水中写真は潜らないと撮れません。撮影時間が短すぎるのです。
練習時間が短すぎるのです。
水中写真がうまくなりたければ、写真がうまくならないとダメ。
練習しないとね〜〜〜
陸撮しましょ〜
僕も陸では全く撮りませんでした。旅行にカメラも持っていきませんでした。
水中写真の練習のために陸撮始めて10年・・・。
ロケハン、光り輝く場所の見つけ方、コントラストの判断、構図、、、
陸撮したおかげで、今、水中写真が撮れています。
練習です、慣れです、理論を手に下ろすのです。絶対効果的です。
皆さん、大事な大事なカメラを持っていますね。
それ、小雨でも気にせず撮れますか?
それ、砂浜に置けますか?
それ、藪の中に突っ込めますか?
それ、通勤中持てますか?
それ、裸でカバンに突っ込めますか?
それ、夏の車中に置けますか?
それ、いつも身近に転がしておけますか?
それ、防湿庫などに入れずに放置できますか?
それ、壊れても笑えますか?
もちろん無理です、僕も絶対無理です。大事だもの(^O^)
ベントレーやフェラーリでイオンへ買い物には行かない。軽自動車で行くんです。
お気に入りの服・高価なスーツで、ペンキ塗りはしないし、家庭菜園にもいかない。ジャージを着るんです。
大事じゃないカメラがいるんです。
小さくて、安くて、使い捨てに出来る、大事じゃないカメラが・・・。
水中マクロ写真なら真面目にカメラを選びます。
野鳥撮影・昆虫撮影・星空撮影・撮影旅行ならば、適した性能の機械が必要です。大事なカメラが必要です。
しかし、日常のお散歩カメラには、性能など不要です。腕でカバーできます。
カメラという機械は、レンズと素子があれば写ります。
・エントリーモデルの安いカメラ(中古で可)
・10−20mmの安いズームレンズ(中古で可)
・20−150mmの安いズームレンズ(中古で可)
2021年現在、新品で3点総額7〜12万円、中古で3点総額6〜10万円です。
僕の2021年保有機材はこれだけ。
D3500(新品購入¥39000)
10-20mmズーム(新品購入¥34000)
18-135mmズーム(2010年頃レンズキットで購入)
これで、10-135mmまでカバーできますので全て撮れます。
交換レンズは持ち歩かず2本のどちらかをつける。
手首に、ランヤードでぶら下げる。
これだけでいいんです。これですべて撮ってます。
陸撮が趣味の人は大事なカメラを持って狙った被写体の所へ撮影旅行に行って下さい。
今回はもっと身近なお散歩写真です。そしてこれがものすごく役に立ちます。
カメラだけぶら下げて、近所の公園、河原、路地裏、商店街、イオン、、、ただの散歩です。
撮影目的など持ってはいけません。同じ道をうろうろウォーキングです。
そして、同じ風景、同じ木、同じ海、同じ道、同じ店で、光り輝く場所を探すのです。
風は吹き、葉は落ち、晴れるとシャドーが入り、曇ると影の無い世界が出来ます。
木漏れ日で玉ボケが撮れ、横断歩道でスローシンクロが撮れます。
コントラストを探すのです。構図を探すのです。
有名な綺麗な特別な場所への撮影旅行は、被写体があります。
ハナゴンベの幼魚を、ホムラハゼを、撮りに行く時と同じです。
違うのです。素晴らしい被写体が目的ではないのです。
ロケハン能力・光り輝く一瞬を見つける能力で撮ることが目的です。
あなたがロケハンし、あなたが探したものを、あなた自身で考えて、撮るという行為が目的です。
どこにでもいるカンザシヤドカリの中から、光輝く1匹を見える能力を磨くのです。
だから、いつも同じ所でお散歩が良いんです。同じ場所を見るんです。いつか光り輝きます。
もちろん無意味に枚数撮っても、何の役にも立ちません。
構図・明度コントラスト・色相コントラスト・彩度コントラスト・前ボケ・玉ボケ・ローキー・ハイキー・逆光・順光、ちゃんと勉強して準備して下さい。そうすればいつか、輝きます。
輝かないならば・・・明日もお散歩です。輝きだすまで、輝きが見えるようにあなたがなるまで、お散歩は続くのです。
お散歩は僕らの基本能力・見る力の練習だとしたら、こちらはより実践的・具体的なシュミレーションです。
●レンズは水中と同じマクロレンズ
●1m以内の近接撮影
●昼の室内。夜、電気をつけた部屋でもOK十分。仕事終わってから遊んで
●花とか身の回りの小さいもの
●背景は、その辺のもので工夫しよう
構図やボケの練習です。昼の屋外では明るすぎますので、室内や夜の室内の方がさらに実践的です。
●フラッシュ撮影。内蔵フラッシュを使おう。ハウジングに入れて水中フラッシュ光らせてもOK。
●ライトを使おう。
水中撮影は自然光撮影ではなくフラッシュ光の撮影です。フラッシュを使った方がより実践的です。
ライトも使いましょう。ライト撮りの練習のみならず、フラッシュ撮影の光の回し方や影の作り方はライトでも同じです。
100均のLEDライトや安い三脚があるとより楽しく遊べます。
(注意)水中ライトの多くは陸上で使えないまたは時間制限があるので注意してね。水中フラッシュも陸では放熱が悪いので連射しないでね。
人に公開するレベルのものではありません。偉そうに言うんだから恥もさらけ出さないとね。
皆さんには、なんでもない写真。しかし、僕が見つけて僕が撮った僕だけの写真。
このコントラストを撮ろう、この構図で撮ろう、玉ボケを作ろう、シャドーを作ろう、ハイキーに、ローキーに、、、
1枚1枚に課題があり、僕には光輝いているのです。
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すべて事務所や庭です。家で遊べます。
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