数式


(クリックして大きくしてみて下さい。)

 記号  説明 文字色
 L(nature) 青い自然光量 青色
 L(light) 水中ライト光量 七色・レインボー
 L(strobe) 七色のフラッシュ光量 七色・レインボー
 L(sosi) カメラの素子上に入る光量
写真を作る光量
青+七色
 L(sosi・ISO100) ISO100の時に写真を作る光量 青+七色
 n1 水中ライトの個数  
 n2 フラッシュの個数  
発光量ではなくレンズに入る光量とする。
ライト光はフィルターなどで変化するが通常七色なので暫定的に七色とする。

●シグマ・Σ を見ると拒絶反応を示す人がいると思われるが・・・ライトとフラッシュは複数個使用するため、『全部足した光量だよん』という意味に過ぎません。

●定数などすべて省略していますので、実際に数値を計算する式というよりも相関関係を表す式として使って下さい。
色付きの数式だしね〜〜

●これ以後、青文字ボー文字は、書けないので、同色になっていますが頭の中では色付けてね。

日本語翻訳

日本語に翻訳しますと・・・

 ・(青い自然光+ライト光)×SS+七色のフラッシュ光  ・

  Fの2乗  
 = 写真を作る光 
       
ISO100の時写真を作る光 ×   ・100 ・

ISO
 =   写真を作る光

第一章の数式

第一章ではISO感度は100で固定です。

  ISO100の時写真を作る光 ×   ・100 ・

100
 写真を作る光
 ∴  ISO100の時写真を作る光 写真を作る光 



またターゲットライトは付けているかもしれませんが、第一章ではその影響は簡略化し考えていませんでした。

   ・(青い自然光+ライト光)×SS+七色のフラッシュ光 ・

  Fの2乗  
 = 写真を作る光 
代入 ライト光  0 
       
 ∴ 青い自然光×SS+七色のフラッシュ ・

Fの2乗
写真を作る光
この数式が、第一章の数式です。   

第一章を数式で解く

 ・青い自然光×SS+七色のフラッシュ光 ・

  Fの2乗   
写真を作る光

●七色のフラッシュ光とSSは無関係・SSは青い自然光に掛け算ですからSSを変えても七色のフラッシュ光は変化しません。

●SSは青い自然光量を変化させる・掛け算してるんだからSS変われば青い自然光量変わります。

●SSを変えると『青無し暗く・青明るくなる』SSは青文字にしかかかっていませんので、青の量が変化します。レインボー文字には無関係です。

●前景・中景はフラッシュと青い自然光がありますのでこの式のままです。

●後景は、フラッシュ光は反射せず、無いので

   ・青い自然光×SS+七色のフラッシュ光 ・

Fの2乗   
写真を作る光
代入 七色のフラッシュ光  0 
       
∴  青い自然光×SS

Fの2乗
写真を作る光

この数式が後景の数式となります。  
青い自然光だけが関係する事SSで変化する事・F値でも変化する事
すべて式に現されていますね。

●前景の青被りを直してみましょう。

   ・青い自然光×SS+七色のフラッシュ光 ・

Fの2乗   
写真を作る光

青+レインボーの写真を作る光に、青い自然光が多すぎて青被りです。そこで青い自然光を減らしたいのです。
SSを掛け算しているので小さく(速く)すればいいです。青い自然光が減ると写真を作る光自体少なくなります、アンダーになる?そこでカメラは適正露出を維持するためにフラッシュのTTLにもっと光れと指示を出します。結果、SSを速くして青い自然光が減り、その分TTLで七色のフラッシュ光が増えるため写真を作る光は適正露出のまま青い自然光の比率が下がり、青被りは解消されるわけです。
またFの2乗で割り算しているのでFを大きく(絞る)しても青は少なくなります。七色のフラッシュ光も同時に少なくなります。Fはフラッシュ光にも影響している事も現されています。カメラは適正露出を維持するためにフラッシュのTTLにもっと光れと指示を出します。結果、Fを絞り青い自然光と七色のフラッシュ光両方が減り、その分TTLで七色のフラッシュ光が増えるため写真を作る光は適正露出のまま青い自然光の比率が下がり、青被りは解消されるわけです。

数式に現されない事

あくまで光の量と比率の相関関係式です。この数式では現わせない事もあります。
例えば・・・
対処の優先順位
デメリット
被写界深度が変わる事
ボケ値に関わる事
青の質
など・・・
光の量と比率以外の事は数式には現されていないため、それは頭の中で別途考えながら数式を読み解く事になります。

どうっすか(^O^)数式

この後も今まで、学んできた事を数式で解いていきます。興味がある方は読んで数式について理解して下さい。これが理解出来ると光の量と比率についてはいかなる場合でも読み解けます。単に数学の問題になります。
例えばもし仮にアクセントライトの水中ライトを赤色のフィルターかけたら?数式の L(light)を赤文字にすれば良いだけです。

出来そうな方は頑張って下さい。分からない事に出会った時、新しい撮り方を思いついた時、この数式に戻っていただければ、非常に助けになります。
実際、僕はこの数式を考え付いてからは、様々な事に理解が理論的に一気に進みました。

自慢!!!自慢のぶつぶつ〜〜〜〜〜

この陸上での数式は、まぁ書き方は違いますが、大昔からどこにでも載ってます。書き方が違うだけで陸で写真を撮れちゃったではなく、撮ってる人なら全員理解している内容です。ある意味常識です。
これを見ながら1990年代は悩みました。水中では役立たずなんです。何を読んでも、誰に聞いても、『水中は特別だから〜』で、お終いだったんです。2000年代に入り、ようやくちょっと自分で理解出来始め、自分で何度も何度も数式を書き直しました。書いては、撮りに行くと矛盾が出て、捨てて、書き直して、撮りに行って・・・の繰り返し。完成したのは2010年頃でした。その後ライト撮りなどにも対応した完全な数式が出来たのは数年後。実に20年以上かかってしまいました。

どうですか?
実に美しい数式です。今でも見ると、にやけてしまいます。完成した時は、PCの画面いっぱいに映しながら、数式あてに、数時間飲めましたよ(^O^) スルメより長持ち〜〜

どやぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜どやぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜
誰か褒めてくれ〜〜〜〜〜〜〜
だって、嫁に喜んで見せたら、、、
  「へぇ・・・」 って言いよった・・・(T_T) 

「へぇ・・・」って・・・(T_T)


「へぇ・・・」って・・・

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