただいた先生方,ご案内いただいた現地専門家の方に御礼を申し上げたい気持ちです。・・・温泉も最高でした。

2011.4.6 例によって小野師匠の車で,4月2日・4月6日と出かけました。両日とも昼間の気温が高い予報で,期待したのですが,2日は1時間ほど蝶の影がなく,6日もポツリポツリでした。今年は発生が遅いのでしょうか・・・。
 そんな中で,クローズアップが撮れたのは幸せといっていいのではないでしょうか・・・。

独り言


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