タイで購入した,トロピカルフルーツの代表格の適度な酸味と濃厚な甘さの「マンゴー」と「マンゴーのディップ」

2015(平成27)年12月18日

 「マンゴー」は,ウルシ科マンゴー属の果樹,そしてその果実をさします。

 「マンゴー」の原産地は,インドからインドシナ半島周辺のようです。

 「マンゴー」は,4000年以上前からインドで栽培が始まっているようです。

 「マンゴー」の木は,常緑高木で標高は40メートル以上にも達するようです。

 トロピカルフルーツの代表格である「マンゴー」の実(以下「マンゴー」といいます。)は,ウルシの木が持つウルシオールに似たマンゴールというかぶれの原因となる物質を含んでいるので,マンゴーを大量に食べると唇がかぶれてタラコ唇になるので注意が必要です。

 マンゴーの果皮は,やや厚く強靱(きょうじん)です。

 マンゴーの果皮の色は緑色,黄色,リンゴの熟したような赤色などがあります。

 「マンゴー」が完熟すると,松ヤニにたとえられる独特の芳香をはなち,果汁が多くなめらかな口当たりでとても濃厚な甘さがあります。

 「マンゴー」は,中心にある大きな種にそって切り,生のまま食べるのが一般的です。

 完熟したマンゴーは,果肉がとても柔らかくジューシーでとても濃厚な甘みがあります。それに対して,未熟果の緑色をしたマンゴーは,果肉がパリパリとした歯応えで固く,酸味も強いので,唐辛子入りの砂糖と塩を混ぜたものにつけて食べます。

 とても歯応えが良くサッパリした酸味を楽しむことが出来ます。

 その他に,とても濃厚な甘さの「マンゴージュース」にしたり,甘くてスッキリした酸味のある「グリーンマンゴージュース」にしたりします。

 更に,マンゴーの果肉を乾燥させて「ドライマンゴー」にします。

 これは,タイのスーパーやタイの空港の売店で沢山売られています。

 「ドライマンゴー」は,日本に持ち込んでも検疫検査は不要のようです。

 そして,未熟果のマンゴーを,サラダに入れたり,チャツネにしたり,唐辛子や干しエビやナンプラー(魚醤)を混ぜてディップ(クリーム状のソース)にしたりしていると思います。

 私がタイに行ったときは雨季があけた11月だったので沢山の美味しいマンゴーがありました。

 「マンゴー」は,体内でビタミンAに変わるβカロチンの量が多く,βカロチンが細胞の老化を抑える抗酸化作用があることから肌の健康維持やガン予防の効果が期待できます。また,貧血予防に良いとされる「葉酸」や,腸の働きを整える食物繊維も豊富で,「マンゴー」は美容と健康にとてもよい果物です。

 なお,「マンゴー」に関しては,

2014(平成26)年7月7日沖縄県宮古島特産の「完熟アップルマンゴー」

2012(平成24)年11月14日フィリピンの「ペリカンマンゴー」と「マンゴージュース」&「グリーンマンゴージュース」

2006(平成18)年8月11日ベトナム料理の食材,料理,並びに果物,そして料理店等の第一,3果物マンゴー

でご紹介しています。

 また,「果物の王様」とか「果物の魔王(サタン)」と言われる「ドリアン」に関しては,

2015(平成27)年12月12日タイの,「果物の王様」と言われ,また「果物の魔王(サタン)」とも呼ばれる,強烈な臭いと濃厚な美味しさの「ドリアン」のドライドチップ,フリーズドライの「ドリアン」,「ドリアン羊羹」等の「ドリアン」のお菓子でご紹介しています。


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