数式(4)

第四章は、数式で解くものはなさそうです。

第五章へ行きましょう。

第五章の数式

ISO感度を動かしますので、フルの数式です。

 ・(青い自然光+ライト光)×SS+七色のフラッシュ光 ・

Fの2乗
 = 写真を作る光 
       
ISO100の時写真を作る光 ×   ・100 ・
ISO
 =   写真を作る光

第五章を数式で解く

●ISO感度・青い自然光量が足りない場合。
少ない青い自然光量の時に写真を作る光に青い自然光量を増やすには・・・

 ・青い自然光×SS+七色のフラッシュ光 ・

Fの2乗
 = 写真を作る光 

青い自然光量に数式で関係しているものはSSの掛け算とFの2乗の割り算です。従ってSSを大きく(遅く)すれば、または、F値を小さく(開く)すれば青い自然光量は増えます。F値を動かすと被写界深度が変わり絵コンテが変わるため、SSを遅くして、SSの限界が来た場合F値を開ける。
が・・・ISO感度を使わない考え方。

ISO感度を使う場合の数式は・・・

   ・青い自然光×SS+七色のフラッシュ光 ・

  Fの2乗  
 = 写真を作る光 
 代入 ISO100の時写真を作る光 ×  ・100 ・
ISO
 =   写真を作る光
 ・青い自然光×SS+七色のフラッシュ光 ・
Fの2乗
=  ISO100の時
写真を作る光
×  ・100 ・
ISO


ISOを上げると右辺は小さくなり、不等式になる。露出オーバーになる。

 ・青い自然光×SS+七色のフラッシュ光 ・

Fの2乗
ISO100の時
写真を作る光
× 100
 ・ISO(大きく) ・


カメラがフラッシュTTLに発光量を下げる命令を出す。等式に戻る。

青い自然光×SS+七色のフラッシュ光(小さく)
Fの2乗
ISO100の時
写真を作る光
× 100
ISO(大きく)

結果、青い自然光量の比率が上がる。

SS・ISOのどちらを使っても良いがメリット・デメリットで優先順位が決まる。ここは数式じゃないので元の章で・・・。

●ISO感度・七色のフラッシュ光がフル発光しても足りない時、露出アンダーです。写真を作る光に対して実際のカメラに入る光、左辺が少ないのです。この状態を数式にするとこんな不等式になりますね。

 ・ 青い自然光×SS+七色のフラッシュ光 ・
Fの2乗
  写真を作る光 

露出アンダーなので右辺より左辺が小さく不等式になっている。これを等式に戻すには左辺を大きくする。

(F値を使った対処)
左辺はF値の2乗で割り算されているためF値を小さく(開く)と左辺は大きくなり等式に戻れる。F値を開くと露出アンダーは直るが、被写界深度は変わり絵コンテが変わるデメリットがある。

 ・ 青い自然光×SS+七色のフラッシュ光 ・
Fの2乗(小さくする)
写真を作る光 


(SSを使った対処 )
青い自然光にSSが掛け算されている。従ってSSを大きく(遅く)すれば青い自然光量は増え左辺が大きくなり、不等は解消され等式に戻る。しかし、青い自然光が増えるため、青被りが起こり絵コンテが変わるデメリットがある。

 ・青い自然光×SS(大きくする)+七色のフラッシュ光 ・
Fの2乗
写真を作る

が・・・ISO感度を使わない考え方。

ISO感度を使う場合の数式は・・・

 ・青い自然光×SS+七色のフラッシュ光 ・
Fの2乗
  写真を作る光 
 代入 ISO100の時写真を作る光 ×   ・100 ・
ISO
 =   写真を作る光

 ・青い自然光×SS+七色のフラッシュ光 ・
Fの2乗
  ISO100の時
写真を作る光
×   ・100 ・
ISO


ISOを大きくすれば右辺は小さくなり等式に戻る。

 ・青い自然光×SS+七色のフラッシュ光 ・
Fの2乗
ISO100の時
写真を作る光
×  100
 ・ISO(大きく) ・

結果、七色のフラッシュ光の光量不足は解消される。画質に問題が無い程度ならばデメリット無し。


F値・SS・ISOどれを使っても良いがメリット・デメリットで優先順位が決まる。ここは数式じゃないので元の章で・・・。



●ライト撮り。
フラッシュは使いませんので、フラッシュ光は0です。

   ・(青い自然光+ライト光)×SS+七色のフラッシュ光 ・
Fの2乗
 = 写真を作る光 
代入  七色のフラッシュ光
       
 ∴  ・(青い自然光+ライト光)×SS ・
Fの2乗
 = 写真を作る光 
 代入 ISO100の時写真を作る光 ×   ・100 ・
ISO
 =   写真を作る光
 ・(青い自然光+ライト光)×SS ・
Fの2乗
=  ISO100の時
写真を作る光
×   ・100 ・
ISO
 青い自然光+ライト光 =  ISO100の時
写真を作る光
×   ・100 ・
ISO
×   ・ Fの2乗 ・
SS

F値・SS・ISOのどれを操作しても青い自然光とライト光の比率を全く変える事が出来ない事がわかりますね。色変化が出来ない訳です。

ライト光の強さを変えたり、置く場所を変えるとライト光量が変わります。左辺と右辺が不等式になります。というかライト撮りの場合、オートを使わない場合、最初は不等式からスタートですね。

 青い自然光+ライト光
< 
ISO100の時
写真を作る光
×   ・100 ・
ISO
×   ・ Fの2乗 ・
SS

F値・SS・ISOのどれを変更しても不等式を等式にする事は可能ですね。
F値・SS・ISOどれを使っても良いがメリット・デメリットで優先順位が決まる。ここは数式じゃないので元の章で・・・


●アクセントライト

 ・ (青い自然光+ライト光)×SS+七色のフラッシュ光 ・
Fの2乗
 = 写真を作る光 
       
ISO100の時写真を作る光 ×   ・100 ・
ISO
 =   写真を作る光

この数式そのままです。
『アクセントライトには新しい事は何1つありません。今まで学んだ事の組み合わせだけです。』と書きました。それは数式でも同じです。新しく解説する事は時にありません。ただこの数式を見て考えてもらえればいいだけです。
簡易的に下の数式でもいいですね。

 ・(青い自然光+ライト光)×SS+七色のフラッシュ光 ・
Fの2乗
ISO100の時
写真を作る光
×   ・100 ・
ISO

??????

はいはい〜気にしないで下さい。数式分からなくても大丈夫です。

 ・(青い自然光+ライト光)×SS+七色のフラッシュ光 ・
Fの2乗
ISO100の時
写真を作る光
×   ・100 ・
ISO

まぁ、これだけ何処かにメモって、見て下さい。細かい事分からなくても、なんとなぁぁく、役に立ちますよ、きっと。

Designed by CSS.Design Sample